推しの子の幼馴染は有名Vtuber   作:疾風“はやて”

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今回ちょっぴり文字数多めです


19話 家族

「ただいま〜母さん」

 

「あ、お帰りなさい!」

 

廊下の奥に母さんがいたため挨拶する。

 

「せっかく近くに住んでるんだからもっと帰ってきてくれても良いのよ?」

 

奥からパタパタと音を立てて母さんが出迎えてくれた。

 

「ごめん、、最近はずっと忙しかったからねー、あ…!チケットもらってきたよ?」ピラピラ

 

「ほんと〜!?父さんも楓も喜ぶよー!」

 

楓は僕の妹である。

今日帰ってきた理由は、僕のことについてだ。

 

アクアと血が繋がっていた…。

それは紛れもない事実。

 

「あ、、」

 

「あ、ただいま楓」

 

僕が廊下を歩いていくと、妹の楓と鉢合わせた。

 

「…うん、、おかえり……」

 

うちの妹は、中学生にしては大人っぽく落ち着いていて、見た目は悪くないと思う。

 

スタイルもいいし、顔も母さんに似て綺麗である。

 

本人は自分に自信が持てないのか少しばかり陰のオーラを放ってはいるが……。

 

「ほら、東京ブレイドの舞台のチケット!今度友達と見においでよ」

 

「うん…ありがと」

 

どこぞのゲーマーメイドを連想させるが、うちの妹の方が出来がいい。

 

決してシスコンではない。

 

「そうだ母さん…」

 

「ん〜?どうしたの?」

 

「急なんだけどさ……母さんの妹さんの話…聞かせてもらってもいい、、?」

 

母さんは少し驚いた顔をしつつも、僕の雰囲気から察したのか真剣な顔で“分かった…”と返事をする。

 

僕は部屋に荷物を置き、リビングへと向かった。

 

鼓動が少し早まる。

 

リビングに入ると、母さんと…母さんから話を聞いたであろう父さん、そして何も知らない楓がいた。

 

「…で、颯は楓花の何が聞きたいの?」

 

母さんは重そうな口を開いてそう言った。

 

「僕が聞きたいのは一個だけだよ、、僕の出生について」

 

母さんと父さんは驚いた表情を浮かべるが構わず続ける。

 

「この間、劇団ララライの偉い人と話す機会があって、その時に楓花さんの名前と死因を聞いたんだ……。なんでも、、僕と楓花さんの演技が似てるとか」

 

「そう、、」

 

バツが悪そうに俯く母さん。

 

楓はそれがどうしたのって感じの顔をしているが。

 

「楓花さんの命日は把握してた…。でも今までは母さんもあんまり思い出したくないだろうと思ってこの話題は避けてきた……」

 

この場にいるみんな、静かに僕の話を聞いている。

 

「でも、死因を聞いてハッキリした……。気づいたんだ…僕は、、」

 

 

 

 

 

「母さんたちとは、血が繋がっていないんじゃないかって……」

 

「えっ……!?」

 

僕の言葉に、楓は驚きの声をあげる。

 

「バレちゃったか…」

 

「ちょっと、、どう言うこと……?」

 

楓はまだ突然の出来事すぎて理解できていないらしい。

 

「颯、それに楓もごめんね…?ずっと隠してて…」

 

母さんが謝る。

 

「時が来たら、、と思ってたんだけどなかなか言い出せなくてね」

 

父さんも申し訳なさそうにする。

 

「颯の考えている通りよ、、楓花は颯の本当のお母さんで頑張ってハヤテを産んだけどそれと同時に…ね、、」

 

「楓花ちゃんは絶対に産むって聞かなかった…自分が死ぬかもしれないと分かっていても彼女の意思は固かったよ」

 

「それに、もし私がダメでも…お姉ちゃん達がいるからって」

 

とんでもない無茶言うな、、僕の実母…。

 

「そっか、、僕は大丈夫だから」

 

「私たちが本当の親じゃないって分かったら、颯に拒絶されちゃうんじゃないかって……」

 

母さんの目には涙がうかんでいた。

 

