ふと目を覚ますと白い空間に私はいた。
「やっと目覚めたようじゃのう」
声の聞こえたほうに振り返ると、長い白髭がチャームポイントのローブを着たお爺さんがいた。
「ちょっとお尋ねしたいのですが、これはテンプレ的な例のアレですか?」
「確かにお主の想像通りのテンプレ転生じゃが、ここに呼ばれた理由は聞かんのか?」
「そんなくだらない過去のことよりも今は未来の話をしましょう。どんな世界に転生するんですか?それと特典は何をくれるんですか?」
「せっかちな奴じゃのう。行ってもらうのはネギまの世界じゃ。特典に関しては少し条件がある。じつはお主の転生先を数多の神々のお茶の間にテレビ放映する予定なんじゃ。もちろん主役はお主じゃ。だからテンプレ特典は駄目じゃ。なろうで鍛えられた神々には話の展開が読めてしまうからのう。」
(エミヤプレイや最強の魔力と気や真祖の吸血鬼は無理か・・・)
「特典を決める前に聞きたいんですけど、特典の制限は理解したけど数のほうは?それがわからないと考えがまとまらないんですが。」
「確かにお主の言う通りじゃ。数の方を伝え忘れるとはわしも年かのう。普通なら三つ程度なんじゃが、今回はマイナー特典の指定じゃから十個までならよいぞ。」
(思っていたよりも数が多いな・・・それなら)
「まず一つ目は、生まれる家がはるか昔から仙人を目指す術師の家という設定にしてくれ。」
「その二、家が専門的に使う術は房中術と陰陽術にしてくれ。」
「その三、房中術を使うから気や魔力といった力を完全に制御できる能力をお願いします。」
「その四、術を使う相手に嫌がられたくないから男の娘っぽくしてくれ。」
「その五、仙人になりたいから仙骨持ちでお願いします。」
「その六、いつか仙人が使う宝具をつくりたいから物作りの才能をお願いします。」
「その七、年齢をネギじゃなくて3-Aと同じにしてくれ。」
「その八、実は家事全般が苦手なんでそっちの才能もお願いします。」
「その九、関西呪術協会や関東魔法協会に取り込まれたくないんで、実家の所属はフリーの方向でお願いします。」
「最後のは特典というよりお願いなんですが、私の転生やネギま原作の記憶を消してください。それと原作開始まで無事に生きられるようにしてください。」
爺さんは自慢の髭を扱きながらしばし考え込み・・・「了解じゃ。」と頷きながら言うのであった。
あとがき
いろんな二次小説を読んでるうちに、自分も書いてみたくなったので投稿してみました。はじめての執筆なのでいたらない所が多々あると思いますが、暖かい目で見守ってあげてください。