まだ東方クロスオーバー完結の兆しすらねぇのに小説出せるか!出せるかポチィ
アビドス
そこはかつて最大級の学園として知られていた
キヴォトス最大の学園と呼ばれていた頃もありノリで列車砲を買うくらいには栄えていた
今や大量の砂に埋もれてしまいその栄光は過去のものとなっている
突然襲いかかった砂塵はアビドスを覆い、あらゆるものを奪っていった
例えば、アビドスが最大級の学園たりえた、巨大なオアシスだったり
船1つ浮かせる事が出来るほどの大きなオアシスだったそうだ
…いまや、そんなものは存在していないが
そして、そこに存在する高等学校
今や大量の借金を抱えるアビドス高等学校である
そこに、3人の学生がいた
「あっつ、毎度の事ながら暑いですね」
桃色のショートヘアに防弾ベストを着用した少女
ショットガンを背中に回してナイフのような目つきで太陽を睨んでいた
その額に汗がじっとりと滲む
彼女は小鳥遊ホシノ、アビドスの1年生である
「暑いー…暑くて干からびちゃいそうだよぉ…」
浅葱色の膝まで行きそうなロングヘアにアビドスの校章が貼られた大盾
ハーネスで強調された胸部装甲
柔らかな目付きはいまや"><"という目付きになっている
彼女は梔子ユメ、天然の生徒会長である
「ホットな環境だぜ、あそこを出たのは間違いだったか…」
そして、この男
サンバイザーに帽子の前面だけを付けたような物を被り、ヘッドセットを付けている
ワイシャツの上に黒の軍服のようなものを身にまとっていた
ユメと同じくハーネスをつけているが胸部装甲は無い
持っている武器はまるでSF映画に出てきそうなレーザー銃である
彼は影印メシド、アビドスへの転入生である
そんな3人はとある依頼を受けてこの場にいた
「ここに本当に目的のブツがあるのかぁ?」
「あるでしょう、無ければ依頼主を潰す」
「ホシノちゃんが怖いよぉ〜…」
その依頼は砂漠に放置された兵器の回収であった
報酬がかなり高額であったため、受けることにしたのだ
借金返済にはやるしかない、仕方ない話なのである
依頼にあった地点に移動している
なんの兵器か分からないが、こちらが知る意味は無い
知ったところでどうにかなることでないのだから
…そう思っていると
「…待ってください、オートマタが居ます」
ホシノが小さく告げて、ショットガンを構えた
その言葉を聞いてメシドはSF風のライフルを構える
「話と違ぇぜ、お客が居るなんてな」
砂漠のうねりを利用して顔だけのぞかせる
見てみれば救援物資のようなクレートの周りに数人のオートマタが見えた
型番は分からないが、見た目は戦闘用だろう…スリムな体付きをしている
「ユメ、盾を頼む…後輩"君"は背中を頼むぜ?」
「言われなくても分かってますよこのバカ」
「先輩に対してバカっていうのもお前くらいだろうよ」
軽く笑いながらから砂漠の影から飛び出す
勢いをそのままにSF銃の引き金を軽く3回引き切る
銃口から青色の光弾が放たれたかと思えば見張りと思われるオートマタを貫通して行った
「行くぜ」
「わたしも〜!」
ユメが先頭を突っ切り、勢いをそのまま盾を展開してオートマタにシールドバッシュする
どうせ何も来ないと思っていたのだろうか、オートマタはモロに食らい粉砕された
「畜生!敵襲だ─────────」
「煩い」
オートマタがようやくこちらを視認し、声を上げるがその頭はショットガンにより吹き飛ばされてしまった
他のオートマタも瞬く間に制圧されていく
気付けばそこに立つのは彼女達3人だけになっていた
「敵存在無し、ひゅーっ、エキサイティングだなこれは」
「さっさとクレートを確認しましょう、暑い」
「何が入っているかな〜楽しみ〜♪」