きっと言い出したくても言えなかった…。

僕にどう思われるかが怖くて、不安で、僕の活動にも影響が出るかもと色々考えてくれて…。

 

これらの思いは、僕のことを心から愛し…大切にしてくれているから、、本当に自分の子どもとして僕を見てくれていたからこそ生まれる感情だと思う。

 

改めて思った。

育ててくれた親が、この2人で良かったと……。

 

無理やり子どもを押し付けえられて、自分の子どもでもなかったら少なからず嫌悪感を抱く人だっているだろう。

 

 

 

 

僕は立ち上がり、母さんの肩に手を置く。

 

「安心して、母さんたちが僕をどれくらい大切にしてくれているかは伝わってるから……。母さんも父さんも、紛れもなく…僕の大切な親だよ。いままでも、、これからもずっと…!」

 

「ほぼ無理やり押し付けられた僕を大切に育ててくれてありがとう…おかげで僕はずっと幸せだよ」

 

僕はぎゅっと母さんを抱きしめる。

 

「……お兄ちゃんは、本当にお兄ちゃんじゃない……てこと、、??」

 

ぽつりぽつりと話す楓…。

 

「う、、うそだっ……!」

 

僕たちの会話を聞いていた楓は突然リビングから飛び出ていった。

 

「楓……」

 

急に告げられた衝撃の事実を受け止めきれなくなったのだろう。

 

部屋に向かった楓の背を見て、心配そうに名前を呟く父さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お兄ちゃん……」

 

「やっぱり私はお兄ちゃんとは違うんだ…」

 

僕の耳にギリギリ届くくらいの声量でポツリと呟く。

 

「私は、お兄ちゃんみたいに容姿が整ってるわけでもないし…明るくないし人気者でもない……」

 

「私は、、お兄ちゃんの妹だって胸を張って言えないよ……」

 

僕と自分を比べてしまってるんだ……。

自己肯定感の低い楓は自分の方がまだ下だと思ってる……。

 

「ずっと思ってたんだ……。どうしたら兄さんに近づけるかなって」

 

「でも、私は兄さんみたいにはなれない……。当たり前だよ、、血が繋がってないんだもん」

 

「そんなことないよ。僕だって学校じゃ別にそんな人気者じゃなかったし…」

 

「でも、今はVTuberとして大人気じゃん……」

 

「運が良かっただけだよ。楓だって可愛いんだから人気者になれるって…」

 

「そんなことないよ……。お兄ちゃんと同じ遺伝子なら頑張ったらお兄ちゃんみたいになれると思ってた……でも、お兄ちゃんとは血が繋がってない、、私はただの一般人なんだもん」

 

「もー、、またそうやってネガティブな事ばっかり……」

 

どうすれば……。

 

「楓と僕は比較するもんじゃないよ。血縁があろうがなかろうが楓は僕の大切な妹なのは変わらないんだし」

 

優しく頭の部分を撫でてあげる。

 

自己肯定感の上がる場所……。

 

「あっ!そうだ!!」

 

「……?」

 

「明日って予定空いてる?」

 

「う、うん……空いてるけど、、」

 

「明日一緒に出かけるか!」

 

「え、、」

 

「僕の仕事仲間に会いに行こう!」

 

僕はスマホを取り出してYAGOOさんにメッセージを送る。

 

“僕の妹と一緒に事務所に行ってもいいですか?VTuberに興味があるみたいでホロメンの意見を聞かせてもらおうかと思って”

 

スマホを置き楓の頭を撫でる。

 

「楓はVTuberに興味ある?」

 

「うん、、よく見る」

 

するとスマホが振動する。

そこには了承の返事と、“デビューはいつにします?”との言葉があった。

 

 

 

その画面を布団の中でうずくまる楓に見せるとちょっと殴られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お兄ちゃんと血が繋がってないと言う事実はすごく衝撃的だった。

 

唐突だが私はブラコンである。

 

しかも重度の……。

 

いつからか?

