「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう、本日のゲストは此方」
「如何も皆さんこんにちは、パルデアリーグ四天王のハッサクです」
「毎度、パルデア地方で四天王をしとるチリちゃんやで。美人さんやけど怖がらんとってな」
「本日はこのメンバーでいきます、そしてご紹介するポケモンさんは此方」
「ドダァァァッ……!!」
「ドダイトスさんです」
| ・おおっドダイトス!! ・この前の配信でちらっと出て来てた奴だな。 ・というか何気にヌシ、御三家すげぇ持ってるな。 ・まあこの人の場合旅してるとき必ず博士の所顔出してたらしいし……。 ・ナンジャモ:ラグラージもその時にもらったミズゴロウだったよね。 ・キバナ:リザードンもプラターヌ博士からだったか ・アイリス:サトシ並に博士の所行くよねぇ |
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「おおっドダイトス待っとったで!!何を隠そうチリちゃん、ドダイトス好きなんや」
「まあだろうなとは思ってましたよ、露骨にテンション上がってましたし。ドダイトスさんは草と地面の複合タイプです、背中には立派な樹と山脈を携えている姿は大陸ポケモンとも言われる所以ですね」
「ドダイトスの背で生まれ、子育てをし、一生を全うするポケモンもいるそうですね。そして大昔の人々は大地の下には巨大なドダイトスがいると考えていたとか」
「そういう伝承もありますね。小さなポケモン達はドダイトスの背中の上で休んだりするのは当然の事でドダイトスも特に気にも留めずに巣を作る事は許容しますしそのまま水場を求めて群れで移動する事もあります。その時の様は森その物が意志を持って動いているかのように見えるそうです、一度お目に掛かった事がありますけどあれは圧巻でしたね……」
「そんな激レアな場面見た事あんの!?しゃ、写真とかあらへん!?」
「絵ならありますよ」
| ・へ~……大きな身体だけあって納得だなぁ ・こんだけでかければな ・シロナ:一応言っておくけど、ラビ君のドダイトスはかなり大きめの個体よ? ・アイリス:あの背中でお昼寝したいな~ ・ナンジャモ:何それ気持ちよさそう。 ・巣を作って生活するポケモンも居る位だしな。 |
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「さて、ドダイトスさんの特性は深緑、夢特性はシェルアーマーです。さてドダイトスさんは見た目通りの大きな体躯をしているパワーファイターです、そして草と地面タイプというかなり珍しいタイプの組み合わせをしていて耐性も独特且つ攻撃範囲も広いです、抜群を取れない相手はそれこそキノガッサ位じゃないですかね……?」
「それは随分と広いですね」
「因みにサトシさんもドダイトスを持ってますね、私のドダイトスからある技を習得して爆走要塞化して笑いました」
「一体何をやったん!?今度は何をやらかしたん!?」
| ・そうそう、このパワーファイター感が好きなのよ。 ・頼もしいよなぁ……。 ・ええっ……? ・あのドダイトス、相当にアグレッシブな筈だったけど……? ・ナンジャモ:ってあれはラビ氏のせいかぁぁぁぁぁぁあああ!!!? ・ナモ公が被害者です!! ・じゃあいいか ・ナンジャモ:そうそうボクが犠牲になる事は別に―――よかねぇよ!!? ・キバナ:もうノリツッコミも板に付き始めたな。 |
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「別に悪い事はしてませんよ。ドダイトスは一般的な体重でも300キロ超えの重量級ファイター、こういうポケモンさんですとどんな戦術を取ります?」
「どんなって……まあポケモンにもよるけど基本的に攻撃を耐えてから強烈な一撃で巻き返す、やないかな」
「小生も同意見ですね。重くともフットワークの軽いのもいるにはいるでしょうがそれが基本となりますと思います」
「そんなドダイトスで高機動戦をするのがサトシさんです、まああのドダイトスはナエトルの時は身軽だった上にかなりのスピード自慢だったらしいので生来のバトルスタイルに戻った感じですけど……それを可能としたのが殻を破るです、それを教えただけです」
| ・あ~殻破か ・確かに、あれなら一気にスピード上がるもんなぁ……。 ・にしてもあのドダイトス、元はスピード自慢だったのか…… ・あ~……ハヤシガメになって一気に体重増えたから難しくなったのか ・あるある、ポケモンによっては一気に増えるから元の戦術が出来なくなるの。 ・ナンジャモ:だからって技一つであんなことになるの……? ・つうかなんでナンジャモはサトシさんのドダイトスと戦ったんだよ。 ・ナンジャモ:偶然機会があって……そしたらあの巨体でロッククライムとか使いこなしてて ・なにそれ怖い。 |
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「ドダイトスは元から防御面が硬いですからね、殻を破るでそれらが下がってもある程度は元々の頑強さでカバーが利きますし優れた攻撃性能を引き上げるという意味でも殻を破るは相当に良い技なんですよ、私のドダイトスさんは種マシンガンとロックブラストを撃ちまくる高機動砲台なんですけど……なんであの人はドダイトスで高機動戦をやるんですかね、サーフテール発動中のライチュウ相手に先回りしてロッククライムからぶちかましを喰らわせるとか普通考えませんよ」
