旧ブロリーを(比較的)温厚な性格にしたい!   作:伝説のスーパー

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☆9のバーがすごいことになってる…。
流石ハーメルンの至る所から集めたブロリスト達と褒めてやりたいところだ。


帝王と2人の伝説、そして一般エリートサイヤ人

 とある星にある、絶景を一望出来る一室にて。

 

 その部屋は机や椅子と言った物は無く閑散としていた。あるのは景色を一望できる巨大な窓ぐらいで、その部屋の主も特にやることが無いのか、その窓から星を見下ろしていた、

 主の名はフリーザ。言わずと知れた、宇宙を掌握する規模を持つフリーザ軍の主将である。

 

 現在、彼は特注の丸形の乗り物にすっぽり収まっており、彼の小柄さも相まって威圧感はさしてないように見える。

 しかし、その身から溢れ出す力は、その体格に見合ったものでは無い。

 何せ、彼は生まれてこの方修行をしたことが無いのにも関わらず、戦闘力530000という卓越した力を持っているのだ。あの最強の戦闘民族サイヤ人のエリートですら20000に届かない程の戦闘力であることから、その規格外さが分かるだろう。『宇宙の帝王』は伊達ではない。

 そんな他を寄せ付けない圧倒的な力を持っているためか彼は全宇宙から恐れられており、銀河を治める銀河王ですら彼の悪行を黙認しているほどである。

 

 そんなフリーザのもとに、1つの報告が飛び込んで来た。

 

 「申し上げます! ナップル星系にサイヤ人が現れましたぁ!!」

 「何ぃ?」

 

 報告を聞いて、フリーザは思わず聞き返した。

 サイヤ人といえば、彼が数年前に惑星ベジータごと吹き飛ばした種族である。

 サイヤ人は種族単位での平均戦闘力でいえば宇宙一であり、フリーザもその力については評価している。だが、その分サイヤ人はプライドが高く、圧倒的格上である己に対しても反骨精神を隠そうともしないで曝け出すもんで、正直言って辟易していた。

 だから滅ぼした、というわけではない。いや、少しはそれが理由になっただろうが、いくらサイヤ人が反抗したとしても最強である自分に勝てるはずがない、とフリーザは思っている。

 

 ならば何故か? サイヤ人の間にあった伝説の存在『超サイヤ人』の出現を恐れたからである。

 だからこそ、超サイヤ人の噂を耳にした時から、いつかのタイミングでサイヤ人は根絶やしにしようと考えていた。

 そして、数年前に起こった出来事をきっかけに、フリーザは実行に移したのだ。

 その出来事が『生まれながらにして戦闘力10000を超える赤子の誕生』である。同時に、戦闘力9000の赤子も生まれたとか。

 そのことを馬鹿なサイヤ人たちが騒ぎ立てるもので、嫌でもフリーザの耳にその情報が入って来た。

 そしてフリーザは考えた。その存在こそが己が最も恐れていた超サイヤ人ではないかと。

 たとえ、そいつらが超サイヤ人であろうと自分は負けないと思っているが、警戒しておくに越したことは無い。

 よって、フリーザはサイヤ人を殲滅したのだ。

 

 しかし、報告によるとサイヤ人がナップル星系に現れたらしい。

 フリーザとて、サイヤ人を一匹残らず駆逐したとは思っていない。惑星ベジータに集めたサイヤ人は連絡可能だったり比較的近場の星で任務を遂行していた者たちだ。その条件に当てはまらなかったサイヤ人は生きているだろう。

 実際、彼の手元にはベジータ、ナッパ、そしてラディッツという3人のサイヤ人の生き残りがいた。

 

 「そのサイヤ人は何人ですか?」

 「恐らく3人です。スカウターの音声記録によるとパラガス、ブロリー、ビーナスという名で、ナップル星系の調査に行っていた船に乗り込み、交戦。乗務員は皆死亡したと思われます」

 「あの船には戦闘力13000のソクオチさんがいたはずですが…。他には?」

 「パラガスは成人男性で戦闘力は12000程。ブロリー、ビーナスは4、5歳程度の子供で、前者が男、後者は女と推測されます。戦闘力は両者ともにスカウターが計測中に破損したために不明です」

 「ほう?」

 

