週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ:鋼殻粘龍ヒスイヌメルゴン

「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。そして本日のゲストは此方」

「よおっ元気か皆、ガラルからオレ様キバナが登場だぜ!!」

「うむ。配信をご覧の皆さん、どうもこんにちわ。私はナナカマド、シンオウ地方でポケモンの進化をテーマに研究をしている者だ。今回は宜しく頼むぞ」

「今回はこのメンバーでお送りします、そして今回紹介するのは此方」

「メ~ンゴ~……?」

「此方のヌメルゴンです」

 

・あれヌメルゴン?

・前にやらなかったか?

・ナンジャモ:やった、ね。ブルベリ学園で。あれでもなんかこの子違う気が……

・アイリス:全然違う!!ヌメルゴンなのに随分と大人しいというか、臆病さすらある。

・しかもなんだあの背中のあれ、殻……にしては随分と金属質だな。

・シロナ:ラビ君、貴方やっぱり私になんか思ってるでしょ

 

「此方のヌメルゴンはヒスイのポケモンです。と言ってもこの子はとある場所でゲットしたヌメイルが進化した姿、ヒスイヌメイルが進化したヒスイヌメルゴンです。明らかに現代のヌメルゴンと違うのはこの背中の殻ですね」

「メゴッ……?」

「大丈夫、大丈夫ですよ」

「メ、メゴォ……」

「なんつうか、俺の知ってるヌメルゴンと随分違うなぁ……臆病さすら感じるぞ」

「うむ。だがより堅牢にも思える」

 

・シロナ:……後三日でブルベリ学園発つから本気で覚えときなさい

・やべぇシロナ様がガチで怖いぞwww

・これ、キレてますね。

・あ~あ

・ヌシやっちゃったね

 

「なんで態々保護区内のポケモンについて態々赤の他人に頼まれてないのに話さないといけないんですか?私にも色々あるんですよ、というか聞かない方が悪い。私の庭なんて今までの事で普通じゃない事位分かってたのでは?」

「言えてるな、お前の庭マジでおかしい」

「その6割はあのバ鴉のせいだって自負はあります」

「それは確かにな」

 

・シロナ:……分かったわよ、何も言わないからちゃんとあわせて頂戴。

・なんでこの人チャンピオン相手にこんなに強気に出られんの?

・アイリス:まあラビさんはレッドさんとタメ口利けるぐらいだし

・ナンジャモ:何だったらサトシさんとも出来るし、やらないだろうけど。

・ヌシってやべぇ奴だな

・何を今更。

 

「でもなんでこんな殻を持ってんだ?身を守る為か」

「それもあるでしょうけど、資料にはヒスイの生息地の水分には鉄分が豊富に含まれていたから粘液に変化が起きたのでは?というのがありましたね」

「フム……食性、いや生息環境の摂取成分による差という事か」

「これで真っ先に思い出したのがダイゴさんのボスゴドラさんです。知ってます?あの人、ボスゴドラに鉛とかタングステン食べさせてボスゴドラさんの体重を700キロまで増量させてるんですよ?」

「配信見てたけどよ、あれマジだったのかよ……なんかのロイヤルジョークだと思ってたぜオレ様」

「そんな事が可能だとは……」

 

・おう言われてんぞ御曹司

・キバナ氏とナナカマド博士からも言われてて笑う。

・ダイゴ:いやぁ……纏めて買うとお得って言うから

・セール品みたいなノリでレアメタル買ってんじゃねぇよ!?

・そもそも個人が買える領域越えてるからな!?

・ダイゴ:デボンを通してるから個人では……

・ナンジャモ:ああそうかデボンを通してならってそうはならないでしょうが!!

・ダイゴ:あっはい

 

「と言ってもこの殻が相当に重いのか通常種のヌメルゴンと比べてかなり鈍足ですね」

「まあこんなバカでかいの背負ってたらなぁ……だがその分防御は?」

「高いですね。体感的には体力と素早さが落ちた分防御が上がった印象です。そしてタイプがドラゴンと鋼、これがキバナさんにヒスイヌメイルを託そうと思った理由でもあります」

「成程、相棒繋がりか」

 

・ジュラルドンと同じタイプ!?

・えっ強くね?

・ナンジャモ:えっと弱点は格闘と地面で

・サトシ:半減が鋼、虫、岩、飛行、エスパー、電気、水、ノーマル、草、そして無効が毒。

・アイリス:凄い合計で10個のタイプに対して優位じゃん。

・そりゃジュラルドンが強い訳だよ……(3敗)

 

「なんか得意技とかあるか?なんかヌメルゴンと技の違いとか……いや待て、それこそオレ様自身で探る。こんな面白いのがいるなんてオレ様のヌメルゴンにもいい刺激になるし楽しそうじゃねぇかよ……燃えるなぁ燃えるねぇ……」

「ヒスイヌメルゴンと一緒にダンデさんへのリベンジでもする気ですか?」

「そりゃ相棒と自力でやるさ、一ポケモントレーナーとして初めて見るポケモンを自分の手で探りながら育てられることが楽しくて楽しみでしょうがねぇのさ」

「良い顔をしておるぞキバナ君」

「へへっ久しぶりにジムチャレンジをしてた側の気分を思い出しちまってなぁ」

 

・ああっキバナ様が、キバナ様が少年のような笑みを……!!

