このような配信をしていると矢張り一定数来るものがある、それはガチメンバーを紹介してほしいという物なのだが……矢張り気づかれていないんだなぁ……という思いが出て来る。自分から言わせて貰うとかなり分かりやすくしているつもりではあるのだが……既にオノノクスやヘイラッシャというガチメンバーを出しているのに気づかれていないのが如何思えばいいのか、表情に困る所である。尚
『ラビさんラビさん!!是非、是非オノノクスとヘイラッシャとバトルさせてください!!!あの二匹にさん付けしてませんでしたし明らかに目が違いましたしラビさんのガチメンバーですよね!!?』
ネモは直ぐに反応していた。どれだけ自分の配信を研究しているんだと言いたくなった、それについてもハルトからは
『ネモは基本的にラビさんの配信見てますよ、配信は必ず見直すようにしてるし繰り返して研究ノートに書きこんで更に自分で発展させてますよ。偶にパルデアに居ない~!!って声出してますけど、なんか少ししたらゲットしてるんですけど如何やってんでしょうね?』
「さ、さあ……他地方のご友人から譲って貰ってる、とかですかね……?」
『俺からすればちょっと羨ましいですね』
という反応を貰った。実際に如何やっているのか分からないが、パルデアに居ないポケモンを直ぐに連れて来るネモ。交換して貰っていると考えるのが普通だろうが、ネモならば実際にゲットしに行っても不思議ではない―――と思われがちだが、ネモは体力がない。それはない。
「ハァハァハァッ……ま、待って……ル、ルガルガンホントに待って……!!」
「♪」
「ネ、ネモさん大丈夫ですか?」
「正直辛いです……」
バトル後のポケモンとのふれあいでは自分のポケモンによく振り回されている姿をよく見ているし当人も認めている。バトルに関係すると無限に動けるのに不思議な物である。
「少なくとも一人分かってるし良いか……こっちとしては特に困るような事でもない訳だし」
「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。本日ご紹介するポケモンさんは此方」
「ララァン」
「ラランテスさんです」
| ・あっ可愛い ・マジかわ ・なんか、ストライクっぽいな、近縁か? ・じゃあ虫? ・ほんと虫ポケ好きだな |
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「ラランテスさんは草単タイプのポケモンさんです。ラランテスさんは甘い香りで虫ポケモンさんを誘き寄せると仲間だと誤認させて攻撃するという生態をしていますので皆さんはラランテスさんの掌で踊っているという事になりますね」
| ・えっこれで草タイプなん? ・詐欺も良い所だろ ・というか、虫ポケ弱点やん。 ・でも可愛いからOKです!! ・可愛いは正義!! |
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「そんなラランテスさんの特性はリーフガード、そして夢特性が私のラランテスさんも持っている天邪鬼という特性です。リーフガードは天候が晴れの時に状態異常にならないという物ですが、一方の夢特性である天邪鬼はかなりのものです。此方は能力変化が逆転してしまうという物になります」
| ・??? ・えっどういう事? ・逆、転……? ・上がるのが下がって、下がるのが上がるって事? ・つまり、どういう事だってばよ |
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「威嚇されると逆ギレして攻撃が上がり、甘えられると苛立って更に攻撃が上がる。嫌な音を聞くと逆に身を強張らせて防御が上がり、怖い顔をされると逆にビビッて素早さが上がって威張られると逆にドン引きして攻撃が下がりつつ混乱します」
| ・待てwwwなんだそのカオスはwww ・訳わかんねぇwwww ・字面の破壊力よwwww |
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「では天邪鬼ラランテスさんで実用的な技を交えてご紹介します。天邪鬼を活かすのであれば使用する技は馬鹿力です、此方は強力な格闘技であるのですが使用すると攻撃と防御が低下してしまうというデメリットを持っていますが、このラランテスさんが使うと逆に攻撃と防御が上昇していくんです。攻撃をしながらビルドアップをしたのと同じ効果を発揮します」
| ・えっツっよ!? ・物理型にとってはマジで天敵じゃん!? ・えっそういう事なん!? ・という事は……普段打ちにくい技を連発出来るって事!? ・まさに天邪鬼……。 |
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「他にもラランテスさんはリーフストームという技を覚えます、強力な草タイプ技でもありますが使用後に特攻が下がってしまいます。ですが天邪鬼ラランテスさんなら特攻をどんどんと上げながら攻撃する事が出来ます。ラランテスさんは何方かと言えば物理攻撃力の方が高いですので馬鹿力の方がお勧めですね、此方は同じく天邪鬼のジャローダさんの方がお勧めかもしれません」
| ・うっわ~…… ・色んな意味で怖い……。 ・天邪鬼ってこんなに恐ろしい特性なのか ・あれ、でもこれって威張るとかだと逆にチャンスだよな? ・言われてみれば |
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「はい、能力変化を逆転させるという特性の為に相手の能力値を上昇させる技や自己強化技が逆に弱体化技になってしまうという事にもなります。なので威張るを行うと普段は攻撃が上がるのですがこの場合は逆に下がります。ですが威張るの場合は同時に混乱をさせ、その混乱による自傷ダメージも低下するので一長一短ですね」
| ・あ~そうか、そう言う事もあるのか…… ・技の追加効果で能力下げるのもあるもんな。 ・そうなると怖いな、使う技を考えないと ・め、面倒くせぇ…… ・頭がこんがらがって来るぜ…… |
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「こんな特性ですが、ラランテスさんは相手の特性を変えてしまう技である悩みの種を持っています。強力な特性を持っているとしてもその解決策を同時に持っているポケモンさんでもあります。この悩みの種は相手の特性を不眠へと変える事が出来ます、なのでヘイラッシャの天然を変えてしまう事も出来ます」
| ・うわ、これヘイラッシャに凄い強く出られるんじゃね? ・最大のネックの天然を消せるのはデカい。 ・他にも強い特性の解決策の一つにはなるな。 ・面白いなぁ~ |
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「このような面白さを持っているのがラランテスさんです、性格は温厚な方ですがこの鮮やかな色を保つのはとても手間がかかるので育成する方を選んでしまいます。ですが愛情を注げばラランテスさんの美しさは損なわれる事はありません」
「シャ、シャランッ!!ラランシャン!!」
「ラランテスさん、それ天邪鬼じゃなくてツンデレです」
| ・か、可愛い……!! ・顔真っ赤にしながらも必死に天邪鬼に挑戦してツンデレになったラランテス ・結婚したい ・普通に可愛いwww ・清楚で綺麗な服着た美人がこれやってるって考えたら破壊力エグいな。 |
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「此処に加えてグラスフィールドで草技の威力を上げながら、グラススライダーを先制攻撃技にして素早さを補う事も可能ですので様々な活用法があります。皆さんも綺麗で強いラランテスさんはいかがですか?」
配信を終えて一呼吸をついているとラランテスが顔を真っ赤にしながらもお茶を差し出してきた。
「有難う、やっぱりさっきは無理してたんだなラランテスさん」
「シャ、シャランッ~!!!」
指摘してしまうと更に顔を赤くしながらもボールの中へと戻って行ってしまった。可愛い奴め、今度美味しい木の実を奢ってやるとしよう。