どうも作者です。S級ビリーに惚れて、ガチャ券を全て溶かしました。
44 郊外へようこそ
最近、私は少し気になることがある。
それは自分の愛すべき息子についてだ。
もちろん、彼に何か問題があるわけではない。
夫に似て大人しく、主張も控えめだ。
反抗期らしい反抗もなく、かといって親に無関心というわけでもない。
世間的には『良い子』に分類されるだろう。
だが変化があったのは、息子がアルバイトを始めたいと言ってきたあたりだ。
何か欲しいものがあるのかと、またはお小遣いが足りないのかと。
そう聞いてみたが、息子は首を横に振った。
ただ働いてみたいとのことだった。
私と夫はアルバイト先を念入りに調べた。
私は情報部門の友人を訪ねて、夫は治安局のツテを用いて。
親バカと言われるだろうが、不安の種は少しでも取り除いておきたいものなのだ。
だがこちらの心配とは裏腹に、そこは単なる家政サービス会社だった。
言うなればハウスキーパーのようなものだろう。
それも『良いところ』の家ばかりを担当している。
後ろ暗い経歴は無く、客によるレビューも非常に良いものだった。
私と夫は快く息子にゴーサインを出した。
それから息子は時折アルバイトへ行くようになった。
だが、しばらくして。
最初に引っかかったのは、息子が何故か化粧品に興味を持っていたことだ。
いや、正確には既に知識を蓄えていたと言った方が正しいだろうか。
すぐに息子は恥ずかしがるように誤魔化していたが、それ以降、彼は化粧の話題を出していない。
そして、今度は妙な接点が生じていた。
何と!かの有名な『星見雅』が職場で私に話しかけてきたのだ!
それも息子の名前を名指ししてきた。
確かに息子は夫に似てエーテル適性が高いが、虚狩りがそれを知っていた理由は分からない。
息子に聞いてもはぐらかされるだけだった。
そして更なる異変が……これは最も衝撃的だった。
——息子が女装をして帰ってきたのだ。
最初、息子を見た時、夫がいかがわしい出張サービスでも呼んだのかと、包丁を握りかけた。
しかし、自分とよく似た顔を見て、息子だと確信した。
女物の高価なドレスに香りの強い香水、長い髪のカツラ。
しなやかな所作と立ち姿は、まるで令嬢のよう。
もし自分と夫でなければ、息子と気づけなかっただろう。
その日は彼を小一時間問い詰めた。
誰かにいじめられているのではないかと。
無理やり女装させられて、挙句には変なことを強要されているのではと。
息子は私に余りにも似過ぎている。
異性にも関わらず、だ。
筋肉ダルマの夫から、どうして天使みたいな息子が生まれたのか不思議でならないが、ともかく、その容姿が原因で揉めたことは記憶に新しい。
だが、息子はずっと首を横に振り続けた。
あくまでも自分の意思でやったことだと。
息子は夫に似て、嘘が下手だ。
嘘をつけばすぐ目が泳ぐのだが、その時の息子は至って普通だった。
だから問題はないと、そう判断した。
しかし今は別の不安が発生している。
もし女装が趣味になっていたらどうしようと。
ある日突然、見知らぬ男を恋人として紹介されたらどうしようと。
今も時々、そんなことが夢に出てくる。
事実、家での息子は髪が伸びてきたこともあってか、より一層女に見えるのだ。
所作が洗練され、男の粗雑さが無くなってきている。
しかし、それについては悲観する必要はないかもしれない。
というより、普通に希望があった。
息子の横に女の影があったのだ。
私は歓喜した。
僅かながら嫉妬も覚えたが、いずれ雛は巣立っていくものだと涙を呑んだ。
大きなサメの尻尾が特徴的な年上の少女。
オドオドとしながらも純粋さと可愛らしさが特徴の年下の少女。
直接この目で見たのは2人だった。
