カリン・ウィクスはヴィクトリア家政に所属するメイドの1人だ。
特殊合金工具鋼で出来た特注の大型丸鋸を得物としており、その小柄でオドオドとした見た目とは裏腹に戦闘能力は他メンバーに引けを取らない。
むしろそこらのホロウレイダーより強い彼女だったが、欠点としてその自信の無さが挙げられる。
いつもビクビクとしており、卑屈な性格から来るのか、彼女から発せられる言葉は彼女自身を貶めるようなネガティブなものばかりだ。
しかし確かにドジでおっちょこちょいであることは事実ではあるものの、そこまで致命的ではなく、大半は容易に補填が可能だ。
例を挙げるなら方向音痴や物忘れなど。
逆にメイドとして必須な家事炊事洗濯能力は某サメガールや男の娘よりも遥かに高い。
では何故ここまで自信が無いのかと言うと、おそらくは言葉通り完璧な狼シリオンのリーダーとダークマター製ぞ……炊事を除いて完璧なメイド長が身近に存在しているおかげで、相対的に劣等感を感じてしまっているのかもしれない。
まずヴィクトリア家政のモットーが完璧なサービスの提供であることも言えるだろう。
「うぅ……。」
そんなカリンは今、少し不機嫌気味だった。
ここは都立第一総合高等学校。
カリンにとっては都立第一総合中学校と言った方が正しいだろうか。
いつものメイド服ではなく、学校制定のブレザーとスカート、カーディガンを身に纏った彼女は図書館棟の2階で壁に張り付いていた。
そっと廊下の先に顔を覗かせると、覚えのある2人の人物が目に入ってくる。
「うわー……ヴィジョンの記事、スゴい炎上してるし……。」
「ニュースもそれで持ち切りですよねー。」
据え付けられた長椅子に腰掛けているのは同じヴィクトリア家政に所属しているエレンとスズツキ。
今はスズツキが弁当を食べている下で、彼の膝を枕にエレンが横に寝そべりながら携帯端末をいじっていた。
カリンは羨望の視線を向ける。
もちろんエレンの方へ。
「いいなぁ……。」
眺めていると時折りエレンが上を向き、スズツキが渋々と彼女の口におかずを放り込む。
満足そうに咀嚼しているところからして、きっと味は美味しいのだろう。
そしてスズツキが昼食を終えた頃にはスヤスヤと寝息を立てながら気持ち良さそうに眠っていた。
その様子を見れば見るほどカリンの中で黒々とした粘性のある何かが膨らんでいく。
羨望が別の感情へと変わろうとした時、ハッと我に返った。
「……っ。」
顔を引っ込め、壁を背に座り込みながら息を整える。
結局、カリンが2人の前に姿を見せることはなかった。
⬛︎
当初、カリンにとってスズツキの存在は少し疎ましいものだった。
何故なら今まで自分を構ってくれていたエレンが全て彼にかかり切りになってしまったから。
それは業務上だけではなく、私的にも。
歳が近い同性のメンバーということから元々エレンに対して勝手に親近感を覚えていたのだが、スズツキとの仲睦まじさを前に徐々に疎外感を感じていった。
しかしスズツキがメイドになるにあたって本格的に講習を受けるようになってからは状況が変わった。
変化の要因となったのは調理に関する授業。
毎回の講習において先生役を担当していたのはリナだったが、生憎と彼女は料理のセンスが壊滅している。
それも単にメシマズなのではなく、もはや毒物や生物兵器といった具合だ。
サメの腐食性という特異な体質を有しているエレンでもなければ食べることは不可能で、少し前にライカンが一度試食した結果、しばらく再起不能になったことは記憶に新しい。
よってせっかくの有望な新人をリタイアさせない為、調理に関することのみカリンが代役を務めることとなった。
これが結果的に良い方向へ動く。
カリンの得意分野である炊事のスキルを遺憾無く発揮出来たのだ。
それは家庭的で簡単なワンプレートランチから手の込んだマイナー料理まで。
