週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ?:ブルベリ学園とのあれこれと

『成程リコちゃん達をねぇ……』

「そういう訳だけど何とかなるか?」

『まあ問題はない、つうかこっちじゃなくても兄さんの家でもよくねぇか?』

 

リコ達が庭で遊びという名の修行を行っている中、ラビはウルトの悲鳴染みた絶叫をBGMにしながらラバイに連絡を取っていた。

 

「ロイ助けてくれぇぇぇ!!!」

「よ~し雷の―――ってわああああこっち来ないでよぉぉお!!?」

「アゲゲゲゲ~!!?」

「ガアアッ!?ガアアアアアアアアアアアッ!!!!」

「ウルトあっち行ってよ僕までロックオンされるじゃん!?」

「無茶言うなぁぁ!!!?」

 

どうやらアーマーガアに気に入られたらしい、良い事だ、見所があると認められたのだからな……頑張れウルト。

 

「ンでそっちは最近どうなんだ、業の研究とか」

『我が学園ながらそっちはぶっちゃけリーグ部任せってのが情けねぇって所だな』

「なんだお前が居ながら」

『それは言わねぇお約束だぜ……しょうがねぇだろ、業が余りにも新しすぎて対応出来る人がいないんだよ、今の所教師陣だと俺だけで生徒たちの方がむしろ対応出来るんだ』

 

バトルの名門が笑わせる、と言いたい所だが……業に関しては向き不向きがあるので難しい。それに教師達は平常の業務もあるし業の習得訓練も難しいだろう。そう思えば生徒たちの方が業を習得しているというのも無理もない話ではあるのだ。

 

「因みに巧業は?」

『今の段階じゃ受け入れできる訳ねぇだろ……まあ俺は覚えたけどさ』

「おおっ流石砂の貴公子」

『兄貴がそういう時は絶対俺をからかってるよな』

「まあな」

 

一先ずブルーベリー学園での受け入れ自体の問題はなさそうなのは安心した。弟も元気そうでよかったので……ある事を聞いてみる。

 

「それでアオイとハルトの二人は?」

『……いやぁそれがよ』

 

言いにくそうにラバイが話した言葉にラビは大爆笑してしまった。

 

『笑い事じゃねぇよ……こっちからしたらバトルの名門って名高いブルーベリー学園の沽券にかかわるような内容なんだぜ?幾らオレンジアカデミーとは色々繋がりがあるとはいえ……教師としては頭がいてぇ問題なんだぜ』

「そりゃお前達のツケだ、行き過ぎた放任主義の結果って奴だ」

 

その内容というのは……アオイとハルトの快進撃でブルベリーグランキングを凄い勢いで駆け上がっており、既に四天王が完全に落とされており、現チャンピオン代理を務めているカキツバタもギリギリの所で王座を防衛している状態らしくこのままでは陥落も時間の問題だという。流石SVの主人公コンビだと言わざるを得ない。だが真に恐ろしいのはオーガポンとアカツキガチグマ無しにそれらをやっているという事実だ。

 

「ミライドンとコライドンを使ってたりするのか?」

『あのライドポケモン達の事か?偶にランキング外のバトルじゃ使ってはいるけどランキングでは使ってねぇぜ』

「余計恐ろしいな……」

『こっちとしては本気で怖かったぜ……あいつら、業も何時の間にか習得してるし、兄さんが指導したアカマツ達に最初は圧倒されてたが、あっという間に順応して飲み込んで来るんだぜ?』

 

う~ん……ゲーム主人公の底力を舐めていたか……。

 

『といっても俺個人としては良い事だと思ってるけどな、良くも悪くもブルーベリー学園の環境は固まりまくってたのを崩しまくって風通しが良くなったからな。だけど兄さん、アンタすげぇぜ、ガラルでのリーグ戦はリーグ部全員で観戦したし、その後の奴もリーグ部で教材代わりに使わせて貰ってるよ。別にいいだろ?』

「まあお前なら別にいいけど……お前も出りゃよかったじゃねぇか」

『俺は教師だぜ?目立つのは生徒で教師が目立ってどうするんだよ、そもそも仕事が忙しいのにどうやってランキングあげろってんだよ、授業に生徒たちのテストの採点にリーグ部顧問としての仕事に加えて業の訓練……チョロネコの手も借りたいぐらいに忙しいのが実情だ』

「やっぱ教師ってくそな職業じゃね?」

『奇遇だな、俺もそう思った』

 

といっているが、ラバイは教師を辞める気はないのだろうなぁ……とラビは思う。誰かを教えて導く事に生きがいを感じているラバイがその程度の事で仕事を辞めるとは思えないからだ。

 

『加えて偶にポケモン博士までくるからその受け入れ準備もあって大変なんてもんじゃねぇんだよ……なんでヒスイのポケモンの事教えてくれてなかったんだよ』

「だから何度も言ってんだろ、シンプルに知ってると思って自由にさせてると思ったの」

『結局ウチの体制とかあれやこれやが問題って事かぁ……』

「だからさっさとこっちに来いって言ってんだよ」

『ぬぅぅぅ……』

 

ラバイとしては戦いたい気分もあるのだが……兄と違って自分は既に限界にぶつかりつつある身、これ以上の成長は見込めない。それならば自分の事ではなく、自分を養分にして成長する後進達を導く事に徹したい。というかなんで兄は未だに伸びしろがあるのかが疑問でならない。

 

「んじゃ詳しい事は後日に文書にしとくわ」

『ああ頼むわ、後よ兄さん』

「なんだ」

『世界大会、応援に行くからな』

「勝手にしろ」

 

個人的には自由にすればいいと思っている、というかラバイの場合は生徒達を連れて来て実地で観戦させて感想と分析を述べよ位はすると思っているので、生徒たちにとっては地獄だろうなぁ……という気持ちがある。取り敢えず文書を纏めようかな……と思っていると、大きな声で頼も~!!!という声が聞こえて来た。何とも久しぶりな挑戦者だな、これは挑戦者確定でいいだろう。何故ならばその声の主は―――

 

「漸く来ましたか、何時来るかとずっと構えてましたよ」

「お待たせしました。バトルしに来ました!!」

 

ネモだからだ。此処に来た理由なんて唯一つしかない、ランクバトルの申し込みだ。ランキングを確認してみるとネモの順位は何と33位という後一歩の順位、だが詳細を見てみると総バトル数がレッドやサトシに迫る勢いの膨大な数……総バトル数ランキングでは3位という凄まじさだ。それだけのバトルをしてここまで少女を出迎えない理由はない。

 

 

『スマホロトムより互いの情報を取得。このバトルはPWCSランクバトル、ハイパーボールクラス公式戦として承認されました。対戦ルールは3対3、メガシンカ、Zワザ、テラスタル、ダイマックスは各選手一度ずつのみ、ポケモンの交代は両者自由となります。ラビ選手 VS ネモ選手。それでは両者、最初のポケモンをフィールドへ』

「行くよ、勝つよ、頑張ろうルガルガン!!」「ガァアアアウ!!」

「GOバンギラス!!」「バアアグアアアアアアアアアアッ!!!!」

 

 

To Be Continued……!!

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