SF銃を仕舞い、ぱちぱちと拍手しながらメシドは笑う
それをフル無視してホシノは軍事クレートに向かって行った
ユメも中身が楽しみなのかルンルンな様子でホシノについて行く
「ノリにのってくれよ…」
誰一人としてメシドのノリについて来なかったのでがっくりと肩を落としながら2人について行く
とぼとぼ歩きながら彼女達について行ったので、辿り着いた頃にはクレートは開かれていた
「メシド先輩」
「なんじゃ…なんじゃあそりゃアッッッ!?」
ホシノの声が聞こえた
とぼとぼ下を向いていた顔を上に向けると、目の前に柄付きグレネードが投げられていた
一瞬殺す気か!と叫ぼうと思ったがピンが抜かれていない
心を落ち着けてそれを受け取った
それをよく見てみる
ほほぉーっと関心の声が思わず漏れてしまった
「M24型柄付き手榴弾、こんな骨董品…一体どこで?」
「すぐそこにありますよ」
ホシノはクレートを指さした
そこにはかなりの数の骨董品が入っていた…もちろん、銃の骨董品が
それぞれ検分していくが、どれもが年代物である
「SAAにシュマイザー……!!!、金エングレーブの銀フレームコルトガバメント!?」
どれもが権力者が欲しがりそうなものであった
特に今手元にあるこのコルトガバメントに関してはもうヤバい
…かなりやばい、これだけで借金の9分の1はなくなりそうだ
「そんなに凄いんですか?」
「あぁ、これだけでかなり値段が張る」スッ…
ガバメントを懐にしまう
依頼は兵器の回収、ひとつ無くなっても何も言われないだろう
文句をつけられても盗まれたとでも言えばいい
「なら売ってしまいますか?」
「やめておけ、適当なこと言われてアビドスの信用が下がる」
ホシノが金のデザートイーグルを見ながら目を輝かせた
しかしメシドはあらかた取り出した武器をクレートにしまった
武器がひとつ無いくらいならどうにでもなる
しかしクレート自体が無くなっていたというのは信じてくれないだろう
何せ、巡回していたのは依頼主であるカイザーの物である
エンブレムと型番が削り取られているが記憶にあるカイザーの物と一致する
んまぁつまるところ依頼主が目標の護衛をしているという意味のわからない状況になっているのだ
内輪揉めか何か知らないが、こちらには関係の無いことである
「取り敢えず帰ろう?もう干からびそうだよ…」
「ユメの言う通りだぜ、もう死にそうだ…」
2人が絞り出すような声を上げて訴える
ホシノが見てみれば双方汗だくだくで汚ったない姿だ
メシドに関してはそのコート脱げやと思いながら帰ることにした
帰りは歩哨が使っていたと思われるジープを拝借した
クレートももちろん積んだ、ユメは溶けていた
〇
俺は影印メシド、ただのアビドス高等学校の生徒だ
訳あって平和を求めてここに来た元が元だから飛び級で三年生である
飛び級して来た学校には「世界に悪は無い!」と言わんばかりの天然純粋バカ同学年と可愛くない後輩が居た
平和を求めたが、こんなの求めていない
最初こそ後輩"君"とかなり色々あったものの、今は悪口程度に収まっている
あの頃は酷かった、目が会った瞬間ボコボコにしようとしてきた
無論たかが一年生の後輩に負けることなんて更々無いが
ともあれ、元居た場所よりは平和を謳歌している
借金のせいでのんびりとは行かないものの、前よりは平和に生きている
それだけで俺は幸せなのだ
「…先輩?」
故にこうして惰眠を貪ることを許されるのは当然の摂理であろう
なんたってこの学校で1番傭兵家業を引き受けているのは俺だ
ホシノもかなり受けているようだが、俺には及ばない
この学校で1番稼いでいるのは俺だ
「…メシド先輩」
悲しいかな、それでも借金は減る様子がない
