今回は“あくたん卒業”特別編!
あくたんとオリ主のライブ前の会話と、過去の話を書きました。
急ぎで書いたのでミスもあるかもしれませんが暖かい目でご覧下さい!!
※特別編 “あてぃし”最後の日…
「湊あくあは8月28日をもって、ホロライブを卒業します」
あまりに突然の出来事に、その場でスマホを落とし、立ちつくしてしまった…。
Vtuber仲間としてではなく、彼女のファン“あくあクルー ”の立場として彼女の卒業を知った。
「うそでしょ…」
別れは突然に…
6年間もホロライブというブランドを支え続け、Vtuberとしての軌跡を築きあげていたあくあさん…。
6年前から僕は知っている。
僕がまだ、Vtuberになっていないほどの前から…。
ホロライブの箱推しを始めたのも6年前…。
自分で目標を立て、どんな困難が立ち塞がろうとも振り返ることなく前へ進むことだけを考え、僕たち…リスナーとともに、みんなのために壁を乗り越えて達成を自分たちと分かち合う姿に惹かれて…。
リスナーだった頃も彼女らの頑張りや喜びに心が躍動していたのを覚えている。
今の僕があるのは彼女らの影響が強い…。
だからこそ言っていない言葉がある…。
必ず伝えなきゃいけない言葉が…!
湊あくあ卒業当日…
「もうすぐでライブ…緊張する……」
今でも手が震える。未だにもうすぐで卒業という実感が湧かない…。
「まだ、続けたいなぁ……」
今日が最後…。明日になればあてぃしとはお別れ、、
目を瞑ると今までの思い出が…いや、、何気ない毎日全ての景色が蘇る…。
最後の配信でやりたいことリストの確認は終わった。
全て達成できたとクルーのみんなには話したけど、でも…やり残したことがないと言えば嘘になる。
これからも配信を続けたいし、クルーのみんなとお別れしたくない…!
それに……
「まだ、、伝えられてない…ハヤテくんに……」
あの頃のお礼を…自分の気持ちを………。
これからは、ハヤテくんをリスナーとして応援していくことになる。
もうハヤテくんの隣は歩けない。
みんなとのお別れ、、それを考えるだけで涙が溢れそうになる。
でもこれはライブの最後までとっておかなきゃ…。
「いや、、だなぁ………」
ぽろっとそんな言葉がこぼれる…。
今日で終わることはもちろん曲げないし、これからの将来についてももう決めている…。
でも…………………。
「また、そんな顔…してるんだ…!」
突然声をかけられ、頭から水をかけられたかのように頭が真っ白になる。
振り返るとそこにいたのは……
「どこぞのランクの企画やってる時もそんな顔してたよね…」
「は、、ハヤテ…くん??」
ここにいるはずのない彼の姿に、あてぃしは走馬灯のように記憶が蘇る…。
カチカチッ…カタカタカタ
「はぁ〜、先はまだまだ長いなぁ〜……」
某FPSゲームでソロマスターという高い目標を立てたが、その年のうちに達成することはできなかった…。
もちろん悔しいし、いつか再挑戦すると決めてはいるものの始めるまでの一歩が踏み出せずにいる。
次もまた失敗するかもしれない、やっぱり自分には高すぎる目標だったのかもしれないと……。
たまたま仕事で行った事務所…。
最近噂の彼はそこにいたのだ。
「あ…!湊あくあさん…ですよね?」
コミュ障陰キャ爆発!
「あ、、えと……ハイ、ソウデス」
あてぃしの反応を見た彼はハッとした顔をして…
「あぁそうでした…根っからの陰キャだったの忘れてた……」
グサッ……!