他にも、同年代で赤髪の眼帯の子も居るらしい。
やはり息子は夫に似てモテるのだろう。
唯一心配な点は、夫もまたモテたがゆえに争いが起きたことだ。
私は夫を酒で酔わせ、逃げ道を塞ぎ、外堀を埋めてゴールインした。
しかし、息子にも同じことが起こらないことを願うばかりである。
別に孫は何人いても構わない。
だが、息子には普通の人生を歩んでもらいたいものだ。
⬛︎
ここは郊外の荒野。
雑草と岩、そしてホロウ以外に何もない赤茶けた土地。
ジリジリと太陽が地面を照り付ける。
するとある時、地平線の向こう側。
陽炎の揺らぎの中に、ひとつの土煙が見えた。
それは長い長い道路を駆け抜けていく。
エンジンの爆音と共に、時折、甲高い悲鳴が荒野に響いた。
騒音の正体は、細長いサイドカーを備えたリバーストライク。
前二輪と後輪、そしてサイドカー側の補助輪を備えた、ほとんど四輪に近い特殊車両だった。
ペイントは黒を基調に、白のポイントを各所に加えたシックなもの。
まるで執事服やメイド服のように、気品と格式を感じさせてくる。
乗っているのはライダースーツに身を包み、フルフェイス型のヘルメットを被ったエレンとスズツキ。
一方はトライクに跨り、もう一方はサイドカーに収まっている。
そして悲鳴を上げているのは、もちろんスズツキの方だ。
「せ、せんぱっ……はやっ、はやいですって!」
「え?もう怖いの?まだほんの序の口なんだけど。」
「ええ!怖いですよ!だからもう少しゆっくり走ってください!」
「まったく、しょうがないなぁ……。」
バイザーの向こう側でエレンの目が笑い、背後のサメの尻尾が揺れる。
彼女は右のグリップを手前にひねった。
エンジンが唸りを上げ、前輪がわずかに浮き上がる。
スズツキの身体が更にシートへ押さえ付けられた。
「ひえっ……かっ、加速してるじゃないですかっ……!」
「スズツキが少しでもスピードに慣れるようにね。」
「この、鬼ぃ……!やっぱリナさんと一緒が良かった……!」
「ふーん……そういうこと言っちゃうんだ。じゃあ、スパルタコースだね。」
「えっ、やっぱ待って、すいませんごめんなさっ……!?」
その瞬間、エンジンのギアがひとつ上がった。
スピードメーターが振り切れんばかりにトライクは加速していく。
凄まじい速度で、周囲の景色が前から後ろへ流れていった。
魂までが抜けそうになった時、前方にひとつの町が見えてきた。
それを視界に収めた途端、スズツキはホッと安堵の息を吐く。
「せっ、先輩!もう町ですよ!スピード落とさないと!」
「えー?蜃気楼じゃないの?」
「ちゃんと地図も合ってますよ!あれが中間地点の『ブレイズウッド』です!」
「むぅ……エンジンが温まってきたトコなのに……。」
「ボス達と逸れたらマズいですって!一旦待って合流しましょ?まず先輩だって、ずっと運転しっぱなしじゃないですか。ちょっとは休憩しないと。」
「はいはい、分かったって。」
エレンは渋々と右手の力を緩める。
トライクはやっと慣れた速度まで落ちていくと、勢いのまま町へ入っていく。
まあ、町と言っても新エリー都のように大都会なわけではない。
ダイナーやガソリンスタンドを中心に、こじんまりとした町並みが広がっている。
だが意外にも人の数は多かった。
「やっぱり、みんな『ツール・ド・インフェルノ』を見に来てるんですかね。ここもコースの一部になるって言うし。」
「だろうね。スゴい賑わい。」
トライクをダイナーの傍に停める。
どこもバイクや車が所狭しと並べられており、内外共に人で賑わっていた。
スズツキは看板を見上げる。
「へぇ……『チートピア』か。美味しいんですかね。僕、お腹空いちゃいましたよ。」
「あまり食べ過ぎると、ヘルメットの中でゲロまみれになるよ。」