いつまで経っても八億だとか九億だとかの数字である
何が平和な毎日だボケと叫びたいところだが、叫んでも何も変わらない
「どうしたのホシノちゃ…あらー」
「起きませんよこのボケ」
オーダーメイドしてもらったこのSF銃がとても有能であると俺は伝えたい
エネルギー弾だから弾が落ちることは無いし、オートマタ程度なら粉砕できる
俺が性能を褒めると『ボートオット指揮官の銃ですから当然です!』と言ったのを思い出す
今思えば何を言っているのかまるで分からない、なんなんだよボートオット
「…私に良い案があります」
「何ー?」
「カクカクシカジカ…」
「…良い案だねぇ!私もさんせーい!!」
だからと言って毎日の戦闘が楽しい訳では無い
決して戦闘を楽しんでいる訳では無い、娯楽のように戦闘が楽しめるはずが無い
そう、その筈だ────────
「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ─────!?」
情けない声を上げながらメシドが跳ね上がる
数回生徒会室をバウンドし、ドアに激突してようやく静止する
彼が恨むような目で2人のことを見ると、1人は勝ち誇った笑みで、片方は心底楽しそうな顔をしていた
「汚ったない声ですね、腋に人差し指ぶっ刺しただけでしょう?」
「か、貫通するかと思ったぞお前…ォ"ォ"…」
「メシド君めっちゃ飛び上がった!うふふ、面白い…ぷぷ」
片側の腋が痛い、とても痛い
ユメが刺した方はまだ突っつく程度の、本当にイタズラみたいなものだったので良いとしよう
顔も性格も可愛いからそれに免じて許す
だがホシノ、テメーはダメだ
お前神秘込めやがったろ、込めやがったな!?(確信)
そうでもねぇとあんな威力の突きが出る訳ねぇだろ!?
腋を擦りながら自分のコートがかけてある椅子に座り直す
「会議中に寝る先輩が悪いんです」
「言うて中"身"も無かったじゃないかよ、意味あったか?」
「面白"味"はありましたね、貴方に」
「HAHAHA、表出ろ」
ホシノはメシドを叱るが、それ対して中身ねーじゃねーかよと返すメシド
そこからホシノは身と味と合わせたコンボを連ねる
メシドは立てかけてあったSF銃を手に取り顎で肯定を指さした
それに対してホシノは肩にスリングしていたショットガンを構え
「いいでしょう、今日こそ勝ちます…"太陽の守護者"」
「寝言は寝て言え"暁のホルス"」
軽口を叩きながら窓から飛び降りる
これが日常とほざく気はないが、元々居た場所に比べればいいものである
…この時は良かった
知らなくて良いものを知らず、そしてのうのうと生きていた
俺は、俺はまたしても…"仲間の死"を見届けることになってしまったのだ
学科名・アビドスユメマモリ
個体名・影印メシド
基本的に優しく気さくな性格であり、冗談を交えることが多い
ホシノを君呼びしており、それをホシノにキレられているが彼はガチでホシノを男だと思っている
見た目はMadnesscombatのデイモス、個人的にクロスオーバーさせるか迷った
武器は近未来なSF銃、見た目は映画『バンブルビー』のプライムの持っているアレ
マガジン式で撃ち切るとマガジンを変える必要がある
神秘はホシノと張り合えるレベル、戦闘面ではとある場所の生徒だった為それを活かして戦っている
きちんと戦闘を学んでいるものとそうでないものという差があるので今の所勝ち目は無い
メシドからアビドスへの印象
ホシノ←男だろコイツ、弄りがいのある良い後輩
ユメ←何しても騙される守るべき愛すべき生徒会長、もっと賢くなって♡なれ(豹変)
彼女達からの印象
ホシノ→良い人だけれど性格悪い、弄らないでほしい
ユメ→かっこよくて勉強もできる凄い人( ᐛ)バナナ