逃走中!!超時空クロスオーバー大決戦!! 作:小説設営隊隊長
とある未来世界。
月面のコロニーの一角に、その組織はあった。
クロノス社。
表では、人類の月面移民を一手に受け持っている一大移民公社であるが…………その裏では、クロノス社が開発した次世代の追跡アンドロイド【ハンター】を用いた、エンターテインメント【逃走中】を主催するスポンサーでもあった。
そのクロノス社では、次なる逃走中の企画が行われようとしていた。
同 指令室
ゲームマスター:竹取カレン「ゲーム開催の依頼………ですか?」
上司:高月ハンゾウ「そうだ。依頼主は、小説設営隊隊長。”厳しい暑さに負けないためにも、いろんな世界から逃走者を集めて、夏バテ防止の為に逃走中を実施したい。”と自ら司会進行を願い出てきたんだ。」
竹取カレン「自分から願い出てる人がいるなんて……」
だがこの時点で竹取は、逃走中の次の企画の構想に入っていたため、依頼を受ける事は毛頭なかった。だが……
高月ハンゾウ「それと依頼主から、以下の要注意人物に対する牽制でもあると言ってきたんだ。」
竹取カレン「要注意人物?」
高月から手渡された資料にはこう書かれていた。
【要注意人物名簿】
※以下の人物は、たぶん………いや絶対ゲームを妨害してくるので要注意。
竹取カレン(色々と不安がある文章…………っ?!)
そう思いつつページをめくると、見覚えのある人物の名があった。
その名を、【ラウ・ル・クルーゼ】。
嘗て人類を絶滅戦争まで引きずり込んだ、この世界にて起こった【30年戦争】の張本人である。
竹取カレン「まさか、本当に生きて…………」
高月ハンゾウ「いや。クルーゼは確かに死んでいるが、その要注意人物の1人、エンブリヲなる者が生き返られて何かをしでかすのは間違いないと言ってきてる。」
竹取カレン「もし、ここで彼らを見過ごしたら!」
高月ハンゾウ「最悪の場合、我がクロノス社が乗っ取られるだけでなくて、月村くんが育て上げてきた逃走中を乗っ取られてしまう。」
竹取カレン「っ!!」
月村サトシとは、元クロノス社のメンバーであり、逃走中を創設した人物であり、次世代の追跡アンドロイド【ハンター】の原型でもある【ハンター1号】の開発者でもあった。
彼は逃走中のゲームマスターとなって数々の功績を築き上げてきたが、そんな中ライバル企業でもある【ヘリオス社】のハンターX計画を突き止めて、これを阻止すべくいくつかの手を打ってきたが、ヘリオス社が送り込んだスパイにより、月村は拉致され、ハンター1号も捕らえられデータを盗み取られるが、瀕死の重傷を負いながらも月村は、ハンター1号に備え付けられた【自爆装置】を起動させて、自身がここまで作り上げてきた逃走中を守る為に、同僚の竹取カレンに逃走中のゲームマスターとしての権限を託して、帰らぬ人となった。
月村から逃走中の全てを託された竹取カレンは、四苦八苦しながらも逃走中をここまで引っ張ってきたが、ここに来て新たな敵が立ちはだかろうとしていたのだ。
竹取カレン(月村さんから託された逃走中を、ここで潰えさせるわけにはいかない……!!)
逃走中を守る為に、竹取はその依頼を受けることにした。
しばらくして…………
2045年 8月6日
東京湾 横浜港
S.O.N.G.本部
立花響「熱いよ〜…………。」
暁切歌「デェ〜ス………………。」
記録的猛暑日となった近未来の東京。
流石のシンフォギア奏者達も、暑さと湿気に参っていた。
雪音クリス「………ったく!だらしねぇな……。たかが気温が25℃にまで上がっただけじゃねぇか。」
風鳴翼「無理を言うな、雪音。この暑さでバテないほうがおかしいぞ?」
天羽奏「この暑さで野外ライブなんてできっこないって………ただでさえ、湿度が80%までいってるんだ………。」
マリア・カデンツァヴナ・イヴ「アジアの夏は、予想以上に過酷ねぇ…………。」
月読調「クリス先輩も、汗びっしょり。」
セレナ・カデンツァヴナ・イヴ「なんだか、頭がぼぉーとしてきました…………。」
小日向未来「セレナちゃん、大丈夫?」
もはや地獄絵図と化しているこの状況。
このままでは、これからの夏を乗り切ることは困難であった。
しかし………
エルフナイン「みなさん、大変です!!」
立花響「どうしたの?エルフナインちゃん。」
エルフナイン「皆さん宛に………ゲームの招待状が来てます!」
「「「「「「「「「……………え?」」」」」」」」」
C.E.75年7月
オーブ連合首長国 オロファト
行政府
機動戦士ガンダムSEED FREEDOM完結から数ヶ月の時が過ぎたここオーブにも…………
ニュースキャスター《………世界的に猛暑日になると予想されて、既に赤道連合のインド・東南アジア圏では、猛暑により記録的な干ばつが起こっており、赤道を中心とした各地では対策に追われています。》
カガリ・ユラ・アスハ「今年から、厳しい暑さに悩まされるな………。」
各地で猛暑が脅威を振るっている中、この夏をどう乗り切るか悩んでいたカガリであったが………
レドニル・キサカ「カガリ!」
カガリ・ユラ・アスハ「どうした?キサカ。」
レドニル・キサカ「コンパス宛に、何かの招待状が届いている。」
カガリ・ユラ・アスハ「なに?招待状?」
1945年 8月某日
ネーデルラント某所 ストライクウィッチーズ基地
バルクホルン・ハルトマンの部屋
エーリカ・ハルトマン「zzzzzz……(-_-)zzz」
ベルリン奪回作戦前のストライクウィッチーズ。
ハルトマンはこの日、朝の8時になっても布団にくるまっていた。
ハルトマン「う~ん…………熱い〜………」
どうやら熱くて寝苦しいようだ。
窓を開けているが、入ってくるのはぬるい風のみ。
だが、そこへ1匹の鳩がハルトマンの顔面めがけてダイブしてきた!
