推しの子の幼馴染は有名Vtuber   作:疾風“はやて”

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16話 先行試写会に呼ぼう

「とんでもないキラーパスが回ってきたものね〜…」

 

「ん?いまいちわからないんだけど…どゆこと?」

 

かなちゃんが横で呟かれ、いまいち理解できていなかった僕はそう聞き返す。

 

皆が稽古場に集まり新しい脚本に目を通している。

 

そう、、ついに脚本が完成したのだ。

 

 

吉祥寺先生の助力もあり、アビ子先生と脚本家の間にあった障壁をできる限り無くして制作を行うことになったとのこと。

 

それによりとんでもない脚本になったと、かなちゃんが横で嘆いているのだ。

 

「多分だけど、台詞を削りまくって削られた部分は舞台独特の言動で表現する。そうすることで、時間短縮ができるし、キャラの特徴の掴める台詞は残っているからOK…。動きで表現できるとこは削ってもいいって思ったんだろうな…」

 

横で台本を見ていた姫川さんが説明してくれる。

 

「要するに、全部ウチらに丸投げってこと!あんたに分かりやすいように言うと、声を出さずに全身の動きと表情、そしてオーラだけで削られた台詞を観客に伝えろって言われてるのよ…!」

 

「おーまいがー……」

 

僕にできるかな…。

 

動き自体は細かいとこまで表現できるけど、そんなの舞台演劇じゃ意味がない。

 

どれだけ舞台としての演技に落とし込めるかが重要になってくる。

 

出演時間が短いことが不幸中の幸いと言ったところか…。

 

でも、僕よりも大変なのは…。

 

メルト…大丈夫かな?

 

僕としては、剣を振り回すこと自体は以前にひたすらやったから体の一部のように扱うことが出来る。

 

刀を使った大道芸を沢山やることで僕は、風輝としての再現力は申し分ないし、演技の面は補える。

 

セリフの無い間はそれで時間も稼げる。

 

ここからはひたすら自分の演技を磨いていくしかないな。

 

残り数週間……できることをやっていこう。

 

 

 

 

そして、時間は思ったよりも早く流れていった……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日の配信にて……。

 

 

 

「今日は逆凸配信をしていくよー!」

 

僕は元気に今日も配信している。

 

「今日の逆凸はねー?ずばり……」

 

“東京ブレイドのチケットを渡したい人に電話をかけてみます!!”

 

コメ欄

:おぉ〜!!

:ハヤテくんが逆凸とか珍しいね〜、、

:スバちゃんは確定か……?

:激アツ展開きちゃあ!!

:もうすぐ舞台かぁ!

 

「そうなんですよ!!」

 

コメント欄を見ながら僕は話す。

 

「自分的にお世話になった人とかにあげようとかは考えてて、正直30人近くの人にはあげたいけどね……!先行試写会分は余裕はあるけど10人くらいが限界だろうな〜」

 

僕とアクアとかなちゃんは事務所が被ってるし、どうしても余るんだよね。

 

先行試写会じゃない普通上映の足りない分は、自分でチケットを買って渡そうと思ってるけどね。

 

「とりあえずみんなと話し合っていこうかな?」

 

僕はコメント欄を見ながら考えていた意見を話す。

 

 

 

 

 

 

 

「とりあえず、僕的には多方面の企業にお世話になったし〜、でも…1番にホロライブの方には本当に助けてもらったので…!“谷郷元昭”社長には渡そうと思います!w」

 

コメ欄

:おいおい!w

:YAGOOは草すぎww

:確かに1番お世話になってるかもだがw

:なぜホロメンにしないんだww

:一番に出てくるのがYAGOOかい!!w

 

 

「はいはい、、YAGOOさんには頭が上がりませんのでね〜?もう連絡はしてあるし!めっちゃ遠慮されたけど……“そこまで言うなら、、ありがたくいただきますね?”って言ってくれたから!」

 

「はい!じゃあ、特別枠のYAGOOさんは置いといて!逆凸配信始めましょうか!じゃあ、画面にスライドを表示してと……」

 

カチカチ……っと!

 

「まずは一応こんな感じかな…?正直ここまで絞るのにも相当苦労いたしました……!」

 

 

 

【白上フブキ】

“ホロライブに所属していて…僕と初期の頃に初めてコラボを行っていただいた方で、その動画はすごく気持ち的にも動画の評判としても嬉しかった記憶があるから!!”

