六腕三眼、鬼の神   作:min(みならい)

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◆ ここまで、ここから ◆

 六腕三眼、鬼の神(りくわんさんがん、おにのかみ)。
 これは、オーガの神である、鬼神(きしん)のお話です。

 1章は、赤く大きな猿のごとき若者の、けんかけんかの旅のお話。
 旅人レガーから『力』のルーンを授かった赤猿。旅をし、けんかをし、旅をする。
 ついには巨人の王にけんかで勝ち、「巨人の王の王」と呼ばれる御身分(ごみぶん)に!

 2章は、王様となった赤猿と、空飛ぶ生きもののお話です。

 空飛ぶ生きもの。どんな生きものか?
 まず、かしこい生きものだ。話すとイラッと来るところもあるが、そばに居れば(おれば)とても助かる。
 次に、かっこいい生きものだ。センスはあんまり良くないが、空を飛んでおるときは本当にかっこいい。
 なによりも、私たちを乗せて飛んでくれるのだ。これがもう、ほんとに素晴らしい。
 空を飛ぶ。じつに気持ちのいいことだ。

 空飛ぶ生きもの。どうやって生まれ、どんな風に赤猿たちと付き合うたのか。
 それを、この章ではお話ししましょう・・・。


2章 空飛ぶ生きもの
大きな扉の国(1) 赤猿、服を着る


◆ 1、赤猿、さんぽする ◆

 

「困った」

 赤く大きな猿のごとき若者、さんぽをする。

「困ったのう」

 ぶつぶつ、ひとりごとを言いながら。

「国王の仕事なんぞ、全然、わからぬ・・・」

 

 この、赤く大きな猿のごとき若者。たいへんごっつい、六腕の力士である。

 怪力無双。けんかして、負け、ほとんどなし。

 それでいて、よくものを考える。

 で、ものを考え出すと、うろうろする。さんぽをする、というのが、クセであった。

 

「そもそもにしてだ。国王とは、なんぞ?

 けんかならばわかる。弟どもとさんざんやったからな。

 いまは『力』のルーンもあるのだから、どんな強い敵だって、困りはせぬ。

 だが、国王は、わからん」

 赤猿。

 もとい、巨人の国の、国王陛下。

 うろうろと、さんぽ。しかし、答えは出ぬ。

 やがて結論した。

「だめだ。だめなもんは、だめだ。

 やったことのないことは、考えたって、できん」

 立ち止まった。

 目の前には、広大なくぼみの地が広がっておる。

 巨人の王がぶっ倒れてできた、もんのすごくでっかいくぼみ。輝かしい勝利の記念。

「あのときはうれしかったのう。巨人の王に勝った、あのときは・・・」

 赤猿は思い出す。

「あ、そうか。身近に、王さまが居ったわい」

 