 パラガスの12000という数字に、フリーザは感心の意を示した。

 パラガスという男はサイヤ人として中々の上澄みのようだ。フリーザの手元にいるサイヤ人にそれほどの人材はいない。

 ベジータやラディッツはまだ子供であるがゆえに仕方ないとして、唯一大人であるナッパの戦闘力は3000程度と、高いには高いのだが、サイヤ人にしては低いと言わざるを得ない。

 それに比べればパラガスは優秀な人材だと言えるだろう。

 また、ブロリー、ビーナスと言う2人の子供はおそらくパラガスの子供。将来優秀な戦士に育つこと間違いなしだろう。

 

 そこまで考え、フリーザは、いや待てよ、と考える。

 気になるのは「戦闘力は両者ともにスカウターが計測中に破損したために不明」という点だ。

 あの船には乗務員は多くおり、その殆どにスカウターを装備させているはずである。それなのに、破損が原因で戦闘力が不明とは考えづらい。スカウターは度々故障することがあるが、いくら何でも船員全員のスカウターが同時に故障したとは思えないのだ。

 計測中に、という点にも引っかかる。報告内容から察するに、計測前に殺されたというわけでは無いのだろう。

 となると、スカウターの破損は、スカウターの許容範囲を超える戦闘力を計測しようとしてしまったがために起きた可能性がある。

 戦闘力10000の赤子の存在、そして、スカウターは30000程の戦闘力まで測ることが可能なこと。

 

 そこまで考え、フリーザは頬を吊り上げた。

 

 「これは、私が直々に行くしかないようですね」

 「え?」

 「すぐに宇宙船の手配をお願いできますか」

 「了解しました!」

 

 _

 

 最近、ブロリーがすごく大人しい。

 もちろん、暴力を振るってこないわけではない。相変わらずふと目が合うと彼は脊髄反射ばりのスピードで殴りかかってくる。

 そのことに不満があるわけではない。いや、あるにはあるのだが、それでこそ彼だと思ってしまう自分がいるので重要なことではない。MADでもよく殴ってたし。

 問題は、そこからの追撃が無いのだ。「さっさと失せろ」の一言だけで、俺から離れていくのだ。

 

 おかしい。

 いつものブロリーなら即座に追撃をしかけ、俺を血祭りにせんとしてくるはずだ。そしてお互いにボコボコにしあい、何だかんだで俺が勝利する。そしてブロリーは俺を憎む。この流れはもはや確立されたものだ。

 それなのにあの対応。彼に何かあったと思うしかないだろう。

 しかし、何があればあの凶暴なブロリーをあそこまで鎮静化できるのだろうか? 確認してみたが、制御装置のようなものは見当たらなかった。

 ステルス機能のある制御装置という考えも思いついたが、これまで一緒に生活していた身として断言するが、ブロリーは操られてなどいない。彼は己の意思で行動しているように見える。

 しかし、彼が1人であのような行動に出たとは考えにくい。第三者の介入があると考えるのが妥当だろう。

 そして、あのブロリーに介入出来る人間を俺は1人しか知らない。

 

 「父さん、ブロリーに何かした?」

 

 俺はパラガスに頼まれた野菜を切りながら、近くにある巨大な冷蔵庫を覗きながら何やら考えている父親に聞いた。多分、今晩の献立でも考えているのだろう。

 彼は俺の問に予想通り心当たりがあるのか、ピクリと反応し、冷蔵庫の中身から目を逸らして俺を見た。

 

 「何かした、というより、するぞ、と脅したな」

 「ブロリーに脅しを?」

 

 俺は思わず聞き返し、すぐにパラガスの頭上へと視線を向けた。

 輪っかが無い、ということは彼は死んでいない。まさかドラゴンボールで生き返ったのだろうか? いや、彼はその存在を知らないはずだし、彼を生き返らせようとする人は俺を除いてこの世にいない。

 なら、目の前にいるのは一体…?

