ヴィクトリア家政の女装メイド   作:ゆうぐれ

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おひさです。ストックをチマチマ書いて完成したので投稿です。



間章 我が赴くはエーテルの海原
24 零号ホロウ再び


新エリー都の裏社会において着々とその勢力を伸ばしていた大規模犯罪組織『山獅子組』。

 

ストリートの半グレ連中ですら彼らを知らない者は存在せず、だからと言って暴走族のように表立って活動していなかったことも相まって各所から一目置かれた存在と言える。

 

いや、だったと訂正すべきだろう。

 

気象庁すらも予測していなかった『零号ホロウを震源地とした突発的な地震』が発生したあの日以降、山獅子組に関する最新の情報が治安局と各マフィア双方へ全く入らなくなってしまったのだ。

 

組織そのものの活動は分からないにしても、闇市場に彼らの密造銃器が新たに一丁も供給されず、またエーテル資源の違法採掘や他組織との取引など、一切合切の活動の痕跡が無くなっていたのは流石に違和感を感じさせるものだった。

 

まるで一晩にして山獅子組が跡形も無く消えてしまった、そんな突拍子もない仮説をベテランの情報分析官やギャングのボスなどが大真面目に提唱するほどだった。

 

実のところはその仮説通り、奴らは本拠点ごと全滅していたのだが、まあそんなことはいいとして、奴ら山獅子組が跡形も無く消滅したことは周囲へ多大な影響を与えた。

 

もちろん治安局や都民にとっては万々歳だ。

 

悪人が居なくなってデメリットなんぞある筈も無い。

 

逆に割を食ったのは悪い連中だった。

 

表の世界で言うならば、契約先の大手企業が前触れも無しに、いきなり倒産したようなもの。

 

普通なら行政からの支援があるのかもしれないが、違法な商売に補助も補填もあるわけがない為、取引中だった悪人達は大損をこいてしまった。

 

よって裏世界においての各組織の活動は大半が控えめになり、中には財政事情の悪化で崩壊又は吸収される組織まで現れたとのこと。

 

つまり一時的とはいえ、平和になったのだ。

 

だが必ずしも良いことばかりではない。

 

平和ということは悪事が減る。

 

悪事が減れば正義を司る者たちの、または悪者を成敗する者たちの役目も減る。

 

それはプロキシことパエトーンも例外ではなかった。

 

「んなー……最近依頼がめっきり減っちゃったねー。」

 

「ああ、ヴィジョンに続いて山獅子組まで壊滅してしまったんだ。毎回トラブルを起こす連中も、今回ばかりは動きが鈍らざるを得ないんだろう。」

 

ここはビデオ屋『Random Play』。

 

今はそろそろ日が落ちる時刻で、客足もこの時間帯になると少なくなってくる。

 

スタッフルームこと作業場の中、店長のリンとアキラはそれぞれソファーと椅子で足を伸ばしていた。

 

本来なら依頼の1件でもこなしているところだろうが、ここ一週間はダイブどころかH.D.D.システムにすら触っていない。

 

もちろん収入はビデオ屋の僅かな収益を除けばゼロ。

 

むしろフェアリーの電気代を考えれば赤字である。

 

だが2人に焦る様子は無かった。

 

何故なら前回と前々回のヴィクトリア家政からの依頼でかなりの額を稼げたからだ。

 

双方とも機密性の高い内容であった為、正規の依頼料の他に口止め料も加算され、今や若店長2人は小金持ちとなっていた。

 

そのことを思い出してか、リンの口元がニタリと緩む。

 

何かたまには贅沢なことでもしようかと、妄想に耽っていると、携帯端末を触っていたアキラが思い出したように手を叩いた。

 

「そうだ、リン。」

 

「なーに?依頼でもあった?」

 

「似たようなものだ。ほら、これ。」

 

「んー?」

 

アキラが向けてきた端末の画面に映っていたのはホロウ調査協会のホームページの一部分。

 

そこには『零号ホロウ臨時調査員募集』の文字が。

 

どうやら前回の地震こと核爆発によって零号ホロウの活動に大きな変化が生じたようで、詳しい調査の為に急きょ人手が必要になったという感じらしい。

 

リンはアキラから端末を手に取ると、真剣な眼差しで文面を眺める。

 

「お兄ちゃん……これ、チャンスだよね。」

 

「ああ、『先生』に関して調べることが出来るかもしれない。合法的に零号ホロウへ入ることの出来るまたとない機会だな。」

 

「ならやろう!というわけで応募よろしくー。」

 

「はいはい、少しはこういう雑務にも明るくなってほしいものだね。」

 

「私はダイブ担当だからいーの。ねー、イアス?」

 

「ンナ?」

 

リンは床を歩いていたボンプ、イアスを抱き上げると胸に抱く。

 

