週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ:基本安定性皆無オニゴーリ

・おおっ?ギャアア化け物!?

・どこが化け物だテメェ!!鬼カッコいいオニゴーリだろうがぁ!!

・そうだぞオニゴーリはカッコいいだろう!?

・いや可愛いだろ!?

・逞しい!!

・キバナ:ゲッ最近なんか使われて来る奴じゃねぇか……

・アイリス:こ、氷タイプかぁ……私も苦手ぇ……

・ナンジャモ:愛嬌あると思うんだけどなぁ

・そうだよ分かってんじゃん!!

・オニゴーリスキーがおるなぁ

・まあポケモンには一定数いるもんよ

・お、落ち着いてみるとこわもてだけど結構カッコいいなぁ

 

「オニゴーリさんは氷単タイプのポケモンさんです。氷を自在に操る能力を持っており、空気中の水分を瞬時に凍らせ、好きな形の氷を作り出す事が可能で氷を使って彫刻を彫る芸術家はまず自分のイメージをオニゴーリさんに作って貰ってそこからブラッシュアップ、つまりより鮮明にしていく作業もします。この能力の作用でオニゴーリさんの周囲にはダイヤモンドダストが発生しています」

 

・へ~彫刻家の手伝いもしてるのか。

・なんかいろいろと活用出来そうな能力だな。

・川の氾濫とかあると大活躍するぞ

・あ~成程、それは確かに頼りになる。

・それはつよい。

 

「さてオニゴーリさんが怖いという方もいらっしゃいますがそのイメージというのは強ち間違ってはいませんし野生で遭遇した場合には十分に注意してください。この能力は狩りでは武器として機能します、相手を瞬間冷凍してバリバリと噛み砕いて食べるそうです」

 

・ひぇ……

・説得力ある顔面してるもんなぁ……

・確かにこれは怖い……

・そういう所が鬼、可愛いんだろうが!!

・その通り!!×21

・おおっオニゴーリスキーが

 

「身体の白い部分は氷で作ったもので炎でも溶かす事が出来ません、周囲の気温が低ければ低い程に更に硬く丈夫な物になっていきます、そんなオニゴーリさんの特性は精神力とアイスボディ、そして夢特性ですが……ムラっけです」

 

・いやああああああああああ!!!!???

・うそだろぉぉぉおぉぉ!!!?

・ドーブルとおんなじ特性なん⁉

・キバナ:はぁ~……んっ?あれ、何かオレ様嫌な予感して来たぞ。

・メロン:ええ、最近私が使ってるのもムラっけよ

・キバナ:げぇっ!!?

・ナンジャモ:ムラっけオニゴーリとはまた……

 

「はい、皆さん知ってるかもしれませんがムラっけはランダムに能力変化が起きるという特性です。攻撃がぐーんと上がるけど防御が下がる、今度は防御がぐーんと上がったけど素早さが下がるなんて事が起き続ける極めて扱いが難しい特性です。因みにこれ、鍛錬次第ですけど回避率も上げる事が可能なので鍛えられるととんでもない事になります」

 

・メロン:あらそうなの?じゃあ徹底的にやってみようかしら

・キバナ:やめろや益々勝てなくなるじゃねぇか!!?

・流石対キバナ勝率100%のメロンさん……。

・回避率上がるのはダメだろそれwww

・ま、まあ鍛錬次第だからほとんどの奴は上がらないって事だ

・因みにヌシのは?

 

「上がるに決まってるじゃないですか、寧ろ何で上がらないと思ったんですか?自主的に上がらなかったら影分身して自主的に上げていきますので問題ありませんけどね」

 

・ですよねぇぇぇ!!?

・というか影分身出来るのに回避率上がるなよ!?

・必要ねぇだろ!?

・暴れまくりじゃねぇか!?

・キッツいにもほどがある!!

