『スマホロトムより互いの情報を取得。このバトルはPWCSランクバトル、スーパーボールクラス公式戦として承認されました。対戦ルールは2対2、ポケモンの交代は両者自由となります。ラビ選手 VS アキラ選手。それでは両者、最初のポケモンをフィールドへ』
「まずはお前だ、さあ行こうぜガルーラ!!」「ガァルルルルアァ!!」
「さあ行きましょうか―――バンバドロさん!!」「ヒウウウゥゥゥンッ!!」
| ・おおっ!?あれってサンドパン使いのアキラやんけ!! ・バトルフロンティアも勝ち進んでるって噂のあいつか!!あいつまでいんのPWCS!? ・そりゃ世界中から来るお祭りですし ・ナンジャモ:んでゲェガルーラ!? ・キバナ:この展開ってぇっと多分…… ・アイリス:そりゃ…… |
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「悪いが早速切らせて貰うぜ!!アンタ相手に出し惜しみはしてられるほど、俺は能天気じゃねぇぜ!!虹の光に絆を乗せて、回せ進化の大車輪!!メガシンカァァァ!!!」
メガシンカの光に包まれたガルーラはメガシンカを遂げる、メガシンカにしては珍しくガルーラに大きな変化はない、変化があるのはお腹の袋に入れていた子供の方。ガルーラのメガシンカは子ガルーラが親の袋より巣立って親とタッグを組むという超異色のメガシンカ。親ガルーラを守る為にどんなポケモンにも挑みかかるやんちゃな気質になる。
「ガルルルルルルラァァァアアアア!!!」「カルラァァァ!!!」
「脅威の親子、メガガルーラ!!宣言通りにただいま到着!!」
| ・ギャアアアアアアアアアツ!!? ・デ、デタァァァァッ!!? ・メガガルーラだぁぁぁぁぁ!!? ・あああっグロウパンチだけは、グロウパンチだけはぁぁ……!!! ・キバナ:予想はしてはいたけど、阿鼻叫喚とはこのことか…… ・アイリス:そりゃ悲鳴上げるよねぇ……。 ・ナンジャモ:噂に聞いてたけど、凄い悲鳴だね…… |
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ぶっちゃけた事を言うならばラビだってこれを相手にするのは極めて嫌だ。ゲームの世界でも猛威の限りを尽くしたメガガルーラはこの世界ではその力を振るい続けていていた、幸いなのが親子愛の能力が所謂弱体化後だった事だろうか……それだけには凄いホッとした。
「俺のメガガルーラは甘くはねぇぜ!!いけメガトンパンチ!!」
「ガルルルルアァ!!!」「カラァァァ!!!」
「鉄壁!!」
迫って来たメガガルーラ達、それは文字通りのメガトン級のパンチを繰り出してくる。子ガルーラも勿論拳を振るって来る。親子による拳の嵐がバンバドロへと降り注ぐ、これがメガガルーラ最大の特徴、子ガルーラも戦いに参加する為に数の優位を取る上に攻撃の手数もシンプルに倍になる……強いて言えば子ガルーラはメガシンカエネルギーで一時的に強くなっているが、攻撃力は親ガルーラの4分の1程度な事が救いだが……
「ガルーラグロウパンチだ!!」
「やっぱそう来るか、鉄壁、鉄壁鉄壁鉄壁だ。此処は守りの一手だ」
「ヒゥゥゥウンッ!!」
| ・げぇっ遂に切ってきやがった!? ・そうだよこれが怖いんだよ!! ・えっ子ガルーラもグロウパンチしてる、って事は……? ・キバナ:もちろん、子ガルーラの攻撃も上がる。 ・アイリス:単純計算でグロウパンチで剣の舞と同効果です。 ・ナンジャモ:……いや雑に強すぎない? ・ダイゴ:強いよ、最強メガシンカの一角とも言われるからね。 |
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「良いぞガルーラそのまま押して押して押しまくれぇ!!!」
アキラの言葉を受けるガルーラだが、可笑しさに汗を滲ませていた。グロウパンチで自分達の攻撃力は上がり続けている筈なのに何故目の前のバンバドロは平然としているのか、鉄壁を続けているからか?それもあるが、バンバドロの特性にも関係がある。バンバドロの特性持久力、技のダメージを受けると防御が上がっていく。
「頃合だな、10万馬力!!」
「ヒウウウウウンッ!!!」
パンチを一瞬で跳ね除けると親ガルーラに向けて強烈な後ろ蹴りをかます、それを諸に受けて親ガルーラは下がりつつも膝をついた。それを守る様に子ガルーラが前に出るが既にバンバドロの姿はない。
「上だガルーラ!!」