「先輩がスピードを出さなければいい話です。」
「ヤダ。」
ヘルメットを外すと、2人はトライクから降りる。
直後、周囲からの視線が刺さった。
ハッキリ言って、品質の良いライダースーツとピカピカの乗り物は、明らかに
それも
スズツキは思わずヘルメットを抱える腕に力を込める。
すると大きなサメの尻尾が背中を通って、腰のあたりにヒレの先端を巻き付けてきた。
「何やってんの。早く行くよ。」
「あ……はいっ!」
エレンはそっぽを向いていたが、尻尾は離れないようにギュッと締め付けてきた。
彼女に連れられてダイナーへと入る。
やはりというか、こちらも大層な歓迎を受けた。
映画のワンシーンのように会話全てが止まったわけではなかったが、先程より多くの視線が刺さってきた。
だがエレンは意に介さず、カウンターまで歩いていく。
席に座ると、マスターらしき女性が振り向いてくる。
彼女の額の飾りが揺れた。
「あら、可愛いお客さんだね。何か飲むかい?」
エレンは周りを見渡すが、居酒屋のようにメニューは貼っていない。
するとスズツキが得意げに口を開く。
「そうだな。アイスミルクでも、もらおうか。」
「はいはい、牛乳ね。そっちは?」
「水でいい。」
お金を払うと、カウンターにそれぞれのグラスが置かれる。
マスターが背を向けると、エレンは呆れたような視線を向けてきた。
「何?その歯の浮きそうな言い回し。」
「いいじゃないですか、言ってみたかったんですよ。宇宙海賊のセリフ。」
「あぁ……ならまずは男になるところから始めたら?」
「だから男です。」
「ホントに男なら……こんなキモい視線は集めないと思うけどね。」
エレンの声色が固くなる。
するとその時、2人の元へ大柄な男が近付いてきた。
男はスズツキの隣の席へ、ドカリと腰掛けてくる。
「へっ、ミルクか。ならお子様ランチもついでに頼んだらどうだ。」
いかついファッションに、傷のついたガラの悪い顔付き。
ライカンのような犬系のシリオンなのか、頭に1対の犬耳が伸びている。
顔には口周りを覆う大きなフェイスマスクがあった。
いかにも郊外の荒くれ者といった風貌にスズツキは縮み込む。
「嬢ちゃん、ここは初めてだろう?せっかくだ。俺が手取り足取り教えてやってもいいぜ?」
「い、いえ、遠慮しておきます……ただ人を待ってるだけなので……。」
「つれないこと言うな。初めてなら優しくしてやる。」
下卑た笑いが背後から聞こえてくる。
男はスズツキの背中から尻にかけてのラインを舐め回すように見ながら、肩へ手を伸ばした。
だが直後、男から悲鳴が上がった。
「いでえっ!?」
男の中指をエレンの手が捻り上げていた。
すぐに男は腕を引っ込める。
「何しやがる!」
「今が発情期なのは分かるんだけどさ、ウチの連れに手は出さないでほしいな。」
「何だとテメェ!?」
「というかさ、私よりも先にコイツに声かけるの何で?ちょっと悔しいんだけど。」
「はっ、そりゃ個人的な好みってやつ……。」
「コイツ男だよ?」
「……え”っ。」
エレンの言葉に空気が凍った。
すると今度はドッと笑いが起こる。
「あの犬っころ、男に声かけやがったのかよ!」
「やっぱりな。男だったろ?賭けは俺の勝ちだな!」
「おい、ホモ野郎が居るぞー!」
笑いの種にされたことに、男の顔が真っ赤になっていく。
「黙れ!このっ、◯◯◯◯!!」
「うわ……汚ったない言葉。」
「い、今なんて言いました?」
「知らなくていい。」
男が勢いよく席を立つと、エレンはカウンターのグラスを掴んだ。
スズツキも腰のリボルバーに手をかける。
緊張が走り、ダイナーが静寂に包まれていく。
一触即発の状況だったが、その時、誰かの大声が響き渡った。
