推しの子の幼馴染は有名Vtuber   作:疾風“はやて”

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リクエストにあったピザ屋ファミリーとハヤテくんの初接触を書かせていただきました。
どんどんリクエストくれるとまったり書かせていただきます。


※番外編 VCRGTA“2”ピザ屋との邂逅

「なあハヤテ」

 

警察署内をウロウロ歩いていたら、突然呼び止められた。

 

「はい?どうされたんですか?だるさん」

 

僕を呼び止めたのは、日頃よくコンビを組むことの多い警察官の先輩…“だるまいずごっど”さんだった。

 

「ちょっと食料足らへんからピザ買ってきてくれん?」

 

「??一緒に行かないんですか?」

 

そう質問すると、どこか落ち着かない様子で……

 

「えとぉ〜、、そや!今警察の人数が少ないから署内におっとこうと思て…!w」

 

「なるほど…わかりました!」

 

確かに、今日はまだログインしてる人数も少ないし1人で行こう。

 

「(いやぁ、すまんのーハヤテ、ピザ屋行くと押し売りされるから俺は行けんのや……ま、ハヤテやったら割引とかされそうやしな〜w)」

 

「確かピザってお得なんすよね?食料1個の相場が10万だから、6個で50万だと10万くらい安い」

 

「そーなんよ!あとお前やったらワンチャンサービスしてくれるかもやから頑張って値切ってこい!w」

 

笑いながら僕を送り出すだるさん。

 

確かに、ピザ屋って“アルランディス”さんと、“火威青”くん、それに今日いるかわからないけど“一条莉々華”ちゃんもいるから、ねだればサービスしてくれそうだな…w

 

『ピザ屋の場所はどこですか?』

 

僕は外でパトカーの車両に乗り込みながら無線を入れる。

 

『確か“8188”やったと思うで!』

 

『了解でーす。ハヤテ、パトロールしつつ食料買いに行ってきまーす』

 

そう無線に残し、他の人の返事を聞き流しながらアクセルを踏む。

 

「そーいえば、誰かの連絡先持ってないかな…」

 

そう思い、スマホを取り出しポチポチと操作する。

 

ガゴンッ!!ドガンッ…!!

 

「いや〜、持ってないかぁ……」

 

それに周りでドガドガ鳴ってるけど、みんな運転荒いんだな〜。

 

※ながら運転は絶対やめましょう。

 

よしっ…スマホしまって、、

 

「…ってうわっ!?!?」

 

ベチッ!!

 

“痛ぁーっ!?!?”

 

スマホをしまって正面を見ると目の前に“黄色い何か”がいて、止まることもできず轢いてしまった。

 

「だ、大丈夫ですか…!?」

 

「うぅ〜、イタイヨー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」

 

声が聞こえてすぐさま車両から降り、確認に行くと、インポスターが倒れて唸っていた。

 

人を轢いてしまったと理解し、轢いてしまった人に駆け寄る。

 

「……インポスターならいいか」

 

「イヤヨクナイデスヨ!」

 

見た目のせいかノリでボケると、可愛い声でツッコんでくれた。

 

「冗談ですよ…wすいません、よそ見しちゃってて…」

 

「全くっ!気をつけてくださいねっ!!」

 

プンスカと音が聞こえるくらい怒っている、この黄色いもちもち。

 

「救急隊呼びましたか?」

 

「あ、ハイ…呼びました」

 

「僕が医療費払うので…すいませんでした」

 

詫びを入れ、医療費を負担する旨を伝える。

 

「あ、アリガトウゴザイマス…」

 

名前を見てみると……

 

「…侵略者?」

 

「あ、そーです。侵略者とおこって言う者です!」

 

「あ、どーも。僕はハヤテっていいます」

 

お互いに自己紹介をして、救急隊が来るのを待つ。

 

「(今ここで一緒に救急隊を待ってるってことは事件に向かってたんじゃないのかな…)どこかに急ぎの用事でもあったんですか?」

 

「あ、えと〜、、ピザ屋でご飯買おうかなと思って…」

 

僕は当初の目的だった、ピザ屋での買い物のことを話す。

 

「そうだったんですか!侵略者ピザ屋で働いてますよ!!」

 

「え!?本当ですか!!」

 

「はい!それで今ピザ屋に走って向かってたんですよ!」

 

これは思わぬ幸運だな…!

