週刊エンジョイポケモン放送局   作:魔女っ子アルト姫

812 / 812
エンジョイZA:クイズ決定戦の終わり。

『い~やぁ素晴らしいバトルだったね、というか、これ僕主催のイベントなのにボク空気過ぎてウケるんだけど!!まあその分凄いバトルが見る事出来て万々歳だね、クイズ決定戦だけじゃなくて、ZAロワイヤルあるんだし、こうやってバトル大会を開いて皆でポケモンバトルの実力アップとかに取り組んでみてもいいかもね~DG4で上位ランカー総なめ計画とか、結構熱くね?』

「「「「「あつぅぅぅぅぅいっ!!!」」」」」

 

そんな提案が生まれる程にピュールとキョウヤのバトルは大絶賛されており、カナリィに直接お褒めの言葉を貰えたことでピュールはすっかり真っ赤になり、硬直してしまっている。

 

「おや、ピュール氏……ありゃこれはキャパオーバーでフリーズ起こしてるでありますな……相棒の進化とメガシンカの成功やらに加えてお褒めの言葉が加わればある意味当然とも言えますな……誰か~折り畳み式のベンチあるでありますか~?」

「あるよ~」

「よ~く冷えた美味しい水と~」「新品のタオルもあるぞ~」

「ナイスであります!!それではピュール氏を看護するであります~」

「「「「「ラジャ~!!えっほえっほえっほえっほえっほ」」」」」

 

運ばれていくピュール、担架まで確りと完備されており、それにテキパキと乗せると折り畳み式のベンチを手早く広げた上にバスタオルをその上に引いた上に頭と脚にクッションを置いたうえでその上に寝かせて濡らしたタオルを頭に置いて扇ぐという姿にレイブンは本当に少し前までマナーが出来てなかったのか?と疑問に思ってしまった。

 

『さてとキョウヤ氏、中々に熱いバトルを見せてくれたし僕も楽しめたよ。だから特別にファイナルステージは免除!!文句ある奴いる~?』

「「「「「いねぇよなぁ~!!!」」」」」

「ノリいいなお前ら」

 

如何やらキョウヤのクイズ免除に全員が賛成との事、それについては思わずキョウヤも胸を撫で下ろしてしまった。ピュールの支援は完全に期待出来ない状況なので、最後のステージのクイズは自分にとって全てが難問と化してしまう。

 

『んで君の願いは?サイン?とびっきりのファンサ?ほれほれ遠慮せずに言ってみんしゃい』

「あ~えっと……実は俺の次のランクアップ戦の相手がカナリィさんだから、その相手をお願いしたいんだ」

『……えっランクアップ戦?えっそれなら言ってくれれば問題なく受けたけど』

 

完全に素の反応、周囲もまさかのランクアップ戦の要請!?と驚きの声が出ており、キョウヤもああやっぱり……と言いたげな顔をした。

 

『いやだってさ、そもそもこのイベント自体がDG4のメンバーに限定してるようなもんなんだよ?そこに出た上で決定戦勝ち抜かないと挑戦できないって普通にアウト過ぎない?』

 

極めて正論である。

 

「やっぱり言えばOKだったかぁ……ピュールの厚意を無駄にする訳にはいかなかったし、俺としてはそういう手段があるか分からなかったから任せちゃったけど……それじゃあ代わりに俺の妹のセイカのランクアップ戦がえっとタラゴンさんって人なんだ、その人とのバトルを仲介してほしいんですけど」

『えっわ……マジじゃん、爺ちゃんの相手じゃん。んじゃ工務店の方に来てくれればいいよ、爺ちゃんには連絡入れとくから、というかそれだって工務店で言ってくれればよかった系の事だね……』

 

一瞬素で反応しそうになったな?と思いつつも何とか誤魔化し切ったその姿に肩を竦めつつも、レイブンは取り敢えずちゃんとランクアップ戦が受けられる事に胸を撫で下ろすのであった。

 

『まあそれが望みだっていうんなら?僕も爺ちゃんも本気で受けてあげるよ……負ける覚悟が出来たら、ラシーヌ工務店まで来なよ』

 

カナリィの不敵で好戦的な笑みはDG4でも中々見た事がないような笑顔なのか、方々からおおっ……という声が上がっている。だがキョウヤは笑って言って見せる。

 

「最初から負ける事想定してバトルする奴なんか要るかよ、必死に全力尽くした末の敗北なら喜んで受け入れるよ―――それがトレーナーの嗜み、って奴なんだろ」

『へぇっ良い顔するじゃない……準備が出来たら何時でもおいでよ、待ってるよ』

 