 

「という訳でもありません。ムラっけのデメリットはムラっけに戦術が完全に左右されてしまう事、現在進行中の戦い方が能力変化によって出来なくなってしまうのでアドリブが最も必要とされてしまう特性と言われています。だから簡単に手を出してはいけない特性の筆頭と言われています」

 

・戦術を構築していくトレーナーには絶対向かねぇなこれ……

・必勝パターンを構築、も駄目だなぁ……

・その道すら自分で曲げちゃうんだもんな、確かに難しいわこれ。

・良く使えるなぁ……

・ナンジャモ:だってラビ氏だし

・やめろ納得しちまったよナモ公

 

「さてオニゴーリさんは実はその能力が極めて平均的という特徴があります、全部の能力が同じ水準で何が劣っているという物がありません。だから逆に何をやらせるべきか分からないという声もあったりしますが、やりたい事をやらせてあげればいいんです、それで個性を出すのがトレーナーの腕の見せ所ですよ」

 

・そういう考え方もあるのか

・むしろやりたい事をやらせやすいと言えなくもないからな

・というかどんだけなんだよ、ステータス表まんまるかよ

・見た目通りだな

・ホントだwww

 

「私の知ってる人だとやばいですよ、見てみなさいよサトシさんなんか相手がリザードンさんとマグマラシさんのタッグだったのにジュプトルさんの相方にオニゴーリさんですよ、それで最終的にオニゴーリさん対リザードンさんの対決になって、火炎放射を冷凍ビームで防いで影分身を鋼の翼で打ち破られたら、加速付けて頭突きでリザードン倒してますから、やっぱやべぇ人ですわあの人」

 

・出たよwww

・伝説のあれかww

・サトシ:いやぁあれはオニゴーリが頑張ってくれたお陰ですよ

・だからってオニゴーリでリザードンに勝つのはやべぇのよ

・しかも相方ジュプトルという最悪過ぎるのに

・ナンジャモ:というかさ、サトシさん出てるのになんかもう慣れたよねみんな

・慣れていくのね、分かるわ自分でも

 

「他だとオニゴーリさんに凄い自爆させる人を知ってます、だけどそれは無理矢理でもなくオニゴーリさんがその指示を確りと受け止めたうえで実行してるんですよ。トレーナーとの関係が確りと築けてないとあれは無理ですね……しかもその影響か、氷の鎧が瞬間的な熱にかなりの耐性を獲得してました。ぶつかり合いとか炎技を受けた時に真価を発揮しますねありゃ……炎タイプをぶつけたらあれは逆に狩られますね」

 

・えっ自爆連呼!?

・何それ怖い……

・でもそんだけ懐いてなきゃ無理だろうなぁ……連続なんて

・しかもそれに適応してんじゃねえかwww

・どんだけ連発すんねんwwww

・これもうあれだな、オニゴーリもスタンバってる感じだ

・いつ来ても大丈夫なようにか

 

「オニゴーリさんの技範囲はそれなりに広いです。フリーズドライ、氷の息吹、絶対零度、冷凍ビーム、吹雪、凍える風、氷柱落としに氷柱針、雪雪崩、氷の礫、地震、アイアンヘッド、イカサマ、噛み砕く、悪の波動、水の波動、シャドーボール、ウェザーボール。変化技としては金縛り、光の壁、すり替え、挑発、影分身、身代わり、守る、毒々などがあります」

 

・氷、地面、鋼、悪、水、ノーマル、ゴーストか

・結構多いな。水技も行けるし弱点カバーできそう。

・やっぱり氷のバリ多いな。

・メロン:金縛りは知らなかったねぇ……。

・キバナ:知らんでいい知らんでいい

・ナンジャモ:キバナ氏がなんか焦ってるww

 

「因みにメガシンカ持ちでメガシンカを行うと特性はノーマル技を氷タイプにするフリーズスキンになります。この影響で大爆発界隈では最強の一角としてアローラゴローニャさんとしのぎを削っているとかいないとか……まあなんとも面白い界隈があるものですな」

 

・大爆発界隈……

・ああ、日々大爆発と自爆を研究しているという噂の……

・別名スーパーボムズだっけ……

・頂点が皇帝とか言われてる大爆発使いのトレーナーだっけ

・ああ、何年か前のPWCSにも参加してハイパー行ったとか……

 

「歯向かう相手を氷漬けにして自慢の大あごで噛み砕く氷の鬼たるオニゴーリさん、いかがでしょうか」

 

・いやぁ面白かった。でもムラっけは無理そうだ……

・キバナ:まあぶっちゃけ手を出すのはきついと思うぜ。

・アイリス:偶然ゲットしちゃったら真剣に検討はするぐらいかなぁ……?

