週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ:フィストバトルマスターローブシン

「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。今回紹介するのは此方」

「ブッシィン……!!」

「ローブシンです」

 

・おおっローブシン!!

・アイリス:出た、人間の歴史に大きく関与した建築界の武神

・えっそんなこと言われてんの?

・ナンジャモ:あ~確かに歴史でそんな授業あった気が……

・ナモ公がいます!!

・キバナ:あったなそういえばそんなの

・えっマジなの?

 

「ローブシンは格闘単タイプのポケモン、見た目は老人のように見えますが両手で杖のように持っているコンクリートの柱を筋力に頼ることもなく振り回す程の技量を持つというかなりの技巧派でもあります、腕力や脚力が強くなってますという格闘タイプに多いスタイルですが道具などをうまく使って戦う事が多いという珍しいパターンです」

 

・あれを技で振り回すのか……

・どういう技なん?

・知らん。まあ護身術でも小柄な女性がでかい男を投げるとかあるし

・それを言われたらまあわからなくはない……か?

・まあいろいろあるのよきっと。

 

「そしてローブシンと言えばの話があります、それは人間社会の発展に大きく寄与しているという事。現代社会では欠かせないコンクリート、それを作り出す技術は2000年前にローブシンから教わったと考えられています。なので我々が何気なく歩いている街の道などはローブシンのお陰なのです」

 

・えっマジで?

・めちゃくちゃすごいやん。

・冗談抜きで人間社会への貢献がやべぇ。

・いつも建築会社でお世話になってます。

・同じく、いつも一緒にコンクリ作ってもらってありがとうございます。

・ガチ職人からの感謝まであって笑う。

 

「そんなローブシンですが、本気を出すとコンクリを投げ捨てて拳で殴り掛かります。端的に言うと滅茶苦茶強いですよこの状態のローブシン」

 

・おいwww

・ここまで話しといて投げ捨てるのかよ!!

・まあうん、いろいろあるんだろうよ。

・えっそんなに?

・ここのヌシがそういうってどんだけよ。

 

「ローブシンの特性は根性、力尽く、夢特性が鉄の拳となっています。鉄の拳はパンチ系の技が強化されるというもの。パンチ系と言ってもそれだけはなく、アームハンマーやぶちかましといった名前にパンチが付いていなくても強化される技も一部あったりします」

 

・状態異常時パワーアップ、常時パワーアップ、パンチ強化。

・全部威力上昇やん!!

・脳筋や、脳筋にもほどがある……!!!

・いっそのことすがすがしくて笑う。

・だけど分かりやすい。

 

「ローブシンが優れているのはやはり物理攻撃力、その圧倒的な攻撃力はガチグマと遜色なく超攻撃特化型と言っても差し支えないのですが、体力も防御もそれなりにありますのでそれを活かして立ち回ると強さを明確に出来ます。それを活かすのがやはりビルドアップとドレインパンチでダメージを与えつつ回復するというビルドレインです」

 

・うわぁっ覚えるのかドレインパンチぃ!!

・トバリシティのルカリオで死ぬほど苦労したコンボや……

・しかも防御も上がるしすげぇタフになるやん。

・特殊で攻めなきゃ……。

・ぶっちゃけそれが妥当過ぎる。

 

「素早さが遅いのも気になりますが、それはマッハパンチで補強出来ます。特性も攻撃型ばかりなので威力の補強も容易なのも魅力。鉄の拳型ですと三色パンチの威力も上がりますので対応力が凄く上がります」

 

・ああそうか、三色もあるのか……。

・そう思うとマジで厄介だな。

・何こいつ、武人?

・武神ですが何か?

・キバナ:いやマジでこいつ厄介、シンプルに強いのが厄介だ。

 

「他にはアームハンマー、気合パンチ、インファイト、爆裂パンチ、ローキックなどの格闘技が使えます。他にはストーンエッジ、岩雪崩、岩石封じ、はたき落とす、毒突き、ハードプレス、地震、地均し、10万馬力、空元気、燕返しなどがメジャーな攻撃技ですね。変化技はビルドアップ、身代わり、挑発、見切り、ワイドガードなどでしょうか」

 

・ここに三色加わるの?

