週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ:砂漠の悪魔顎ワルビアル

「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。本日はゲスト付きです」

「よおっ元気か皆、ガラルのジムリーダーのオレ様キバナだぜ!!」

「本日はこのメンバーでいきます。そして今回ご紹介するのは此方」

「ワッビイアァッ!!」

「ワルビアルさんです」

 

・おっワルビアルじゃん。

・キョウヘイ:俺の手持ちにもいるな

・メイ:私も~

・ナンジャモ:イッシュ出身として懐かしい感じ?

・アイリス:そうだね~結構メジャーな子だし、中堅どころから上に上がる人はお世話になりやすいポケモンだと思うよ

・ナモ公がいます!!

 

「ワルビアルさんは地面と悪の複合タイプです。小柄だった身体は進化を重ねていく毎に大きくマッシブな物へと変化し、最終進化をする頃にはとても立派な身体へとなりました。一見すると怖そうな顔に見えるんですけど、よく見ると大きくつり上がったサングラスのような模様の中に、小さくてつぶらな瞳があるのが分かります。このサングラスの模様は威嚇などに用いる模様だとされています」

 

・えっあれ模様だったの!?

・あそこ全体が目だと思ってた……

・Mr.M:実際にそう思わせる事自体が狙いだから間違ってない。相手に巨大な目が此方を見ていると誤認させて恐怖で動けなくするという手段にも使う。

・おっ?随分お久しぶりじゃないのMr.M

・元気してた?

・Mr.M:……ちょっと色々あってね、中々これなかったんだ。

・いやいや元気そうで何よりだ。

・そうそう、これでナモ公と並び名物リスナーが帰って来たな。

・お帰り~

 

「自然界にいるワルビアルさんはかなり執念深い性格をしており、一度狙いを定めた獲物は絶対に逃がしません。進化前の目はサーモグラフィーのような能力がありましたが、それが砂嵐でも50キロ先の獲物を拡大視認出来るというカメラ顔負け、より狩猟に適した器官へと適応進化しています。それゆえか砂漠の悪魔とも言われる事があります」

「砂漠住みの連中からするとワルビアルの機嫌を損ねないように生きるのが当たり前なんだとよ、観光客にもまず第一に教えるのがワルビアルへの敬意と対処法なんだと」

「そしてこれは以前にも話したかもしれませんが、ワルビアルさんはフライゴンさんと共生関係にあります。フライゴンさんが砂嵐を起こし、ワルビアルさんはその嵐に潜みながらも獲物を仕留める、そして獲物は仲良く分け合うという姿が確認されています」

 

・へ~狙われたらおしまいだな……。

・Mr.M:砂漠だとワルビアルは力と恐怖、そして勇猛の象徴として神格化されている場合が多い。恐ろしい相手だが、一度友好関係を築くと此方を共生関係だとみなしてくれて守ってくれると言う場合が多い。更にそこにフライゴンも住み着いて……って流れで砂漠の民はナックラーやメグロコを最初のパートナーに迎える事が多いそうだ。

・物知りだなMr.M

・Mr.M:これでも昔は旅をしてたからな。4年程度だからヌシには負けるけどな。

・アイリス:それでも大したもんだと思うよ~旅をするのは楽しいけど続けるのって大変だし。

・ただの変態じゃなかったんだなMr.M

・Mr.M:や、やっぱり俺ってそういう風に思われてるのか……

・いい意味での変態な、悪い意味での変態じゃない。

・どっちにしろ変態やんけ

 

「特性は威嚇、自信過剰、夢特性が怒りのツボです」

「どっちも優秀だな。夢特性じゃなくても最高じゃねえか」

「でもこの怒りのツボを採用する場合もあるんだ、例えばダブルバトルで敢て特性が強運でピントレンズを持たせて威力の低い技で急所に当てて、一気に攻撃を引き上げて相手を蹂躙するっていう戦法も確立されてるんだ」

「あ~成程……確かにそりゃ怖いわ」

 

・夢特性じゃなくてもめっちゃ強くね!?

