『スマホロトムより互いの情報を取得。このバトルはPWCSランクバトル、スーパーボールクラス公式戦として承認されました。対戦ルールは2対2、ポケモンの交代は両者自由となります。ラビ選手 VS 聖代選手。それでは両者、最初のポケモンをフィールドへ』
「勝利の栄光は私と貴方の物よ、サンダース!!」「サァァァァァッ!!」
「さてお願いしますよ、サーナイトさん!!」「サナァァ」
| ・サーナイト対サンダースか!! ・これはどっちが有利とかはないか? ・どっちも等倍だからなぁ…… ・キバナ:どっちが有利不利はない、かもな ・ナンジャモ:ボク的にはサンダース応援したいけど、ラビ氏の応援に徹しま~す ・アイリス:電気タイプだもんね。 ・ナンジャモ:その言い方だとボク電気タイプになるんですけど ・えっナモ公の本体って頭のコイルじゃねぇの? ・ナンジャモ:誰が磁力を魅力的に思う存在だぁ!? |
|---|
「行くわよサンダース、高速移動よ!!」
「光の壁」
「サナァ」
「それなら雷の牙!!」
高速移動で加速をつけてからの雷の牙、自らの体重もプラスしての攻撃だがサーナイトは極めて冷静。噛みついてくるサンダースをサーナイトは平然と左腕で受け止めてみせた。サンダースが目を白黒させる先にはニッコリ笑顔のサーナイトがサイコパワーを右腕に溜めていた。
「サイコキネシス」
「サァアアナッ♪」
「シャアア!!?シャンッキャンッ!!」
| ・へ、平然と受け止めやがった…… ・まあサンダースは物理はそんなに得意でもないし…… ・だからってサーナイトが雷の牙を左腕で平然と受け止めるとか思わんやん…… ・しかもサイコキネシスで振り回してるし ・何これ怖い。 |
|---|
「っサンダース放電からアイアンテールよ!!」
サイコパワーを全身から放電した事で無理矢理に中和すると身体の後ろの棘を一直線に伸ばすとそこから鋼のエネルギーで作った尾を生み出す。そのまま駆け出してサーナイトの頭部を狙うサンダースだがサーナイトはフッと身を沈めた。
「炎のパンチ!!」
「ええっ!?」
「サアアナアアアア!!!」
| ・ほ、炎のパンチぃ!? ・覚えるの!? ・トウキ:なんて美しいフォームからのアッパーカット!! ・マキシ:うむっ実に素晴らしい一撃だ!!P-1グランプリの決勝を見ているようなフォーム!! ・スモモ:これは、一度お手合せ願いたいです!! ・あの、サーナイトはエスパーフェアリー…… |
|---|
「サ、サーナイトに炎のパンチ!?マジカルフレイムなら分かりますが、炎のパンチ!?」
困惑している聖代、その気持ちは解る。サーナイトは特攻が高いエスパーフェアリー、セオリーとしては遠距離攻撃で炎タイプなら彼女の言うとおりにマジカルフレイムで事足りる事だが……生憎それらを把握しているトレーナーはサーナイトの攻撃を掻い潜って懐に飛び込んでくる。それを狩る為にはこういう技の方が優れているのである。
「さあとどめです、サイコキネシス!!」
「サアアナァッ!!」
吹き飛ばされたサンダースは地面に落ちる前にサイコキネシスに捕まり、大きく振り回された後に聖代の方へと投げ飛ばされた。サンダースは何とか立ち上がろうとするが力尽きて戦闘不能となった。
『サンダース戦闘不能、サーナイトの勝ち!!』
「ご苦労様でしたサンダース、ゆっくり休んでくださいね……ですが次は負けませんわ!!何故ならば私の二番手は―――勝利の栄光は私と貴方の物……共に燃え上がりましょうガラガラァ!!!」
「ガンラァァァァ!!!!」
| ・次はガラガラってあれ、何かあのガラガラ…… ・普通のガラガラじゃねぇ!?アローラのガラガラだ!! ・サトシ:あのカラカラ進化したんだ……でもアローラの姿になったのか ・タケシ:いやぁ懐かしいなぁ……しかし美しくなったもんだ。 ・カスミ:まあ私には負けるわね!! ・タケシ:そうだな。 ・サトシ:世界の美女だもんな ・カスミ:……褒められてる筈なのになんで腹が立つのかしら ・ワロタwww ・自称だもんねwwww ・他称なら違うんだけどなぁwww |
|---|
『NEXT BATTLE サーナイト VS アローラガラガラ!!3、2、1……BATTLE START!!』
