週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ:尻尾鎧観測エスパー塔リキキリン

「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。そして本日のゲストは此方」

「貴方の目玉をエレキネット!!ナニモンナンジャ?ナンジャモです!!今回はラビ氏とのコラボをお送りするぞ~!!」

 

・ヌシィィィィイッ!!!

・マスターランク確定おめでとう~!!!

・いやぁめでてぇめでてぇ!!

・酒が美味い酒が美味い酒が美味いぞ~

・お酒は何時でも美味しいんだよなぁ……

・というかナモ公がマスター入りしてるのが吃驚だよ。

・ホントだよ。マスター帯にナモ公が居ます!!?って言っちゃったもん

・俺も俺もwww

 

「ふふんっボクを甘く見ていたな、実はコツコツと頑張っていたのさ!!というかぶっちゃけるとボクって色んな意味で目立ってるジムリーダーで知名度的な問題で挑みやすいんだよね。ハッコウシティにはパルデアに来る船の多くが来るから、ボクも配信でPWCSランク戦100人切り!!企画もやったし」

「ンな事やってたんですか」

「にしてもさ、なんかラビ氏の紹介の所だけ、超浮いてたよね」

「だって肩書なんて持ってないんだから職業をやるしかないじゃないですか」

 

・他がチャンピオンやら四天王やらジムリーダーの中

・燦然と輝く唯一無二の欄、イラストレーター!!

・なんか結果的にすげぇ目立ってたよな。

・異彩放ちまくってたよな。

・キバナ:まあこればっかりはしょうがないとは思うけどな。

・アイリス:でも分かり易くてよかったんじゃない?

・シロナ:悪目立ちっていう程、悪い目立ち方はしてなかったものね。

 

「ラビ氏が本当にイラストレーターって信じて貰える日は何時なのかねぇ……あっそうだ、ラビ氏ラビ氏~ボクの後輩たちのVtuberの立ち絵とかって発注可能?」

「寧ろそういうのが本業なんですけどねぇ……直近だとメガスターミー関連のあれが本当に久しぶりのイラストレーターとしての仕事でしたから」

「んじゃ連絡しとくから、そのうち連絡来たら宜しくね」

「分かりました」

 

・本当に他に肩書ないの?

・業マスターとかでええやん

・それ最早異名だろ。

・戦術斡旋士とか……

・他だと色々言われてんだけどな。

 

「それ以上に、なんでネモさんはギリギリで32位になってるんですかね。三日前に負けてるんですよあの人」

「ホントビビったよね~……なんかマチス氏に入れ替え挑んで勝って、アンビリバボー!!!って言ってたよ、でも最後には笑顔でコングラッチュレーションって言ってたよ。最後の最後に本選逃したのに本当に爽やか~に」

 

・流石マチスさんやでぇ……

・あの人、クチバシティから旅立つ子の為のサバイバル教室とか、0から始める旅の基礎知識講座とか色々やってくれてる人格者だぜ?

・冗談抜きの人格者やんけ

・ジム戦だと軍人時代のテンションになるけど、普段は気が良くて優しいおっちゃんやぞ。ジムの留守番してくれって言われてライチュウたちと遊んでたのに夕飯を家族全員招待してくれたぞ。

・電気タイプを連れて旅に行きたいって言ったらレクチャーから電気タイプのゲットまで付き合ってくれるぐらいには子供好きで優しいからな。

・俺も講座受けて貰ったナイフ大切にしてるし、旅だとマジで役に立つぞ。

・キバナ:流石ジムリーダー、街の顔役だな。

・アイリス:ジムリーダーってバトル強いだけじゃなくて何かあったら真っ先に頼られる存在だもんね~

・オーバ:おう言われてんぞデンジ。

・デンジ:俺は俺で街のオール電化に貢献はしてたろ

・だからってジムバッジ無償配布はあかんやろ。

 

「今回紹介するのは此方」

「リキィィィッ」

「リキキリンさんです」

 

・おっおおおっ!?

・き、キリンリキ?

・キリンリキが食われてる!?

・喰われてるというか、尻尾が頭を覆ってる……?

・こりゃまた珍妙な……。

 

「リキキリンさんはノーマルとエスパーの複合タイプ、皆さんの仰る通りにキリンリキさんの進化形です。特徴的なのは見ての通り一体化したキリンリキさん時代の頭と尻尾ですね。まるで尻尾のほうの頭がフードのようになったようになってます。実際にキリンリキさん時代の尻尾の頭には小さな脳があったのですが、それが一体化して太い神経で繋がる事で進化前の10倍にも膨れ上がったエスパーパワーを展開できるようになったとされています」

「10倍ってまた派手に上がったね!?」

「私もそう思います」

 

・そういう進化を遂げるって何があったんだ

・ンな事言ったらおめぇ、飛びてぇって思い続けた結果翼を生やすドラゴンだっているんだぞ

・確かに……

・頭が一つずつ増えていく奴だっているしな。

・元々あった頭が一つになったって……ねぇ

 