その間にアキラが応募の為に情報を入力するが、そこで彼はある問題に気付いた。

 

「あー、リン、少しトラブルだ。」

 

「何?偽造戸籍でも入力しちゃった?」

 

「いや、ここのを入れたから大丈夫だ。それでなんだが……エージェントが居ない。」

 

「……確かに。」

 

いつも『パエトーン』はホロウ内のガイド役を務めており、戦闘の役目は同行する依頼主に全て任せている。

 

イアスに戦う力は無いため、パエトーン単体で動く場合は護衛のエージェントを雇う必要があるのだ。

 

いつもなら邪兎屋のメンバーに手伝ってもらうところだが、あいにくと彼女達はヴィジョンに対する訴訟の件で忙しい。

 

ニコなら依頼と聞けば快く引き受けてくれるかもしれないが、今彼女らの邪魔はすべきではないだろう。

 

「えー……誰か別に雇うとか?というか調査員の試験はイアスだけじゃダメなの?」

 

「試験には護衛がつくから大丈夫だけど、チーム単位で登録があった方がより奥地への探索許可が降りる。僕たち単体だと基本外縁部しか割り当てられないからね。」

 

「なーるほど……。」

 

イアスを床に降ろし、自分の携帯端末を取り出すと何やら弄り始めるリン。

 

するとバネ仕掛けのようにソファから飛び上がった。

 

「リン?」

 

「ちょっと助っ人を回収してくる!」

 

「えっ……。」

 

リンはそれだけ言うとドアを勢いよく開け、そのままどこかへ行ってしまった。

 

呆気に取られながらもアキラは応募の手続きを進める。

 

数分後、彼女は戻ってきた。

 

その両腕の中に活きの良い男の娘を抱えながら。

 

 

 

 

 

 

 

⬛︎

 

試験日当日、零号ホロウの目の前に位置しているスコット前線基地にはリンとイアス、そしてスズツキとエレンの姿があった。

 

後者2人はヴィクトリア家政のメイド服に身を包んでおり、手にはそれぞれグレネードランチャー装備のサプレッサーK98kと、刃の部分がハサミのようになった長刀が握られている。

 

リンのヴィクトリア家政への依頼は、ライカン側も直近の依頼が無かったことから、すぐに快諾の返事が返ってきた。

 

ただ正規の依頼、つまりライカンやリナを始めとしたフルメンバーで雇うとリンが軽く破産してしまう。

 

よってメイドとしてはまだ見習いのスズツキだけを格安で引き抜きたいと申し出たところ、彼だけでは危険だからと、サメイドもセットで着いてきたという感じだ。

 

というかエレンが自ら随伴を希望してきた。

 

「イアス、久しぶりー。元気にしてた?」

 

「ンナナ〜!」

 

「あぁ……スズツキ君と2人きりでデート出来ると思ったんだけどなー。」

 

「はいはい、やらせるわけないじゃん。それよりほら、誰か来たみたいだよ。」

 

待機していたテントの中に眼鏡をかけた1人の職員らしき女性が入ってくる。

 

彼女はリンとエレン、そしてイアスを撫でていたスズツキを順番に眺めると、リンへ声をかけた。

 

「ふむ……君が例の独立調査員さんかな?」

 

「はい、レイさん……ですか?」

 

「ああ、如何にも。ホワイトスター学会のレイだ。今日は君の試験の、いわゆる審査官を担当させてもらう。よろしく頼むよ。」

 

「よろしくお願いします。」

 

軽く握手を済ませると、レイは机の端末を起動させた。

 

液晶に零号ホロウの地図、キャロットが映し出される。

 

「では話を始めよう。先日、ホロウの観測とそのデータ収集を目的とした大切なデータセンターが例の地震によって壊れてしまった。今回は試験と称して君にそのデータの回収を頼みたい。」

 

「それだけですか?」

 

「自信あり気だな。しかし新人はまず簡単な任務からだ。結果次第で今後の予定も変わる。せいぜいヘマしないように頑張ってくれたまえ。」

 

そう言うとレイはキャロットのデータが入ったメモリーをリンへ渡し、他の調査員と入れ替わりでどこかへ行ってしまった。

 

「現地での審査を担当する者です。ここに同伴者の名前を書いてください。」

 

「はーい。」

 

調査員の女性はリンに書類を手渡すと、待っている間にスズツキとエレンを眺める。

 

メイド服を見に纏い、軍や治安局並みの立派な武器を装備している少女2人という光景はかなり奇異に見えた。

 

その訝しげな視線に気付いたのか、項目を書き終えたリンが書類を返しながら自慢げに口を開く。

 

「いいでしょ。私専属のメイドさんなんだー。」

 

「はあ……?」

 

すかさずリンの背後でサメの尻尾が不機嫌そうに揺れる。

 

