週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

721 / 721
エンジョイ:大気浄化変化システムマタドガス

「皆さんこんにちは、今日もポケモン育ててますか?まだまだな貴方もこれからの貴方も、此処をきっかけに一歩踏み出して行きましょう」

 

・お~久しぶりのゲストなし?

・今までゲストありだったからなんか新鮮だな。

・でもなんかインパクト的な意味で……

・いや、PWCSチャンピオンがやってんだぜ?

・そうだったヌシチャンピオンだったわ

・なんか印象ないよな。

・普段から凄かったもんな。

・か、仮にもチャンピオンになんて事を……

 

「いや私も自分がチャンピオンだなんて意識してないです。ただサトシさんとの再戦をする為に挑んで、それが終わったら友人とのバトルに勝っただけですんで。次回大会はどうするのって言われたらぶっちゃけます、知らん。出るかもしれないしでないかもしれない、本業のイラストレーターの仕事優先しますんで」

 

・wwww流石俺達のヌシだwww

・そう来なくちゃwwww

・ここまでPWCSチャンピオンであることを誇らない人もそうはいねぇだろうなwwww

・サトシさんでもここまではなかったぞ

・サトシ:俺もある程度は自覚があるって言うかなんて言うかだからなぁ……。

・まあ本業忙しければそっち優先は当然だよね。カルネさんだって映画の撮影とかどうしようもなく重なってたりしてた時はPWCS出てなかったもんな。

・本業優先はある意味当然の事だよ。そこらへんは主に任せた方が良い。

・個人的には出て欲しいけどね。

・それは言えてる。

 

「PWCSを非難してるとかではないです、純粋に優先順位が違うってだけです。だって現状、PWCSのチャンピオンになっていい事なんて一つもないんですよ?マスコミはウザいわ、無理矢理侵入しようとするバカは増加し続けるし、アンチによる不法投棄はある……まあ全員訴訟してますけどね。監視カメラはケチってないですからね」

 

・まあ、定住してるとそういうのもあるだろうなぁ……

・そういうのしてる奴らPWCSどころかポケモンバトルをする価値もない奴らだから

・マスコミのあれこれは世界的なニュースになってるぐらいだもんな……

・確保されている最中に報道自由侵害反対!!とか真面目に叫んでるの見て引いたわ。

・あれは流石にねえわ、そして各社から出てる謝罪文、体裁だけ整えてる感やべぇよな。

・そりゃヌシだって和解一切しねぇわ。

 

「さてそんな話は放置して……そして今回ご紹介するのは此方」

「マッタ」「ドガァァァ」

「ガラルマタドガスさんです」

 

・おっ?

・おおマタドガスじゃん。

・キバナ:ガラルのじゃねぇか、オレ様も出された経験あるぜ。

・へぇ~キバナに出せるんだ。

・ポプラ:そりゃそうさね、特攻の部類さ。

・オニオン:なんだかんだで強いですからね。

・マタドガスは確かにマタドガスではあるんだけど俺そっちじゃないんだよ持ってるのぉぉぉぉ!!!??

 

「ガラルマタドガスさんは毒とフェアリーの複合タイプ、原種との違いで分かり易いのはこの煙突のように伸びている部分ですかね。ガラル紳士が良く付けているシルクハットによく似ています。周囲のガスは体内に蓄積された毒素が、濃度の高い黄緑色の毒ガスとして漏れ漂っていますが、このガスは普通に危険な部類です。少量嗅いだだけでも身体が痺れて動けなくなるほどの毒性があり、バトルではこれを最大限活用します」

 

・でもマタドガスのガスって毒性弱いみたいな話聞いた事あるけど。

・俺もなんか聞いた。

・でも身体の周囲のガスは危ないんだろ?

・どっちなの?

・ヌシそこんとこどうなの?

 

「それはこのマタドガスさんが大量発生した経緯が関係してますね。昔のガラル地方は工場が立ち並び、大気汚染が深刻な社会問題となっていたのですが、その汚染された大気が大好きで食べてくれるドガースさんが大量発生。そうして汚れた空気を食べ続けていく内にドガースさんはガラルの風土に適応していった結果として、ガラルマタドガスさんへと進化しました。ガラルマタドガスさんの煙突から放出される空気は浄化されております。故にガラルマタドガスさんはガラルが大気汚染から救った恩人として現在に至ってもガラルマタドガスさんを大切に扱われており、他地方でも大気汚染からの救世主とされています」

 

・へぇ~……そんな歴史があったんだ

・というかそれって、ガラル民が自分で自然汚した癖にそのケツをマタドガスに拭かせたって事?