 

 

そんなの覚えてません。

 

小さい頃はお兄ちゃんに好き放題甘やかしてもらった。

 

でも私は自分がお兄ちゃんに相応しい人でないといけないと言う謎のプライドがあり、小学校高学年あたりから日々鍛錬に勤しんでいたのだが…。

 

 

 

今日突然言われた。

 

お兄ちゃんと血が繋がっていないと…。

 

でも、なんとなく分かっていた。

 

私は、お兄ちゃんみたいに完璧じゃないから。

 

お兄ちゃんは現実もVTuberとしても大人気だけど、私は全然違う。

 

友達がいっぱいいるわけでもなく人気者じゃない。

 

お兄ちゃんはすごく遠い存在に思えて、少しでもお兄ちゃんに近づきたくて頑張ってるけど、自分に自信が持てない。

 

ただでさえ遠い存在だったお兄ちゃんが、“兄”でないならば……さらに遥か遠くの雲の上のような存在に思えてくる。

 

私は部屋に戻って布団を被った。

 

「楓…」

 

音もなく入ってきたお兄ちゃん…忍者ですかあなたは。

 

私は言ってしまった。

 

ブラコンなことは伏せたが遠い存在のお兄ちゃんに近づきたかったと…。

 

でもそれは叶わないと、血縁がないことを言い訳にして。

 

 

お兄ちゃんは優しい。

私は可愛いし人気者になれると励ましてくれる。

 

『楓と僕は比較するもんじゃないよ。血縁があろうがなかろうが楓は僕の大切な妹なのは変わらないんだし』

 

その言葉を聞いた時に、血縁のことを言い訳にしたことを後悔した。

 

そのまま布団越しに頭を撫でられ、心が落ち着いていく。

 

お兄ちゃんは血縁を気にするほど小さい人じゃない。

 

この人は、私もお母さん達のこともずっと家族と思ってくれるのだろう。

 

すると明日の予定を聞かれた…。

 

え…?もしかしてデーt………

 

『明日一緒に出かけるか!』

 

うそおぉぉぉ……////

 

今まで考えていたことが嘘かのように吹き飛ぶ。

明日のことを思い浮かべ、至福のデートの光景を思い浮かべていると、目の前にお兄ちゃんのスマホ画面が……。

 

 

 

 

 

ハ『僕の妹と一緒に事務所に行ってもいいですか?VTuberに興味があるみたいでホロメンの意見を聞かせてもらおうかと思って』

 

YA『もちろんいいですよ』

 

YA『デビューはいつにします?』

 

“ホロメン”と言う文字を見た瞬間、戦闘態勢となった私は誤ってお兄ちゃんを殴ってしまった。

 

許せ、、兄よ…。

 

相手はお兄ちゃんを誑かす女狐集団だ。

 

楓の頭の中で、明日のお出かけは幸せなデートから一変し、お兄ちゃんをめぐった戦場になることが予想されるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某ホロライブプロダクションの事務所前…

 

「今日は誰がいるかなぁ〜?」

 

「……」プルプル

 

横にくっついている楓を見ると……

 

 

 

 

 

なんかすごく険しい顔してるー、、

 

「緊張しなくても大丈夫だよ…!みんな優しいから!」

 

「……うん」

 

よし、とりあえず行こう。

 

「あいたっ…!」ゴンッ

 

「だ、大丈夫…!?」

 

「だいじょぶ、、慣れてるから…wしっかしなんで僕がいると開かないんだろ」

 

またしても開かない自動ドアと学習しない僕…。

 

まあ両方悪いか。

 

ウィーン…

 

「…あれ、ハヤテさん?」

 

事務所から出てきたのは、、

 

「久しぶりでござる!」

 

「いろはちゃん久しぶり〜」アタマサスサス

 

楓は後ろに隠れ……ると思ったら横にくっついてくる。

 

またぶつかったでござるか…と呆れた様子のいろはちゃん。

 

「…って言うかその人誰でござるか…?」

 

「あぁ、僕の妹」

 

「ほえ?」

 

「僕の妹だよ」

 

「えっ!?」

 

「知らされてなかったんだ…」

 

目をまんまるにしたいろはちゃんは、僕の顔と楓の顔を交互に見る。

 

「た、確かに雰囲気というかオーラが似てるでござる」

 