 

 「ビーナス。言っておくが、俺は死んでいないぞ」

 「え?」

 「下手に暴れたら飯抜きだと言ったのだ。一か八かではあったが、所詮ブロリーも子供というわけだな」

 

 パラガスは何処か穏やかな顔をしてそう言った。

 彼のそんな表情を眺めていると、ふと、厨房にアナウンスが鳴り響いた。

 

 『パ、パラガス様。フリーザ様がおいでです…』

 

 …とんでもないニュースが飛び込んで来た。

 この船を乗っ取ってからまだ数週間ぐらいしか経っていないというのにもう来るとは、行動が早すぎる。

 本来なら船一つハイジャックした程度で社長であるフリーザが動くはずがない。

 だが、あれだけの騒ぎを起こしたのだ。何か情報が送られていてもおかしくはない。例えば、サイヤ人が変身したとか。

 もしそうだとしたら、彼は俺たちを抹殺しに来た可能性がある。しかし、こうしてアナウンスする暇があることから、遠距離からデスビームを乱射するほど問答無用ではないようだ。

 彼のことだ。あわよくばヘッドハンティングしたいと思っているのだろう。

 

 なんてことを考えつつ、俺たちは料理の続きを乗務員に頼み、厨房を離れてフリーザがいるらしい部屋に向かった。

 その部屋はこの船のメインルームで、巨大な円形のホログラフ投影装置を中心として操縦席などの設備が取り囲んでいた。もっとも、今は誰も座っていないが。危ないから1人くらいは座っててほしい。

 そして、そのホログラフ投影装置の前に堂々と居座る人物がいた。

 

 『宇宙の帝王』フリーザだ。

 彼はどうやら第一形態のようで、あの球状の乗り物に乗っている。気を感じる限り、あの状態のフリーザには余裕で勝てると俺は確信した。やはりというか、俺はかなり力をつけているらしい。

 その近くにはブロリーが立っており、フリーザを興味なさそうに見つめていた。

 彼はフリーザが俺たちを殺そうとしたことを知らないので、当然の反応だろう。おそらく、「なんか偉そうな雑魚がいる」ぐらいの認識のはずだ。

 フリーザもそんな視線に気づいているのか、不敵な笑みを浮かべつつも、少し顔が引きつっていた。それでも手を出さない理由はおそらく、子供相手に本気にはならない大人の余裕という奴だろう。

 

 パラガスはフリーザを目の前にして冷や汗を掻きつつも、余裕があるように振舞おうと口を開いた。

 

 「フリーザ。こんな船に一体何の御用だ」

 「この船は私の軍のものだというのに、よくそんなことが言えますね。まぁ、いいでしょう。私はそのことを咎めに来たわけではありませんので」

 

 そういってフリーザはおもむろにスカウターを起動しだした。

 その対象はパラガスのようで、彼の戦闘力を測り終えるとフリーザはすぐに俺とブロリーに視線を向けた。どうやら今度は俺たちの戦闘力を測っているようで、先程よりもピピピピ…といった音が長く鳴り響いている。

 その度にフリーザは笑みを深くしていき、やがて限界を迎えたスカウターが爆発すると、彼は納得したように頷いた。

 

 「なるほど、あなたたちの仕業ですね?」

 

 そう言ってフリーザは俺たちを交互に見た。それに俺とブロリーは互いに視線を交わして(一瞬ブロリーが血眼になったが)頷いた。

 視界の端でいつブロリーが暴れだすかハラハラしているパラガスを横目に、フリーザは素晴らしいと声を上げた。

 

 「どうです? ブロリーさん、ビーナスさん、ついでにパラガスさん。私の下で働いてみる気はありませんか? そうすれば、今回のことは不問としましょう」

 

 そう言ってフリーザは笑みを深めた。彼の眼は本気のように見える。

 

 やはり、俺たちを勧誘してきたか。まぁ、彼からすればスカウターを破壊するほどの戦闘力を持った人材はなるべく手に入れておきたいのだろう。

 作中だとスカウターはよく爆発するので、それくらい普通だと思われがちだが、別にそんなことは無い。むしろ、スカウターは基本爆発しないものなのだ。

 そもそも、スカウターは数万もの戦闘力を測ることが出来る。ギニューが持っていたスカウターに関しては悟空の180000まで測ることが出来ていた。

 この宇宙において、戦闘力が1000もあれば惑星最強を自称しても文句が出ないレベルである。そんな世界で、一般的な惑星最強の戦闘力を10倍も100倍もしたような力を持った存在など、フリーザのような例外を除いて殆どいないのである。

 そして、その例外が目の前に居る。しかもサイヤ人だ。逃す手はないだろう。

 