 

「なら、治療終わったら送りますよ!」

 

「本当ですかぁ…!ありがとうございます!」

 

ブーンッ…キキッ!!

 

「大丈夫かー!」

 

すると救急隊の車が横に停まり、中から“夕刻ロベル”さんが出てきた。

 

「ロベルさん、とおこさんのこと起こしてあげてください!よそ見してたら轢いちゃって」

 

「ハヤテくんじゃん!お前最低だな…w」

 

「タスケテー!」

 

そんなやりとりをして治療を始めるロベルさん。

 

「僕銃撃戦は負けなしですけど、チェイスがとんでもないくらい苦手で…w」

 

「…wwならしゃーないか…よしっ、終わったよ!」

 

「アリガトウゴザイマス」

 

「あ、請求僕にお願いします」

 

「りょーかい…それじゃあお大事に〜」

 

「あ、アリガトウゴザイマシター!」

 

そしてロベルさんは去っていった。

 

「じゃあ乗ってください!」

 

「りょーかいです!」

 

僕たち2人はパトカーに乗り込み、ピザ屋へと向かう。

 

「今誰がピザ屋にいるんですか?」

 

「えと〜今は店長のアルランディスさんと、青くんと昏昏アリアちゃんと侵略者の4人ですね」

 

「…だいぶ女好きな店長っすね……w」

 

「店長は男の子の従業員雇いたいって言ってましたよ…w」

 

アルさん…何やってんすかw

 

「アッ、着きましたね」

 

よし、駐車場に停めてと。

 

「あ、そうだ。せっかくなんで店長にドッキリしましょう!w」

 

「えー、ちなみにどんな……」

 

「とおこさん捕まっちゃったドッキリ!」

 

「侵略者演技苦手なんですけど…」

 

「ちょっと脅かすだけですよ…w」カチャ

 

「うわっ!?」

 

そう言ってとおこさんを手錠で捕まえてピザ屋の中に入っていく。

 

「あ、とこちゃんおかえりー」

 

「あぁ、とおこさんの着ぐるみデカすぎて僕が見えてないのかw」

 

僕の言葉通り、僕が見えていなかったようで普通におかえりと挨拶するアルさん。

 

「あ、その声は…!」

 

青くんは声で僕だと気付いたようだ。

 

「ハヤテでーす!」

 

「あ、ホントだ!w後ろにいる!」

 

アリアさんも気付いていなかったようで笑ってしまっている。

 

「とおこさんが凄く悪いことしたので逮捕しました!」

 

『ええぇ!?!?』

 

とおこさんは一切悪いことはしないらしいので驚きで思わず声が重なるピザ屋のみんな。

 

「ワ、ワー!ツカマッチャッター」

 

「そんな!僕のとおこちゃんが…そんなことするはずがない!!」

 

「青くん、“僕たち”のとおこちゃん、ね?w」

 

青くんが芝居掛かった台詞を吐くも、アリアさんに訂正される。

 

「とこちゃん…!一体何をしたって言うんだ、、」

 

「とおこさんの罪は……

 

 

 

僕の心に…侵略してきた罪です……」キリッ

 

「エ…?ア、、エェ??」

 

僕の言葉に困惑している様子のとおこさん。

 

「やばい、青くんが2人いる……」

 

「ハヤテくん、何か変なものでも食べたんじゃない……?」

 

アリアさんは僕を青くん呼ばわりして、アルさんには心配の目を向けられる。

 

「カビパンしか食べてないですよ?」

 

『(絶対それじゃん…!)』

 

アルさんとアリアさんは何かを察したような表情を浮かべる。

 

「待ったァ!とおこちゃんは僕のだぞぉー!」

 

「シンリャクシャ…エ?ドウシヨウ……」

 

とおこさんがショートしそうになり、頃合いだと思った僕はエモートで看板を出す。

 

「テッテレー!ドッキリでしたー!!w」

 

「皆可愛かったですよリアクションw」

 

「ちょ……///やめろよハヤテくん///」

 

「そのリアクションはアルさん以外にして欲しかった……w」

 

できればアリアさんとかとおこさんとか…。

 

「僕はもうハヤテくんのその天然女たらしムーブは喰らわないからねー!」

 

「ハヤテくん女たらしなのー?」

 

「なわけ……」

 

自信満々に言う青くんのセリフのせいでアリアさんに変な誤解をされてしまった。

 

「女の敵ダァ……!!」

 

「信じないでくださいね…!?」

 

落ち着いて…!?