・何それ怖い。

・対応範囲ひっろいなぁ……

・アイリス:私もチャレンジャーがローブシン出して来たら警戒しちゃうなぁ……。

・キバナ:エスパーかゴーストで押したくてもはたき落とすあるからなぁ

 

「道具を持たせるルールなら特性別で分けていくのもいいですね。根性なら火炎玉で火傷になりつつ火力を上げる、力尽くはシンプルにオボンの実、鉄の拳なら突撃チョッキなどもいいですね」

 

・やっぱりブルベリ学園って道具ありなんかな?

・道具ありって結構な上級者ルールだよな?

・アイリス:ポケモンリーグでも一応持たせてもいいルールではあるけどね。

・キバナ:だけどそもそも道具まで考慮すると考える事が多くなりすぎるからって理由があるな

・シロナ:そうね、最近は良い道具も増えてるからリーグでも持たせる人は多いわね。

・そもそも道具の確保の資金とかルートとかが大変って話もあるからなぁ……。

 

「ちなみに私のローブシンは鉄の拳ですが、拘り鉢巻を巻いて父のガブリアスと戦わせましたがアームハンマーで一発KOでした。そんな戦いの武神のローブシン、いかがでしょうか」

 

・最後にすげぇのぶっこみやがりましたよこのヌシ!!?

・ガブ、ガブ一撃!?

・シロナ:一撃、そうなるとまず回避前提?いえ、遠距離攻撃を……いえ流星群ではなく……

・ウワガチ考察してる!?

・そりゃ相棒を一撃で粉砕するって言われたら……

・キバナ:オレ様の相棒の事もあるしな……ドラパルトか?

・アイリス:でもはたき落とすもあるし受けだしとか無理じゃない?

・フェアリーとか?

・毒突きあるぞ

・ミミッキュは?

 

 

 

 

そんなところで終わりにする。ローブシンは自分に頭を下げると持っていたコンクリートの柱を作ってあげた背中のホルダーに収めそのまま歩き出して行った。さながら二刀流の剣士みたいに見える。イッシュリーグでもお世話になった、ドッコラーから数えると古参の一人だ。

 

 

 

「ブッシッ……」

 

さて、今日はどんな鍛錬を行おうかと思案していると如何すればいいかと悩んでいるダイケンキが目に入ってしまう。流石に色恋は分からないので首を突っ込まないでおこうと思ったが、友が困っているのを見逃す程薄情ではない。

 

「ケン……ンケェン?」

「ブッシン、ローシン」

「クェン……ケェエンキ……」

 

ダイケンキの言いたい事は分かるのだが、いつまでも悩んでいるより何かしら行動はするべきだ。常に動いて様々な意見を聞いて纏め上げるお前としても立ち止まる事は良い事ではない、ゆっくりでもいいから動いた方がいい。それに―――嬉しくはあるんだろう?というとダイケンキはそれは……そうだけどと言わんばかりに顔を赤くした。

 

「ブッシ」

 

ほら、そこに彼女がいるぞと此方を見ているバクフーンを示す。ダイケンキはローブシンの顔を見てからバクフーンの元へと向かっていった。

 

「ケ、ケンキ……ダインキ……ケェン」

「バグゥッ♪フゥン♪」

「ケ、ケェン……」

 

ぎこちなくも一緒に歩き始めた二人、取り敢えずは一緒に見回りをしないかと誘いを掛けたダイケンキ。まあ100点とは言えないが、それでも友としてはあれが精一杯なのだろう。ならばこれからその精一杯を拡張していけばいいのだ、頑張れ友よ、とサムズアップを送りながらもバトルフィールドに立って柱を抜き放って素振りを始めていると―――

 

「ガアアアアアアアアアア!!!!」

「ブッシ……ロンブシィ!!!」

 

誰かに当たらないからという理由でここに来たのだが……まあいい、相手をしてやる!!とバトルフィールドに入った=バトルの相手をしてくれると思ったアーマーガアに絡まれるのだが……相手をしてやる!!と構えを取るローブシンであった。

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