週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ?:VSガラルファイヤー

・ええええっ!!?

・何々何がどうなってんの⁉

・キバナ:うおおおおいっガラルファイヤーじゃねえか!!?

・アイリス:えっファイヤーってリージョンフォームあるの!?

・ナンジャモ:激レアじゃん!?

・オーキド:何じゃとぉ!?ポケモン学会でもファイヤーと同種か別種かと今でも議論が交わされ続けて居るポケモンがおるじゃと!!?

・ナナカマド:何と貴重な……しかもバトルの瞬間を見られるとは

・マグノリア:ろ、録画を!!ああっ配信の場合はどうすれば……!!?

・ソニア:お、おばあ様私がやってますから落ち着いて!!

・うわぁ博士のバーゲンセールだぁ!?

・まさかの博士ラッシュ!!?

 

「ラビ、こっちで動きを封じる!!傷つけずに動きを封じろ、マッハパンチ!!」

「力の差を思い知らせろ、ダイケンキシェルブレード!!」

 

・ゴ、ゴウカザルが分身したぁ⁉

・ファイヤーの周辺を超高速で移動しながらもマッハパンチを全方向から放ってる!?

・シロナ:あんな繊細で正確なマッハパンチは初めて見るわ……普段は見せない芸当ね。

・アイリス:で、でもダメージを与えないなんて……

・アララギ:まぁっなんて鋭くて重いシェルブレード!!地面どころか空気も斬られたわ!!

 

「ギャ、ギャァァァッ……!!」

「―――ケンッ……!!」

「―――ゴウッ……!!」

 

・流石のファイヤーも困惑してる……

・そりゃ四天王のオーバとここのヌシだからなぁ……

・しかも背後にはフロンティアブレーンのライボルト

・すげぇ布陣だ

・これなら、落ち着く……か?

 

「―――……ッ!!ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

「ちっやっぱり大人しくはならんか!!オーバ、悪の波動が来るぞ!!」

「火炎放射で押し戻せ!!」

「ライボルト、お前は10万ボルトだ!!」

 

・ファ、ファイヤーの悪の波動を抑え込んでやがる……

・伝説のポケモン相手に……。

・いやというか10万ボルト食らってるのに全然技の威力落ちてねぇ!?

・これが、伝説

・キバナ:噂にゃ聞いてたが、これほどかよ……ガラルファイヤー

 

「ギャアアアアアアアアアッ!!」

「バークアウト、ダイケンキッ嫌な音!!」

「キイィィイィイイヤアアアアアアア!!!」

 

・ああああああああああっ!!?

・すっげ、すっげぇ嫌な音だぁぁぁぁぁ!!!??

・ナンジャモ:ラビ氏こっちにも配慮してぇぇぇぇ!!!?

・ああああああ鳥肌がぁぁぁぁぁ!!!!

・こ、これがダイケンキの嫌な音かぁぁぁきくぅぅぅぅ!!?

・変態、変態がおるぞぉ!!?

 

「フレアドライブッ!!」「ワイルドボルトォ!!」「アクアブレイクゥ!!」

「ギャアアアッ!!?」

「ゴウ、ガァァァァ!!!」「ルゥゥゥゥウウトォッ!!!」「ケェエエンキッ!!!」

 

・おおおおっ!!

・炎、電気、水物理技の合体だぁ!!

・か、感激だぁ!!

・なんかさっきから感激してばっかのMがいるんだけど

・か、感激して何が悪いんだよ!!ポケモンの技を身を以て体験するのはトレーナーとしていい事じゃないかぁ!!

・だからって嫌な音で感激はMでしょ

・それは思う。

・キバナ:同じく

・アイリス:うんそうだよね。

・ナンジャモ:ボクもそう思う。

・ひ、ひどい誰もフォローしてくれない!!?オ、オーキド博士ならわかりますよね!?

