週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ:パワーライフクリムガン

「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。今回紹介するのは此方」

「グガァァァァ!!!」

「クリムガンです」

「―――なんか意外なチョイスで吃驚だよぃ」

 

 

・おおっ!?なんかかっちょいいドラゴン出てきた!!

・あっクリムガンだ。

・顔真っ赤になると言われるクリムガン

・顔面クリムガンとか言うパワーワード。

・全身クリムガンがそこにおるぞ。

・笑わすなwww

 

「クリムガンはドラゴン単タイプのポケモンさんです。屈強な身体に背中には大きな翼と多くの人がイメージするドラゴンの形をしているんじゃないかと思います。基本的に洞穴に生息し、そこで待ち伏せなどをしたりしています」

 

・言われてみたら子供が描くドラゴン要素全部あるわ

・確かに……。

・でもこいつ進化すると思ったのにしねぇんだよな。

・お前もその口か。

・キバナ:オレ様も進化すると思った事あったわ。

・アイリス:私も

・みんな思うのなwww

 

「この翼は体温調節のためにあるとされ、飛行能力はない―――とされていますがクリムガン、百聞は一見に如かずです」

「グァァ……ガァァ!!」

 

・えっ

・勢い良く、駆け出して

・飛んだぁ!!?

・アイリス:ク、クリムガンって飛べるの!!?

・キバナ:―――マジかよ

・ハッサク:しょ、小生も知りませんでした。

・おい現役のチャンピオンとジムリーダーと教師がお手上げになったぞ。

・ナンジャモ:ボクも飛べないって聞いてたけど…まあタツベイだって進化すれば飛ぶし……

・いやあれは違くね?

・ナンジャモ:でも翼あるんだけど頑張れば飛べるんじゃない?

 

「助走による勢い付けが必要でありますがクリムガンもやろうと思えば飛びます、普段は洞穴に潜む為に飛ぶ事を必要とはしませんがその気になりさえすれば飛べちゃいます。生活スタイルに飛行するという事が必要ないから飛ばないだけなのです、因みに波乗りも出来ます」

 

・アイリス:あ~そうか、基本トンネルとか洞穴にいるもんね。

・キバナ:じゃあ必然的に飛ばなくもなるか……

・ハッサク:しかし初めて見ました……。

・そっちの方がクリムガン的には良かったのかな?

・まあポケモンの進化って不思議なのあるし。

・適正的には陸A空Bとかなんじゃね?それだったらA選ぶべ。

・というか陸海空行けるんかい!!

・まあんな事言ったらカイリューだってできるし

 

「クリムガンの特性は鮫肌と力尽く、夢特性が型破りと強力なラインナップになっていますから例え夢特性と出会えないと悲しむ必要がない程です、彼だって力尽くですから」

 

・いや全部強いなおい!?

・冗談抜きで全部強くグラスフィールド展開できるレベル。

・夢特性でそれら持ってる奴らだっておるんやぞ!!

・鮫肌なんでガブの夢特性やぞお前。

・キバナ:思った以上にマジで強いなお前

・ナンジャモ:マジで笑えるぐらいに強いんだけど。

 

「そんなクリムガンは物理面に秀でた優秀な重戦車アタッカーです、素早さこそ遅いですがその分癖がなくバランスがいい能力をしています。強力な分癖があるドラゴンの中では扱いやすいという珍しいドラゴンです」

 

・まあ確かに、そういうのが多いよな。

・初心者向けっぽい感じもする。

・素早さをどうカバーするかは問題っぽいけどそれこそ考えさせる事も出来るし。

・単純に強いポケモンだけ使って勝てないトレーナーも山ほどいるもんな。

・やっぱ成長出来ないからかね?

 

「そんなクリムガンは力尽くの恩恵を受ける事が出来る技を多数覚えます、彼も二番手に出して相手に重い一撃を喰らわせることが多かったですね。岩雪崩、噛み砕く、炎のパンチ、雷パンチ、ダストシュート、アイアンテール、圧し掛かり、これらを通常よりも高威力で繰り出せるという利点があり、幅広い相手に対応が可能です」

 

・うっわぁ幅広い……。

・自分の苦手にもしっかり対応出来る……。

・タイプ一致がなくても力尽くで対応可能だしな。

・あれ、スケショって対象外だっけ?

