フリーレンを追いかけるのが俺のエルフ人生だった   作:駄文極めし俺

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非常に遅れて申し訳ございません。
当方、実習や再試に追われて忙しかったという言い訳を備えて戻ってまいりました。
再試はもう...努力不足というか馬鹿というか......ごめんなさい。(全力の土下座)



第2話

 

 

「これで今日の分の鍛錬は終わりでいいか.......」

 

 

 

家に帰る前に川に向かい、鍛錬で汚れた体や服等を洗いに行く。

 

 

 

「いやぁ~.......ここ最近寒くて仕方ねぇな......」

 

 

 

凍えた体に鞭を入れながら迅速に用事を済ませ、家に退散する。

 

 

 

「ふぅ......寒かったな」

 

 

 

荷物を置き、洗った洗濯物を室内にある物干し竿にかけて、≪熱風を出す魔法≫を込めた魔道具を置いておく。

洗濯物を干している間に、温めておいた風呂に直行する。

 

 

 

「はああぁぁぁぁぁ.............」

 

 

 

やばい、寒い日に鍛錬した凍え切った体に、これは楽園すぎる.........

体の底から温められていき、ほぐされていくような、快感にも似た感覚がじんわりと全身を巡っていく。

 

 

 

「やっぱり、冬に鍛錬するのはこれ目当てって言っても過言じゃないなぁ.........」

 

 

 

じっくりと温まり、この後何をするか、予定を立てる。

 

 

 

「最近は鍛錬ばかりしていたからなぁ.......久しぶりにあいつらの顔でも見に行きたいが........」

 

 

 

よし、決めた。もうすぐ半世紀流星≪エーラりゅうせい≫の時期だから、その時に王都に行ってあいつらを誘ってみるか。

 

 

 

「やることは決まったし、飯でも作るか」

 

 

 

風呂から出て、少し熱を含んだ体を冷ますために、水を一杯飲む。

この時の水の美味しさは、何者にも及ばないと俺は思っている。

そして、着替えを済ませ、台所に向かっていく。

 

 

 

「今日は何を作るか.....」

 

 

 

夜まではまだまだ時間があるし、少し凝ったものでも作るか。

 

 

 

「材料まだ残ってたかな?」

 

 

 

氷を召喚し、長期間保存ができるようにした箱の中から材料を取り出していく。

必要なものを揃え、下ごしらえを進めていく。

今日はちょっとスパイスが効いたものを作ろうと思う。

 

 

 

まずはピーマンを用意し、細く切っていく。辛味を足すための唐辛子は種を取り、トマトはざく切りにする。

そしてフライパンにオリーブオイルと唐辛子を入れて炒める。このとき、弱火にするのを忘れないように。

そして、香りが出てきたら牛挽肉、ピーマン、トマトの順に入れて炒め、トマトソースとコンソメを加え、数分煮込む。

そこに、茹で上がったパスタを加えれば完成だ。

 

 

 

「これだけだと物足りないな、あと一品くらい作るか」

 

 

 

「まずはルストを捌いてっと.....」

 

 

 

ルストは白身魚なので、オリーブオイルやソースなどをかけるだけでもおいしく食べられる。

今回はソースをかけて、上に野菜でも乗っけるか.....。

 

 

 

「よし!最近で一番良い出来栄えだな!」

 

 

 

これをあいつらにも食わせてやりたいが、まずはこの冬が終わってからだな。

 

 

 

「いただきます.......うん、我ながら良い腕前だな」

 

 

 

程よい辛味が食欲をそそり、トマトの甘味とピーマンのほろ苦さがアクセントとなり、非常に良い調和をもたらしている。

 

 

 

「次にこいつ........」

 

 

 

ルストのソース和え(仮称)はコリコリとした小気味の良い食感に加えてソースの爽やかな風味が食べる手を休ませてくれない。

 

 

 

「うん!こいつもうまくいったな!」

 

 

 