「義父上。いま、よろしいか」

 赤猿。

 家にとって返し、山の下にある、巨人の王の工房へと入った。

「なんじゃ? 陛下」

 へんじをしたのは、巨人の王。

 もんのすごくでっかい、目がひとつしかない、巨人である。

 愛用のハンマーを握ってなんか考えておったが、めんどくさそうに振り向いた。

 口では陛下とか言うといて、めんどくさそうなこの態度。ぞんざいな御方である。

「めんどくさそうな顔をせんでください。大切な話なのだ」

「しとらん」巨人の王はめんどくさそうに言うた。「とっとと言え。なんじゃ」

「国王とは、なんぞや?」

「は?」

「国王とは、どんな仕事をするもんなのか? それが、私にはわからんのだ」

「ほほう」巨人の王はちょっとうれしそうにした。「なんじゃ。ようやく仕事をする気になったか」

「そうです。しかし、やったことがないもんで、わからんのだ」

「まずもって、王と言うても、いろいろじゃ。

 強い王、弱い王。かしこいの、ばかなの。民を生き生きと伸ばすの、萎ます(しぼます)の。

 ──おまえさんは、どうなりたいのだ」

「ひとまず、義父上でも目指しますかな」

「ひとまずじゃと! ばかにするな!」

 巨人の王はちょっとキレた。

「そもそもにしてじゃ。わしゃ、王さま見習いなんぞ、取らんぞ」

「そこをなんとか」

「わしがどういう王であったかを、わしに訊くんじゃない。

 なんでといって、自分の姿は自分では見えぬのじゃからな。

 王妃殿下にはかられるがよかろう。なんと言うても、わしの娘じゃ。かしこいし」

「なるほどそうだ。お邪魔しましたな」

 赤猿はスタスタ歩いて工房から出ていった。

「なんじゃまったく!」巨人の王はちょっと怒ってから、机に向かった。「さてと。ええと、空飛ぶからくりじゃったな」

 

「おまえ。いま、かまわんか?」

 赤猿。

 工房から、夫婦の新居へ移動。

「なんです? あなた」

 目がひとつしかない妻。赤子をあやしながら振り向く。

 赤猿の妻。すなわち、王妃殿下である。

「私は、立派な国王陛下を目指そうと思うのだ。

 そのために、まずは義父上を見習おうと思うのだが・・・」

「まあ。立派なことですわ。先代の娘として、あなたの妻として、うれしく思います」

「よかった。それでなんだが、義父上はどんな王さまだったのだ?」

「そうですね・・・」

 目がひとつしかない王妃、考える。

「先代は、ものを造るのが上手でした。神々からも一目おかれていましたわ。

 また、とても強かったので、戦を仕掛けられることもありませんでした。

 お弟子さんもよく育て、世界に羽ばたかせました。

 欠点は、そそっかしく、怒りっぽいところでしょうか。

 また、いいものができると、誰にでもタダであげようとするのも、あまりよくないことでした」

「ふむ・・・」

 赤猿、考えた。「なかなか、難しいな。私は、ものは造れんし。弟子も居らんし」

 そしてこう言った。

「おまえ。私は、まず自分にできそうなところからやろうと思うのだが。

 それは『誰にも負けぬほど強い』というところだ。

 これは私にとって、自信のあるところだ」

「それがよろしいですわ。何事も、できることからこなすことは。

 それでは、私も自分の得意なことで、あなたを支えたいと思います」

「なんだ? 料理か?」

 目がひとつしかない妻、料理の腕、抜群である。

 派手な料理は一切せんが、とにかく、気持ちがほっとする。

 食えば幸せになり、健康になり、どんどん肥えてゆく。赤猿もだいぶ太った。

「私は、国王陛下のための、服を造りたいと思います」

「ふく?」

 赤猿、ちょっと戸惑う。

「いや、私は、服はあんまり・・・」

 この野人(やじん)。生まれてこの方、服というもの、着たことがないのである。

 目がひとつしかない妻もそれは知っておる。だが、今日は引き下がらんかった。

「国王陛下がはだかでは、しめしがつきません。さあ、寸法を取りましょう。さあ、さあ」

 

 赤猿、しょうがなく、寸法取りに応じる。

 すると!

 妻と接近し、いちゃいちゃし、寸法を取っておったら、すっかり楽しくなった!

「服も、いいかもな」

 戸惑い、どっかいった。赤猿、野人を卒業である。

 

◆ 2、赤猿、服を着る ◆

 

 目がひとつしかない妻。服造りに打ち込む。

 彼女も巨人である。ものを造ることに関して、巨人という種族、妥協を許さぬ。

 ちくちくちくちく、かきーんごきーん、とんてんかん、ぐつぐつぐつ、しゃぁ、しゃぁ・・・。

 妻の作業室から、日夜、不穏な音が聞こえてきおった。

「なんでか、とんかちの音がするのう」

 赤猿が不思議がっておると、子供が近付いてきた。「とんかち!」

「おう、三男よ。そうだ。とんかちの音がするのだ」

 それは赤猿の三男坊であった。この子、まだ小さいが、ものすごくかしこい。人がものを造るところを、じーーーーーーっ・・・と見て、ぱっとマネをする。この子は巨人の血を引いたんだろうなあと、赤猿は思うておった。