「ボディプレス!!!」
跳躍したバンバドロはそのままの勢いで子ガルーラを踏みつぶさんと迫って来るが、それを親ガルーラが咄嗟に抱えて飛び退いた。先程までいた場所をバンバドロが踏みしめるのだが……地面は深々と陥没しクレーターのようになってしまった。
| ・―――何この威力 ・ボディプレスは防御が高ければ高い程にダメージが増すからなぁ…… ・アラン:鉄壁に持久力、そしてバンバドロ自身の重さも武器になってるのか…… ・キバナ:メガガルーラの弱点の一つが子ガルーラも戦ってくれるから能力も実質的に2倍ではあるんだが、それは親と子が別々に上がってるからで、総合的に高くなってるだけで別々で見たらそこまでは強くなってないって事だな。 ・ナンジャモ:あ~成程、そういう事か。 ・本当に分かったのかよナモ公 ・ナンジャモ:あまりボクを舐めない方がいい。 |
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「なんつう威力してんだよ……!?」
「君の攻撃のお陰でボディプレスの威力が上がったよ、必殺の威力にしてくれて有難う」
「必殺の威力だぁ!?」
「逃がすなボディプレス!!」
「負けるなガルーラ、恩返し!!」
再度跳躍したバンバドロ、高々に跳躍したそれにガルーラ達は呼吸を合わせてキックとパンチを同時に放って恩返しを繰り出すのだが―――バンバドロはそれを受けて尚突き進んで剛脚を炸裂させた。土煙が上がる中で虹色の光が輝き、メガガルーラはメガシンカが解除され戦闘不能となった。勝利の雄叫びを上げようとしたバンバドロだが、膝を折ってその場に座り込んでしまった。流石にキツかったか……とラビはバンバドロを戻す事にした。
『ガルーラ戦闘不能、バンバドロの勝ち!!同時にラビ選手も交代を行います』
「まさか、俺のメガガルーラがやられるとは思わなかったぜ、だけどだからこそ燃える、有り得ないと思ってた事を覆し覆される!!これこそバトルの醍醐味だ!!さあ次は俺の相棒だ、いけぇサンドパン!!」「パァン!!」
「ならば此方も―――サンドパンさん、行きましょう!!」「パン」
| ・おおっ原種とリージョンの対決だ!! ・これって、どっちが有利なん? ・相性的な事を言ったら……いやどっちもどっちじゃね? ・アローラは地面タイプに有利な氷が、だけど鋼に有利な地面タイプだからなぁ ・どっちもどっちじゃね? ・でもアキラのサンドパンってなんか特徴があったような…… |
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『NEXT BATTLE アローラサンドパン VS サンドパン!!3、2、1……BATTLE START!!』』
「サンドパン、ドリルライナー!!」
「アイススピナー!!」
ドリルとスピナー、何方も回転系の技ではあるものの全く性質が異なる物同士が激突する。互いが互いを削り合うような音が響き合うが、次第にアキラのサンドパンが押され出していく。
「負けるなサンドパン!!これまでの特訓と旅の日々を思い出せ!!お前にもう弱点なんてものはないんだ!押し切れぇ!!」
「パアアアアアアアンッ!!!!」
| ・押し返してる!? ・おおっこれはいけるか!? ・破った!? ・い、いや!! ・あんまり、効いてない!? |
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ドリルライナーがアイススピナーを上回ってその回転を突破し、遂にその身体にドリルライナーが炸裂した、と思いきやラビのサンドパンは平然としておりその瞳は鋭く光っている。
「雪雪崩!!」
「サンドパン、ジャイロボールで雪を弾くんだ!!」
「パンッ!!パパパパッパパパパパパパパンッッッッ!!!」
その場で超高速回転、それによって文字通りの大雪崩を弾いていく。弱点を克服したというのは嘘ではないらしい。
「どうだ!!俺のサンドパンはサンドのころから厳しい特訓をしてきたんだ!!その甲斐もあって、今じゃ草タイプだろうが氷タイプの技だろうが此奴には効かねぇぜ!!だからこそ俺のサンドパンは最強の名が相応しい!!」
| ・なんだそれ!? ・そうそう、こいつのサンドパン水を全く怖がらないから水技をかき分けてくるんだよ ・俺、ハイドロポンプを真正面からドリルライナーで突き進められた。 ・あのサンドパン何なんだよ。 ・サンドの時からプールへと飛び込みとかやって鍛えたんだって ・サンドもサンドでよくやるな…… |