 

「ホロメンは、元々僕が推していたのもあるし……!お世話になった人ばかりだけど、フブちゃんはいちばん長い付き合いだし、相談にも乗ってもらってたからね〜!」

 

それじゃあ、逆凸していこうか……!

 

「早速、逆凸配信を開始していこう!」

 

僕はディスコーダーという通話アプリを立ち上げ電話をかける。

 

ピロリン!

 

「あ!フブちゃん?お疲れ様ですー!」

 

『……おはようごじゃいましゅ』

 

「ごめん寝てた……!?」

 

『いや、、そろそろおきるじかんだし…………。んん〜』

 

「今配信してるけど大丈夫そう?」

 

『あ、そうだったんだぁ…こんこんきーつね、白上デース……』

 

「めっちゃ眠そうだねw……顔洗って目覚ましてきな?」

 

わかったーと言ってフブちゃんは顔を洗いに行った。

 

「いやぁ〜かわいいねえ〜……」

 

コメ欄

:寝起ききーつね可愛すぎんか!!(歓喜)

:思わず抱きしめたくなるようなフワフワ感!

:ハヤテの心の声が漏れてる……!w

:すこんぶハヤテのご登場…w

 

 

『はぁ〜!スッキリスッキリ……!んで、なんの用かな?』

 

「実は、日頃お世話になってるあなたに僕が今度出演する“東京ブレイド”の舞台の先行試写会のチケットを渡そうと思います!」

 

『えぇ…!?!?がぁちっすか!!』

 

あ、そういえばこのオタクきーつねだったの忘れてた。

 

『そんなもの貰っていいの??』

 

「もちろん!1番お世話になった人を考えた時にフブちゃんが1番に浮かんだから!」

 

『えへへ〜!それは嬉しいですなぁ〜!ならありがたく見させていただきます!ちょうど見に行こうと思ってたし!!』

 

「わかった!チケットは今度渡しますので、ぜひ!これからも仲良くしてください!!」

 

『ありがとぉ〜!!楽しみが増えました!!』

 

「それじゃあ、またねー!」

 

プツっと。

 

「いやー、オタクきーつねだったことを忘れていた……。無事に受けとって貰えるらしいので良かったわ!」

 

そして次のスライド!

 

【湊あくあ】

“ホロライブに所属し卒業していった方で、よく一緒にFPSゲームをやらせていただいていた!同じ目標を掲げていた先輩で、よく背中を追いかけてました!”

 

「ホロライブ卒業生のあくあさんですね!通話は出来ませんが、ぜひ行きたいとのことでお呼びさせていただきました!」

 

 

次!

 

 

【ChroNoiR(葛葉・叶)】

“にじさんじ所属の葛葉さんと叶さんで、3人チームのFPSゲームに誘われて、絡むようになった!弟のように可愛がっていただき、2人のおかげで知名度や交友関係もどんどん広がりました!!”

 

「この2人は外せないですよ!VCRでもお世話になりましたし!マジで優しいお兄さん達です!早速、叶さんから通話をかけていきましょう!」

 

あの2人に通話をかけるのは難しいが、、

 

いかんせん売れっ子の方々だし、普通に連絡が取れない2人だからなー……。

 

 

 

ピロリン!

 

 

『…はーい、もしもーし』

 

「あ、もしもし!お疲れ様ですーハヤテです!」

 

『おつかれ〜。どうしたの?』

 

「今1人ですか?」

 

『いや?葛葉と“くろなん”の企画について軽く話してたとこだよ?』

 

「お!めっちゃ丁度いい!実はお2人に用事がありまして……!」

 

『そうなんだ、、はい今スピーカーにしたよ』

 

「葛葉さんお疲れ様ですー!」

 

葛『うい、おつかれーい!』

 

「いつもお世話になっている2人に、恩返しとして僕が出演する舞台の先行試写会にご招待したいと思います!」

 

叶『おぉ〜!配信で言ってた舞台か…』

 

葛『めっちゃいいじゃん!!』

 

「僕の兄と呼ばれるお2人にぜひ来ていただきたいと思いまして!チケットをお渡しさせていただきます!!」

 

叶『普通に嬉しいな〜、、僕そういうの意外と好きだからさ』

 

葛『まあ、弟の晴れ舞台を見守るのも兄の務めだよなァ〜!』

 