「楓、挨拶しな?」

 

「楓です、兄がお世話になってます」

 

「holoXの風真いろはでござるー!よろしくでござるカエデ殿」

 

生で見るいろはちゃんに少し驚いてる楓。

 

「いや〜大人っぽかったから彼女でも連れてきたかと思ったでござるよ」

 

「なんで彼女をここに連れてくるのよ…」

 

その通りでござるなーと笑ういろはちゃん。

 

「これから仕事?」

 

「そうでござる!」

 

「そっか!いってらっしゃい」

 

「もう少しゆっくり話したかったでござるが仕方ないでござる…では!」

 

手を振って去っていくいろはちゃんを見送り僕たちは事務所の中へと入っていく。

 

「現実でもあんな感じなんだ…!すこしびっくり、、」

 

「みんなそのまんまだよ?意外とね」

 

ガチャ

 

「シオンせんぱぁ〜い、沙花叉にかまってくださいよ〜?」

 

「いま今日の配信のネタ考えてるからちょっと待ってて…!」

 

「んじゃこの帽子もらっちゃお」ヒョイ

 

「帽子はダメー!!」ダッ

 

扉を開けるとシオンさんとクロヱちゃんがいきなり追いかけっこを始めた。

 

「あ、ハヤテくんだぁ!久しぶり〜!」

 

「久しぶり、、よっと」ヒョイ

 

「あ!?」

 

クロヱさんが油断した隙に帽子を奪い取る。

 

「はい、シオンさん」

 

「ありがとーハヤテ」

 

「ちょっとぉ!」

 

「そんなことより、ハヤテの後ろにいる子って誰〜?」

 

「僕の妹っすよ」

 

「へぇ〜ハヤテの妹ね…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『いもうとぉ!?!?』

 

クロヱちゃんとシオンさんが同時に驚きの声をあげる。

 

「へえ〜妹いたんだハヤテって…」

 

「楓っていいます、よろしくお願いします」

 

「カエデね?紫咲シオンだよー」

 

「沙花叉クロヱデース…よろしくー」

 

さっきの帽子ことが気に食わなかったのか、八つ当たりのようにいじけながら自己紹介をするクロヱちゃん。

 

「みんな構ってくれないならハヤテくんの妹ちゃんに構ってもらうからいーし!」

 

クロエちゃんは楓の横へといく。

 

「妹ちゃん背高いしスタイルいーねぇ〜、、胸は沙花叉の方がおっきいけどw」

 

「ちょ!沙花叉!!」

 

「カエデは一応中1だからな?」

 

「えっ!?」

 

シオンさんは驚いて自分の胸と見比べている。

 

「シオン先輩どんまいw」

 

男の僕がいるところで胸の話しないでください、、気まずいです…。

 

「あ、ハヤテくん居んじゃん、おひさ〜」

 

「沙花叉のよこにいんの誰〜?」

 

横から声をかけられ横を見てみると…

 

「スバルさんにみこ姉じゃないですか」

 

「ほんとだ、沙花叉の横に可愛い子おる」

 

「みこの好みの顔だにぇ…!」

 

「みこ姉あの子連れてきてください」

 

「みこに任せなさい!」

 

そう言ってみこ姉は飛んでいってしまった。

 

「あの子、僕の妹なんですよ…」

 

「え゛え゛っ!?」

 

「普段は自己肯定感が低くて、それに最近元気なかったから、ホロメンのみんななら可愛がってくれるし、話して楽しいかな〜と思って連れてきたんです」

 

スバルさんに今日ここに楓を連れてきた理由を伝える。

 

「ホロメンのみんなに可愛がられれば自分に自信がついて、色んな人と関わることは楽しいことなんだってことが分かってくれると思って!」

 

「そうなんだ…ならスバルが一肌脱ぎますかぁ〜!」

 

スバルさんと一緒にみんなのところへ行く。

 

「あ、お兄ちゃん…!」

 

「あれ、みんなは?……てっきり、楓と話してるもんだと…」

 

「ハヤテくんの妹ちゃん?大空スバルだよ〜よろしくね」

 

僕の横に張り付いた楓に挨拶するスバルさん。

 

「ど、どーも…」

 

「なんか冷たくない…?」

 

「緊張してるんだと思いますよ?」

 

「ソ、ソーダヨー…」

 

スバルさんに対してだけ緊張しすぎじゃないか??