対して今まで一部の男料理しか作れなかったスズツキは目を輝かせた。
この時に彼から受けた賞賛の嵐が最初のきっかけとなったのだろう。
毎度のこと美味い美味いと言われ続けて気分が悪くなる筈もない。
以降、カリンは度々スズツキへ積極的に話しかけるようになっていく。
また拠点においてライカンの代わりに料理を振る舞うことも多くなった。
そして3度の実任務を終えた頃にはすっかり最初期の疎ましさは消えていた。
むしろ今まで以上に親しみを持っていた。
昔からどこか感じていた孤独感も癒えていった。
だから心に余裕が出来た。
そこから別の感情が芽生えた。
時として暖かく、または苦しく感じるそれが。
⬛︎
「あ……す、スズツキさん……!」
「カリンちゃん、おはよ。」
「えっと……今日は講習……ですか?」
「ううん、射撃の練習をしに来たんだ。あとついでに宿題もやってこうかなって。」
場所は変わってヴィクトリア家政の拠点のひとつ。
時刻は昼前。
ソファーに座って独り料理本を読んでいたカリンの前に現れたのは私服姿のスズツキだった。
驚くカリンを他所に彼は持っていたリュックを置くと、下の階に位置する射撃場へ降りていく。
しばらくして、少し開いたままのドアの隙間から定間隔で甲高い破裂音が僅かに聞こえてきた。
ターン、ターンと。
おそらくは前々回使っていた拳銃だろうか。
しばらくしてそれは途切れ、今度はまた違う銃声が響いてくる。
「ふふっ……。」
予想外の来訪に嬉し気な様子のカリンだったが、ある時、少し考え込むと本を閉じ、その場から立ち上がった。
向かった先はいつも使っているキッチン。
オープン型のだだっ広いその空間で彼女は戸棚からいくつかの食器と茶葉を取り出し、その後にやかんで湯を沸かす。
慣れた手つきで紅茶を淹れると、付け合わせのお菓子と一緒にトレーに乗せた。
「……ん?」
だがその時、スズツキが置いていったリュックの中から携帯の着信音が鳴った。
カリンは端末を手に取ると画面に表示されたアイコンと文字を眺める。
『先輩』とだけ短く書かれたそれ。
途端に形容し難い不快感が、締め付けてくるような苦しさが心中に満ちていく。
気付けば端末のスピーカー部分を指で押さえ込んでいた。
それから数十秒ほどして途絶える着信。
カリンは端末を機内モードに設定し、リュックの最奥へと押し込んだ。
「ごめんなさい……カリンは悪い子です……。」
トレーを手に持つと、下の階に繋がる階段を降りていく。
射撃場ではちょうどスズツキが練習を終え、使った銃器を分解しているところだった。
「あ、あの……!」
「ん?カリンちゃん、それ……。」
「よろしければお茶でも、い、いかがですか?」
「おぉ……もちろん!」
カリンは返ってきた反応に安堵しながらテーブルにトレーを置く。
指のガンオイルを拭き取ったスズツキは早速皿のクッキーを手に取った。
「いただきまーす!んっ……!」
「お、美味しいですか?今朝初めて作ってみたものなんですが……。」
「美味い!美味しいよ!」
スズツキはあっという間に最初の1枚を食べ終えると2枚目を口へ放った。
彼の笑みに釣られてカリンにも笑顔が漏れる。
いつの間にか心の中はほっこりとした暖かい気持ちで溢れていた。
「流石はカリンちゃんだね!僕には逆立ちしても真似出来ないや。」
「そ、そんなこと……!カリンが出来るくらいだから、スズツキさんにだって……。」
「いやいや、プラモデルみたいにマニュアルに沿って作ることとはまた違うのよ。カリンちゃんのは何と言うか……。」
スズツキは顎に手を当てると何かを思いついたように指をさしてくる。
「あれだ、職人技ってやつ。目分量で微調整が出来るみたいな。」
「私も料理本を見ただけですよ?」
「えー?でも毎回僕が作るのと明らかに味違うじゃん。何かコツがあるんじゃないの?」