その僕に狙いを定めて構えるのやめましょうね??

 

「そんなことより、ハヤテくんは何しにきたの?」

 

「あぁ、ピッツァを買いに来たーんですよ!」

 

「お!何個くらい欲しいの??」

 

アルさんに聞かれたので、元の要件を伝えるといくつ欲しいか注文を聞かれる。

 

まあ備蓄としてあってもいいし、だるさんと半分こだと思うから……

 

「ピザ10枚と飲み物50くらいで!!」

 

「えっ!?そんなに買ってくれるのー!?」

 

結構妥当くらいだと思うんだけどな…?

 

「おっけー!ちょっと外来てくれる?」

 

「はーい」

 

アルさんに呼ばれ、外の駐車場に駐まっているピザ屋の車のとこに向かう。

 

「可愛い車っすね!」

 

「でしょー!どのステッカーが一番可愛い??」

 

アルさんが嬉しそうに肯定する。

そして数あるステッカーのうちどれが可愛いかを聞かれた。

 

ネオポリスとか捕まえてみろも好きだけど……

 

「んーアリアさんのやつかな!」

 

「えぇー!嬉しい!wハヤテくんのこと好きになっちゃいそう…!」

 

「こらー!僕の目の前でいちゃつくなぁー!!」

 

僕がアリアさんと話していると、青くんが嫉妬したのか横から口を挟んでくる。

 

「はい!じゃあ、、青くん請求はいくらになるかな??」

 

「えっ!?えーっと……ピザが10枚だから500万円で、水が50本だから……!えーとえーと、、」

 

「青くんってここまで計算苦手だったんだ……初めて知った」

 

そんな場面に滅多に遭遇しないから、初耳だった。

 

「えーとぉ……800万円です!!」

 

「……違うなぁ」

 

ガチなのか……?

 

「まあハヤテくんだし、飲み物はおまけでいいから500万円でいいよ!」

 

「やったー!だるさんの言う通りだ!!」

 

「だるまさんに言われてきたの?」

 

「はい!」

 

よっしゃー!飲み物50本無料なのはありがたすぎる!!

 

「だるまさんに後でまた押し売りしに行くか……(小声)」

 

アルさんが遠くで何か言っていたが聞き取れなかった。

 

「僕警察なんでなんかあったら呼んでくださいね!」

 

「もう行っちゃうの…?」

 

え?なんでそんな寂しそうにするんすかアリアさん…?

 

ちょっと可愛いと思ってしまった。

 

「はい、だるさんの相手しなきゃなんで」

 

「だるまさんの相手大変でしょー?w」

 

「まっじで大変…!」

 

愚痴…ではないけど、マジでだるさんは配信のセンスがすごいと感じさせられる。

 

「あの人ポンポン面白いこと言うし、頭の回転も早いからこっちも頭フル回転させるか脊髄反射じゃないとついていけなくて本当にエグい……!」

 

「でもわりと巷では有名だよね?“だるまハヤテの先輩後輩コンビ”って」

 

「あんな方と一緒に警察ができて感激ですよ」

 

普通にこの企画に参加させていただいていることが夢のようである。

 

「店長ー!飲み物あとどのくらい欲しいですかぁー!」

 

「…とおこさんってなんか見てると癒されますね」

 

僕はもらったピザを食べながら、ピザ屋の光景を眺める。

 

とおこさんがせかせかとピザを作っていて、喋り方や服装も相まってマスコットのようで可愛い。

 

「あっ!ハヤテくんも気付いちゃった?w」

 