「そこまでだっ!全員、大人しくしろ!」
皆の視線が店の入り口へ向かう。
そこに立っていたのは1人の女性だった。
高い背丈に黒を基調とした衣服、腰の金色のベルト。
そして目を引くのが、機械化された左腕だった。
彼女を見た途端、誰もが緊張したように佇まいを整える。
シリオンの男も例外ではない。
「ブレイズウッドは『カリュドーンの子』のシマだ。ここで暴れれば、オレたちを敵に回すことになるぞ。」
「そんなもん、一匹狼の俺には関係ねえ。力でねじ伏せるだけだ。」
「おう、ならやるか?ロームリ?」
女は挑発するように手招きをする。
するとシリオンの男はこめかみをヒクつかせた。
「……ロームルだ!あのグラサン男と同じ間違いしやがって!上等だ!ブッ殺してやる!」
「決まりだな。」
2人はそれぞれ拳を構えようとする。
だがその瞬間、今度は別の人影がダイナーに現れた。
先程の女性よりも小さめな体躯の少女。
スパイク付きのヘルメット——ピッケルハウべの下に見えるのは、赤い瞳とサイドテールにした長い金髪。
覚えのある顔付きだった。
「ちょっとシーザー!おやめなさい!カーサに迷惑ですわ!」
「えー?ダメかぁ?」
「ダメに決まっていますわ!せっかくリニューアルしたチートピアをぐちゃぐちゃにする気かしら?せめて店の外で喧嘩なさい!」
「あー、確かに、そういえばそうだな。」
「それと、レースの準備もありますから、くれぐれも手早く済ませるように。いいですわね?」
「へいへい、ロームリ、場所を変えるぞ。」
軽くあしらわれ、またもや名前を間違えられたことにシリオンの男、ロームルは額に青筋を立てる。
そして、激情に任せて飛びかかった。
「どいつもこいつも……ふざけんじゃねえっ!」
ロームルの鋭い爪が女へ迫る。
対して彼女も身構えたが、直後、その爪は途中で止められた。
ガシリと、ロームルの灰色の太い腕を、同じく大きな白い手が掴んでいた。
「なっ……!?」
「お取り込み中、失礼します。少しばかり、お聞きしたいことがあるのですが。」
ロームルに負けず劣らずの巨大な体躯。
赤色の隻眼に白い毛並み。
今はライダースーツを身に纏ったライカンだった。
「我々の仲間を探しているのです。どこかで見かけませんでしたでしょうか?」
「て、テメェみてえな他所者はあっちにいやがるよ!早く手を離しやがれ!」
ライカンと目が合うと、スズツキは軽く手を振る。
「おや、見つけました。ありがとうございます。」
「ちっ……冷めちまったよ。」
ロームルは店から出ていく。
しかしその目は最後まで鋭いものだった。
彼の姿が見えなくなると、スズツキはライカンに駆け寄る。
「ボス、助かりました。」
「やはり、我々は目立ちますね。少し予想外でした。」
「あはは……特にボスはそうですよね。」
執事服を着ていないにも関わらず、ライカンからは高貴な雰囲気が溢れ出ていた。
艶のある整えられた毛並みも相まって、野犬の群れに放り込まれた、血統書付きの猟犬に見えなくもない。
早速、好奇の視線がすぐそこから来ていた。
「助かったぜ。なあ、オマエら新エリー都から来たのか?」
そこに立っていたのは、今しがた自らをカリュドーンの子と名乗った女性。
スズツキが答えようとした時、背後からエレンの手が口を塞ぎ、尻尾で彼女の背中へ回される。
「そうだと言ったら?まずアンタ誰?」
「おう、オレ様は『キング・シーザー』だ。カリュドーンの子の頭をやってる。よろしくな!」
差し出された手をエレンは渋々と握る。
「お前らもレースを見にきたのか?」
「そんなトコ。カリュドーンってことは、レースに出るの?」
「ああ!もちろん狙いは覇者だぜ!」
その時、シーザーの背後、店の入り口からもう1人の少女が顔を出してくる。