・キバナ:対象外だな。

・サンクスキバナ氏

・キバナ:おう気にすんな。

・ナンジャモ:キバナ氏も此処に慣れてきたなぁ……。

 

「力尽くと言えば、道具にも命の玉という物があります。これは攻撃をするごとに体力を消費しますが威力を1.3倍にするという物です、が力尽くの特性はこの体力の消費の部分のみを無効化して威力はそのまま上昇する事が出来ます。この為、命の玉は力尽くの特性持ちが使うと厄介極まりない道具と化します」

 

・何やそれ、めっちゃイカれとるやないですか!!

・こんなのチートや、チーターや!!

・キバナ:炎タイプが火傷しねぇみたいなもんだと思うしかねぇだろ

・ナンジャモ:電気タイプも麻痺しないしね。

・まあそういうもんだと思うしかねぇだろうな。

・だとしても力の押し付け出来るっておっそろしいなぁ……

・これがカイリューだったらと思うと寒気するな。

 

「その一方でステロや吠える、挑発、蛇睨みなどのサポート役としても活躍出来る技を習得可能です。鮫肌と高相性の堪える、命中不安定技の安定性を上げる爪研ぎなども出来ます」

 

・ナンジャモ:え~蛇睨み使えるの!?羨ましい……。

・地面にも効くからなぁ。

・キバナ:ステロも悪くねぇな、ドラゴンテールとコンボするのも悪くねぇ。

・ハッサク:吠えるでもいいですねぇ。

・結構色々できるぞこの全身クリムガン。

・もう唯のクリムガンでええやん

 

「私のクリムガンはそれらを利用して相手を麻痺にしつつも強力技をぶつけて相手パーティに回復困難なダメージを植え付ける事を役目としてますね。マリルリを雷パンチで一撃KOにした事も沢山ありますし、フェアリー相手だってアイアンヘッドやテール、ダストシュートで逆に打破する役割を持っていますから」

 

・フェアリータイプをドラゴンで刈るなや!?

・逆だから、普通逆なんよ!!

・キバナ:問題は遅い事か、トリックルームが一番楽か?それとも相手を地均しとかで落とすか?

・ハッサク:小生は鮫肌もちで耐久をお願いしてみたいですね

・アイリス:私は力尽くでガンガン行きたいな

・ナンジャモ:んじゃボクはムウマージで鬼火撒いてから上から攻めるから

・サラッとエグいことを言いやがるwww

・悪魔鬼人でなしサディストナンジャモぉ!!

・ナンジャモ:ボクを悪口に使うなぁ!!?

 

そんな所で配信を切る、するとクリムガンは終わった?と言わんばかりにその場で丸くなって鼾をかいて寝始めた。その姿にカキツバタは呆れたように視線をやる。

 

「ラビさん、こいつ寝ちまったぜぃ?」

「いいんですよ、寧ろバトルでもないのに呼んでしまいましたし無駄に飛ばせてしまった。クリムガンは飛べる事は飛べますが得意ではありません、かなり体力を使うんですよ」

「は~……ンでどうしてラビさんはクリムガンを紹介してくれたんだぃ?」

「旅の中で私はクリムガンを必死に育てました、進化すると思いましたから。だけど進化はしないポケモンだと分かった時は失礼だと分かっていても落胆した、それなのにクリムガンは私を責めなかった、寧ろ今の俺を見ろと言わんばかりにバトルで活躍してくれたんです。シャガさんのオノノクスを倒したのだって彼なんですから」

「マ、マジぃ!?」

 

祖父のオノノクスを倒した!?その事実に驚いた、シャガもクリムガンを持っているが……オノノクスとの能力差はかなりある筈……。

 

「生まれ持った能力だけで全ては決まりませんよ」

「……そう言う事かぃ、オイラはクリムガンってかぃ?面白いじゃないか、オイラはちゃんと進化するぜ、なんならメガシンカもしてやるぜ」

「その意気だ」

 

 

 

呼び出すならせめてバトルで呼びだせ、と思いながらもクリムガンは懐かしい匂いを嗅いだ。あのジムリーダーと似た香り……そうかあのムカつくオノノクスのトレーナーの孫か、本当ならドラゴンテールの一発でもお見舞いしてやるところだが勘弁してやろう。

 

上から物を見られているようで腹が立つ。そんな物じゃないだろう、全てを出し切れと言わんばかりにあおってきたあのオノノクスが大っ嫌いだった。それら全てを力に変えてオノノクスを真正面からぶち破った。クリムガンには夢がある、それはラビと共にドラゴンタイプの伝説ポケモンを倒す事だ。自分を見下してきたあのトレーナー、ポケモンを全て見返してやる、それが自分が目指す夢……下剋上だ。

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