・ああっ心が浄化されていく……

・ラビ、今あなたの罪は、許された……

・なんかヌシってやらかしてた?

・してるかいないかで言えば確実にやってるけど罪っていう程の事はしてない筈。

・ナンジャモ:あれじゃない?キバナ氏に対して凄い気安いとかその辺り

・あ~……×50

 

「なんですか、私は貴方のファンから罪人扱いされてたんですか」

「なんか、すまん……」

「まあ如何でも良いですけど……特性は草食とシェルアーマーです、流石に夢特性は未確認ですけど」

「因みにこいつは?」

「シェルアーマーです」

「高い防御と特防、それを突破するカギでもある急所が狙えないか……キバナ君、トレーナーとしてはどう思うかね?」

「ぶっちゃけキツい、タイプの関係もあるけどヌメルゴンは特防が高いからなぁ……そこに防御も上がってるとなると正面突破が極めて難しい。しかも鋼入ってる関係で毒効かないからな」

 

・こういうガチガチの耐久ポケってどうやって突破するんだ?

・レッド:大火力連続攻撃、変化技による能力上昇、状態異常、一撃必殺、大きく分けるとこれらになるけど、鋼タイプのヒスイヌメルゴンには毒は効かないし火傷は時間が掛かる、そうなるとゴーストタイプの呪いや眠りでの悪夢や夢食いが一番楽。

・平然と倒し方出してくるレッドさん怖えよ

・絶対もう脳内ではバトルしてるんだろうしな。

・サトシ:どちらかと言ったら防御の方が低いだろうから、そっちを重点的に狙う位かな……。

 

「ラビ君、君ならどうする?」

「道連れですね」

 

・うわ即答しやがった

・でも有効な手だな

・この人嫌い、道連れとかトレーナーとして最悪の技じゃん

・シロナ:あら私も最悪なのね。

・えっ

・こいつ俄かだな?サトシさんのピカチュウ相手にやってんだぞ道連れ

・サトシ:あの時はビックリしたなぁ……

 

「さてと、それじゃあこれからはヒスイヌメルゴンについてキバナさんにレクチャーしますか……その前にどの子連れていくか決めます?」

「おっ選ばせてくれるか?」

「正確に言えばヒスイヌメイル達が貴方を選ぶか、です」

 

この後、キバナのヒスイヌメイル探しは配信で流された。ラビが捕まえた数匹の内からキバナを気に入った一匹が彼のポケモンとなった。が此処でラビはある事を思い出した、ヒスイヌメルゴンの特徴と言えばその性格。孤独を嫌い執念深く、好いた者が自分から離れると怒り荒ぶるという特性があり、それがドラゴンパワーで発揮されるので危険極まりない……まあキバナなら大丈夫だろう……連れて行ったヌメイルが確かメスだった筈だが多分大丈夫……多分。

 

「気に入ったぜ、ンじゃこいつ連れていくぜラビ!!」

「メエイル……♡」

「おっ懐っこいなこいつ!!」

「ああうん、良くしてあげてください。」

「応!!」

 

 

「メエェゴッ……」

 

あの子大丈夫かな……と心配そうな視線を向けるヌメルゴン、友達が遠くに離れてしまうという不安もあるが、いい人そうだからきっと大丈夫だろう。そんなヌメルゴンはちらりと視線を向けた。その先にあったのは―――

 

「ちょっとキバナさん、アンタボールに入れないと」

「あっそうだったな、どれに入れるか……今あるのハイパーボールとこの前貰ったヘビーボールしかねぇな」

「なんでそんな貴重なボール持ってんだよ」

 

 

「メ、メェェゴッ……♡」

 

ぁぁっいけない、あの人にはもう番が……だけどこの思いは……と思っているとポンと肩を叩かれた。叩いてきたのはガブリアスとドラピオンだった。

 

「ガァブァ」「ラアアピァ」

「メエゴッ」

 

直ぐに分かった。私と彼女らは同じ思いを抱く同士なのだと……!!

 

「シャアアアアアッ!!!!」

「あっこらアブソルさん何威嚇してんの!?」




ダイケンキに惚れさせるルートもありだなと悩みました。大体2時間ぐらい悩んでた。悩んでなかったもっと早く投稿できたのに。
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