『スマホロトムより互いの情報を取得。このバトルはPWCSランクバトル、ハイパーボールクラス公式戦として承認されました。対戦ルールは3対3、ポケモンの交代は両者自由となります。ラビ選手 VS ミクリ選手。それでは両者、最初のポケモンをフィールドへ』
「さあ行くぞ、天を雨雲で塗り潰せペリッパー!!」「ペリパッパ~」
「天を晴天で染め上げろ、コータス!!」「コオオオオオオオオオッ!!!!」
| ・ミ、ミクリ様!? ・うっそミクリ様じゃない!! ・きゃああミクリ様が私の手の中にぃぃ!!! ・ナンジャモ:なんだろうね、意味合い的に違うって分かるのになんか悪役味があるんだよね。 ・ナモ公がいます!! ・キバナ:お前が言える台詞か?オレ様もだけどよ ・アイリス:あれ、ミクリさんだ。 ・サトシ:今回は参加するって言ってたけど、ラビさんとバトルするのか |
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その時、空には二つの変化が起きた。大雨を降らせるほどに黒い雨雲が空を塗り潰すが、それを上から染め上げるかのようにカンカン照りの青空が広がっていく。それによって何が生まれるか……ラビとミクリのフィールドが、日照りと雨に分けられた。さながら、ホウエン神話にある伝説の戦い、陸と海、グラードンとカイオーガの戦いが如く。
| ・おいちょっとなんだこの空!?打ち消し合ってないぞ!? ・日照りと雨が共存してる!? ・おいおいおいどうなってんだよ特性は!? ・キバナ:こりゃお互いのポケモンの天候特性のレベルが高過ぎてお互いがお互いを侵食し合ってるな……その結果、自分達のフィールドをその天候で染め上げてる。偶に起きる現象だ ・そ、そんなのある……? ・ナンジャモ:いうて現実で起こってるしなぁ……ラビ氏の弟さんのレベ氏だって、レビ氏とのバトルだと砂嵐と雪が共存してるらしいし ・何その地獄絵図。 ・地面がティラミスになるわ。 |
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『コータス VS ペリッパー!!3、2、1……BATTLE START!!』
「追い風だ!!」「ペリパパッパ~」
「噴火ァ!!」「コオオダァァァアアア!!!」
ペリッパーは羽ばたく中、鼻から猛烈な黒煙を噴き出しながらも甲羅から火山の噴火を思わせるような猛烈な火柱が噴き出した。そこから無数の火山弾が飛び出してフィールド全体へと降り注いでいく。羽ばたいているペリッパーは追い風の展開を終えると必死に回避に徹するが、翼に掠り、僅かに速度が落ちた所に更なる火山弾が襲い掛かって来た。
「流石に凄い威力だ、蜻蛉返り!!」
「ステルスロック、シールド!!」
追い風の影響もあって凄まじい速度で迫ってくるペリッパーに対してステルスロックを展開する、だがそれはコータスの目の前に盾のように展開された。ペリッパーはそのまま突撃してステルスロックの盾へと攻撃したが、途端にステルスロックは四散してフィールドのあちこちへと降り注いでいった。そのままミクリはペリッパーをボールに戻すが、厄介な事をしてくれたと笑う。
「行くよイルカマン!!」
「ルルルラ……プルァ!!」
ステルスロックを受けても怯みもしない、流石ミクリのポケモンだが……イルカマンと来たか……となると次は……あの手しかない。
| ・イルカマンって事は…… ・次は間違いなくクイタンか ・ナンジャモ:イルカマン怖いイルカマン怖いイルカマン怖いイルカマン怖いイルカマン怖いイルカマン怖いイルカマン怖いイルカマン怖いイルカマン怖いイルカマン怖いイルカマン怖い ・トラウマになってる!? ・そりゃまあヌシに叩きのめされてるからなぁ…… |
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『CHANGE BATTLE コータス VS イルカマン!!3、2、1……BATTLE START!!』
「鬼火!!」
「コオオオオオッ……!!」
その指示を受けると甲羅から無数の鬼火を展開するコータス、だが鬼火は一切イルカマンに向かう事もなくコータスを防御するバリアのように展開される。まるでサトシが得意とする戦術の一つ、カウンターシールドのようにも見える。が、そう油断した途端に鬼火が無数に飛び散って迫って来る。本当に油断ならない相手だ!!
