「古来パラドックス種、イダイナキバ、チヲハウハネ、サケブシッポ、スナノケガワ、アラブルタケ、ハバタクカミ、トドロクツキ。未来パラドックス種、テツノワダチ、テツノツツミ、テツノカイナ、テツノコウベ、テツノドクガ、テツノイバラ、テツノブジン。こいつらの相手をしないといけない訳か……」
改めてエリアゼロに行く前提で考えなければいけない事、古来未来のパラドックスポケモン達の情報を纏めておく。合計14体、これに加えてアオイとハルトのミラコラアギャスと異なり、気性の荒いミライドン、コライドンを相手にしなければならない。流石に自分が全員相手取る訳ではないが……それでも改めてこうして考えるととんでもない面子ばかりだ。
「特性さえ封じられれば勝ち目はあるんだけど……となると、あいつらか……やっぱり」
パラドックスポケモンに共通しているのは特性、その発動の為には天候かフィールドを味方に付ける必要がある、ならば前以て天候かフィールドを奪える手段を準備しておくのが好ましい。最悪なのは矢張りミラコラドンを同時に相手にする場合になる。
「そうなると自動的にあの博士二人と戦う事になるのか……伝説枠二体とガチバトル……勘弁してほしいもんだぜ……」
この世界において幻のポケモン、伝説のポケモンは尋常ではない強さを誇る。それこそ一般ポケモンとは次元が違う。タイプ相性が良いとしても、種族値の暴力と言われるバンギラスですら苦戦は必至な程な差がある。加えて伝説なんて……。
「……となると必要なのは強さじゃないな」
ラビの本気メンバーにはいくつか区分がある。それこそアーマーガアのような戦闘狂タイプもいる為に作った区分、勿論強さも伴わなければ入れないが……今回はアーマーガア側を入れていく事が一番大事だと再認識する。
「だけど、あいつら連れてって大丈夫かなぁ……」
戦闘力という意味では申し分ない、だが問題なのは……その性格と気性の荒さ。だが迷っている場合でもないので彼らの導入を決定する。
「……アブソルさんとかと行きてぇ……」
思わずそんなことを呟いてしまう程だった。
「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。本日ご紹介するポケモンさんは此方―――あっ顔出せます?」
「レッベース」
「はいそれで大丈夫です、此方のクレベースさんです」
| ・またこのパターンか ・クレベース⁉でっけぇ!!? ・いやなんだマジでデケェ!!? ・普通のクレベースの数倍はねぇか!!? ・でか、マジででか!!? |
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「私のクレベースさんは通常のクレベースさんの2.5倍程度の巨体なんです。いやぁカチコールさんの時は寧ろ小さかったんですけど、進化の仕方が特殊だったからなぁ……まあ兎も角、クレベースさんは氷単タイプのポケモンさんです。私のクレベースさんは大きめですが、クレベースさん自体がかなり大きめなポケモンさんでして一般的なクレベースさんでも他に並び立つ方を探す方が困難という程です」
| ・そりゃこんだけでかけりゃな。 ・マジででっけぇ…… ・乗りてぇ ・気持ちは分かる。 ・バカと煙は何とやら。 ・おい今なんつった |
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「クレベースさんの身体はまるで鋼のように頑強です。加えて主成分は氷ですので海の上でも活動可能です。波乗りだって覚えます、この平たい身体を活かしてカチコールさん達を身体の上に乗せて新天地へと向かう姿も確認されています。その巨体から来る圧倒的な積載量と遊泳能力からか、ポケモン図鑑ではその姿はまるで氷の航空母艦だと記載している程です」
| ・氷で思いの他硬いもんなぁ…… ・なんか微笑ましいなおい。 ・カチコールを一杯乗せたクレベースが海の上を行く……。 ・なんかかわいい。 |
|---|
「そんなクレベースさんの特性はマイペース、アイスボディ、そして夢特性が頑丈です。私のクレベースさんはマイペースです。マイペースは混乱にならず威嚇にも動じず攻撃も下がりません。アイスボディは天気が雪の時に体力が回復、そして頑丈は言わずもがなですね」
| ・どの特性も強くね? ・強いて言えばアイスボディか弱いの ・それでも回復って結構便利だしなぁ……。 ・天候限定特性とはいえな ・う~んどれも悩ましいぞ俺。 |
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「そんなクレベースさんですが、物理方面には兎に角強い防御力を有しております。パワー自慢のヒヒダルマさんのフレアドライブを真正面から受けて耐えきった事もあります。その一方で特防が低いという弱点はありますが、逆に特殊技で大きなダメージを受けるのを逆手にとってミラーコートで大逆襲するという手段もあります」
| ・いや耐えるなよ!!? ・ヒヒダルマだぞ、ヒヒダルマなんだぞ!? ・どんだけ硬いんだよ……。 |
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「加えて、氷タイプなので天候が雪だった場合には更に防御力が上がります。更に天候が雪状態の時に発動できるオーロラベールで双方の防御を高める事も出来ます。これだけ高い防御力を活かす技であるボディプレスとの相性も抜群です、更に鉄壁も覚えますから益々硬く強くなれます。ここに加えて恐ろしい事ですが、クレベースさんは自己再生の使い手でもありますから削られたとしても回復で盛り返す事も出来ます。えっ一撃技に弱い?夢特性の事をお忘れですか?」
| ・いやこれ以上はいいよ!! ・どんだけ硬くなるんだよ!! ・要塞かよ!!? ・さらに回復まですんなよ!! ・超巨大氷山空母クレベース出現!! ・実際そうだから笑えん。 |
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「唯一のネックである氷の弱点もテラスタルで補う事も出来ますのでパルデア地方でより一層輝くポケモンさんの一人なのではないかと思います。候補としてタイプ相性の観点から極めて優秀な水かボディプレスの火力を上げる格闘などが候補ですね」
| ・そうだテラスタルあるんだ…… ・タイプが救いだと思ったけど、そうだ変えられるわ……。 ・水だと草と電気……あれ、だけか!? ・だけだな、フリーズドライってのもあるけど実質二つだけ ・うっわぁ……マジで無敵の要塞だ |
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「鋼タイプ相手にもボディプレスで強く出る事が出来る無敵要塞空母クレベースさん。最強の盾でありながらもその硬さを活かして相手を薄氷が如く粉砕するパワーバトルも可能、かと思えば雪雪崩や氷の礫、氷柱針に氷の息吹、冷凍ビームなどの遠距離にも対応できます」
| ・ガチの空母やん!!!? ・えっ遠距離で攻めればいいと思ってました。 ・でも遠距離でもやべぇのとんでくるんだろ? ・マジでどうしろと? ・でもほしくなった。 |
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そんなクレベース紹介を終え、お茶を飲みながらもクレベースに声を掛ける。
「もしも俺が一緒に来てくれって言ったら来てくれるか?」
「レベス、クス」
「有難うな」
ただ静かに、お前に従うだけだと言わんばかりに一瞥をしたクレベース。本当に頼もしい事だ。いざという時の子供達の盾として連れて行った方が良いかもしれないな……とクレベースを候補に入れつつもエリアゼロ攻略パーティを煮詰めていくのであった。