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「そうか、ならアイアンヘッド!!」
「ドオオオッパンッ!!!」
「サドッ!!?」
強烈な頭突きを受けたサンドパンは吹き飛ばされながらも態勢を整えるのだが、明らかに状態が可笑しい。怯んでしまっている、その隙を埋めるようにアローラサンドパンは一気に接近して鋼鉄の爪で思いっきり引っ掻くとそのまま連続で引っ掻き続ける。
「落ち着けサンドパン!!メタルクローは鋼タイプ、お前には効きやしない!!」
「でも、ないようですけどね」
「サ、サンドパン!?」
| ・あれ、アキラのサンドパンどんどん後ろに下がってない? ・効果は普通の筈だろ、水が大丈夫でなんで? ・キバナ:そりゃ幾ら平気になったって結局のところダメージは入る、だったらどのタイプの技で攻撃しても変わらない。だけど苦手を克服したって自信があるなら別に等倍の技で攻め立ててもいいって訳だろ ・ナンジャモ:あ~成程……克服したって言ってもダメージは無効には出来ないからねぇ…… ・だったら普通の技で攻め立てるのがいいのか。 |
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「負けるなサンドパン!!瓦割りだ!!」
その言葉を受けてサンドパンが大きく跳躍する、そのまま落下の勢いを使った渾身の一撃を炸裂させる。氷と鋼タイプに格闘タイプの一撃は堪えるはず―――が、ラビのサンドパンは倒れない。寧ろがっしりとサンドパンの爪を握り締めてニヤリと笑っていた。
「た、耐えやがった!?」
「良い一撃をありがとう、全て、君に返そう……メタルバースト!!!」
「サアアアパアアアアアアアアア!!!!」
眩い光がアローラサンドパンから放たれる、それは太陽の光すらかき消す程の膨大な物だった。爆風と光で何も見えなくなっていたフィールド、そこに投げかけられるアキラの声と何も言わずに見つめるラビの姿が中継される。徐々に煙が晴れていくと……そこには倒れ込むサンドパンの影があった。ドローンロトムが接近して判定を下す、勝ったのは―――
『アキラ選手のサンドパン戦闘不能!!ラビ選手のアローラサンドパンの勝ち!!BATTLE OVER!!ラビ選手の勝利となります!!』
| ・うおおおメガガルーラとサンドパンに勝ったァ…… ・キバナ:今回は辛勝だったな、バンバドロまで出させてもかなりきつかっただろうし ・ナンジャモ:いやいやメガガル倒しただけでも凄いと思うけど ・実際凄い。 ・アイリス:あ~あ、早くラビさんとバトルしたいな~ |
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『CONGRATULATIONS!!今回の勝敗によってPWCSのランキング変動を行います、専用アプリにて確認出来ますのでどうぞご確認ください!!それでは次回のバトルまでSee you again!!!』
「よく頑張ってくれたなサンドパン、また更なる最強に向けて邁進しようぜ」
「パン……」
「お疲れ様ですサンドパンさん、結構ギリギリでしたね……」
「パァァンッ……」
お互いにサンドパンは疲労困憊、アローラサンドパンもなんだかんだでギリギリの所で耐えていた。耐え切れるとは思ったがまさかここまで削られるとは……最強を自負するだけあって侮れない強さを持っている。
「いやぁ自信あったんだけどなぁ……負けちまったぜ!!ハハハハッあんだけ大口叩いておいて情けねぇもんだぜ!!」
「そう言いながらも楽しそうですが?」
「そりゃ楽しいし嬉しいさ!!まだまだ上があるんだからな!!よしサンドパン、休んだら今度は基礎を徹底的に鍛え直すぞ!!そうすりゃ俺達はもっともっと最強だ!!」
「パン!!」
「んじゃ俺達はこれで、失礼~!!!」
何というか元気というかやんちゃというか……色んな意味で忙しいトレーナーだ。
「ねぇラビ、思ったんだけどさ」
「何を」
「トレーナーって強ければ強い程に個性が強いのかな?」
「レッドさんとサトシさん見ればそりゃそうだろって思うな、それ」
なんか、色んな意味で遊んだ。超楽しかった。
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さっさと次書け