爪としてまどマギ世界に転生しました!…いやなんで? 作:アップルプルプル
ここで新情報。今までの茨璃は、三血清がありませんでした。おまけに憑依した主人公くんも完全に記憶を取り戻したわけでは無いです。
「…」
「ッ…」
バラルは義手の整備を終わらせて椅子から立ち、巴達と向き合う。たったそれだけの動きのはずなのに、一つ一つの動きが様になり、威圧感を放っていた。
カツ…カツ…
バラルは巴達の方へ歩み寄り、4、5歩くらいのところで立ち止まった。
「…ねえ、茨璃くん。」
「…」
「マミ、こいつはもう魔男なんだ。あたし達の声が届くわけない。ここは一発しばかないと」
「そうね。そのほうが得策だと思うわ」
「…本当に、やり合わないといけないわけね」
巴は悲しそうな顔をした後、決心したような表情になる。
「…やるしかないなら、徹底的にやってあげる!」
「おっ!やる気になったね、マミ!」
「彼をここで止めましょう。被害者が出る前に。」
巴達が武器を構えると、
カチカチッ…
バラルも義手を構え、戦闘待機状態になる。
「左腕にある三つの注射器は見たことがないわ。注意して」
「りょうかーい」
「ええ」
両者少しの間味合い…暁美が先に仕掛けた
「時を止めてる間に!」
「オッケー!」
「わかったわ!」
巴と佐倉も攻撃を開始するが…
「…『血清W』」
「「「!?」」」
バラルは時が止められているにも関わらず、攻撃を開始する。
W血清を使って暁美を誘拐し、
「いっっっ!!!」
「暁美さん!?」
「ほむらっ!」
一瞬で体中を引き裂く。
「あの青い注射器…相当厄介だわ。時空の狭間を旅した気分だったわ。多分あの注射器で周りの時空を歪ませてるんだと思うわ。」
「んなのありかよ!「『血清R』」って速っ!」
バラルは一瞬で佐倉の懐に入り込み、攻撃しようとする。佐倉はその動きについていけず、攻撃を食らう…かと思われた。
「させない!」
が、巴がリボンでバラルの足を拘束する。
「重っ…!」
血清Rは足を速くするのではなく、身体能力を向上させるもの。要するに、
「きゃあっ!」
「マミ!っく…!」
いくら魔法少女が作ったリボンだろうと、それを引きちぎるにはむしろ過剰なほどなのだ。
巴のリボンによる拘束は、結局意味をなさず、佐倉に攻撃が行ってしまった。しかし、少しだけでも時間が稼げただけでも儲けものだろう。
パァン!「ッ!」
そこに銃声が鳴り響き、バラルは攻撃を食らってしまう。
「助かったほむら!」
「どういたしまして」
回復を終わらせた暁美は、拳銃の弾をバラルに向けて撃つも
「嘘でしょ…」
バラルは全弾弾くか避けるなどをしていた。
「こっちも忘れないでよね!」
巴も攻撃に参加し、挟み撃ちという形でバラルを追い込む。
そこに佐倉の拘束も入り、バラルは大量の攻撃を受けてしまう。
「『血清W』」
バラルはなんとか瞬間移動で攻撃を避け、遠くに走る。
「あっ!待て!」
「『血清K』」
バラルは緑の注射器を注入し、立ち止まる。すると、
「!こいつら、入ってきたときの…!」
どこからともなく掃除屋が数人現れ、バラルへの道を妨害する。
「複数いるなら任せて!『ティロ・フィナーレ』!!!」
この一撃で掃除屋は殆どやられたが、バラルは突っ立っていた。
「行くぞ!」
しかし、時すでに遅し。バラルは回復を終わらせ、攻勢に以降した。
「『三血清』」
全ての注射器を注入し、ターゲットをロックオンする。
「!何か嫌な予感がっ!!!」
暁美が注意しようとした途端、バラルが消える。
「!一体どこに…「きゃあああっ!!!」っマミさん!?」
暁美が巴の方を見ると、そこら中に怪我をし、血を流している巴がいた。
「一体なにが…「うわあっ!」次は杏子まで!?」
佐倉の方を見ると、巴と同じ状態となっていた。その後、暁美が導き出したのは、
「次は私…!」
盾を構えて防御を図るも
「いっ!」
まるで意味を成さず、暁美も体中を引き裂かれた。
「くっ…!」
暁美は目の前に再び現れたバラルを睨みつけるも、バラルはそれを無視する。
カツ…カツ…
バラルは椅子に座ると、指パッチンをした。すると、掃除屋がわらわらと現れ、巴達を
三人のソウルジェムは黒くなって行き、このまま死んでいくと思われた。
「『大切断・横』」
突然全掃除屋が殺され、バラルの座っていた椅子も破壊された。バラルは攻撃が来る前に飛んで避けており、突然の使者を睨みつけていた。
「よくやった。後は任せろ」
そこには、全身を鎧で纏い、顔も仮面で覆われている赤髪の女性が立っていた。
「したの階にいた…」
「あの時は悪かったな。だが、今は私の
赤い霧は3つのグリーフシードを投げ渡した。
「これが必要だろ?使っておけ。…さて」
赤い霧はバラルと向き合う。
「…何故だ」
「さあ?お前のまだ残っている良心に聞いてみな」
「…一瞬で終わらせる」
「いくら私が弱くなっているとはいえ、お前と一対一で負けるつもりはない。」
赤い霧と処刑者との戦いが、今始まろうとしていた。
赤い霧の登場の仕方は、最後の接待と似たような感じだと重ってください。