ハルトマン「うわぁーーーーーーーーー?!?!?!」
流石のハルトマンも、これにはびっくり。
慌てて飛び起きて、鳩を顔から引っ剥がす。
ハルトマン「こらぁーー!!人の顔にダイブしてくるな!…………あれ?」
咄嗟にハルトマンは鳩を叱るが、ふと鳩の足を見ると、黒い毛質の手紙がついているのを見つける。
ハルトマン「で、伝書鳩?なんで?」
ゲルトルート・バルクホルン「やっと起きたか、ハルトマン……(-_- ;)。」
そこへ、ハルトマンを起こしに来たバルクホルンが入ってくる。
ハルトマン「あ、トゥルーデ。」
バルクホルン「全く、それでもカールスラント軍人かお前は………?どうしたんだ?その鳩。」
ハルトマン「窓からいきなり入ってきたんだよ。しかも伝書鳩。」
バルクホルン「伝書鳩だと?」
ハルトマンから手渡された毛質の手紙には、501統合戦闘航空団の宛名が書かれていたが、差出人の名前はおろか切手すらなかった。
不審に思ったバルクホルンは、一度ミーナに報告することにした。
とある日の転生掲示板
1:北斗の伝承者となんでもクラフト
おまいら、祭りの予感がするぞ。
2:名無しの転生者
なぬ?
3:名無しの転生者
祭りの予感だと聞いて!
4:名無しの転生者
状況報告はよ
5:北斗の伝承者となんでもクラフト
差出人不明の黒い毛質の手紙が届いていた。
ちなこれ画像な
ーーー画像ーーー
6:名無しの転生者
なんぞ?
これ?
7:名無しの転生者
事件の予感がする。
8:名無しの転生者
真実はいつも一つ!!
9:名無しの転生者
≫8
コ◯ンちゃうねん
10:名無しの転生者
≫8
ちょっと米花町に帰ってもろて?
11:名無しの転生者
それ……………逃走中とちゃうんか?
12:名無しの転生者
逃走中………あり得るな。
13:名無しの転生者
中身確認はよ!
14:名無しの転生者
そうやな。
15:名無しの転生者
はよ確認!
16:北斗の伝承者となんでもクラフト
ちょい待ちなさい!
急かさないの!
17:名無しの転生者
母ちゃんwww
18:名無しの転生者
言い方が母ちゃんのそれで草www
19:北斗の伝承者となんでもクラフト
ほい画像。
ーーー画像ーーー
20:名無しの転生者
えーとぉ、なになに?
逃走者諸君
おめでとう!
諸君たちは、我がクロノス社が主催するエンターテインメント【逃走中】のメンバーに選ばれた!
開催地は、2027年、神奈川県横浜市の【国連軍横浜基地】だ!
諸君たちは120分の間、我が社が開発した追跡アンドロイド【ハンター】から逃げ切るだけだ。無論、ゲームを楽しませるために【いくつかのミッション】を設けている。
もし、ハンターから逃げ切れることができれば、【賞金100万】を支払おう。
だが、120分経たぬうちに全滅してしまった場合、賞金はなしだ。
では逃走者諸君、健闘を祈る。
ゲームマスター
21:北斗の伝承者となんでもクラフト
これは……………本当の祭りになりそうだな……。
ここに、真夏の一大祭りが始まろうとしていた………!!
次回、逃走中開幕!!!