「そう言われても……。」
「んー……他人が作ってくれたから美味しく感じるのかな?あとは愛情とか?」
「あっ、愛情……!?///」
ボンッ!っと顔を赤くするカリン。
対してスズツキは慌てたように補足を入れてくる。
「いやその、ここはカリンちゃんを含めた全員が仲良いし、皆んなに作る時は少しくらいあってもおかしくはないかなーって……いや、あれだからね?別に世間のセクハラオヤジみたいに邪な考えがあるとかそういうのじゃ……。」
途端に早口でペラペラと話し出すスズツキ。
その変貌ぶりに今度はカリンが少し吹き出した。
「か、カリンちゃん……?」
「すみません、ちょっとおかしくて。それと……あ、愛情なら、ちゃんとこれにも入ってると思いますよ?エレンさんがやっていたみたいに、お、美味しくなあれって……///」
「……おおぅ。」
メイド喫茶のおまじないのようにハートマークを手で作るカリン。
その意外過ぎる行動と恥じらいの表情から来るカウンターパンチにスズツキは黙り込んでしまう。
カリンも自身の行動を改めて理解すると再び赤面し、同じく口を閉じてしまった。
静寂が過ぎること3秒ほど。
再起動した2人は取り敢えず紅茶を飲んで気分を落ち着けることにした。
「ふぅ……こっちも相変わらず美味しい。」
「ライカンさんにはどうしても勝てないんですけどね。」
「それでもカリンちゃんの淹れるお茶とコーヒーは美味しいよ。自信をもっと持つべきだって。」
「そ、そうですか……?」
「うん!もう毎日飲みたいくらいだね!」
スズツキの満面の笑みと共に放たれる爆弾発言。
カリンは一瞬、思考の全てが停止した。
そしてコンマ5秒後に再起動する。
「へっ……へぇ〜……!///」
スズツキは軽い冗談で言ったつもりだったのだが、あいにくとカリンはそう受け取らなかった。
正確には受け取ることが出来なかった。
カリンの頭が先程の発言について分析し、その一部が褒める為の建前という正当な結果を算出しても尚。
年齢的にも多感な時期に初めて近しい異性から好意的な発言を貰ったのだ。
そういう意味ではないと分かっているとはいえ、心の躍動が止まらなくなるのはしょうがないことだろう。
「カリンちゃん?大丈夫?」
「はわっ!?な、何でもない……です……!///」
それからカリンはどうにか胸の動悸と顔の緩みを抑えながらお茶の時間を楽しんだ。
心の仕えはいつしかすっかり消え去っていた。
だがここで双方共にお茶が切れてしまう。
まさかこれほど長く話すとは想定していなかったため、ティーポットにも余剰分はほとんど用意していなかった。
慌ててカリンは席から立ち上がる。
「わ、私、淹れ直してきます!」
「いや、いいよ。わざわざそこまでは……。」
遠慮するスズツキだったが、対してカリンは流されずに口を開いた。
「私はっ……その……す、スズツキさんともっとお話ししたいです。だ、駄目……ですか?」
珍しくカリンが自己主張をしたことにスズツキは目を丸くした。
「うん、カリンちゃんが望むなら。」
「はい!美味しいのを作ってきますので!」
にぱぁと、嬉しそうな笑顔を浮かべながらカリンはその場を離れた。
ウキウキとした様子でキッチンに入ると、再び戸棚から茶葉を取り出し、やかんに水を注いだ。
お湯が出来上がるのを待ちながら適当に棚を物色していると、その時、端っこに見慣れない箱があることに気付く。
「薬箱……。」
手に取ってみると、中に入っていたのは風邪薬や包帯、かゆみ止めなど、何の変哲も無い簡易的な医療品だった。
だが不意にあるものへ意識を吸い寄せられる。
『睡眠薬』と書かれたそれ。
悪い考えほどよく回るもので、その薬をどのように使うのか、使った後に何をすることが出来るのか、瞬時に理解した。
これを使えば非常に強引ではあるものの、エレンよりも大きくリードすることが可能ということも。
