週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ?:PWCSインタビュー、ホウエン地方。

「あ、あのナギさん……まだ掛かります?」

「あと少しだけ待ってくれ……何時まで座っているんだ早く椅子に座れ!!」

「だ、誰のせいだと思ってるんだナギ……君が正座を強制したせいだろう……!?」

「あ、足がぁ……」

「ふ、フフフッボクは大丈夫さナギの前で情けない所を見せる訳にはいかないからな……!!」

「既に情けないぞ、そもそも正座をさせるような事をした方に原因があるに決まっているだろう」

「……ホウエン地方が心配になって来た……」

 

 

 

Q.PWCS本選トーナメントへの意気込みをお聞かせください。

 

A.チャンピオンのダイゴさんの場合。

「僕としては目の前のバトルを一つ一つ丁寧にこなしていくだけ、という訳にもいかないね。業という興味深い技術のお陰でボクのトレーナーとしての熱も今までにない程に高まっている。何処まで行けて何が足りないのかをじっくりと見極めさせて貰うとするよ」

 

A.チャンピオンのミクリさんの場合。

「久しぶりの大きな大会にトレーナーとして挑むことにワクワクしているよ、この大会の経験を得て新しいコンテストを開くのが楽しみでしょうがないさ。フフ、近日情報公開するからお楽しみに、ね♪(嫌味のない見事な笑顔と角度でした)」

 

A.ジムリーダーのセンリさんの場合。

「正直、私は本選に進んだ事が無いので緊張していますが、それ以上にドキドキとワクワクが止められませんよ。本当に初めてポケモンリーグに挑戦した時の事を思い出します。子供たちにカッコいい所を見せたいので全力で行きます」

 

A.ジムリーダーのナギさんの場合。

「素直な事を言うと私が本選に出場出来る事が信じられないという心境です。まあ本来の条件では私の翼でも高すぎる物でしたが、今回は敷居が広くなった事で翼を広げた状態でも入る事が出来て嬉しい限りです―――ミクリ、何を笑っている」

「いや、飛行タイプ使いとして上手い言い回しをしてるもんだなぁと感心を―――いったぁ!!?」

「おやどうしたんだミクリ、いきなり声を出して」

「い、いえなんでも……!?」

 

 

Q.対戦相手については如何お思いですか?

 

A.チャンピオンのダイゴさんの場合。

「僕の相手はガラルのネズさんだったね、個人的には彼のファンでもあるから戦うのが楽しみだったというのが素直な感想だよ。それに彼はガラルリーグではダイマックスを一切使わないトレーナーでもあるから、かなり技巧派な印象を受けるね。フフフ、ラビ君とのバトル経験もあるからそういう意味で仲良くなれそうだよ」

 

A.チャンピオンのミクリさんの場合。

「オーバ君はラビ君の因縁、と言っていいのかな……当人はそれを頑なに否定しているし……まあ兎も角、相手はボクの水を蒸発させると言っているそうじゃないか。上等だとも、出来る物ならばやってみるがいい。コップやケトルの水を沸騰させるのとは大違いだという事を見せつけてやる」

 

A.ジムリーダーのセンリさんの場合。

「オニオン君だね。ゴーストタイプの相手というのは私個人としては矢張り一番警戒しているんですよ、ノーマルタイプの使い手としては当然かもしれませんが分かり易いからこそしっかり対処法を心得ていなければいざという時に思わぬ足の掬われ方をしますからね」

 

A.ジムリーダーのナギさんの場合。

「……正直な話、私にとっての正念場ですね。何せ相手はシンオウ最強のジムリーダーとも言われるデンジ氏。電気タイプは私にとって最悪の相性、この男以上に最悪の相性です。<エッ

ですが雷雲に包まれた空の飛び方も心得ています……嵐のフライト、どうぞご照覧あれ」

「ナギ君、ミクリ君が硬直しているんだが……」

「放置で」

「エッ」

「あっラシーマさんこの顔撮ってください」

「エッアッハイ」

 

 

Q.今大会に向けてご準備された事はありますか?