・ま、まあそう言えなくもない、というか実際事実だから何とも言えない……。

・今は環境への配慮はちゃんとやってるから……。

・ドガースマタドガスの生息数は空気の汚染状況のパロメーター……か。

・人間ってやっぱりくそでは?

・否定出来んからやめてくれ。

 

「いやぁ本当に浄化する方向性に進化して良かったですね、当時の資料を確認するとガラル地方は霧の都なんて言われてましたが、その実態は唯の公害の煙が霧と結合して生まれたスモッグだった訳で、逆に更に強力な毒をまき散らす方向性に進化してても可笑しくなかった訳で……皆さん、我々は過去の事を知れるわけですから同じ事を繰り返さないようにしましょうね」

 

・いや冗談抜きでよく浄化する方向性になったな。

・ポプラ:一説ではドガース達にも害があったから、自分の身を守る為に進化したってのもある位だからねぇ……ホント紙一重さね。

・うわぁ……

・ガラルってもしかして怖い所?

・今は違うからな!!?

・ンな事言ったらアローラだって同じような事あったしな……。

 

「ガラルマタドガスさんの特性は浮遊、化学変化ガス、夢特性がミストメイカーです。化学変化ガスは場に出ている限りは他のポケモンの特性を無効化し、新たな特性が発動しなくするという物です。引っ込んでガス濃度が下がればまた特性は復活します。そしてミストメイカーは場に出るとミストフィールドを展開するという物です」

 

・地面無効、特性無効、ミストフィールド展開か。

・いや浮遊凄くね!?地面が効かないなら鋼とエスパータイプだけになるぞ!!

・いやそっちもすげぇけど化学変化ガスが想像以上にやばい……

・ダブルバトルだとやばくね?

・センリ:私のケッキングはちょっと少し戦力ダウンするが、普通のケッキングなら怠けが機能しなくなるという事か……他にもマルチスケイルなどの強力な特性を気にしなくていいと思うと強力だな……凄まじい。

・いや、アンタのケッキングやっぱりおかしいって。

・なんで戦力が少しダウンするですんでるの?

 

「そんなガラルマタドガスさんの技を紹介します。特殊技はワンダースチーム、マジカルシャイン、ミストバースト、ヘドロウェーブ、ヘドロ爆弾、アシッドボム、腐食ガス、ベノムショック、クリアスモッグ、ゲップ、大文字、熱風、火炎放射、オーバーヒート、シャドーボール、悪の波動、雷、10万ボルト、電撃波、サイケ光線。物理技はダストシュート、じゃれつく、大爆発、のしかかり、空元気、ジャイロボール。変化技は鬼火、日本晴れ、雨乞い、毒々、毒びし、守る、堪える、蓄える、影分身、嫌な音、怖い顔、煙幕、痛み分け、挑発、置き土産、道連れ、黒い霧、ワンダールーム、眠る、霧払い、ミストフィールド、鈍い……と言った所ですかね。状態異常にする技が多い印象ですけど、それをメインに据えるとすればミストフィールドは相性が悪いですので注意しましょう」

 

・いや、そもそも夢特性のやつ見た事ねぇよ俺…‥

・同じく……だからこそ気にしなくていいとも言える。

・それは確かに。

・特殊が充実してるなぁ……これ、フェアリーとか省くと原種ドガスの技になるんのかな。

・かもね。

・そうなると、おおおっ俺のマタドガスが強くなれる、なれるぞぉおぉお!!!

 

「毒を吸い浄化を齎しながらも煙突から霧を立ち込めてそのガスで浮かび上がるのはその身か特性か……ガラルマタドガスさん、いかがでしょうか」

 

・う~んフェアリーって優秀だなぁって印象が強い。

・それは分かる

・やっぱ凄い優秀だよね。

・ポプラ:また、マタドガスが満ちる、なんて事だけは避けて欲しいねこれから先。

・ビート:ですね……

 

HAISINHASYUURYOUSIMASITA GOSITYOUOTUKARESAMADESITA

 

ZIKAINOHAISINDEOAISIMASYOU

 