次第に例の黒々とした気持ちが湧き上がり、理性というストッパーを押しのけていく。
「スズツキさんと『お話』……もっと出来る……。」
カリンは気付けば紙箱から粉薬が入った袋を、アルミ箔で出来たそれを1つ取り出していた。
封を開け、中身をスズツキのカップへ入れようとする。
だが次の瞬間、至近より誰かの声が聞こえてきた。
「……何してんの。」
「ひゃうっ!?」
恐る恐る後ろを向くと、私服姿のエレンと目が合う。
カリンは慌てて袋をポケットに隠した。
「え、えっと、紅茶を淹れていて……。」
「ふーん……スズツキの分も?」
「はい……え、エレンさんも飲みますか?」
「いや、いいかな。すぐに帰るつもりだし。」
バレたのかとビクついていたカリンだったが、エレンは何事も無かったかのように踵を返し、ダイニングルームへ歩いていく。
そしてテーブルに置いてあったスズツキのリュックを掴み、中に手を突っ込んだ。
少しして腕が引き抜かれると、そこに握られていたのはスズツキの携帯端末。
当たり前のように6桁のパスワードからなるロックを解除すると、何かの操作をしたのか、彼女自身の端末と見比べる。
その様子を眺めていると、ここで再び視線が交差した。
エレンはスズツキの携帯を元の位置に戻し、カリンに近付いてくる。
「じゃ、私は帰るから。」
「えっ……も、もうですか?」
「邪魔しちゃ悪いでしょ。ただ……。」
意外さと嬉しさを隠し切れていないカリンに対し、エレンは身体を屈めると肩に手を置いてきた。
それも単に添えるのではなく、少し力を込めて。
「……『それ以上』は進まないでほしいかな。私はカリンちゃんのこと好きだと思ってるからさ、出来れば争いたくはないんだ。部外者とならまだしも、身内とピリピリした関係になるのは嫌だからね。」
耳元に囁かれる、いつにもなく低い声にカリンはビクリと肩を跳ねさせた。
「アレは私のだから。接触するなとまでは言わないけど、友人としての線引きだけはよろしく。」
そう言うとエレンは軽く手を振りながら部屋を出て行こうとする。
カリンは動かないままだったが、今の彼女は前とは少し違った。
勇気を振り絞り、後ろを向くと精一杯声を絞り出す。
「す、スズツキさんは、誰のものでもありません……!」
「まだ、ね。すぐに私が手に入れるよ。」
「い、いいえっ……スズツキさんの胃袋は既に掴んでいます!カリンの方がリードしてます!」
エレンの足と尻尾がピタリと止まる。
気付けば彼女がこちらを見下ろしてきていた。
「ふぅん……カリンちゃんも言うようになったね。」
「スズツキさんはカリンにとって大事な存在です。だ、だからエレンさんであっても、他の人に取られるわけにはいきません……!」
「へぇ……本当に変わったね……。」
カリンは自身へ向けられる視線が次第に冷たくなっていくのを感じ取った。
しかし負けじと目を逸らさない。
緊張感溢れる空間が展開されること数秒間。
先に目線を外したのはエレンの方だった。
「はぁ……また増えたし……。」
彼女はやれやれと頭を振りながら背を向けると、部屋を出て行こうとする。
だがドアノブを掴んだところで、もう一度目を合わせてきた。
「カリンちゃん。」
「は、はい……。」
「仲間とはいえ、遠慮はしないから。ただ、手段は選んでよね。」
「……はいっ!」
力強くそう返事したカリンを前にエレンは少しだけ口端を上げると、今度こそ部屋を後にしていった。
ここでキッチンのやかんから沸騰を知らせる甲高い音が響いてくる。
カリンは紅茶を淹れ直すと、再びトレーを持ってスズツキの元へ向かった。
もちろん薬などの異物は混入していない。
「カリンは負けません……!」
いつにもなくカリンの顔は決意に満ちていた。
いつの日か必ず『彼』を手にいれると。
⬛︎
