週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

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エンジョイ:日常?に戻ったラビ?

「いやぁ騒がしいねぇ……」

「ホントねぇ」

「お茶とこのお菓子も美味しいのです~」

「なんで凄いリラックスしてるのこの人達……」

 

翌日、ラビの家の周囲にはあれ程警告をしたというのに多くの報道陣が詰めかけていた。中には無理矢理中に入ろうとする者もいたが、大勢の前で手錠を掛けられて連行されていく。だが肝心のラビたちの様子は分からない。保護区としての機能を保つために設置したエネルギーフェンス、通常時はセンサーと紐づいて不法侵入者が現れた時に作動するようにしているのだが……は現在常時稼働状態、しかも高さ数メートルの位置まで視界を遮るように色を変えてあるので内部の様子は分からないようにしている。

 

「おい鳥系持ってる奴いねぇか!?」

「えっああ、いるけど……」

「貸せ!!」

 

ならばと鳥ポケモンに乗って乗り越える、まではしなくても見える高さまで上昇して撮影などを試みようとする者もいる。のだが―――

 

「よしこの高さなら―――!!!」

「ガァッ?」

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!?」

「ピジョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!?」

 

そこに現れるのは我らがバ鴉こと、狂乱の鋼烏のアーマーガアである。PWCSを通じてラビのアーマーガアの知名度は右肩上がりで今は世界的に有名にもなった。そして同時に何故ガラルでそこまで恐れられるかも周知された結果として……アーマーガアに睨まれる=バトルになるという方程式が生まれる。加えてアーマーガアは全身が古傷だらけ故か慣れていない人間からするとかなり怖い部類になるらしい。

 

「どうしたよアーマーガア」

「ガアアアッガアアアガアアアアッガアアッ」

「あ~気にすんな、その調子で脅かし続けてやれ、後定期的に高い所をグルグル回るように飛んで貰えるか?」

「ガッ!!!」

「よし頼んだ」

 

報告にやってきたアーマーガアの話を聞いた後に新たにお願いをしてみるとアーマーガアの戦闘狂とは思えぬほどに素直に指示を聞いて飛び立つ姿にナンジャモとオニオンは信じられないと言いたげな顔になる。

 

「あ、あのアーマーガアって戦闘以外の指示聞くんだ……」

「ラビさんって猛獣使い……!?」

「誰が鞭を装備した調教師じゃ、あいつは戦闘面のあれこればっかりに目が行きがちだけど、平常時は寧ろ大人しい部類ではあるんだぞ」

「「し、信じられない」」

「まあそう言われてもしょうがねぇわな」

 

ケラケラと笑っているキバナの言葉にラビも致し方ないとは思うが……まあこれもあいつの行いの結果かと思うとスッと受け入れられた。

 

「にしてもラビ君、二次会はいつやるの?」

「二日後予定っすよ」

「随分急ね」

「他の連中がパルデアを発つまでにやらんといけませんからねぇ……それでもこっちは料理の仕込みやら色々大変ですよ、何せ、あの馬鹿共はウチに来る郵便配達の人にすら質問攻めにして何を運んできたのかと尋ねようとして、誤って落としちゃった配達物を開けようとまでするんですよ?もう常軌逸してますよ」

「お母様の追っかけより凄かったのです」

 

アンシャに此処まで言わせるのだから本当にとんでもないのである。現在も現在進行形で外は騒がしくなりまくっている、食料の調達なんかはカイリュー便を利用させて貰っている。態々食料の為にカイリューを使うというのはいつもやってる事だが……これだけで一体幾ら吹き飛ぶのだろうか……と考えると鬱になりそうになる。

 

「当日は料理も大量に用意するつもりですから、立食パーティー兼バトル大会って二次会になると思いますよ」

「そりゃまた豪勢ね」

「だってPWCSの二次会ですよ?ちゃんとしたのをやりたいと思って」

 

そんなラビを見ながらもカルネは不思議に思う、世界チャンピオンになりながらもラビはその称号を世界一どうでもいい物としてしか見ていないのだ。世界一だと言われても彼は気にしないし、寧ろそのように言われる事を好まない、だがその一方でPWCSの持つ権威や意味という物を理解している。二次会なんて唯の食事会でもいいのに、わざわざ好きな相手と好きなポケモンで戦うバトル大会にしてしまうなんてね。

 

「私としてはあのミュウツーとメガサーナイトで戦ってみたいわね……」

「あ~たぶん行けるんじゃないですかね、レッドの奴とまだ一緒にいるみたいですし……後で確認しときますよ」

「あら、普段は違うの?」

「普段はミュウツーは気儘に世界を巡ってるらしいですからね」

 

この庭ならば施設もあるので好きにバトルする事は出来る、その為にバリアフィールド関連は設備増強して貰ったので多分大丈夫なはずだ……フィールドに関してはオーガポンやフラージェスの力を借りれば何とかなる……筈だ。

 

「アンシャちゃんは見てみたい対戦カードってある?」

「え~っとえ~っと……サトシさんとレッドさんなのです!!それと、そのお二人とお母様がバトルする所なのです!」

「ラビ君私全身全霊で挑むわ」

「勝手にしてください」

 

どうせ自分もそこでオーバとバトルする事になるだろうし……世間が言う程あれとの因縁なんてないのに……なんで勝手にライバル関係を築かれているのだか。シンオウのチャンピオンリーグ以外で接点なんて殆どないが……まあリベンジマッチをするにはいい機会か、それを思うとミクリに負けたのが本当にあれだ。

 

「さて、メニューもいい加減考えないとなぁ……アンシャちゃんリクある?」

「ハンバーグなのです!!」

「あっもうメニューに入れてるな」

「えとえとえと……オ、オムハヤシハンバーグなのです!!」

「まさかの、この前作ったの気に入ったの?」

「大好きになったのです!!」

「ラビ君メニュー買い取らせて」

「普通にネットで調べたら出ます」

 

 

「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう。本日もゲスト付きです」

「おはこんハロチャオ~!!貴方の目玉をエレキネット!!何者なんじゃ、ナンジャモで~す!!!」

「え、えっとどうもレベです!!」

「本日はこのメンバーでいきます、そして今回ご紹介するのは此方」

「ッキブラァァアアアアアア!!!!」

「エレキブルです」

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