週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ?:PWCSインタビュー・ユウリ

ガラル地方へと足を伸ばしたラシーマ、やって来たのはカンムリ雪原の一角。当代のガラルチャンピオンであるユウリはこの雪原のポケモン生態調査などを行いつつもそれらに対する発表などを既に行っており、ダイマックス巣穴が齎す周辺環境への影響やダイマックス巣穴の生息環境の特異性などを発表し一定以上の評価を得ている。

 

ガラルチャンピオンへの復帰は様々な意見があったり、ダンデに任せるべきだという少女にチャンピオンに耐え切れないのではという擁護という名のダンデ派などの声がある中で彼女は一人のトレーナーとして逞しく、そして強い生き方を見せていると言っていいだろう。

 

「ぁぁぁっカレーが美味しい……美味しい……」

「いやぁそこまで喜ばれると作った甲斐がありますねぇ♪」

 

そんなユウリを訪ねて来たラシーマだが……カイリューが善意で行ったマッハ運航によって疲労困憊になってしまっており、丁度取材に来るラシーマの為にカレーを仕込んでいたユウリに介抱されつつも食事をしながらの取材をする事になった。

 

「すいません御馳走になっちゃって……」

「いえいえ、私も調査を一段落させてご飯にしようと思ってましたから。ネギにショウガにニンニク、人参をふんだんに使ってますから温まりますよ」

「本当に、ポッカポカぁ……」

 

カレーって、こんなに美味しい物だったんだぁ……と感動しつつも記者としての正気を取り戻すと頭を振ってボイスレコーダーをONにしながらも取材を開始する事にした。

 

「えっと、それでは取材を開始させて頂きます。お話しした通りにラビさんについてですが、ユウリさんは以前にラビさんの配信にでも出られておりましたよね、ご関係があるという事ですのでそれについてもお話しして頂けると嬉しいです」

「勿論いいですよ、私のチャンピオン復帰はラビさんのお陰みたいなところがありますからね」

 

 

Q.ラビ氏との出会いは?

「元々私がファンだったんですよね、週刊エンジョイポケモン放送局のヘビーリスナーだったんですよ。多分他の配信者、ナンジャモさんの配信だとバンバンスパチャ打つ感じの。ラビさんの配信はそこまで踏み込むの?とかそんな事も教えてくれるの!?みたいな事がいっぱいあるので勉強になるんですよねぇ」

「無敵のダンデを打ち破ったユウリさんでもそういう所があるんですか」

「勿論ですよ、この業界って良くも悪くも後発の人って先発の人達の技術とかを見て育つから基本的に後から出て来る人の方が強くなる土壌がより完成されてますからね。私は凄い人なら例え年下でも尊敬して師と呼びますよ」

 

 

Q.実際に会ってみた印象は?

「私が思っていた以上に強い人ですね。最初は配信で見ていた以上に大人びてて私よりある程度上かなぁって思ったり……いやぁ三十路だって聞いた時はもう顎が外れかけましたよ」

「私もですよ、何なんですかねあの全世界の女性に喧嘩売ってるような若さ」

「まあ私も十分若いのでそっちは何とも……(-_-;)」

 

 

Q.チャンピオン復帰には、ラビ氏も関わっていますか?

「ガッツリ関わってますね。当時の私ってダンデさんの代わり、スペアとかとして見られてませんでしたからダンデさんのスタイルを継承する事を凄い要求されてたんですよ、それでも色々嫌になって仕事以外だとずっとワイルドエリアにいたぐらいですから」

「それは……なんとも」

「でもラビさんは私個人を見てくれて何の事情を聞く事もなくバトルを申し込んでくれたんですよ、あの時程嬉しい事はありませんでしたね」

「因みにその勝敗は」

「私が負けました。切り札も全部使っての大敗北ですよ、無敵のユウリが聞いて呆れるなぁって思いました」

「……サラッとあの人二回もガラルチャンピオンに勝ってるって事ですか?」

「まあそういう訳ですね(笑)」

 

 

Q.チャンピオン復帰の決め手は?

「友達の応援もあったってのもありますけど、大体がラビさんですね。でもあの人は私に選択肢をくれただけで決断したのは私です。そして何より、私はあの人みたいになりたいなぁって思ったんですよね。何処までも憧れって言うかなんて言うか……まあその第一歩としてカンムリ雪原で生態調査とダイマックス巣穴の影響について調べてるって訳です」

 

 

Q.PWCSにも参加しておられますが、目標はありますか?

「ラビさんとのバトル、リベンジですね。負けっぱなしは性に合わないので勝ちます、負けたらまあ……また鍛えて挑み直すまでですよ、勝っても負けてもお祭り騒ぎがトレーナーですから」

 

 

Q.チャンピオンユウリに対して現在も厳しい意見などもありますが、どう思いますか?

「それが如何した!!」

「―――えっそれだけですか?」

「それだけですよ、そもそもこんな小娘に何を期待してるんですか。文句があるなら私に直接言いに来ればいい、気に入らないなら倒しに来ればいい、ただそれだけじゃないですか、それすらも出来ない人の言葉なんて聞く価値あります?ないでしょ、だからそれが如何した!!で笑い飛ばしてやりますよ、これが私の今のキメ台詞ですよ」

 

 

Q.現在ラビ氏はスーパーボールクラスですが、ハイパーボールクラスに上がると思いますか?推薦を使わずにモンスターボールクラスからのスタートについてもご意見お願いします。

「確実に上がるでしょうね、だって私に勝つんですから私より上のランク順位スタートでもいい位じゃないですか。モンスターボールクラスからのスタートはその手があったかぁ~……って思いましたね、私達って基本上位スタートですから下位から上がるのは良いカンフル剤になるって感心しましたね」

 

 

Q.PWCSへの意気込みをお願いします!!

「今年はマスターズエイト入りを目指します!!そこでレッドさんやサトシさんとも戦いたいですね!!もちろん一番はラビさんとのリベンジマッチです!!」

 

 

「また来てくださいね~!!」

 

再びカイリュー便へと乗り込んで次の取材先に向かう私に向けて笑顔で手を振ってくれるユウリに此方も笑顔で手を振る。以前と比べて本当にいい笑顔をするようになったものだ、以前の彼女は本当に無理をして笑っていて隠さなくてもいいものまですべてチャンピオンというベールで覆い隠していた感じがして心配が勝っていた。だけど今は素直に応援出来る事が嬉しい。

 

「さてと次はイッシュのブルーベリー学園かぁ……ガラルからってちょっと遠いんだよなぁ……」

「ウリュ~」

「えっ何、任せろって?ちょっちょっと待って今身体固定するから!!よし固定完了!!行っていいよ!!」

 

カイリューに悪意はなくて完全な善意なのは分かるのだが……もうちょっとこっちの身体の事を考えて欲しい……と思っていると身体にGが掛かり始めたのだが、奇妙な事が起こり始めた。座席が後ろにどんどん倒れていく。

 

「あれっちょっと待って!?これって確か耐G軽減モードに入ってる?!ちょっと待ってカイリューそんなに急がなくていいって!?大丈夫だから態々高速移動しなくていいからってイイイイイイヤアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!???

 

 

「……あ、有難うカイリュー……予定より早くつい、た……」

「ウリュ~♪」

「ようこそブルーベリー学園へ……っておいアンタ大丈夫か!?」

 

ラバイが出迎えに来た時、そこには嬉しそうなカイリューに抱きしめられているが、顔面蒼白でグロッキーになっているラシーマがぐったりとしていた。

ラビの過去編に需要はありますか?

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