「アンタ専属になった覚えは無いけど?」

 

「違う違う、スズツキ君の方だから。」

 

「頭沸いてる?」

 

「んー?私は事実を言ったまでだよ?」

 

「寝言は寝て言え。ほら、スズツキ、行くよ。」

 

「はーい。」

 

リンはホロウに入ることは出来ないため、彼女を置いてスズツキ達はホロウへ出発する。

 

その不仲な様子を見て、少し心配になる試験官の女性だった。

 

 

 

 

 

 

 

⬛︎

 

試験官が感じた不安は良い意味で裏切られた。

 

零号ホロウに突入してから30分。

 

目標のデータセンターまでの道のりは既に半分以上を過ぎており、順調を通り越して疾走のレベルだった。

 

イアスに入ったリンは単にホロウの中を案内するだけではなく、フェアリーとアキラの協力を得ながら接敵を避ける近道と迂回路を策定していく。

 

それでも一部のエーテリアスとは不意に遭遇してしまうが、そこは護衛のエレンとスズツキが手早く片付ける。

 

ちなみにスズツキのライフルはエーテルによるエネルギー弾ではなく、軍と共通の5.56mm実体弾に内部パーツごと換装している。

 

どうやら試験では、あまりにもオーバーパワーな武器は使用禁止とのことらしい。

 

同じ理由で高性能エーテル炸薬弾も無しだ。

 

だが昔ならまだしも、今のスズツキは武器の性能に頼らずとも、自らの腕でエレンと連携しながら敵を排除していく。

 

「スズツキー、正面にゴブリン。」

 

「了解です。あ、耳を塞いどいた方がいいですよ。」

 

「は、はい……きゃあっ……!?」

 

頭部のコアを真っ二つに両断されるか、チーズのように穴だらけにされて身体を崩壊させていくエーテリアスの群れ。

 

やっとこさ大型の個体が現れたかと思えば、次の瞬間にはスズツキのライフルの下部より撃ち出された擲弾によって、上半身を丸ごと吹き飛ばされてしまう。

 

試験官の女性はただあんぐりとその様子を眺めているしかなかった。

 

[よし、周囲のエーテリアスは全て一掃、付近にも反応無しと……で、あれがデータセンターかな。ここで合ってますよね?]

 

「え、ええ、確かにそうです。データを回収するので、少し待っていてください。」

 

[はーい。]

 

調査員は地震による建物の崩落に巻き込まれていた観測機材からデータの抽出を始めた。

 

待っている間、スズツキ達は武器を下ろすと休息に入る。

 

「あーもう……だる……。」

 

「やっぱり零号ホロウは敵が多いですね。飴いります?」

 

「ほしい……んっ……。」

 

差し出した棒付き飴をぱくりと頬張るエレン。

 

彼女はスズツキが近くのベンチに腰を下ろすのを見ると、自身も同じく隣へ座り、自然な動きで彼の膝に頭を乗せた。

 

尻尾もしっかり彼の腰へ回すと、それから10秒も経たない内に瞼を閉じる。

 

もちろんそんな光景を見せつけられて黙っているリンではない。

 

イアスの身体を使って愛らしさを全開にさせながらスズツキに抱っこをせがむ。

 

[エレンばっかりずるーい。ほら、私も頑張ったよー。]

 

「はいはい、どうぞ。」

 

[えへへ……すうぅぅぅ……。]

 

「あっ、ちょっ……今は汗が……。」

 

[やべぇ……やっぱキマるぅ……!]

 

リンは胸元に抱えられるとスズツキの腕の中で180°回頭し、彼の胸元にしがみついて嗅覚センサーをフル稼働させる。

 

その際にイアスの短い足がエレンの頭にぽてぽてと当たり、スズツキの背後でサメの尻尾が起き上がる。

 

絵面的にはボンプを抱える愛らしいメイド少女と、彼女の膝で昼寝をするサメのメイドという眼福な光景だったが、実態はまるで違った。

 

「……ねえ、怒るよ。」

 

[ごめんごめん、そういえば居たんだったね。じゃ、おやすみー。]

 

「やっぱりアンタを剥がしてから寝る。」

 

エレンは飴を噛み砕くと身体を起こし、スズツキに貼り付くリンを剥がしにかかる。

 

しかし次の瞬間、その場へ耳に残るような甲高い警報音が鳴り響き、両者は動きを止めた。

 

音の出所を見れば、調査員が腰につけた端末を手に取るところだった。

 

「何かあった?」

 

「えっと……け、計器の故障ですかね?エーテルの活性率が……。」

 

「上がってる?」

 

スズツキは周囲を見渡すと、建物や道路などそこら中に生えているエーテルの結晶が目に見えるほどの驚異的なスピードで増大していた。

 

異変はイアスを介してアキラやフェアリーにも届いていた。

 

