「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。本日ご紹介するポケモンさんは此方」
「リ~ニュニュリ~」
「リククラゲさんです」
| ・えっまだドククラゲ? ・いやリククラゲ!! ・おおっ俺たちパルデア民としてはなじみ深いな。 ・ナンジャモ:ボクたち的にはこっちのが馴染みあるもんね。 ・ナモ公がいます!!! ・キバナ:これがドククラゲで言ってたリククラゲか ・アイリス:ホントそっくりだね ・ナタネ:改めてみるとほんと似てるわね ・カスミ:そうかしら、全然違うように見えるけど? ・サトシ:そりゃカスミだからだろ? |
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「リククラゲさんは地面と草の複合タイプ、進化前はメノクラゲさんにそっくりなノノクラゲさんです。ドククラゲさんにそっくりですが生息地は森の中で海の中にいるドククラゲさんとは大違いですね、そしてリククラゲさん、めっちゃ素早く走ります」
| ・えっ走るの? ・えっクラゲ、ですよね? ・どういう事なの…… ・なんか、すげぇ新鮮だ ・ナンジャモ:ボクたちからすれば走るのはよく見る光景だもんね。 ・これがギャップって奴か。 |
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「ではリククラゲさんお願いします」
「リュッ~……リュルルルルルルル!!」
| ・爆走しとる!!すっげぇスピードで爆走してる!? ・すっげぇ10本の走りで凄い爆走しとる!? ・なにあの足捌き!? ・怖いんですけど⁉なんかこわいんですけど⁉ ・ああ、そう映るのか |
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「はいお疲れ様です。このようにリククラゲさんは10本の脚で爆走することが出来ます、ノノクラゲさんは時速50キロでリククラゲさんは本気を出すと80キロを超える速度で爆走することが出来ます。この足は走る為の物だけではなく、獲物に絡みついて養分を吸い取る武器としても機能します、そしてこの広がっている傘の部分ですが、此処は自然に剥がれ落ちるんですがこれは珍味として重宝されています」
| ・そ、そんな速いの…… ・なんかもうシュールを超えた何かだな ・そして武器としても使うのか……。 ・えっ美味しいの!? ・つうか食うのか…… ・ナンジャモ:割と普通に食べるよ?味はないんだけど歯応えがいいんだよね。 ・そうそう、味の濃い料理に混ぜるといいアクセントになるんだよ ・ポ、ポピュラーなのね……。 |
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「さてそんなリククラゲさんの特性は菌糸の力、これだけとなります、キノコの力と言い換えてもいいですね。この特性はかなり特殊な特性で変化技を繰り出すと相手のどんな技よりも繰り出すのが遅くなります、これがかなり厄介で必然的に相手に行動を確実に許してしまう事にも繋がります」
| ・ええっ何それ、どでかいデメリットだな ・気合パンチよりも遅くなるのかな? ・いや気合パンチよりかは確か早く打てる ・電光石火云々のあれやこれやとか関係ない感じ? ・ナンジャモ:どっちかというと変化技を打とうとすると素早さがめっちゃ落ちるって印象かなぁ ・ああそういう系 |
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「しかしメリットもあります。それは……相手の特性を貫通するという事です。能力変化を受け付けなくなるクリアボディを貫通して攻撃を下げたり、草技を無効化する草食を無視して草技でダメージを与えたり、変化技そのものを受け付けない黄金の身体を無視して茸の胞子で眠らせたりすることが出来ます」
| ・あ~変化技限定の型破りか ・あ~そりゃ面白いわ。 ・でもそれってさ、型破りでよくね? ・キバナ:いや型破り持ちには他の特性の方が良かったりいい変化技がない事も多い ・アイリス:それを考えると差別化は容易だし、多分この子、茸の胞子覚えるよね……? ・ナタネ:もちろん覚えるわよ ・えっじゃあ……俺の眠り対策のヤルキモノは……? ・ナタネ:眠るわね ・うっそぉ!!? ・ナタネ:その後にまた起きるけどね ・胞子持ちでこれかぁ…… |
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「かと言って変化技だけではなく、素早い上に特攻も中々で特防も高いです。必然的に物理技で攻め落とそうとすれば技を繰り出して接近する、茸の胞子で眠りにされるという事もあって非常に厄介です」
| ・ダメージを受けたとしても眠らせるなら安いもんだからなぁ…… ・そこから切り返したりも出来る訳だからなぁ…… ・オーバ:一撃で屠るのが一番楽か ・まあアンタならそうだろうけど…… ・俺達はそうもいかないからなぁ…… ・ちまちまでも遠距離で削る方が楽かな |
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「主力技はギガドレイン、エナジーボール、リーフストーム、大地の力、ヘドロ爆弾、アシッドボム、祟り目、マジカルシャイン、ミラーコート、叩き落とす、イカサマなどです。変化技は茸の胞子、宿木の種、嫌な音、身代わり、挑発、毒々、毒びしなどです」