鍛錬をして、温かい風呂に入り、美味い飯を食うという非常に豊かな暮らしを満喫していると、つい最近まで勇者パーティーをストーキングして、ほぼ一緒に魔王退治をしていたことを忘れてしまいそうになるほど平和ボケしてしまう。

 

 

 

「まぁ、平和に越したことはないか........」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レーレのやつ、やっぱり僕との約束先延ばしにしてるな」

 

 

 

やはりエルフの時間間隔は途方もないな、このままだと約束を果たす前に僕が先に死んでしまうじゃないか。まぁそれも彼らしいといえば彼らしいかな。

 

 

 

「今、彼は何をしているのかな.......」

 

 

 

彼のことだから、町から離れたところに家でも建てて鍛錬でも積んでるのかな?

それとも、案外フリーレンと一緒にいたりするのかな?

 

 

 

そんなことに想像を膨らませていると同時に昔のことをいくらか思い出してきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうするんだ、ヒンメル。俺の斧が当たれば傷くらいは付けられるだろうが、流石にあの速さで飛ばれたら当たらんぞ。」

 

 

 

「どうしようね、もう逃げる?」

 

 

 

「ハイターも今は使い物にならないし、それも良いかな」

 

 

 

「レーレ、なんか方法ある?」

 

 

 

「すごいね、姿も見せてないし音も出してないのにまるでそこに居て当然かのように喋りかけてくるじゃん」

 

 

 

「うわ、ほんとに出てきた」

 

 

 

「呼んだのフリーレンなのにひどい...........さて、アイゼン、足止めが出来ればいいのか?」

 

 

 

「ああ、だがそんなこと可能なのか?あの速さだぞ」

 

 

 

「ああ、可能だ。あの速さが問題なんだったらそれを止めてやればいい」

 

 

 

「魔法でも使うのか?」

 

 

 

「正解、≪飛来物を遅くする魔法≫っていう俺お気に入りの魔法があってな」

 

 

 

「どうして最初からそれを出さないの?」

 

 

 

「フリーレン、分かってないよ......君は分かってない」

 

 

 

「え、なにそれなんかウザい」

 

 

 

「ごめんなさい。なんでもするので嫌いにならないでください。貴女に嫌われたら結構しっかり生きる意味なくしちゃうかもしれないですお願いします」

 

 

 

「えぇ.......いいよ、許すから作戦教えて」

 

 

 

「ありがとう.........よし、作戦を教えるぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ふふっ......やっぱり彼はなんだかんだ言って僕たちに協力してくれたんだよなあ、あれはいわゆるツンデレってやつかな?しかし彼のあのフリーレンへの執着は何なのだろう?エルフにしてはかなり珍しい人物だったのは間違いないだろうけど何が彼をそうさせたのだろうか?

 

 

 

「10年も一緒に旅をしてもまだまだ分からない事ばかりだな」

 

 

 

まぁそれはそれとして早く約束を果たしに来い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レーレ、いる?」

 

 

 

最近は、困ったとき無意識的にレーレを呼んでしまう。しかし彼からの返答は無い。前までは呼べばどんな時でも彼は出てきたのに。そのせいで背中のかゆい所に手が届かない様なむず痒さを覚えてならない。そこにあるべきものがぽっかり穴が開いたような。

 

 

 

彼は私のことをストーキングすると豪語していたが王都で凱旋してからは消息がつかめなくなってしまった。

 

 

 

「今、何してるんだろう」

 

 

 

彼がなぜ私に執着するのかもわからない。いつから私のことをストーキングしているかもわからない。何もわからない。

 

 

 

わからない事ばかりだ。

 

 

 

「どこにいるのかなぁ。ねぇ、レーレ」

 

 

 

いつになったら答えてくれるのかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




すごいですね。これ原作漫画で言うとまだ一話の20pらへんなんですよ。全部書ききるのに何年かかるのやら。

次回はしっかりと合流させますのでご安心を。
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