あれから数日の時が経った。
今日も学校の教室では沢山の生徒が授業を受けており、その中にエレンの姿もあった。
昼休みを知らせるチャイムが鳴ると、一斉にクラス中の野郎どもが学食へ駆け出していく。
エレンはコンビニのパンを片手に席から立ち上がると、背後よりからかいを含んだ声がかけられた。
「エレン、今日もスズツキ君?」
「今までお気に入りだった日替わり定食を放棄してコンビニパンを選ぶくらいだからね〜。よほどゲロ甘なことしてるんだろうね〜。」
「ああ……エレンが僕達を差し置いて毎日男のところへ通うなんて……。」
それぞれ芝居がかったわざとらしい演技をするモナとルビー、凛。
対してエレンは冷めた表情で適当にあしらう。
「そういうのじゃないから。色々と話すことがあるの。というか毎日じゃないし。週2回だから。」
「そっかー、それでもそうじゃないかー。」
「あらあら……。」
「相変わらずだね。」
3人はニタニタとした笑みを向けてくる。
「何?そんなにニヤついて。」
「いやぁ……授業中は微動だにしていなかった尻尾が活発に動いているから嬉しいのかなーって。」
「エレンの感情は特に尾びれに出るからねー。」
「……っ、ま、また後で!///」
頬を赤くしたエレンは友人達からの生暖かい視線を受けながら教室を後にした。
恥ずかしさと苛つきで心を一杯にしながらいつもの場所へと向かう。
足早に図書館棟へ入り、階段で2階に上がる。
そして目的の場所に到着した。
「あっ、エレンさん。」
「うぇっ……しぇ、せんぱい?」
「…………は?」
目に入ってきたのは長椅子に座りながら何かを頬張っているスズツキと、その隣で唐揚げを摘んだ箸を突き出しているカリン。
エレンは瞬時に状況を理解し、嫉妬の感情で頭を満たすと、スズツキを押しのけて彼の真隣へ腰を下ろした。
「ふぅーーーん………2人とも随分仲良さそうじゃん。」
「はい!スズツキさんがカリンのお弁当を食べたいと言ってくれたので!」
「へぇぇ!そう!」
「あ、あの……ぐふっ……!?」
サメの尻尾がぐるん!と勢いよく動き、カリンとスズツキの間に割って入り込んだ。
長さと重さが中々あるそれはスズツキの腹に絡み付くと、彼の身体を強引にエレンの方へ引き寄せようとする。
もちろんカリンもただ黙って見ているのではなく、自らスズツキの腕を掴んで距離を詰めていく。
間隔が無くなり、完全に密着した状態になると2人はバチバチと火花を散らし始めた。
「カリンちゃん、この前譲ったんだから引いてくれないかな?」
「エレンさんは今まで散々スズツキさんに甘えていましたよね?なので次はカリンが優先されるべきです。」
「いやいや、今までとか関係ないから。単にそっちの行動が遅かっただけだし。」
「それなら今この時だってエレンさんが遅かったです。早い者勝ちです。」
「ふ、2人とも……喧嘩は……。」
「「スズツキ(さん)は黙ってて(ください)!」」
「はいぃ……。」
男なら危険を顧みず、死ぬと分かっていても行動しなくてはならない時がある。
某キャプテンの名言に従って仲裁に入ろうとしたスズツキだったが、ものの見事に一喝で黙らされてしまった。
結局、時間制でスズツキを扱うことに。
10分後、そこにはスズツキにあーんを迫るカリンと、彼の膝に頭を押し付けながらくつろぐエレンの姿があった。
スズツキを狙う捕食者の数、2人→3人
やったね!状況が悪化していくよ!
よろしければ高評価又は感想をお願いします。作者のモチベが爆上がりするので。
1話ごとの文字数ってどれくらいが読みやすい?
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8000字くらい
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