「あ~……そのコンボでナンジャモ負けたんか」
「確かにそれは……面喰らいますね」
「でしょ」
| ・いやヌシのも相当に怖いんですけど ・それ以上にサトシさんのドダイトスの戦術が怖すぎるwwww ・ナンジャモのライチュウって、ヌシが贈ったあれ? ・うん、クッソ速いイナズマサーファーのあいつだな…… ・えっあれに追い付くの?ドダイトスが? ・冗談抜きで怖いんですけど。 ・ナンジャモ:確かに対地面タイプの訓練相手お願いしたのはボクだよ?ドダイトス来てぶっちゃけテンションも上がったよ?だからってドダイトスがライチュウ追い越すとか誰が思うよ!!? ・これはナモ公が正しい。 ・誰も思わんわ。 |
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「仮に殻を破るのデメリットが気になるなら草分けで素早さを上げるという手もあります、此方は攻撃面は上がらないのが難点ですけど剣舞も覚えますので実質デメリットなしも出来ますが一度に上げられるメリットは無視し難いです」
「う~んこれは中々に悩ましい問題ですね」
「前以て蓄えるを使って防御面を上げていくというのもありですね、元々のドダイトスさんの戦術ともマッチし易いです。此方の素早さを上げるのではなく地均しで相手の素早さを下げるのも手ですからこの辺りは自分の好みでもいいですね、スピードをあげない選択肢なら鈍いで攻撃と防御を上げるのもありです、トリックルームを併用するなら結果的に加速に使えます」
「よぉそないにポンポンと戦術が出て来るなぁ」
「自分のポケモンさんなんですから、頭を悩ませるのは当然の事でしょう」
| ・普通はね、そんなに高速でポンポン出ないんすよ。 ・マジで一回この人の頭の中見てみたいんだけど。 ・それはたぶん世界中の研究者が思ってる。 ・主に夢特性な。 ・それな。 |
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「草地面タイプなので氷タイプには滅法弱いのが弱点ですね、なので鉄壁やド忘れで防御面を上げて耐えるのがいいでしょう」
| ・やっぱ氷で攻めるべきか。 ・キバナ:後は物理技が主体っぽいから鬼火もよさそうだな。 ・アイリス:威嚇もよさそうだね。 ・ナンジャモ:ボクはもう挑発したいなぁ……もう殻破させたくない ・トラウマになってて草。 |
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そんな所で配信を切る、授業の題材に使うのならばこの位でいいだろう。ハッサクとチリから拍手が送られるわけだが……何時もやってる事だから別に褒められる事でもない。
「いやぁほんまによくもまあこないな事をやれるな、素直に尊敬するわ」
「無給で、という事ですか?」
「シンプルに貴方の知識の深さに感嘆しているんですよ。小生も改めて驚きです」
「改めてトップが勧誘したがったのも理解出来てん」
これでまた勧誘が再開されたらどうしよう……と思っている中でチリは何処か羨まし気にドダイトスを見つめている。
「昔っからドダイトスが欲しかってんけど滅多にゲット出来るポケモンやないから……もしかしてナエトルもおったり、なぁんて冗談冗談―――」
「いますけど、なんだったら育ててみます?」
「おるんかい!!しかも軽いな!?むっちゃ軽いな!!?ナエトルも珍しいポケモンやで!?」
「ンな事言ったらもっとあれなヒスイポケモンをナンジャモさんに譲ってますし……大切にして下さるならお譲りしますよ、ついでにオモダカさんの勧誘を止めてくれるなら喜んで」
「チリちゃんに任しとき!!」
心の中でチョロ……と笑うラビであった。
随分と賑やかな女性な事だ……まあラビの周囲の女性関係が賑やかな事は何時もの事だ、最近だとアブソルが喧しくて敵わない。ラビにはそういう魅力があるのだろう、サザレという伴侶が出来るのに前途多難そうで素直に同情する。
何処か哀れみの視線を向けるドダイトスは、ラビが遭遇したドダイトスの群れのナエトルがラビに付いて来て進化した個体。群れのボスの子供でそのボスがヒスイの血を色濃く受け継ぐ親分個体だった為に身体も大きめな事が特徴。
「ドダァ……!!」
「ああっ今日もやるか」
「何かをやるので?」
「まあ見ててください」
そう言うとラビはリュックから数枚フリスビーを取り出す、そしてそれを無造作に投げる。ドダイトスはそのフリスビーの軌道上に置くような種マシンガンとロックブラストを発射してフリスビーを撃墜してみせる。これがドダイトスの日課にしてトレーニング。
「おおっお見事!!」
「見事なもんやな、凄いコントロール」
今度は絶対にあのドダイトスに勝ってみせる、と闘志を燃やしている。サトシのドダイトスに殻を破るなどを教えたはいいのだが……教える前は勝てたのに今度は勝てなくなったのが悔しいのか、現在猛特訓中でロッククライムの練習もしている。
「ドダァァァァ!!!」
思わずフリスビーを粉砕する程の威力の種マシンガンはそんな闘志の現れなのだろう。