・ナンジャモ:実際そのぐらいがちょうどいいと思うよ

・そもそもムラっけ持ちを探すのも大変だしな……

・よしオニゴーリと大爆発の特訓だあっ!

・あっ一人大爆発に堕ちた

・ようこそ、爆発の世界へ……

 

 

 

普段ならここで配信を切るのだが、ラビはそれを続けていた。コメントでは大爆発界隈の人間が新たな人間を勧誘、というか十中八九サンゴだろうがそれに関するコメントが続いているのだが、咳払いをして切り出す。

 

「さて皆さん、本来ならば此処でお別れなのですが今回は皆様にお知らせがありましてお時間を設けさせていただきます。お時間がない方は何時も通りアーカイブを残しておきますのでそちらを後日ご覧になってくださってください」

 

・おっ?何お知らせ?

・遂に収益化すんの⁉

・おおっ遂にヌシに課金できるのか!?

・いっぱいさせて、養わせて!!

・どきなさい私がママよ!!

・なんか母性刺激されてる奴らがいるな

・若干キモイ。

・あ"あ"ぁぁん!!?×50

・うわぁ予想以上に多いな!?

 

「いや収益化はしません、これは趣味ですので、後養うとかやめてください私普通に仕事やってて収入あるので。まあそれは置いといて……本題です、私、エンジョイポケモン放送局のラビは―――この度PWCSに正式に参加する事にしました」

 

・収益化じゃないか~い!!

・庭でけぇのに自分の収入で賄えるのか……。

・すげぇ……

・えっ?

・うそ

・キバナ:おいマジか?

・ナンジャモ:えっガチで?

・アイリス:えっ

 

「マジです。先日、私の庭でバトル大会がありましてね、その時にとある方とバトルしまして、まあサトシさんだったんですけど負けました。それでもう一度戦って勝ってみたいと思ってしまいまして……という訳で、本日パルデアポケモンリーグの委員長であるオモダカさんに参加の意思を伝える手紙と参加登録書類を提出いたしました」

 

・おおおおおおおっ!!!!

・あんだけ推薦受けてて首横振ってたのに!!

・流石サトシさんやで!!

・よし絶対に勝ってやるぞぉ!!

・オーバ:おい待てどんだけ俺が出よう出よう言ったのにそれかよ!?

・シロナ:しつこ過ぎたんじゃない?シンプルに迷惑がってたわよ?

・デンジ:だから加減しろと言ったのに……だからモテないんだよ

・オーバ:関係ねぇだろそれ!!?

 

「まあそういう事ですので、皆さん対戦する時がありましたら宜しくお願いしますね」

 

 

そこで漸く配信が切られた。遂に言ってしまったなぁと思う一方でワクワクしている自分が居るのだから困ったものだ。オニゴーリも此方を見てニヤニヤ……いやなんか変な所見だして急に回転しはじめた。

 

 

「オンニニニニ~……」

 

いやぁなんかワクワクしてるラビ見てても面白いと思ったけど全然だったわ、あれなら陸に打ち上げられて必死に擬態してるつもりのシャリタツを超至近距離でガン見してる方が楽しいわ。そう言いながらも高速回転するオニゴーリは、突然回転を止めたかと思ったら逆回転をしながら地面へと潜り始めた。周囲からはなんだなんだと思われていたら、何故か温泉を掘り当てて頭にはどっからか持ってきたタオルを乗せて先に満喫していた。

 

「マジでお前何なん……?」

「オンニ~……」

 

何言ってんだ、俺は俺、オニゴちゃんだぜ?とドヤ顔するオニゴーリ、ムラっけだからか奇抜な行動を連発するラビのポケモンの中でも別の意味で最大の問題児である。




「~……!!マジでマジでウチのオニゴーリの事言ってたぁぁぁ……!!よっしゃぁオニゴーリ鬼やる気出してやるぞぉ~!!」
「オンニゴォオ!!!」

尚、ラビのPWCSについての事は大爆発習得の特訓に向かったために聞き逃し、のちにオニキスとジルから配信について聞かれた際には宇宙猫になり、リアルタイムで聞けたはずのそれを逃し、頭を抱えて悔しがった。

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