「修学旅行で行ったアローラで進化したのよ、そして私の最強の相棒よ!!行くわよガラガラ、燃え上がりながら飛ばすわよシャドーボーン!!!」
「ガンラァァァァ……ガゥゥゥゥゥランッ!!!」
「回避だ!!」
身の丈程ある巨大な骨、その両端の炎が一際燃え上がらせるとそのまま回転させてまるでブーメランのように投げて来るガラガラ。炎は空気を巻き込んで更に燃え滾っているが、あれはシャンデラの身体から出ている炎に近い性質で炎ではなくゴーストタイプの技、食らう訳にはいかないと回避させるが、後方へと飛んで行った筈の骨が弧を描いて戻って来た。
「後ろだ屈んで!!」
「ガラガラ今よ、キャッチして力強く、もう一度シャドーボーン!!!」
「ガアアアアッラアアアアアアアアア!!!!」
戻って来たシャドーボーンを回避するのだが、それに合わせて飛び込んで来たガラガラは空中でそれをキャッチしながらもまるでハンマーを振り下ろすように、渾身の力業シャドーボーンをサーナイトへと直撃させた。
| ・おおおっ大技が炸裂ゥ!! ・力業って初めてじゃね!? ・PWCSだとまだ使ってる人は……いるかもしれないけど追いきれんわ。 ・一日何人のバトルがあると思ってるんだ…… ・でも知ってる限りだと初。サーナイトがすげぇ吹き飛んでる…… ・シャドーボーンはゴースト、効果は抜群だぁ!! ・これは効いたぞ!! |
|---|
「サ、サナァ……!!」
「まだ練が甘い所があるが、あれは紛れもなく力業だな……素早く―――電磁波!!」
| ・おおっ今度は早業!! ・ガラガラが麻痺った!! ・キバナ:って事はあいつ避雷針ではないんだな ・ナンジャモ:あっそうなんだ、じゃあ別の特性なんだ。 ・オーバ:呪われボディかもな |
|---|
「させませんわ、ガラガラ素早く、シャドーボーン!!!」
「ガアアラァァアア!!!」
素早く放たれた一撃はサーナイトを捉えた、そしてサーナイトはラビに申し訳そうな顔をしながらもゆっくりと倒れた。
『サーナイト戦闘不能!!アローラガラガラの勝ち!!』
| ・遂に、ヌシが一匹持ってかれた!! ・アキラが実質的にサンドパン持っていきかけたけど、今度は確実に落とした!! ・おおおっPWCS初の快挙やんけ!! ・いいぞがんばれ~!! ・みんな女の子だから応援してない? |
|---|
「お疲れ様でした、ゆっくり休んでください―――よし、ピカチュウ君に決めた!!」
「ピピッカチュピッカァ!!!」
| ・おおっ!? ・ピカチュウきちゃ!! ・サトシ:なんだか懐かしいカードだなぁ ・カスミ:あの時はカラカラ相手だったけどね ・でもこれ、ガラガラ相手にピカチュウで大丈夫なのか? ・デンジ:問題ないだろう。相手は電気を無効化する避雷針でもなければ地面タイプでもない。ならばピカチュウでも十分に立ち回る事は可能だ。 ・あっそっか電磁波でそれを確認したのか |
|---|
『NEXT BATTLE ピカチュウ VS アローラガラガラ!!3、2、1……BATTLE START!!』
「ガラガラ先手必勝よ!!シャドーボーン!!」
「ガンラァァァ!!!」
「ピカチュウ、ダッシュ!!」
| ・再びシャドーボーンブーメランが迫る!! ・ピカチュウはちっちゃいから、外れた!! ・だけどまた後ろから来るぞ!!そしてガラガラも前から来てる!! ・あっこれ疑似的な挟み撃ちになるのか!! ・うわ思った以上に考えられてるわこれ。後ろ警戒したら前、前をしたら後ろか。 |
|---|
「ガラアアア、ガ、ラァァ……!!」
「そこだ、抜けろ!!」
「ピカピカピカピカピカピカピカッ!!!!」
麻痺による速度低下に加えて身体の痺れ、それによってガラガラの動きが止まった。その瞬間ガラガラの身体をギリギリの所をすり抜けて背後を取る。ガラガラも無理矢理止まるのだが骨のキャッチの為に動きが再び止まる。
「10万ボルト!!」
「チュウウウウウウウウウウウッ!!!」
「ガラアアアアアアア!!!??」
| ・サーナイトの献身が生きた!! ・これは効いたぞ!! ・さあどうなる!? ・いや持ち直してる!!まだまだいけるぞあのガラガラ!! ・麻痺があるとはいえ油断出来んか。 |
|---|
「足を止めるわよ、地均し!!」
「ざぶざぶサーフ!!」
「ざぶざ……えっ!?」