悪気はないんだろうけど、あなたの言葉はあてぃしにいい感じに刺さったよ。
「え〜っと…僕は疾風ハヤテって言います!えと〜…あ…!僕もソロマスター目指してるんですよ!」
「…えっ……?」
「ついこないだダイヤになって〜…」
あ、あてぃしと同じくらいだ…。
「一ヶ月前からこのゲーム始めたんですけど…」
「…い、一ヶ月まえ!?ゲームを…プレイし始めたのが……?」
「はい!」
す、すごいや…一ヶ月なんてようやくエイムが定まってくるくらいだと思うんだけど…。
「始める日に24時間射撃場に籠るっていう配信したんですよね…。その時にエイムとかリコイル制御とキャラコンもマスターして…」
「す、すご…!」
ば、ばけもんだわこの子…。
…うん、こういう子がソロマスターとか達成するんだろうな…。
あてぃしにはやっぱり無理な目標だったんだな…。
視線が自然と落ちかける…。
「僕ずっとあくあさんの配信見てるんですけど、僕もこうなりたいと思ってソロマスターチャレンジ始めたんです…!」
「…え?」
「あくあさんは決めた目標に進み続けてどんな高い壁が現れても諦めず、むしろ今まで以上の熱意で取り組む姿に憧れました。そんなあくあさんみたいに僕もなりたくて同じチャレンジを一緒に達成しようと思って…!」
そうだった、そうだよ…!
あてぃしはそういう人だった…。
負けず嫌いで誰にも負けたくない…!
こんなあてぃしを応援してくれる人がいて、、あてぃしに憧れてくれる人がいて………。
負けず嫌いな自分のためにも、応援してくれて憧れてくれる人たちのためにもあてぃしは…!
そこから二ヶ月以内に2人はソロマスターを達成するのだった……。
「僕になーんも言わずに卒業なんてさせないよ」
「どうして、、ここに入れるのは…」
「僕だって言いたいことくらいあるよ?」
ハヤテくんの顔が見れない。
後ろめたい気持ちがあるのもそうだけど…今見たら、、涙が……!
「あくあさん」
頬に彼の手が触れ、無理やり顔を合わせられる。
怒られるのだろう、、何も言わなかったことに関して…。
意を決して彼に目を合わせる…。
えっ…?
彼はあてぃしを見て微笑む。
「ありがとうございました…!」
彼の目はかすかにだが潤んでいた。
「ずっとあくあさんの姿に憧れて、後ろを追いかけてきました。おかげで僕もリスナーが増えて自信もついて…あなたの隣で同じ道を歩めるようになりました…!」
「あくあさんの背中が僕の心を支えてくれていたんです…だからお礼がずっと言いたかった…!」
そ、そんなことなんて…!
「あ、、あてぃしも!ハヤテくんに助けられた…!」
言わなきゃ…ここしかいう機会がないんだから…!涙が溢れようとも関係ない!
「ハヤテくんがいなかったら、あてぃしはあの時…ブルーな気持ちのまま全てを投げ出して終わってたかもしれない……。アナタがいたからあてぃしはこんなに…みんなに祝われながら最後まで楽しんで終われるんだよ…!!」
涙が溢れ出てしまう。
彼は優しく抱きしめてくれる。
そして彼は、ライブまであと10分の時まで一緒にいてくれた。
「ライブ頑張って下さいね!」
「うん!それにしても、まだたまに敬語だよね?やめてよって言ったじゃん!」
「なかなか慣れなくて…!最後のライブずっと見てるからね!」
「うん!行ってくる!!」
クルッと向きを変えハヤテくんに背を向ける…。
『(本当にありがとう…!)』
お互いがそう思ったのだった…。
僕は向きを変えて歩きだそうとするあくあさんの背中を見つめる。
「あ、あともう一つ…!」
もう一度こちらを振り返り、駆け寄ってくるあくあさん。
「大好きだよ…ハヤテくん」
そのままあくあさんの顔が近づいてきて………
「………っ!?///」
「それじゃ…!///」
そう言い残し、あくあさんは卒業ライブへの…そして未来への大きな一歩を踏み出したのだった…。
改めてありがとうございました!
そして今まで本当にお疲れ様でした!
みんなを楽しませてくれて、色々な夢を見させてもらって本当に忘れられない時間を過ごさせていただきました!
ここ最近でホロライブにハマってしまった作者ですが、切り抜きやまとめ動画でたくさん見させていただいて、僕の日常を楽しませてもらいました!!
本当にありがとう!!!
評価https://syosetu.org/?mode=rating_input&nid=349562
感想https://syosetu.org/?mode=review&nid=349562
ゲーマーズでハヤテくんとのお話を見てみたいのは?
-
白髪コンビ“白上フブキ”
-
白黒コンビ“大神ミオ”
-
少し圧の強い“戌神ころね”
-
マイペース“猫又おかゆ”