「ソンナコトナイトオモイマスケド…///」

 

「うちの癒し担当なんでね!」

 

店長からしてもイチオシの店員のようだ。

 

「アリアさんはピザ屋の何担当なんですか?押し売りの特攻隊長とかですか?」

 

「そうそう!!押し売りの申し子で、うちのクレイジー枠の1人ですねw」

 

「ちょ!?店長なんてこと言うんですか!!w」

 

僕の質問へのアルさんの回答に不満げにするアリアさん。

 

「アリアちゃんは、僕の隣にいてくれるプリンセスさ!」

 

「あ違うか、クレイジー枠はこっちだね」

 

「だと思ったw」

 

「っ…ww」

 

これはどうやらみんな思ってることは一緒らしい。

 

「なんてこと言うんだ!!とおこちゃーん!店長たちがいじめてくるよぉー!」

 

「でも皆さんを見てると、この街にも平和な場所があるんだなって感じました。荒んだ心が浄化されてく気がするw」

 

「実家のような温かい包容力があるw」

 

「たまには顔を出すのよハヤテ?」

 

“あれ、知らない人がいるー”

 

どこかで聞いた声とともにピザ屋に1人の女の子が入ってくる。

 

「莉々華ちゃんお疲れー」

 

「しゃちょーもピザ屋だったんだ!」

 

「え…その声に呼び方……!ハヤテくん!?」

 

スゥー、、帰ろう。

 

「お疲れ〜…ってことでそろそろ警察の仕事に……!」

 

ピザ屋から出ると後ろをしゃちょーが追いかけてくる。

 

「ちょっとまって!莉々華のつくったピザ食べてぇー!!何も入れてないから安心だよー!」

 

「そう言われるとちょっと怖くなるからー!?」

 

まるで何か入ることがあるかのように喋るしゃちょー。

 

「なんで逃げるのー!?」

 

 

 

 

 

 

 

「普段追う側の警察が追いかけられてる!wすげー稀な状況だなw」

 

2人の光景を見ていたピザ屋のみんなは、本当に実家で子供を眺める親のような気持ちになっていた。

 

「推しにピザをプレゼントしたいんだと思いますwファンの追っかけみたいなモンですからねーアレw」

 

青の言葉に1人の女の子動き出す。

 

「…よしっ、、私も行こー!!ハヤテくーん、わたしのも買ってー!w」

 

予想外にもアリアがハヤテのところに駆け出していった。

 

「んじゃ俺もいくー!みんなー!ピザ売れピザ売れー!!」

 

そこに店長も加わり、ピザ屋お得意の押し売り営業が始まった。

 

「僕のカビパンも買えぇー!!!」

 

呼応するかのように青も駆け出して行き……

 

「エッエ!?シ、シンリャクシャのも買ってくださいー……!」

 

マスコットもその後を追うのだった…。




だるま「お前どんだけピザ買って来とんねんっw 50枚なんて2人で食い切れるかぁ!?w」

ハヤテ「でもこれ500万なんすよ…w」

だるま「ハァ!?wお前盗んできたんか…!!w」

ハヤテ「違いますよ…!めちゃくちゃ体に詰め込まれたんすよw」

だるま「そうなんか…w俺ん時はちゃっかり請求切られたんやけどなぁー…w」

ハヤテ「署内とかどっかに配ってくるっすw」

“ピザ屋行けぇー!売れ売れ売れぇ!!!”

だるハヤ「スゥー、、逃げるか(ますか)…w」

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この作品を見てくれている皆様、活動報告欄でアンケートとリクエスト募集してるので、ぜひ全員コメントお願いします!!⤵
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=318713&uid=344530

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感想https://syosetu.org/?mode=review&nid=349562&volume=19#review

ReGLOSSでハヤテくんとのお話を見てみたいのは?

  • いや…本田はやめてください“一条莉々華”
  • う、うん!その絵…何?“儒烏風亭らでん”
  • 僕はホストに向いてないって“火威青”
  • パッパにはなりませんよ…?“音乃瀬奏”
  • 「今日から僕は…!」番長だ!“轟はじめ”
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