「その影響で四つに増え大型化した角からエスパー波をソナーのように放射しつつも長い首で常に周囲を警戒しているので極めて高い危機感知能力を持っています。しかし、このエスパーパワーが発達しすぎた脳の処理速度に体がついていけないことも度々あるそうで……進化させた場合はゆっくりとエスパーパワーと身体の同調を取る事が推奨されています」

「逆に言っちゃうと同調させちゃうと凄いパワーを発揮するって事なんじゃないの?」

「ええ、私たち人間の脳も使われてない領域も大量にありますし、イメージの世界ではあんなことやこんな事が出来るけど現実だと身体が追い付かない、だけど解放された?なんて夢もありますもんね。本来の頭を覆っている部分はそのまんまテールヘッドと呼称されており、極めて分厚く頑丈な造りになっています。本来の頭部をしっかりと保護し、テールヘッドの口を閉じて激しく首を振り回す攻撃は岩盤を粉砕し鉄骨を拉げさせるほどに強力です」

 

・エスパーパワー方面強くなったと思ったけど、結果フィジカルの方が強くなってんじゃねぇか!!?

・いやぁ理想はそれじゃね?三色パンチ極めたフーディンとかマジやべぇぞ?

・遠距離はエスパーで封じてきて接近戦は三タイプの使い分けパンチとかすげぇ厄介そう。

・実際厄介

・ナツメ様とかそれやって数大会前のPWCSでレッドと激闘繰り広げてたもんな。

 

「特性は反芻とテイルアーマー、夢特性は草食です」

「反芻にテイルアーマー?あんまり聞いた事ないね」

「順番に行きましょう、反芻は木の実を使った後にもう一度その効果が現れるというものです。オボンの実で回復したらもう一回回復出来るみたいな感じです。そしてテイルアーマーはリキキリンさんの専用特性で、先制技を封じるというアマージョさんの女王の威厳と同じ効果です」

「へ~どっちも面白いね、僕はテイルアーマーかな」

 

・これなら、カイリューの神速も怖くない……!?

・それどころか、あれだわ、バレットパンチとかキノガッサのマッパも怖くないわ。

・何それ凄い。

・先制技封じって実質的に早業封じでは?

・マジやん……

・キバナ:いわれてみたらそうだな。

 

「主力技としてはサイコキネシス、サイコショック、ツインビーム、サイコノイズ、アシストパワー、ハイパーボイス、マジカルシャイン、シャドーボール、10万ボルト、雷、チャージビーム、エナジーボール、草結び、ミラーコート、シグナルビーム。物理技がサイコファング、捨て身タックル、のしかかり、地震、10万馬力、地均し、イカサマ、噛み砕く、アイアンヘッド、けたぐり、二度蹴り。変化技が電磁波、高速移動、ど忘れ、瞑想、光の壁、リフレクター、トリック、トリックルーム、サイドチェンジ、封印、サイコフィールド、怪しい光、鈍い、悪巧み、パワースワップ、ガードスワップ、スキルスワップ、黒い眼差し、手助け、バトンタッチ、守る、影分身、毒々なんかですね」

「ホント良くすらすら出て来るよ」

 

・エスパー、ノーマル、フェアリー、ゴースト、電気、草、虫、地面、悪、格闘とホント多芸だなぁ……

・キバナ:自己強化も出来るみたいだなぁ……

・そして特性によって先制や草技無効だろ?ホントとんでもねぇ。

・冗談抜きで厄介だぞ……早業が封じられるって考えるとガチで厄介だ。

・Mr.M:……

・どったのMr.M

・Mr.M:いや、業が浸透してるの、凄いなと思って……。

 

「さて、その気になれば鋼鉄すら拉げさせる観測司令塔のリキキリンさん、如何でしょうか」

 

 

そんな所でラビは一息を吐いた。まだ配信は切らない、コラボなんだからまだ続けるつもりだ。

 

「折角だしラビ氏、ボクとバトルしてリキキリンの強みを見せて上げたら?」

「おや、自ら勝利を献上してくれるというのは不思議な申し出ですな」

「舐めるなよ伊達や酔狂でPWCSランキング26位になった訳じゃないんだからね」

「じゃあ見せてみなさいやナンジャモさん」

「見せてやろうじゃない乙女の心意気ぃ!!行くよライチュウ!!」「ララララ~イ!!!」

「やれやれ、リキキリンさん参りましょう」

「リキイインッ」

 

 

 

やれやれ、昼寝をしたかったのにバトルをさせるとは酷いトレーナーじゃないか。バトル後のティータイムにはいいお茶といい茶菓子を出さないと割に合わないぞ?君が愛飲しているメブキジカティーは最低ラインだぞ。

 

「分かった分かった、望む物を準備しよう」

「リイイインキ」

 

よし交渉成立だ。さあこいライチュウ、美味しいティータイムを前にした私は面倒臭いぞ。

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