爪としてまどマギ世界に転生しました!…いやなんで? 作:アップルプルプル
はい。はいじゃないが
というわけで今日も今日とて義手出現の模索をします。いい加減出てもらわないと何気困る。てかキュウべえに聞けば解決するのでは?でもどうやって呼ぼうか…
「キュウべえ、いるか?」
シーン…
クソッ!やっぱそう上手くは「呼んだかい?」ゑ?
「いやおるんかい」
「君が呼んだんじゃないか」
「すぐに来いよ」
「君の都合に付き合うほど、僕達も暇じゃないんだ」
キュウべえはそういうと、やれやれと言わんばかりに首を振った。魔法少女を作るのにやっけになってるんだろうな。
「でもまあ、君にはとても興味があるよ。仲間との間でも、君は話題の人になっている」
「…理由は?」
「君のソウルジェムが壊れたのに、魔男にもなってないし、意識もある。これだけでも、十分な理由じゃないかい?」
「…」
「君に聞こう。一体君は誰なんだい?」
キュウべえは探るような目つきでこちらを見てくる。
「…俺は俺で、何も変わらない。」
「…嘘だよ。だって君には、
「…」
すごいな。そんなこともわかるのか。
「もう一度聞くよ。君は誰だい?」
「…一方的に聞くのは不公平じゃないか?」
「確かにそうだね。一応君の要件も聞こう。」
「俺の義手の出し方は知ってるか?」
「義手が出なくなったのかい!?もしかしたらソウルジェムが壊れてるから出てこないのかもしれないね。ソウルジェムが壊れても生きてるなんて報告は、僕の知る限りでは聞いたことがないから、正直僕にもわからないんだ」
役立たずめ
「…君の要件には答えたんだから、君も答えるべきだと思うよ」
「大した答えすらもらってないのに、答えろだと?」
「気を悪くしたなら謝るよ。」
とことんムカつく野郎だな。
「チッそれで、俺のことだったな。…まあ正直、俺もよくわかってないんだがな。」
「…そんなことあるのかい?」
「あるからこんな事になってるんだよ」
「…君はこれからどうするんだい?」
…そうだな
「ひとまず義手を出してみる。話はそれからだ。」
「今の君は、
「興味ない」
「取り付く島もないね…まあ良いけどさ。
あと話している最中にわかったけど、若干君から魔女の気配がしたんだ。もしかしたらグリーフシードになにかしたら、義手が現れるかもね。」
「…そうか」
グリーフシード、か。
「グリーフシードは壊しても何も起こらないのか?」
「それもわからない。基本的にグリーフシードは僕達が回収するから、物理的に破壊されることがあまりないんだ。」
「それもそう、か」
だったら試す必要があるな。
「俺は今ここでグリーフシードを破壊する。何かあったらお前が魔法少女を呼べ。」
「き、危険すぎるよ!何が起こるかもわからないし、下手したら死ぬ可能性だってあるんだよ!?」
「やらないで後悔するより、やって後悔したい派なんだよ。俺は」
俺はグリーフシードを握りつぶして破壊する。
「アガアアアアアアァァァァァッッッ!!!!!」
・・・
男は立ち上がる
謎の仮面を付け
左手は義手で出来ていて
頭に1本、左腕に2本の注射器が刺さり
隙のない立ち方をし
血で塗れた左の爪は
まるで、
その見た目は
絶望を招く、魔男のようでもあった
処刑者の魔男 出現
早速クライマックスです
処刑者の魔男
通称 バラル・クロウ(由来:LORに出てくる一人の爪の名前と、爪を英語にしたものです。)
魔女特有の結界を出すことも無くすこともできる魔男。
血清Wと呼ばれる青い液体、血清Rと呼ばれる橙の液体、血清Kと呼ばれる緑の液体をそれぞれ収納している3つの注射器が刺さっており、その3つの血清を上手く利用し戦ってくる。
他の魔女とは違い、左腕と頭部以外は人間に近い見た目をしている。
3つの血清を同時に結界外で使われた時、大量の人間の死亡を覚悟しなければならない。
結界の中はどこかの都市となっている。
彼の使い魔である、スーツを着た男性、赤い髪の女性、黒とところどころに金が入った服を着た女性には気をつけなければならない。
大きく弱体化した状態とはいえ、その力はそこら辺の魔女と同等の強さとなっている。
まだ彼は魔男としては不完全な状態だ。彼にとって最も関わりのある人物さえいれば、彼を取り戻すことも恐らく可能だろう。