・博士さっきから全然コメしねぇけどな

・多分、配信に集中してるんだろうなぁ他の博士の皆様と一緒で

 

「ギャアアアッ……!!」

「おいおい、嫌な音で防御下げられた上で俺のゴウカザルのフレアドライブにダツラさんのライボルトのワイルドボルト、とどめにラビのダイケンキのアクアブレイク受けてまだやる気あるのか、呆れたタフネスだな……」

「そりゃダツラさんが抑えられないとかいうわけだ……こりゃ、ちょっと厄介だな」

「こいつをちょっとで済ませられるんだから、俺としては心強いな」

「(神二体相手にするのと比べたらそりゃ心労もないんですよ、さて、どうやって大人しくさせるか……)」

 

・仮にも伝説のポケモン相手に全然余裕で笑う。

・なんかもう勝つ算段つけてそう

・さ、さすがにそれは無理だと思う、だって伝説のポケモンだよ?

・まあそりゃ一般論で言えばそうだけど……

・ここのヌシ、普通じゃねえし

・キバナ:それは言えてる。

・アイリス:うんそうだよね。

・ナンジャモ:いわれてるぞ~ラビ氏~

 

「ダツラさん」

「なんだ?」

「あれ、大人しくさせるじゃなくて屈服させる、でもいいんですよね?」

「俺が許す、思いっきりぶちのめしていいぞ」

「んじゃ遠慮なく」

 

・えっ!⁉

・マジでついてるの⁉

・うそでしょ……

・どうやってつけたの……?

・無、無理でしょいくら何でも……?

 

「これ以上好きにさせて暴れられても困るんでね―――まずは水浸し!!」

「ケェェンッ!!」

「ギャアッ……!?ギャアアアアッ!!」

「シェルブレード!!そこから挑発!!」

 

・キバナ:そうかその手があったか!!

・えっどういうこと!?悪の波動がシェルブレードで一蹴された!?

・オーキド:成程、水浸しでファイヤーのタイプを水タイプに変えてしまったんじゃな。

・アララギ:それによって悪の波動はタイプ一致ではなくなって威力が大幅にダウン。

・ナナカマド:これでファイヤーの悪と飛行タイプの技の威力を奪ったというわけか。

・アイリス:ほへ~よく即座に選択出来たねぇ

・ナンジャモ:ラビ氏、その気になったら戦術エグいのばっかりだからなぁ……。

 

「これで変化技も封じた。お前は良い変化技を持ってるからな、これで封じさせてもらう」

「やっぱ知ってたか、こいつ痛み分けを使えるんだ」

「げっそれじゃあ大ダメージ受けて平気なのはそれを分かってるからか!!」

「ああ、むしろそれをチャンスに変えて突破口にしてくるんだ。追い風に悪巧みも使ってくる」

 

・うっわ滅茶苦茶厄介じゃん!!?

・それを瞬時に封じる主何者……?

・化け物でトレーナー

・合法ショタ

・納得できるようでできぬぇ

 

「ギャ、ギャアアアアッ……!!」

「(反応からして、自分の技の範囲の狭さを理解してるなこいつ。かなり頭が切れる上に経験も豊富だ、それを自己強化と痛み分けで上手く補強して来たんだな……だが今は全てが封じられたと言っても過言じゃない。お前の燃え上がる怒りでも突破は不可能だ、それどころか……勢いが随分と削がれてるな)」

「……ギャァァァァッ……」

 

・ファ、ファイヤーが地面に降りた……?

・キバナ:傲岸不遜って聞いたぞオレ様

・もうそんな勢いがまるでない。

・アイリス:あっラビさんに向かって頭を下げた。

・オーキド:伝説のポケモンが、自ら負けを認めおった……!!

 

もう自らに打つ手はない、逆上する気力も折られた。最早自分には他者を見下す気力も怒る力も残っていない……完全な敗北、これ以上は無意味……そう悟った。そんなファイヤーの頭に触れる、ファイヤーは驚いたように体を震わせた。これからの事を思って恐怖が過ったのかもしれないが……

 

「まずは傷の手当と飯だな、腹減ったろ」

 

思わぬ言葉にファイヤーはポカンとしてしまった、ダイケンキはやれやれと言いたげに肩を竦めて自分に相棒がそう決めたなら俺も従う、こっちだ付いてこいと言ってくる。ファイヤーはどうするべきか分からないが……兎も角そのあとに続いていった。

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