| ・げぇっ祟り目あるの!? ・これは眠った後が怖いぞ…… ・ダメージ受けたとしてもギガドレインで回復、軽ければ祟り目…… ・深いとしてもミラーコートがあるから怖い…… ・普通にアタッカーもこなせるのか……。 |
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「私は兎に角走らせてあちこちに毒びしを撒かせつつ、大地の力でフィールドを荒らしますね。地上のスピードを自慢するポケモンさんは数多いですがそれは出せる環境が整っている場合が大多数です。特に公式バトルの場合は基本的にフィールドが整えられますからね、それを崩してスピードやフィールドの形を変えて踏破力のあるリククラゲさん有利の環境に作り替えます」
| ・エグい…… ・それ以外の言葉が見当たらないぐらいには酷い…… ・スピード自慢をそうやって封じるのかよ ・サトシ:あれには参ったなぁ……ジュカインじゃなかったら対応出来なかったし ・えっなに、あのジュカインともやり合ってんのこいつ!? ・ダークライ落としたジュカインでもぎりぎりなのか……。 |
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「そのフィールドかく乱戦術を盤面から崩されたんだよなぁ……丁寧にフィールドを隆起させて渓谷みたいにして狙撃スポットとか崩れやすいポイントとか作ったのにそれをリーフブレードで全部切り裂かれた私の気持ち分かります?そもそもジュカインさん草タイプだから茸の胞子効かなくて勝つ為に手段巡らせたのに、それを全部斬られた私とリククラゲさんの顔覚えてます?サトシさん。ガチドン引きですよ、なんなのこの人こわ……ですよ、マジでなんなんですか(まあやり過ぎてダイオウドウに凄い怒られたけど……)」
| ・ええっ…… ・流石にサトシさんには負けるのか…… ・それでもハイパーボールクラス以上なのは決定的なんだよなぁ……ユウリに勝ってるし ・マスターズエイトとまではいわないけど、そこに近い実力はあるだろこの人 ・ダイゴ:あるよ? ・シロナ:あるわよ? ・アイリス:あるよ? ・キバナ:あるに決まってんだろ? ・やめて!!ほぼ全員何言ってんのみたいな事言われてる気がする!! ・いやでもサトシさんもやべぇよなんだよフィールドを切り裂くって ・相変わらず環境利用闘法だわ…… |
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「お陰でリククラゲさん1週間ぐらい寝込んでましたからね…。まあそれから凄いトレーニングに励むようになりましたけど。他には身代わりを盾にしつつ胞子で確実に眠らせてから宿木の種を植え付けて回復しつつ相手を削るとかも得意ですね」
| ・だからなんで戦術全部えぐいんだよ!!? ・キバナ:いやそういうもんだろ作戦とか戦術って ・アイリス:うん、全部正面突破とか考えない方がいいよ、上行けないから ・シロナ:行けたとしても真の強者の食い物にされるだけよね ・なんか今日皆さん辛辣じゃね? ・上の人達からしたらこの位当然って事だろ ・でもああそうか、身代わりも後攻になるから確実に残せるのか。 ・そこから胞子で眠らせる……うわぁデメリットがメリットに化けてる…… |
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「リクを走って胞子を撒く不思議なクラゲのリククラゲさん、いかがでしょうか」
| ・ナタネ:私好きだなぁ~地面タイプも入るってドダイトス以外だとレアになるんだよなぁ……パルデアに行ってゲットしたいなぁ…… ・キバナ:後攻になるってのも別に悪い事だけでもねぇからな。 ・アイリス:う~ん面白そうだねぇ、育ててみたいかも。 ・ダイゴ:氷タイプの技で攻めるのがベターかな? ・サトシ:俺の時は最終的にソーラービームでしたね。 |
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そんな所で配信を切る。リククラゲは終わった?と首を傾げたので頷くと一礼をしてから器用にクラウチングスタートの姿勢を取ってから猛ダッシュを開始した。あの敗戦が本当に悔しかったと見える。
悔しい悔しい悔しい悔しいっ!!リククラゲは悔しさを滲ませながらも自分の無力さを呪っていた、ハッキリ言って自分が弱い事は自覚しているからこそ編み出したのがフィールドを味方に付けてやること。相手が十二分に力を出せるフィールドを自分が力を出せる環境に変えてやる事なのに……盤面から全てを引っ繰り返されたことが悔しくて堪らない。
「リュリュリュリュ~……!!」
何より、自分はあの時思考を止めてしまった。自分にとっての絶対の戦術を上回る策略でもなければ戦術を繰り出されたわけでもない。圧倒的な力の差による正面突破で負けたのだ。それが何よりも悔しい、だから今度は―――自分が勝ってやる!!相手が世界最強のトレーナーだろうがなんて関係ない!!ラビとなら勝てる、そんな自分を作るんだ!!そんな思いを秘めてリククラゲは走り続ける、日に日に強靭ながら柔軟な触手になっていく実感を確かめながら。