週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ?:ただいまパルデア、お疲れミナモ

「にしてもサザレ、ラビ帰っちまったがいいのか?」

「うん良いよ別に」

 

ヒスイダイケンキとバサギリは無関係、そしてヒスイダイケンキに対する事は分かったので此処に居る意味はなくなったとラビは帰って行ってしまった。サザレはそれを引き留める事もなく笑顔で送り出した。

 

「別にラビはカメラマンサザレの助手って訳でもないよ、彼はイラストレーターだよ。今回はヒスイダイケンキっていう私のルーツ的な事も関わりそうだったから大急ぎで呼んだに過ぎないから、それに可能な限り庭は空けないようにしないとマズいからね」

「ああ、あの庭はな……」

 

フリードの脳内には即座にバトルジャンキーの問題児たちが我先にと立ち上がって来た。そして頭の中で壮絶なバトルが起き始めたのでこの辺りにしておくことにした。

 

「しっかしあいつもあいつで嫁さん放り出していいのかよ」

「良いんだよ、君たちの知らない所でイチャイチャしてるから」

「惚気んなよ口の中が甘くならぁ」

 

私が帰る所には愛しの旦那様がいる、個人的なそれがいい。疲れて帰ってもいつでも笑顔で出迎えてくれるあの人の所に……だから私は色んな所に写真を好きに撮りに行けるのだから。

 

「さてそれじゃあバサギリ探しに行こうか」

「応、護衛とか大丈夫か?」

「大丈夫、ライチュウとゲンガー持たせて貰ってるから」

「普通にやべぇ奴らじゃねぇか……」

 

分身ボルテッカーと相手の全てを翻弄する嫌がらせ屋が護衛とは……だけどこれでも加減している部類で、最悪の場合はラティオスに任せるつもりのラビなのであった。

 

 

 

 

「ンでちゃんと守れたか……ってなんかすげぇボロボロじゃねぇか大丈夫かお前」

「クォオオン!!!」

 

パルデアへと一足先にVIP専用のカイリュー便で帰還したラビは早速庭の統率を任されたウネルミナモの仕事のチェックをダイケンキと共に始めた。ハッキリ言って庭が荒廃していても吃驚しない心持をしていたつもりだったのだが……自分の予想を裏切って庭はある程度荒れているようにも見えるが、それは現在進行形でバトルしているアーマーガアとルカリオ、ウガツホムラとタケルライコのバトルロワイアルのせいだという事を加味するとよく維持されている方だと思う。

 

「余もウネルミナモ殿は良く努力していたと思うぞ、見回りルートを一日に何度も周回しつつ問題があったら飛んで行って解決に向けて余も含めて様々な意見を聞いたりしていたぞ。それが行き過ぎてしまった時は素直に反省しておったぞ、為政者としてはまだまだではあるが管理者としては及第点を与えてもよいと思うであるぞ」

 

こっそりとウネルミナモの評価という名の監視をお願いしていたバドレックスから評価を聞いてみると実際に行っていたダイケンキの行動を自分なりになぞったり、出来ない部分を素直に他者に協力を願うという古来種としてはかなり異質な行動をとっていたことに驚いた。これは他だと菜園の守護神ことチヲハウハネしか出来ていない。

 

「ンでなんでこんなにボロボロなんだよこいつは、まあバトルしてましたってのは分かってんだけどさ……だとしてもボロボロ過ぎねぇか」

 

そう、庭のダメージは全てこの身体で肩代わりしましたと言わんばかりの傷つき加減に流石に気になるし心配にもなるので救護班に来て貰って治療を開始して貰う。バドレックス曰く、回復はしていたそうだがそれでも追い付かない程のバトルがあったとの事。

 

「数日前に未来組が一斉蜂起してな……それをたった一人で抑え込もうとしたのである」

「あれらを一人はキッツいぞおい」

「最初はチヲハウハネ殿やハバタクカミ殿が応援に入ろうとしたのだが、ウネルミナモ殿が俺一人でやると言い続けてな、だが次第に劣勢になっていったのだが……その姿にイダイナキバ殿が感動した!!と言わんばかりに乱入、お前をダイケンキの代理と正式に認める、さあ指示を出せ!!と言ったのを皮切りにどんどん乱入し、最終的に大バトルであった」

 

最終的には古来と未来の頂上決戦みたいなことになったという、しかもバトルはご丁寧にバトルフィールドで行われたという。そこは律儀にそこでやるのか……と思った。最終的にはウネルミナモが辛勝を勝ち取った事で古来勢が勝利を勝ち取ったのだが、それからほぼ毎日古来と未来のバトルがバトルフィールドで行われるようになってダイオウドウは常にバトルフィールド近くでスタンバイしているとの事。

 

「それでお前そんなにボロボロなのか……」

「いやこれは先程アーマーガアに絡まれたせいであるぞ」

「おいダイケンキあのバ鴉締めてこい」

「ケン」

 

この後、アーマーガアは秘剣を巧業にする実験体にされて滅多切りにされた。尚、当人はまだ負けてねぇ!!と羽休めをしたら再び挑んでいった、そしてまた斬られた。

 

「まあうん、兎も角お前はちゃんとダイケンキの代わりを勤めあげたって事だな。ご苦労だった」

「……クルォォオンッ」

 

ラビに頭を下げるとウネルミナモはお気に入りの軒下で軽く地面を掘りそこに身体を埋めて眠り始めた。如何やら気合を入れた影響で大分疲れてしまったらしい、今日はあいつの好きな物でも作ってやるかと思っていると。

 

「さてと……俺も少しだけ寝るかな……」

「ルガァッ!!」

「……散歩、行く?」

 

昼寝はヘルガーに付き合ってからにする事になったのだが……数日空けた影響か、その分も要求されて帰って来たのは夕暮れになってしまい、昼寝が無くなり、そのまま夕食を作る事になってしまった。尚、夜でも元気なポケモンは多いので庭は賑やか。ゴーストタイプにとっては夜こそが活動時間な事も多いのでそっちはそっちで任せて就寝した。そして朝起きるとまた散歩を要求された、これが自分の毎日のルーティンだなぁ……とつくづく思い知らされた。

 

「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。本日ご紹介するポケモンさんは此方」

「ラマネロ」

「カラマネロです」

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