週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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PWCS:3位決定戦 サトシ VS ナンジャモ 1st

『対戦ルールは6対6のフルバトルとなります!!各選手はメガシンカ、Zワザ、テラスタル、ダイマックスは一度ずつの使用が許可されます。ポケモンの交代は両者自由となります。それでは……サトシ選手、ナンジャモ選手。両者、最初のポケモンをフィールドへ』

 

「ヌメルゴン、君に決めた!!」「メエエゴッ!!!」

「行くよ、バイブス上げて、行っちゃえやっちゃえジバコイル!!」「ジバババババンッ!!!」

 

『サトシ選手の先鋒はドラゴンタイプの愛され枠とも言われるヌメルゴンです。そしてナンジャモ選手はアイリス選手とのバトルでも大活躍でしたジバコイルです!!これは中々面白いバトルが期待出来そうです!!』

 

『ヌメルゴン VS ジバコイル!!3、2、1……BATTLE START!!』

 

「行くよジバコイル!!素早く―――毒電波!!力強く―――充電!!

「早速来るか!!?地面に向かって素早く―――水の波動!!更にそこに力強く―――ハイドロポンプ!!!

 

ナンジャモの鉄板コンボと化している毒電波、それを防ぐためにヌメルゴンは真下に向けて水の波動を放ち、そこへとハイドロポンプが発射される。それによって水の波動は一気に増幅されて周囲に押し寄せる大波と化した。それによって毒電波は完全に遮断されてしまい、寧ろジバコイルは充電をしながらも上空へと避難した。

 

「そこだ狙い目!!火炎放射!!」

「メエゴオオオオッ!!!」

「ジババババッ……!?」

「負けちゃだめだよジバコイル!!寧ろ大反撃のチャンス!!チャージビーム!!」

「ジイイバアアアアアッ!!!」

 

火炎放射をまともに食らいながらも充電で特防が上がっている為に軽症で済んでいるジバコイルの怒涛のチャージビームによる大反撃が開始された。ナンジャモのジバコイルの特性はアナライズ、その為に後攻で攻撃すると威力が増強され、更にそこに充電によるパワーアップが加わってヌメルゴンは真正面から受け止めた筈のチャージビームに吹き飛ばされてしまう。

 

「メゴオオッ……!!」

「ヌメルゴンまだいけるか!?」

「メエゴッ!!」

「よし、まだまだ行くぜ!!素早く―――命の雫!!力強く―――熱湯だ!!!

素早く―――光優先で両壁!!

 

カベを展開してダメージを抑えるジバコイルだが、それでもヌメルゴンのパワーは侮れないのか押され気味。ヌメルゴンは防御型ではあるが特攻は侮れない数値があるのをラビ経由で知ってはいるが……これほどとは思わなかった。だからこそ―――全力で当たる必要がある。

 

「もう一度素早く―――毒電波!!

「ヌメルゴン、さっきと同じコンボだ!!」

 

『ナンジャモ選手再び毒電波ですが、再び水の波動とハイドロポンプの組み合わせで大波を引き越して毒電波を遮断する!!さあ再びジバコイルが上空へ―――上がらない!?波にそのまま飲まれました!!これは逃げ遅れたか?!』

『いや、これは―――ジバコイルが消えてやがる!?』

 

ラバイの声にサトシも確認すると確かにジバコイルが消えている、一体何をしたのか、ボールに戻した?いや違う、ジバコイルの気配は確かに感じる、一体何処へ―――電気を溜めるような音がする、それに導かれるように視線を上げると……

 

「ジババババババッ―――!!!」

「っ上だヌメルゴン!!」

「メ、メゴッ!?」

「うおっしゃぁっ取ったぁぁぁっ!!素早く―――鉄壁!!力強く―――ボディプレス!!

ジバババババンッ……バババアアアンッ!!!

 

真上に出現したジバコイルはそのまま鉄壁しながらも急降下、加速しながらもヌメルゴンを押し潰した。鉄壁が発動された事で威力が上がり、フィールドには小規模のクレーターが生まれ、その中央でヌメルゴンが苦し気にもがいている。

 

「メ、ゴォォォゥ……!!」

「ヌメルゴン根性だ!!根性でドラゴンテールだ!!!」

「漸くつかんだチャンスを逃すもんかぁ!!そのまま毒電波!!チューニングは嫌な音!!」

「ジバババババババッ!!!!」

「メエエエゴオオオオオッ!!!???」

 

ゼロ距離からの毒電波に思わず耳を抑えて苦しみもがき始めるヌメルゴン、幾ら耳を塞いだ所で身体へと響いてくるそれを防ぐ手立ては存在せずに特攻と防御がガンガンと下がっていく。

 

「メエエエゴオオオオオオッ!!!??」

「トドメだよ!!素早く―――鉄壁!!力強く―――ボディプレスゥッ!!!

ジバババッバババ……バンババルルルウウウ!!!

「ヌメルゴンッ―――ッ!!!」

 

浮き上がったジバコイルがまるでギロチンのようにヌメルゴンの首元へと落下し、土煙が巻き上がった。それと同時に晴れ渡る青空の下でヌメルゴンは目を回して動かなくなっていた。

 

「メエゴォォォッ……」

『ヌメルゴン、戦闘不能!!ジバコイルの勝ち!!』

「いいやったぁっ一勝目ゲットォ!!!」「ジババババンバアババッバアアンッ!!!」

 

『ナンジャモ選手先制です!!ヌメルゴンの一瞬の隙をついてボディプレスで一気に流れを引っ繰り返しました!!しかし今のジバコイルはどうやってあれだけの動きを……』

『ジバコイルは決して素早いポケモンではないですし……何か秘密があるのだと思いますが……ですがサトシさんもこれで終わらないでしょう。ヌメルゴンは最後に日本晴れをしました、そう来るのであれば次のポケモンは……自ずと絞る事が出来ます』

 

ラバイの解説通り、サトシには狙いがある。カロスリーグでティエルノがカメックスでやられる間際に雨乞いで雷の布石にしたのを参考にしている。やられる間際の天候ワザ、次の仲間の活躍を信じてのバトンを託すそれをサトシも倣ったのである。

 

「ヌメルゴン、よく頑張った。ゆっくり休んでくれ(あのジバコイル、凄いパワーだった……ラビさんの紹介にあったアナライズだな多分……充電と力業が加わると異次元の火力になるな……それに毒電波……逃がす訳にはいかないぞ)よし、次はお前だ!!フシギダネ、君に決めた!!」

「ダネダァネ!!!」

 

『サトシ選手次鋒はフシギダネです!!ワニノコに続いて未進化ポケモンのチョイスです!!しかし侮ることなかれ、サトシ選手のワニノコはハッサク選手のドラゴン軍団を翻弄して見せました、このフシギダネも恐らくかなりの実力者である事間違いなし!!』

『だとしてもこの場で未進化ポケモンって凄い選択だな……俺だったら絶対真似できない……』

 

「頼むぜフシギダネ、お前の根性でジバコイルを倒すぞ!!」

「ダネフシェ!!!」

「う~んこれは予想外だけど、やったろうねジバコイル!!」

「ジババババンババババンッ!!!」

 

To Be Continued……!!

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