 俺としてはフリーザの下に付くことにあまり賛成ではない。

 超サイヤ人である俺たちに対して、フリーザがどんなことをしてくるか分からないからだ。

 それに、もし彼が本気で勧誘していて、仲間でいる限り手を出してこないとしても、安心はできない。

 彼はまだ己の絶対的な最強を確信しているので乱暴なことはして来ないだろうが、ブロリーが暴れるなりなんなりして敗北を味わってしまうと、彼は修行に手を出す可能性がある。

 フリーザは俺たち『伝説の超サイヤ人』に拮抗する、あるいはそれ以上の成長スピードを持っている。

 実際、悟空が何年もの時間をかけて、死闘を繰り広げ、修行し、研鑽に研鑽を重ねた実力に、彼はほんの数ヵ月の修行で追い付いてしまった。

 俺たちのように戦闘中に戦闘力がどんどん上がっていくというふざけた特性を持っているわけではないが、彼のあの成長スピードは十分に俺たちの脅威になりうる。

 安全策を取るなら、今のうちにさっさとフリーザを始末して、フリーザ軍を1人残さず血祭りに上げるべきなのだろう。

 しかし、そうすれば悟空たちにどんな影響が出るか分からない。

 だが、まず間違いなく超サイヤ人への覚醒イベントが潰れるので、人造人間17号や18号に、いや、下手すれば19号(白い太っちょ)によって全滅させられるかもしれない。

 正直言って、そんな悟空たちは見たくない。

 『ドラゴンボール』を愛読していた男の記憶を引き継いでいる者として、主人公には活躍してほしいのだ。

 そのためにも、フリーザには生きていてもらわなくては困る。しかし、彼の誘いを断る以上戦闘は避けられない。

 そこで思いついた案が、彼が第一形態のうちに殴りぬいて気絶させて、適当な宇宙の彼方に投げ飛ばすというものだ。こうすれば、フリーザのプライドは傷つきこそすれど「変身していないこと」を言い訳に出来るので修行をすることはなく、ブロリーが追撃を仕掛けて彼の息の根を止めることもない。完璧な作戦だ。

 

 まるでフリーザを倒すのは簡単だと言っているような口ぶりだが、実際俺は簡単だと思っている。

 こうして対面して分かったのは、彼の気は思ったより小さいという事。計算してみれば、44.17パラガスだ。そう思うと大したことは無い。

 彼はまだ第一形態だからというのもあるだろうが、たとえ最終形態になっても、俺とブロリーが超サイヤ人になって、彼を寄ってたかってボコボコにすれば全然勝てるだろう。

 

 「フリーザ様、分かりました。我々は貴方様に従います」

 

 パラガスがフリーザに跪き頭を下げて言い放った。

 

 …………え? 何やってんだぁ…この親父ぃ?

 とりあえず合わせるけど、この前「フリーザを憎んでいる」とか言ってなかったっけ?

 ほら、ブロリーとかすごい顔してるよ。目の前の光景が信じられないみたいだ。あの顔はまるで、家では頼りになるお父さんの仕事姿を見に行ったら汗を掻きながら情けなく上司に謝罪を繰り返しているのを見てしまった息子のようだ。

 そのせいか、ブロリーは放心している。

 

 「おや、随分と素直ですねぇ。何かよからぬことを考えていないと良いのですが」

 「まさか、そのようなことがあろうはずがございません。フリーザ様より戦闘力の劣る我々が企みなどと…」

 「まぁ、いいでしょう。私の寛大な心に感謝しなさい」

 

 寛大な心というのはその通りだと思う。自分の管轄下である宇宙船を乗っ取られたのだ。それを仲間になるだけで不問とするなんて、彼は損得が良く分かっているらしい。

 彼の失敗を上げるのなら、ブロリーまで勧誘してしまったことだろう。彼はまだ放心しているので今のところは無害だが、正気を取り戻した時には何をしでかすか分からない。

 自分が誰かの下に付いたことに激昂するかもしれないし、どうでもいいと吐き捨てるかもしれない。何にせよ、フリーザは銀河破壊爆弾を抱えることになってしまった。責任をもって慎重に扱ってほしいと願うばかりである。

 

 用が済んだのか、フリーザは「準備が出来たらこの座標に来なさい」と言ってこの船を去った。

 彼の背を見送ったあと、俺はパラガスに詰め寄った。

 