「シーザー、終わりましたの?」
「大丈夫だ。ああ、コイツは仲間のルーシーだ。もちろんレースにも出る。」
「ふーん……。」
件の名前が出てきたことに、スズツキは反応する。
エレンの影から、そっと顔を覗かせた。
やはりというか、見えてきたのは依頼主から提供された情報通りの人物だった。
ヴィットリオの一人娘であり、今任務の護衛対象——ルシアーナだ。
ジッと見つめていると、視線に気付かれたのか、相手と目が合う。
その赤い瞳は、こちらを懐疑的に見ているようだった。
すぐに頭を引っ込める。
「じゃあな!オレ様が優勝するところ、ちゃんと見ててくれよ!」
シーザーは自信満々にそう言うと、軽く手を振りながら店を出ていく。
すぐにバイクとトラックの車列が店の前を通って、どこかへと行った。
「あれが護衛対象ね……。」
「ええ、同時に対戦相手でもあります。」
「護衛ってことは、ずっと引っ付いてる必要があるってことでしょ?付かず離れず。ハッキリ言って難しくない?」
「それを可能にするのが、我々の仕事です。さあ、行きましょう。リナたちを待たせています。」
スズツキたちは店を後にする。
客の視線は次第に無くなっていったが、3人が見えなくなるまで視線を送っている人物がいた。
彼——正確には彼と彼女。
2人は獲物を品定めするような目をしていた。
テーブルの下で、それぞれの尻尾が揺れる。
「……連中のこと、どう思う?」
「どうも思わない。トライアンフの敵となれば、潰すだけだ。」
「脅威になるかって聞いてんの。排除は当たり前。」
「あの筋肉狼とサメはやり手だ。気をつけた方がいい。で、あのガキは……。」
男は悩むように、顎を撫でる。
すると女の方が先に口を開いた。
「まあ、見た目通りのあまちゃんってトコだね。正直言って、一番郊外に来ちゃいけないタイプだよ。すぐに食べられて終わりさ。」
「そうだといいんだが……まあいい。目下の脅威はカリュドーンだ。」
「行く?」
「ああ、行動開始だ。」
2人は席を立つ。
そして椅子にかけてあったそれぞれの得物。
リボルバーとレバーアクションライフルを手に取った。
⬛︎
「ねえルーシー、何かあったの?」
「お気になさらず。ちょっとした喧嘩ですわ。」
「なんか、新エリー都から来たヤツが絡まれてたんだ。流石にほっとけなくてな。」
「へぇ、街からもレースを見に来るんだ。どんな人だった?」
「ん?まあ、デカい狼男にサメの女だろ……それと、あと女か?とにかく子供2人にその保護者だったぜ。身なりも良かった。」
「……それホント?」
「何かあったか?」
「えっと……その狼男って白い毛並みで筋肉モリモリだった?サメの子は目つきが怖くて……もう1人は髪が短めな女の子?」
「そう……だな。そうだった。知り合いか?」
「いやまあ……ぐふふ……強いて言うなら私のお気に入りってところかな?」
何気にオリ主の親を初めて出したね。まあ、コメントで指摘されたことの整合を取るためでもあるんですが。
よろしければ高評価や感想などをお願いします。作者のモチベが爆上がりするので。
1話ごとの文字数ってどれくらいが読みやすい?
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8000字くらい
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6000字くらい
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4000字くらい
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それ以下