リンも改めてセンサー群が軒並み何かに反応していることに気付く。

 

「何か大きなのが居る?」

 

「まさか……いや、今度の地震で彼らも活動を……。」

 

心当たりがあったのか、ブツブツと考え込む調査員。

 

その時、気配を察知したのか、エレンはスズツキと調査員の背中を押して近くの壁に張り付く。

 

リンもスズツキの足元に滑り込むと、異変の原因が現れた。

 

トラックよりも大きな影が差し込んでくる。

 

「あれは……?」

 

「ど、どうして彼女が……『ニネヴェ』がこんなところに……。」

 

[うわ……。]

 

「でっか……。」

 

頭上を通り過ぎていくのは周囲に複数のお供を連れた巨大なエーテリアスだった。

 

パワードスーツ装備のレイザーや要警戒型エーテリアスのデッドエンドブッチャーよりも遥かに巨大で、グレーと赤を基調とした身体はプリンセスライン型のドレスを着た女性を彷彿とさせた。

 

しかしよく観察すると、身体から触手が生えていたり、大きな花弁のようなものがスカートの下部に繋がっていたりなど、クリーチャーらしい特徴を多々揃えている。

 

ちなみに首から腰回りにかけては人間らしさを色濃く残しており、そのふくよかさからきっと元になったであろう女性はリナや朱鳶のように豊満でムチムチなボディの……。

 

「スズツキ?」

 

[スズツキくーん?]

 

「い、いやその……あっ!敵ですよ!」

 

直後、タイミング良く……いや、運悪くニネヴェの周りを囲むように飛んでいた小型のエーテリアス、『ホーネット』の一部が編隊を崩して降下してきた。

 

誤魔化すようにスズツキがライフルを構えると、エレン達も行動を開始する。

 

しかし対空戦となると近接武器を使うエレンはあまり対応出来なかった。

 

スズツキも敵が2次元的な動きをする地上戦には慣れていても、縦横無尽に動く空中の敵には苦戦してしまう。

 

「この……当たれ……当たれっ!」

 

「あーもう……早く降りてこいっての……!」

 

相手のホーネットは身体の尾部に鋭い刃を備えており、それを前方へ突き出しながら、重戦闘機のような一撃離脱戦法をとってきた。

 

近くに迫ってきた時、スズツキのライフルから放たれた弾幕が1体を穴だらけにし、彼の背後から来たもう1体をエレンがすれ違いざまに横薙ぎで真っ二つにする。

 

しかし相手の数はまだまだ多く、間髪入れずに四方八方から同時に攻めてくる。

 

[エレン!逃げて!後ろからも2体!]

 

「このっ……!」

 

「あ、あぶねっ……リンさん!退路は!?」

 

[そこに地下道がある!今は隠れよう!]

 

「了解!」

 

スズツキは空になった弾倉を腰のポーチへ放り込み、チェストリグから取り出した新しい弾倉を機関部へと挿し込む。

 

足元は既に空の薬莢がたくさん散乱しており、ライフルの先端に取り付けた消音器からは熱による白い煙が立ち昇っていた。

 

「スズツキ!いいよ!来て!」

 

「はい!」

 

最初にリンと調査員が、次にエレンが地下への階段に辿り着くと、スズツキは発砲を中断して駆け出す。

 

しかし敵は易々とそれを許してはくれないようで、一気に数体が別々の方向からスズツキへ迫っていった。

 

「スズツキ!早く!」

 

「はっ……はぁっ……!」

 

あと少しで階段に届く。

 

だがそれよりも背後のホーネットがスズツキに接触する方が僅かに早かった。

 

彼もそれに気付き、ライフルを向けようとするも間に合わない。

 

敵の刃がスズツキの無防備な身体へ突き刺さろうとする。

 

「うえっ……?」

 

しかしその直前、1人の少女が彼の目の前に立ち塞がった。

 

最初はエレンかと思ったが、彼女の特徴である大きなサメの尻尾は生えておらず、代わりに頭頂部から三角形の長い耳が2つ伸びている。

 

少女が手に持った刀を軽くひと振りすると、ホーネットは頭部の小さなコアのみを寸断され、即座に全身を崩壊させていく。

 

「あっ……あの……。」

 

「馬鹿!横!」

 

尻もちをついて呆然としていると、左右から2体が突っ込んできていることに気付く。

 

だがそれらもすぐにバラバラに加工されてしまった。

 

脅威が無くなると少女はスズツキの方へ振り返ってくる。

 

視界に映った相手の顔は見覚えのあるものだった。

 

「立てるか?」

 

「……す、すいません。」

 

伸ばされた手を掴んで立ち上がると、彼女、『星見雅』は踵を返し、ニネヴェが飛んでいった方向へ駆け出していった。

 





少なくとも次までは出します。


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