「ありがとうございます!感謝の意をこめてお2人にお送りします!」

 

叶『ありがとうね〜』

 

葛『サンキュ〜!!』

 

「出来れば楓姐さんも呼びたいんだけどね〜」

 

叶『あぁ、いいんじゃない?』

 

葛『あの人のこと姐さんって呼んでんのかよ…w』

 

「姐さんにはまた今度連絡してみます…!それじゃあお時間ありがとうございました!!」

 

ピロン……。

 

 

「今で5人分か〜!出来ればVTuberの人は先行試写会にしたいんだよね。その方が安心だと思うしね……!あとは、ぶいすぽからかな?」

 

次のスライドー!

 

【橘ひなの】

“ぶいすぽっ!に所属する方で、FPS中に偶然同じチームとなり仲良くしていただきました!僕の姉を勝手に名乗らないでください!どちらかと言うとお母さんの方が合ってると思います!”

 

「意外とデビュー日が近くてびっくりしたんだよね〜、、通話かけよ」

 

ピロリン!

 

「あ、もしもーし」

 

『もしもしー?お疲れぇー!!』

 

「テンション高いね…w」

 

『そりゃ大好きな弟からの電話だったら喜ぶでしょ!!』

 

「一応配信中だってことはわかっててね?あと姉にした覚えはないです……」

 

『それで?どうした弟くんよ』

 

「…地雷系女子みたいな格好してる癖に」ボソッ

 

『あぁ…?』

 

「えーっと、、お世話になってる人に舞台の先行試写会にご招待していてですね〜」

 

『えっ…!見たい見たーい!』

 

「わりとゲームの立ち回りとか教えてもらったのひなのちゃんだったしね…!」

 

『………家族枠ってやつ?』

 

「この話なかったことにしてもいいんだよ」

 

『すいませんでした…』

 

「もう1人ぶいすぽの方を呼ぶから、安心してね?」

 

『それはフツーに助かる!』

 

「それじゃあまた今度送らせていただきますね!」

 

『りょーかーい!ありがとね!』

 

「いえいえ!お互いがんばろー!」

 

『うん!あいしt…

 

ブツッ!!!

 

「よし、あと1人ですね〜!…え?まだなんか喋ってた?気のせいでしょ……!」

 

ラストの人!

 

【小森めと】

“ぶいすぽっ!所属の宇宙人らしいね。わりとしっかりしてる人で僕のことを周りから守ってくれるのは助かる!よくゲーム誘ってくれて嬉しかったな〜1対1でも全然気まずくないし!”

 

「程よい幼なじみ感があるよね〜!ってことで通話かけていきます!」

 

ピロリン!

 

『もしもしー、、どうしたのー?』

 

「めとちゃんお疲れ様ー!いま暇ですか?」

 

『うん、暇だけどー?』

 

「実は大事な話があって……」

 

『だ、、大事な話……!?』

 

「今度さ……会えないかな?」

 

『えっ……///』

 

驚きの声をあげたまま少し黙り込んでしまった。

 

「あの……めとちゃん?」

 

『わ、分かった……!///今度予定空けとくね!!』

 

「ありがと〜!じゃあその時にチケット渡しに行くから待っててー!」

 

『……ん?チケッ、、ト?』

 

「そう!お世話になってるし、東京ブレイドの舞台の先行試写会に来て欲しいなーと思ってさ!」

 

『あ、あぁ…!うん!!ありがとねっ……!ぜひ行かせていただきます!』

 

「そう言って貰えると嬉しいね!それじゃあまた今度ねー」

 

ブツッ……!

 

「はい!ということで、先行試写会に呼びたい人は全員に声をかけました!」

 

「ほかにもこの配信を見て着たいと思った方がいれば先着順でチケットをお渡しします!また、普通上映のチケットであればお渡しできますので、気軽にお声がけ下さい!!それじゃあ!おつハヤ〜!!」

 

 

 

そして、舞台の幕が開くのだった……。

 

 

ReGLOSSでハヤテくんとのお話を見てみたいのは?

  • いや…本田はやめてください“一条莉々華”
  • う、うん!その絵…何?“儒烏風亭らでん”
  • 僕はホストに向いてないって“火威青”
  • パッパにはなりませんよ…?“音乃瀬奏”
  • 「今日から僕は…!」番長だ!“轟はじめ”
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