 

「あ、目逸らした…スバルなんかしたっけな??」

 

「スバルさんは僕の最推しなんだから失礼なことしちゃダメだよ……?」

 

「…………ウン」ソッポムキ

 

「スバルの前でそれ言わないでよ、なんとも言えない気持ちになるから……w」

 

「ガルルルル…………!」キッ…!

 

「楓、緊張しすぎて目付き悪くなってるよ……?」

 

あ、分かった!

楓もスバルさん推しなのか〜!(納得)

 

「あ〜なるほどね……w(察し)」

 

「全く…あの3人何とかしてくるから2人とも待ってて」

 

2人の方が嬉しいでしょー!

スバルさんなら長年やってきてるし、信頼もできる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全く酷い目にあった……。

 

お構いなくセクハラしてくるシャチがいたり、私よりも胸が小さくて落ち込んでる魔女がいたり、そこに巫女の格好した人が突撃してきたり……。

 

お兄ちゃんを見つけたと思えば、お兄ちゃん最推しのスバルさんと話してるし…。

 

「はぁ……」

 

「ため息なんかついてどうしたのー?」

 

横にいたスバルさんが声をかけてくれる。

 

「なんでもないです…」

 

「お兄ちゃんのこと好きなの?」

 

「えっ……!////」

 

そ、そそそそ、そんなわけななないじゃないですかー!

 

「べ、べべべべつに……!?」

 

「動揺しすぎでしょ……w」

 

くっ、、嵌められた……!

 

「ハヤテくんも妹ちゃんのこと大切に思ってるみたいだよ?」

 

「……え?」

 

「妹ちゃんが元気ないから連れてきたって、、あんな可愛いんだからもっと自分に自信を持って色々な人と関わっていってほしいって…!」

 

「お兄ちゃんが……」

 

私のために……。

でも、自信なんてすぐつく様なものじゃ…………。

 

「スバルだって最初は自分に自信がなかったし、あそこにいるみんな……ハヤテくんも含めてみんな最初は自信がなかったと思う」

 

「うそ……」

 

「嘘じゃないよ?だからスバルたちはバーチャルYouTuberとして活動を始めた……VTuberを続けてきて、ファンが沢山できて、褒められて、いっぱい応援されるようになってそれに伴って自信がついたんだよ」

 

「ハヤテくんだって最初からあんなだった訳じゃない」

 

まあ、ハヤテくんの場合は少し特殊だけどね……と苦笑いするスバルさん。

 

「なんならホロライブでデビューしちゃいなよ!」

 

「え、えぇ!?」

 

昨日YAGOOさんから送られてきた文章が思い浮かぶ。

 

「ハヤテくんの妹ってだけで爆発力はあるし、、それを公表しないにしてもスバルは妹ちゃんならバズれるポテンシャルはあると思うよ??」

 

「私なんか……!」

 

「まあ、ひとつの手段ってだけだよ!他にもいろいろ手段はあるし、ホロメンならいつでも頼ってくれていいから!いつでもここにおいでよ!」

 

「……そんな一般人が頻繁に来ても大丈夫なんですか?ここ……?」

 

「えっ?あー……まあダイジョブっしょ!w」

 

多分大丈夫じゃないと思うけど。

 

「変わりたいなら何かやってみるしかない!何かしらやんなきゃ何も変わらないよ!」

 

私の目に映った大空スバルさんは、太陽のように輝いて見えて、私の心が明るく照らされた……そんな気がしたのだった。

 

この時から、私の最推しは大空スバルさんになった。




この作品を見てくれている皆様、活動報告欄でアンケートとリクエスト募集してるので、ぜひ全員コメントお願いします!!⤵
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=321199&uid=344530

評価https://syosetu.org/?mode=rating_input&nid=349562
感想https://syosetu.org/?mode=review&nid=349562&volume=19#review

シチュボックス続く…??

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