・実際強い……

・何そのドM戦術

・でも嵌ったら恐ろしい程に強そうだ。

・確定急所の技じゃいかんのか?

 

「確定急所でもいいんですけど、その場合は氷の息吹やトリックフラワーなんかになってしまいますからねぇ……ワルビアルさんは決してタフネスではないので大ダメージになって最悪の場合倒れてしまう事も考えると……早業で敢て威力を下げたとしてもお勧めはしませんね」

 

・そっか~……

・でも早業使うなら更に威力の低い技をさらに下げられるし有用じゃない?

・ああ成程!!

・業で特性が生きるポケモンもいるって思うと面白いな。

・流石ヌシだ。

 

「地面と悪タイプというだけあって攻撃性能は優秀です。技についてはこんな感じです。物理技は地震、10万馬力、地団駄、地均し、穴を掘る、DDラリアット、噛み砕く、叩き落とす、鬱憤晴らし、つけ上がる、ダストシュート、ストーンエッジ、岩雪崩、岩石封じ、インファイト、瓦割、スケイルショット、ドラゴンクロー、ドラゴンテール、ワイドブレイカー、炎の牙、雷の牙、アクアテール、シャドークロー、燕返し、カウンター、アイアンテール。特殊技はバークアウト、悪の波動、龍の波動、大地の力。変化技はステルスロック、砂嵐、ビルドアップ、怖い顔、守る、堪える、影分身、身代わり、挑発、爪研ぎ、いちゃもん、恨み、鈍い、毒々。こんなもんですかね」

 

・相変わらずの知識量で笑う。

・地面、悪、毒、岩、格闘、ドラゴン、炎、電気、飛行、鋼……

・えっ優秀過ぎひん?

・一匹でこれら全部……

・サトシ:ワルビアルが出来ないのは……

・やめろ!!やめてくれ!!

・頼む、捨ててくれ!!

 

「個人的には今一歩な素早さをスケイルショットで補強しつつもビルドアップで防御を確保して攻撃を上げて攻めるのがベターですかね。特殊が低めではありますけど、その分全体的なバランスがいいのでそこを上手く補強してやるとそれこそ鬼神めいた活躍をしますね。獲物を仕留める時にはデスロールという回転で相手を仕留める砂漠の悪魔のワルビアルさん、いかがですか」

 

・グリーン:いい地面タイプ居ないかと思ったけど、悪くねぇな。威嚇と自信過剰で悩む所だな。

・レッド:俺なら自信過剰。

・アイリス:私は威嚇かな~

・ナンジャモ:ボクはどう対応するべきかな……シンプルに素早い特殊アタッカーで上からかな

・シロナ:砂嵐下だとガブリアスにも負けない位に活躍するのよねぇ……。

 

 

HAISINHASYUURYOUSIMASITA

 

 

配信を切りつつもワルビアルを見ると終わった?終わった?と此方を見つつもうずうずしているのか、低い姿勢を取っている。まるでスタートダッシュを決めようとしている走者のようだ。

 

「それじゃあ位置について―――よ~い……ドン!!」

「ワッビァ!!!」

 

掛け声と共に駆け出したワルビアルはそのまま飛び上がると―――そのまま砂場に潜り、顔だけを出して満足気な吐息を立て始めた。

 

「どうしたんだあいつ」

「ずっと前からお願いされてたもんがやっと完成したんでな、楽しみにしてたんだろ」

 

 

「ワッビャァァァ~……」

 

砂風呂は最高だなぁ~……我慢我慢してはいるとそりゃもう最高……サトシのワルビアルから砂風呂は最高だと聞いたので、ラビにお願いして最高級の砂にして貰った甲斐があった……自分が気持ちよさそうにしていると興味深そうに他のポケモン達もやって来たので誘ってみる。

 

「フラァ~……」

「ゴドォ~……」

「ディ~……」

 

この日から、ラビの庭の一角に砂風呂が誕生し、岩地面鋼タイプのポケモン達の憩いの場となり、ワルビアルは日がな一日、砂風呂の中で埋もれているのであった。

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