「お疲れさん、自由にしていいぞ」

「マッタ」「ドガガガガガガンス~」

 

GALARIAN WEEZING SITEN

 

私のトレーナーの家は基本的に清潔だ、強いて言うならば絵を描く為にその塗料の匂いを浄化している位だろうか。故に私の仕事は別にある、それは―――

 

「ネエエンロォォオンッカラララ」「モモモッモモモ~」

 

同じ尋問班に属している同僚から声を掛けられる、また侵入者か……ラビへ知らせる前に私達でやるべき事をしておこう。同僚の取り調べはキツいからな……それで余計な騒ぎ立てをされては困る……故に私のガスで身動きを完全に奪わせて貰おう。

 

「ガ、ガラルのマタドガス!!?」

「や、やべぇこいつのガスだけは絶対に吸うなよ、良いか絶対だぞ!?」

「「マッタドガァ~」」

「ガ、ガスってこれ?」

「そうそうこれこれ……」

「「「「「えっ!!!?」」」」」

 

バタバタと倒れていく愚か者共、私がガスで肉体を縛り、同僚が精神的な自由を奪う為に自分達の番だ、とやる気に満ちた目でそれらを見下ろす、全く君達は運がないな。さて、私も手伝うとしよう、ガラル紳士としてね。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

居酒屋で出会ったおっさんと軽いノリで作った組織(作者:エドモンド橋本)(原作:ポケットモンスター)

 居酒屋でサカキ様と相席になった青年が、ロケット団をボロクソ言った結果、新たな組織のボスにさせられる話。▼ ※閑話にて擬人化あり


総合評価:21977/評価:8.36/連載:133話/更新日時:2025年08月11日(月) 22:20 小説情報

【完結】すごいよ!! マサルくん(作者:わへい)(原作:ポケットモンスター)

 剣盾をプレイしたことがない大学生がマサルに転生してユウリやホップと一緒にガラル地方で色々がんばるお話。▼※マサルさんがガラルに「セクシーコマンドー」を広めていくお話ではありません。▼【注意事項】▼・バトルはノリと勢い、演出重視です。▼・ゲームのシステムを考慮しない場面があるかもしれません。▼・進化条件などがゲームと異なるかもしれません。▼・本来出現しない場…


総合評価:34133/評価:9.28/完結:96話/更新日時:2026年06月10日(水) 19:03 小説情報

ニューサトシのアニポケ冒険記(作者:おこむね)(原作:ポケットモンスター)

もしサトシ君に前世の記憶が蘇って、アニポケやゲームの知識を持ったニューサトシになったらこうなっちゃったというお話。▼世界観はアニポケですが、ゲーム、ポケスペ、独自解釈、オリジナル要素を含みます。▼アマゾンプライムビデオでアニポケ見たら書きたくなったのですが、作者は小説を初めて書くので文章がおかしい所があるかもしれません。▼作者はポケモンにわかです。▼【挿絵表…


総合評価:30493/評価:8.94/連載:348話/更新日時:2026年06月24日(水) 20:00 小説情報

アニポケ転生者物語(作者:投稿者)(原作:ポケットモンスター)

物心ついた時、主人公はこの世界がアニメ『ポケットモンスター』の世界だと気づいた。▼リーグ制覇や最強を目指すつもりはない。ただ、この世界の空気を吸い、ポケモンたちと触れ合う「エンジョイ勢」として生きていきたい。▼そう思っていたはずが、旅立ちの日に母から託されたのは、シルフカンパニー製の試作デバイスと、データ収集用のポケモン「ポリゴン」。▼オーキド博士から貰った…


総合評価:1786/評価:7.38/連載:349話/更新日時:2026年06月07日(日) 22:26 小説情報

幼馴染にフラれたので旅に出ることにした(作者:イグアナ)(原作:ポケットモンスター)

ポケモンバトルが強い人が好きという幼馴染(オリキャラ)に振り向いてもらうために何年も死ぬほど特訓したけど、その幼馴染が強すぎてポケモンバトルに一度も勝てずに振られてしまったので、すっぱりと諦めた後に旅に出ることにしたお話。▼なお振り向いてもらうために特訓しすぎてとんでもなく強くなっているが、本人にその自覚はない模様。▼※追記1▼何故かこの作品の三次創作を書い…


総合評価:44812/評価:8.83/連載:114話/更新日時:2026年06月25日(木) 00:09 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>