「ならば、回転しながらハイドロポンプ!!」
「キュウウウウウ!!!!」
その場で高速回転しながらハイドロポンプ、それこそがカウンターシールド、と言わんばかりの
ハイドロポンプにラビは小さくコンテスト的なみせ方と笑う。
「思いっきり煙を吐き出せ、霧に誘え!!」
「コオオオオオッ……!!」
凄まじい量の煙を吐き出すと瞬時にコータスの姿所かラビの姿も見えなくなってくる。これほどの量を短時間に吐き出せるとは……流石だ、だがミクリは全く焦らない。
「超音波だ、探ってくれ」
「ケケケケケケケケェ~……」
超音波を放ってソナーのような感覚でコータスを探る、幸いな事にコータスはハッキリ言って鈍足のポケモン。直ぐに動ける訳が無い筈……そしてそれを捉えることに成功したのかイルカマンは声を上げた。
「よし、そろそろいい時間だクイックターン!!!」
勢いよく飛び出していくイルカマンだが、突如として煙が晴れた。何故ならば―――コータスが噴火を発動させて再び火山弾を降り注がせてきたからだ。空気を切り裂くような勢いで飛来してくる火山弾は稲妻を纏っているかのように輝いている。それを追い風で加速しながらもギリギリで回避し続けながらも迫っていく。そして思いっきりぶつかってターンしようとしたのだが
「ギュィッ……キュウウイイ!!」
一瞬、苦い声を出しつつもダメージを与えながらも帰還するイルカマン。そしてその時同時に雨が止んだ。瞬時に晴天が空を染め上げていき、風もなくなっていく。それを見つつもミクリは再び、ボールを投げる。
「ペリパッパ~」
ペリッパーの登場に雨雲が空を塗り潰していく、日照りと雨の対決は続いていく。そしてラビは同時に思う、天気起動特性が出ている場合はその天気は場に出ている限りはそれを維持する事も出来る。つまり、コータスが場に出ている限り日照りは続くし場から離れると、本来の効力通りに時間経過で消滅する。特性をも鍛えることが出来るこの世界ならではだ、シュッキングを見て思い立った事だが……ミクリも出来るのか、いや当然だったなと気持ちを持ち直す。
| ・これ、どっちが有利? ・ユウリ:はいユウリか有利、どっちにします!? ・そうじゃねえwwww ・可愛いけどちげぇwww ・キバナ:まあユウリ、お前如何思う? ・ユウリ:う~ん、ラビさんのコータスは軽くダメージを受けましたけどクイックターンは物理だからあんまり効いてないし、ペリッパーはダメージあり、イルカマンは次はマイティフォルムになるから……情報とダメージを合わせたらラビさんが一応有利、かな? ・キバナ:同感だ。ミクリさんがどう出るかだな。 |
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「再び追い風!!」
「ソーラービーム!!!」
「コオオオオッ……タアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」
日照りの影響で即座にチャージが完了したコータスは極太のソーラービームを放った。追い風を展開しているペリッパーは翼にそれを掠めさせつつ、回避に成功したがミクリの声に前を見ると再度のソーラービームが迫って来て、その直撃を受けてしまった。
『ペリッパー、戦闘不能!!コータスの勝ち!!』
「戻ってくれペリッパー、本当にいい働きをしてくれた。君の残してくれたものが、私たちの切り札に化ける」
「……すいすいか」
「水とは形を持たない。水こそが変幻自在にして究極の美、そして滴る水滴は岩をも穿ち、波は崖を削り取り、時として災禍にもなる。それを芸術に変えるのが僕さ、さあ行くぞイダイトウ!!!」
「バッシャラァ!!」
「―――イダイトウ、まさかそいつを見る事になるとは……キングドラと思ってた」
「ハッハッハッ驚いてくれたかな!!」
| ・えっ何このポケモン!? ・いだい、とう? ・ナナカマド:おおっイダイトウではないか!!ヒスイの時代を生きたバスラオが進化した姿と言われるポケモンをここで見られるとは!! ・わ、わやじゃ!?バスラオってこんな進化するん!? ・ラビさんが言ってたのってこいつな訳!? ・オーキド:おおっ、これがナナカマド博士がブルベリ学園の生徒さんから頂いた資料を再検証、調査、更に詳しく明らかにしたというイダイトウ!! ・ヒスイのポケモンなの!? |
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「実はとあるところに旅行に行った際に偶然、変わったバスラオをゲットしてね。とても気が合ったから特訓なんかをしていたら突然進化してね!!いやぁ驚いたもんさ!!」
「人の事言えないけどアンタもすげぇな……」
赤い筋があって好戦的にも見える顔という事は……あれはオスの個体、そしてオスの場合は攻撃の種族値が高いのが特徴。そうなるとあれは物理型になるとは思うのだが……コータスならまだなんとか、いやそうとはならない。あれがすいすいとは限らない、適応力だった場合……そちらの方があり得る。追い風を展開し直す理由もすいすいではない為のスピードを補うためと思うと説明が付いてしまう。
「さあラビ君行くぞ、太古の時代からの挑戦者の力を見せて上げようじゃないか!!」
「生憎既に分かってるもんでね……コータス、来るぞ!!」「コオオオオッ!!!」
「さあ舞い踊れ、イダイトウ!!!」「バッシャアア!!!」
『NEXT BATTLE コータス VS イダイトウ!!3、2、1……BATTLE START!!』