 

 

A.チャンピオンのダイゴさんの場合。

「準備……と言われたら困るけどそうだね、僕としては以前よりも一層ポケモン達の食事に気を遣うようになったよ。ボスゴドラで分かったけど鋼タイプのポケモン達にはそれぞれあった金属を食べさせるとそれらに応じて身体の金属も大きく変わるんだ」

 

A.チャンピオンのミクリさんの場合。

「う~んこれといって特別な事はしていないかな、どうせするなら年単位か何か月も前からそういう事はしないと意味がないからね、だから私は普段通りだよ。自然体が一番さ」

 

A.ジムリーダーのセンリさんの場合。

「私はもうPWCS開始時から猛特訓をしているさ、どんな特訓かって?それはちょっと言えないなぁ~企業秘密みたいなもんだし」

 

A.ジムリーダーのナギさんの場合。

「強いて言うならば……普段は飛ばないような猛烈な風の日にも飛ぶようになったこと、かな……素直な事を言うとリーグ本部が禁止指定を下した力業天候にも興味があったんだが……あのような表情を見せる空の中を飛ぶ……実に興味深い」

 

 

Q.個人的に一番気になる対戦カードはありますか?

「僕は初戦のキバナ対ネモかな。ギリギリ滑り込みセーフではあるけど彼女のバイタリティは大したものだよ。それに対してキバナはこれまでの本選常連という看板もあるから、下から思いっきり突き上げてくる新星にどう対応するのか見物だよ」

「ボクとしては矢張りなんだかんだで自分のカードが気になっているよ、オーバ君の相手は中々に骨が折れそうだからね。だが全力で阻ませて貰うさ、何せラビ君へのリベンジの権利を渡す訳にはいかないからね」

「ハハハッ、それは良いですな、では私も自分という事で!!」

「やれやれ、そこは取材受けをする答えをすればいいだろうに……だが、実際の所私は他のカードに目を向けられる程器用ではなくてな、私も自分というという事にしておいてくれ」

「おや、自分なんて選択肢があるなんて吃驚だ。なら僕もそういう事で」

 

 

Q.今大会で一番注目している選手は何方ですか?

「ナギだね」

「気持ち悪いぞ」

「酷くない?シンプルに応援してるのに……」

「応援と注目は違うだろうに……私はグリーンだな、彼のピジョットとは激闘の末に敗れてしまっているので少しばかり特別視をしている」

「僕はそうだなぁ……アランかな、色々と付き合いもあるからね」

「私は……中々に難しい質問ではあるのだが、此処はサトシ君を挙げさせて貰おう。矢張り現チャンピオンを注目するなというのは難しい話だ」

「ナギ以外だと……カルネさんだね、以前共演させて貰った縁もあるけれど最近娘さんとうまく行っていて絶好調と聞いているからきっとバトルも期待出来るよ」

「……フン、そうか」

「なんでちゃんと答えたのに不機嫌になるんだいナギ……」

「(乙女心は複雑ですねセンリさん)」

「(ええ、私も妻絡みで覚えがあります)」

 

 

 

Q.最後に一言お願いします。

 

A.チャンピオンのダイゴさんの場合。

「今大会は今までの物よりも更に大きく、更に熱く、更に見逃せないバトルが盛り沢山のトーナメントとなります。今までの4倍の人数で行われるトーナメント、恐らく、PWCS史上最も白熱した大会になるという予感があります、どうぞ皆さん、自分の応援したい選手を一人見つけて応援するもよし、全てを応援するもよし、皆さんの楽しみ方で今大会を楽しんでください。勿論、僕ダイゴも優勝を目指していきますので応援して頂けたら嬉しいです」

 

A.チャンピオンのミクリさんの場合。

「過去最大級となった事で今までよりも広がり、深みを増した今大会……その戦いは水面下で……深層海流のように大きな動きをしております。その流れを読み解くもよし、その動きが巨大な渦となる時を待つも良し。この大海を泳ぎ切ろうとする我々を―――どうぞ、ご照覧あれ」

 

A.ジムリーダーのセンリさんの場合。

「一人の父として、子供の期待を背負って戦います。私、センリは―――勝ちに行きます」

 

A.ジムリーダーのナギさんの場合。

「大空は様々な表情を見せます。雲一つない晴天、雲に覆われた曇天、雨雲が地に雨を降らせる雨天……それと同じで今大会は様々なバトルを見せてくれるでしょう。そんなバトルを見て、一人でも多くの方がトレーナーっていいな、ポケモンバトルってこんなにも胸を熱くしてくれるんだって思えるようなバトルが出来たら良いと思っております」

 

 

 

「なんか、思ったよりも楽しいインタビューだったなぁ……」

 

あのクールでイケメンな大人気なミクリさんを尻に敷くナギさん、そんなナギさんに翻弄されているミクリさん、そんな二人を見て笑っているダイゴさんとセンリさんの構図はなんというか、ホームドラマを見ているような気持になった。これを文章で伝える、難しいなぁ……。

 

「だからこそ、やりがいもあるんだけどねっ!!」

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