side ライナ
俺が仮眠室に行く途中、リンスレットに呼び止められた。
「ライナ、あの眼は・・・・・」
「・・・・・知っているらしいな」
リンスレットは暗い顔で頷く。
「ここでは人目につく」
「私の部屋へ案内します」
本当に暗いな。
お互い黙ったまま、リンスレットの部屋についた。
「あの眼はなんですか?」
「魔眼、複写眼。眼に映った魔術を解析してそのまま使えるようになる。これはカミトが話していたな」
「・・・・・はい」
「複写眼の恐ろしいところは暴走だ。暴走すれば辺りを破壊しつくす」
「はい、だから・・・・・困っているんです」
リンスレットは俯く。
「家族が、暴走したのか・・・・・」
「・・・・・はい、妹が・・・・・」
「そうか・・・・・小さいうちなら、気絶させればなんとかなるが、俺くらいの年になると暴走したあとは死ぬ」
リンスレットの顔が青ざめる。
「まあ、どうにかする方法が無いわけでもないな。俺もどうにかしたんだし」
正確には親父とお袋がどうにかしてくれたんだがな。
俺はさらに新しい方法での解呪を思いついた。
「!?どうか・・・・・、どうか妹を・・・・・!ユーディアを・・・・・!救ってください・・・・・!!」
リンスレットは必死に頭を下げる。
「・・・・・はぁー、わかったよ!」
「本当ですか!!?」
手をいきなり握られた。
「あ、ああ・・・・・」
「では!今すぐにでも、お礼は私が用意できる限りなんでも用意します!!」
「い、いや、今はちょっと無理だな。道具がないし・・・・・」
「こちらで用意します!!なので・・・・・」
「タンマタンマ!!多分俺にしか造れないから無理だし、造るのにだってかなりの時間がかかるし、他にもいろんなことをしなくちゃなんねーから、待ってくれよ・・・・・」
リンスレットは慌てて、元の姿勢に戻る。
「そうですか・・・・・それは、いつくらいに?」
「んー?わからねーから、用意ができたら言うわ」
「わかりました。用意できるような物があればすぐに用意します」
「ん、じゃ、俺は作業に入るわ」
最低でも、あの剣を二本造らないといけないんだよな。
めんどくせぇ。
「ま、やるしかねーよな」
俺は剣の作成を始める。
字数が足りないので、ここにあとがきを書きます。
リンスレットの妹が複写眼
読んでからこの設定入れようと思っていれました。
ライナの知識
このライナは運命の世界までいけるようになったチートライナです。
ちなみにカミトはクレアの部屋に棲むことになりました。
ライナはそのまま、仮眠室とグレイワースの部屋で寝ます。
結界が完成してないことが次回の・・・・・