その言葉を最後にカナリィのホロは消えた、カナリィのクイズイベントはこれで終わりを告げる―――訳ではなく、此処からはDG4のメンバーが自主的に開く反省会に近い交流会になるらしく、今回はキョウヤとピュールのバトルに当てられたのかバトル大会をする事になった。それに参加するメンバーはキョウヤとセイカの健闘を祈っており、節々に頑張れという言葉がついていた。

 

「にしてもピュール大丈夫かな」

「ただのキャパオーバーならその内起きるだろうから気にしなくてもいいだろう」

「そ、そういう言うもんなんですか?」

「そう言うもんなのです、多分。それより、お二人はランクアップ戦なのです」

 

アンに言われて気を引き締める二人、キョウヤはカナリィと、セイカはタラゴンとバトルする事になっている。タラゴンはタラゴンでカナリィがレイブンに負けてから自分もエントリーしたのか、一気に特例ランクアップの対象になったのか、Fランクまで駆け上がったとの事。

 

「簡単な情報だけでも出しといてやるか。カナリィは電気タイプ、タラゴンの爺様は地面タイプの使い手だ。その辺りを確りと踏まえておかないと痛い目を見る事になるぜ」

「詳しいですねレイブンさん」

「一回バトってるからな」

「なんですとぉ!!?もしや、バトルに関する考察回やラビ氏の配信アーカイブ視聴回が出来た切っ掛けとなったのがレイブン氏だったのですか!!?」

「それについては知らん」

「レ、レイブン氏、もしや凄腕のトレーナーなのではありませぬか!?先程の解説も極めて素晴らしい上に淀みがありませんでしたぞ!!?」

「さあ~どうなんでしょうね~さあ行くぞキョウヤとセイカ」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

【完結】すごいよ!! マサルくん(作者:わへい)(原作:ポケットモンスター)

 剣盾をプレイしたことがない大学生がマサルに転生してユウリやホップと一緒にガラル地方で色々がんばるお話。▼※マサルさんがガラルに「セクシーコマンドー」を広めていくお話ではありません。▼【注意事項】▼・バトルはノリと勢い、演出重視です。▼・ゲームのシステムを考慮しない場面があるかもしれません。▼・進化条件などがゲームと異なるかもしれません。▼・本来出現しない場…


総合評価:35018/評価:9.28/完結:100話/更新日時:2026年08月29日(土) 19:03 小説情報

ニューサトシのアニポケ冒険記(作者:おこむね)(原作:ポケットモンスター)

もしサトシ君に前世の記憶が蘇って、アニポケやゲームの知識を持ったニューサトシになったらこうなっちゃったというお話。▼世界観はアニポケですが、ゲーム、ポケスペ、独自解釈、オリジナル要素を含みます。▼アマゾンプライムビデオでアニポケ見たら書きたくなったのですが、作者は小説を初めて書くので文章がおかしい所があるかもしれません。▼作者はポケモンにわかです。▼【挿絵表…


総合評価:31058/評価:8.97/連載:349話/更新日時:2026年06月25日(木) 20:00 小説情報

古魔族、放漫のトラオムの羽ばたき(作者:リッチ)(原作:葬送のフリーレン)

魔法ってたーのしー! バタフライ効果? 水泳の技術だっけ?


総合評価:37303/評価:8.71/完結:66話/更新日時:2025年02月10日(月) 21:01 小説情報

幼馴染にフラれたので旅に出ることにした(作者:イグアナ)(原作:ポケットモンスター)

ポケモンバトルが強い人が好きという幼馴染(オリキャラ)に振り向いてもらうために何年も死ぬほど特訓したけど、その幼馴染が強すぎてポケモンバトルに一度も勝てずに振られてしまったので、すっぱりと諦めた後に旅に出ることにしたお話。▼なお振り向いてもらうために特訓しすぎてとんでもなく強くなっているが、本人にその自覚はない模様。▼※追記1▼何故かこの作品の三次創作を書い…


総合評価:45441/評価:8.82/連載:132話/更新日時:2026年08月13日(木) 17:57 小説情報

俺、サトシになってました(笑)(作者:黒ソニア)(原作:ポケットモンスター)

気がついたらアニポケの主人公:マサラタウンのサトシに転生した平凡な一般人。▼転生憑依したものの、アニポケと全く異なる展開に戸惑ったり、様々なトラブルに遭遇したり……甘酸っぱい青春を送ったりする。▼そんな彼が頑張って『ポケモンマスター』を目指す物語だ。▼作者はポケモンにわか初心レベルなので、ご了承下さい。


総合評価:11473/評価:8.52/連載:113話/更新日時:2026年09月04日(金) 06:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>