 「父さん、説明して」

 「…ビーナス、俺たちに足りない物は何だと思う?」

 「え? 倫理観」

 「違う。情報だ」

  

 俺の冗談をぶった切るように、パラガスは食い気味に言った。

 

 「良いか、ビーナス。確かにフリーザは憎むべき相手だ。しかし、俺たちはここ数年間ずっと星々を流浪していた。そのせいで、飯を食って星々を壊している間、この宇宙で何が起こっていたのかを何も知らないのだ」

 「別に宇宙で何が起こっていたのかとかどうでもいいと思うけど」

 「ふっ、そんなことも分からないとはビーナスといえどまだ子供だな。俺が今必要としている情報は3つ、俺たち以外にサイヤ人の生き残りはいるのか、今のフリーザ軍の規模はどれくらいか、そして本拠地とするのに相応しい惑星は何処か、だ。

 もし俺たち以外にサイヤ人の生き残りが居ればそれなりの協力関係を築けるだろう。人手は多い方が良い。そして、そいつらと共にフリーザ軍を滅ぼし、この宇宙にもう1度最強の戦闘民族サイヤ人の名を轟かせ、相応しい惑星を本拠地として俺とビーナスとブロリーで最強の宇宙帝国を築き上げる、というわけだぁ!」

 

 パラガスは両腕を広げながらそう言い放ち、独特な笑い声を上げた。

 

 宇宙帝国…か。

 そういえばベジータやターレスも最強になったら宇宙を支配するだのどうこう言っていた気がする。どうしてサイヤ人は力を得た後にすることが宇宙の支配なのか。もしかしたら、サイヤ人はとりわけ支配欲が強い種族なのかもしれない。

 ちなみに、俺は彼の考えを理解出来なかった。正直言って、宇宙帝国になんて全く興味が無い。

 宇宙を支配したところで何をすればいいのかさっぱりだ。惑星を貸し切って、捕まったら血祭りのかくれんぼを大人数でやるとかだろうか?

 ブロリーも同様のようでパラガスの野望に無反応だった。いや、彼は未だにショックから立ち直れていないだけのようだ。

 

 「野望に賛同しない、己よりも遥かに強い子供、か。パラガスが制御装置に頼らないと良いんだけど…」

 

 俺は誰にも聞こえないほど小さな声でそう呟いた。

 

 その後、俺たちはフリーザの指示通りに指定された座標へと向かった。

 そこにはフリーザ軍の管轄下にある惑星があり、降り立ってみると、ご丁寧な対応(新人イビリ)をしてくれた。俺はお礼に対応してくれた人たちを殴って気絶させていると、見知ったM字ハゲをした子供が此方を見ていることに気が付いた。

 その子供はベジータであり、俺たちがそちらを見ていることに気付いた彼は、サイヤ人の王子らしく横柄な態度を持って接してきた。

 そのせいか、ブロリーの何らかの逆鱗に触れてしまい、彼はラリアットを食らって近くの岩盤に叩きつけられてしまった。

 俺はそれを見て、数えきれないほど見たシーンが再現されたことに対する感動と、どうしようもない愉快さに笑い転げた。

 

 

 

 




パラガス「最強の宇宙帝国を築き上げるのです!」 オー!(謎の歓声)
ビーナス「wwwww」
ブロリー「父さんが、それにビーナスまでもがあの雑魚(フリーザ)に頭を下げてる…?(宇宙猫)」

ベジータ(幼少期のすがた) 戦闘力:12000
超エリート戦士のベジータならこれくらいあるだろうと予想。
コメント欄によると子どもの時点でベジータ王を超えるくらいはあったらしいので、12000くらいに修正します。ツヨイ!
まぁ、それでもブロリーとの差がすごすぎて岩盤なんてされたらベジータがミンチになりそうですが、ギャグ補正が助けてくれました。

Q.なんでフリーザは自分が一番恐れてる『超サイヤ人』の可能性がある奴を勧誘したの?
A.危険な奴ほど手元に置いておきたいから

最近更新が遅くなって申し訳ありません。ブロリーの扱いに中々困っていまして筆があんまり乗らないんですよね…。
自分のアイディアに殺される……これも投稿者の定めか…。
なので評価を貰えると本当に支えになります!!(チラチラ)

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