ガラガラが四股を踏むように足を上げた瞬間、ピカチュウは大きく後方へと飛びのいた。直後巨大な波の上にボードに乗って突撃してくるピカチュウの姿があった。しかもその身体には電気を纏っている、ガラガラは波が迫っている事に驚いてしまい、何とか回避しようと骨を使って棒高跳びのように跳躍するがピカチュウはそれを見逃すほど甘くはなく自らもボードごと飛んでガラガラのどてっぱらに体当たりした。
| ・まさかの波のりぃぃぃ!!? ・いや確かにライチュウも覚えるって聞いたしピカチュウも使えるのかよ?! ・というかなにざぶざぶサーフって!? ・サトシ:……今度教えて貰おうかな ・やめて!!! ・益々ピカチュウ強化しないで!!? |
|---|
「ガ、ラアッァァッ……!!」
「ガラガラ頑張って!!次の一撃に全てを込めるのよ!!力強く、フレアドライブ!!」
「ガアアアラァアアアアアア!!!!」
聖代の声援を受けて奮起したのか、全身から猛烈な炎を噴出させるガラガラ。だがこの土壇場でのフレアドライブ、もしかしてと思うラビだがそれよりも指示を飛ばす。相手がそう来るならこっちだってこれで受けて立ってやろう。
「力強く―――ピカピカサンダー!!!」
「ピィィィイカアアアアッ……!!!」
全身から電気を放電させるピカチュウ、最早ボルテッカーだと言われても違和感がないそれは天へと昇っていく龍と化した。そして天へと届いた時、巨大な雷雲を生み出した。
「フレアドライブいっけえええ!!!」「ガッラアアアアアアアアアア!!!!」
「墜とせ、ピカチュウ!!!」「ピイカアアアア……チュウウウウウウッ!!!!」
爆炎の火柱の中で骨を振り回す事で火炎の竜巻となったガラガラが突撃し、天からの裁きを落とすが如くピカチュウが放った電撃が墜とされた。炎と雷が激突した時、天へと向けた再び光が放たれた。どちらが勝って負けたのか、その勝敗は何方が―――その先にあったのはVサインをするピカチュウと戦闘不能となりながらも骨を支えにして立ち続けていたガラガラの姿だった。
『アローラガラガラ戦闘不能!!ピカチュウの勝ち!!BATTLE OVER!!ラビ選手の勝利となります!!』
| ・おおおっ!!すげぇ漢だぜガラガラ!! ・最後まで膝をつかなかった!! ・サトシ:あのカラカラがこんなにも強くなってたんだ……凄いなぁ ・オーバ:いい戦いだったぜ、力業も早業もよく出来てたしな ・思えば実戦で使えばこうなるんだよって感じだったな。 ・思ってはいたけどこうなるのな。 ・いやぁ面白かった!! |
|---|
『CONGRATULATIONS!!今回の勝敗によってPWCSのランキング変動を行います、専用アプリにて確認出来ますのでどうぞご確認ください!!それでは次回のバトルまでSee you again!!!』
「ガラガラ、貴方の想い伝わりました……貴方こそ私にとって最強のポケモンよ、さあゆっくり休んでくださいね……負けてしまいましたが私に後悔はありませんわ、だって全てを出せたんですもの、貴方に一太刀でも報いる事が出来た……それだけで満足とは言いませんが、とにかく今の私に後悔はありません」
「本当に強かったですよ、あそこまでシャドーボーンをコントロールするのは初めて見ましたよ」
「ホネブーメランを応用したんですのよ、それはもう沢山練習した末の成果です。そして―――新しい目標も出来ました。今度は貴方に勝ちます、ガラガラと一緒に」
「お待ちしてますよ」
握手をすると聖代は頭を下げてから清々しい顔で去っていく、その顔に涙はなく唯々次への希望と猛りで満ちていた。
「ピカチュウもお疲れ様、久しぶりにあれ使ったな」
「ピカピィッチュ」
ピカチュウの喉を撫でてやると嬉しそうな声を上げる、今回使った技はカントーで教わった技だったのだが……ピカチュウしか使えないという特別な技だった。
「ねえねえラビさっきの技何なの!?ピカチュウがあんな技使えるなんて知らなかったよ!!」
「俺もカントーで教えて貰うまで知らんかったよ、まあ兎に角これでPWCSのランクも上がったからよしという事で」
「ピッピカチュ!!」
因みに聖代のガラガラは石頭、夢特性でした。当人もそれは把握していてフレアドライブを指示しました。
ラビの過去編に需要はありますか?
-
あり
-
ない
-
さっさと次書け