side ライナ
カミトを宿舎に運んだ俺は、グレイワースに連れてかれてグレイワースの私室で寝かされた。
結構いいベッドでよく眠れた。
「・・・・・もうすぐ昼か、そういや、腹減ったな」
俺は起き上がる。
「ん?えーと、なになに?」
机の上に手紙が書かれていた。
内容は
ライナへ
よく眠っていたので起こしませんでした。
お腹がすいたら机の上にある料理を食べてください。
頑張って作りました。
私は執務室にいるのでなにかあればいつでも来てください。
グレイワースより。
「母さんの料理か」
久しぶりに食べるな。
フードカバーを取る。
「若干、覚めてるな」
スープの皿が冷たかった。
「不死鳥、頼む」
不死鳥は火属性の最高位精霊だ。
不死鳥はコクりと頷いて料理を温める。
「ありがとな」
不死鳥は頷いて元素精霊界に帰った。
「いただきます」
ゆっくりと食べ始める。
「うまいな」
グレイワースの料理はお袋の味、というやつだ。
ーーーーー◇ーーーーー◇ーーーーー
「ごちそうさま」
食べ終わった俺は食器を洗い、食器棚に戻す。
「カミトの様子でも見てやるか」
俺はカミトが眠っている宿舎に行く。
相変わらずボロボロだな、この宿舎・・・・・
「カミト、起きたか・・・・・?」
「わぁーー!!ライナ!これは・・・・・違うぞ!!」
カミトは白い髪の幼女に抱きつかれていた。
「あー、はいはい、お前の契約精霊だろ?」
「いや、俺が連れ込んだとかじゃ・・・・・契約精霊?」
カミトはわかっていなかったようだ。
「つまり、エストは契約精霊なんだな」
「はい、カミト」
エストはカミトの膝の上から離れない。
「ま、俺は適当にブラブラと、あ、そういや今日は<軍用精霊>の契約式典があったな・・・・・」
人がごった返してそうめんどくさいな。
「明日にするか」
「おい、今なんて言った?」
「明日にするか」
「もう少し前だ!」
「<軍用精霊>の契約式典・・・・・」
カミトはいきなり立ち上がり、走り出す。
「おい、どうした?」
「クレアだ。もしかしたら、あいつは強い精霊を求めていた!もしかしたら・・・・・」
「はいはい、俺も行くよ」
カミトはトラブルに好かれているからサポートしてやらないとな。
「助かる。我・契約文を捧げ・大地に眠る悪意の精獣を宿す」
「気にすんなよ。我・契約文を捧げ・大地に眠る悪意の精獣を宿す」
走って会場に向かう。
「もう大丈夫なのか、ライナにカミト」
「エリス、あとにしてくれないか?」
「昨日のライナはかっこよかったぞ」
「いや、あとに・・・・・」
結局、エリスと一緒に軍用精霊の契約式典の会場に来てしまった。
なんか、短くなってしまいました。
エストに変化はありません。
ライナ、カミトに甘すぎますね。
エリスのライナへの好感度はガンガン上がっています。
リンスレットのライナへの好感度はほぼ最高値です。
不死鳥
火属性の最高位精霊。
ライナが世界で初めて契約できた精霊。
体が炎でできている。
短かったので早めに次を投稿、できたらいいな。