「ははうえぇー」作業室へ入ろうとする。

「坊や。だめですよ」室内から声だけがした。「これは秘密の贈り物なのです」

「見せてぇー」

「うーん」目がひとつしかない母、考える。「父上に秘密にできるなら」

「できるぅ!」

 三男は母の作業室に入れてもろうた。

「あなたはだめですよ」

「うむ」

 赤猿は不思議がりつつ、出来上がりを楽しみにするしかなかった。

「なんで、とんかちの音がするんかのう?」

 

 やがて。

 

「あなた。いえ、国王陛下。服の用意ができましたわ」

 目がひとつしかない妻、大きな衣装入れを、誇らしげに持ってきた。

「おお!」赤猿、よろこぶ。「ずっと気になっとったのだ。いったい、どんな服なのだ?」

「はい。いまから着せて差し上げますので、どうぞこちらへ」

「どきどきするのう・・・」

 

 赤猿は、服のいらん男である。

 人間なら凍え死ぬほど冷たい夜でも、へいき。ごろんと土に転がって、平気で寝れる。

 そんなだから、服というもの、べつに、いらん。なくても困らん。

 しかし!

 妻が自分のためだけに造ってくれたこれは、もう、どきどきである。

 試着用の椅子に座って、言われる通り、腕を左右にばっと広げた。

 

 六腕力士(りくわんりきし)の腕。

 赤くごっつい、筋肉たっぷりの6本腕である。

 

「いつ見ても素敵ですわ」妻は赤猿の肩を撫でた。

「そうかのう? うへへ」赤猿、でれでれする。

「そうですわ。包んでしまうのは、もったいないというところです。

 ですが、私も真剣に造りましたので、ぜひ、試して頂きたいのです」

「わしも手伝うたんじゃぞー」三男が横から出てきた。

「よしよし。ご苦労さんだったのう」赤猿、息子の頭を撫でる。

 ちなみに、長男と次男は表で暴れておる。最近、相撲(すもう)をやるようになった。四男以降はまだ赤子である。

「それではあなた、私が『もういいですよ』というまで、目を閉じていてくださいませ」

「うむ? よし、わかった」

 

 がしゃーんがしゃーん。金属を打ち合わせる音がする。

 

「はて? なんで金属の音がするんかのう?」

「お楽しみですわ。──あ、いけません。動かないでくださいませ。危険ですわ」

「はて? 服とは、そんな危険なもんかのう?」

「お楽しみですわ。──あ、いけませんよ、坊や。危ないから、離れていなさい」

「はーい。とげとげ、きけんじゃあー!」

 三男がきゃっきゃ言いながら離れていく足音がした。

「はて? とげとげとは?」

「お楽しみですわ」

 

 がしゃーんがしゃーん。金属を打ち合わせる音がする。

 それはまぎれもなく、いま赤猿が着せられておる服(?)の、立てる音であった。だって、衝撃が伝わってくるもん。

 ズボンらしきものをはかされ、立たされ、きゅっと帯を締められる感触がした。

 

「いいですわ。さあ、目を開けてください」

 赤猿、目を開ける。

 正面に、目がひとつしかない妻。大きな鏡を抱えておる。

 鏡に、赤猿の姿が映っておった。

 生まれて初めて服を着た、自分の姿が。

「うお! むっちゃとげとげしておる!」

 赤猿、仰天。

 勢いよく腕を上げ、袖を見てしもうた。

 ぶおん! 服が風を着る音がした。

 がしゃがしゃがしゃーん! 勢いよく金属を打ち合わせる音がした。

 なんと!

 動いたときの、心地良さ!

 すうー、ぴたっと肌に寄り添う、何とも言えぬフィット感!

「すごい着心地だ!」

 がしゃーんがしゃーん。金属音を鳴らしながら、赤猿は身体をねじり、服をあらためた。

「お気に召しましたか?」

「よくわからん!」赤猿、興奮しておる。「すごいぞ!」

 

 それは、赤くトゲトゲしき服であった。

 ものすごく、見た目がごっつい。ものすごく、表面が硬い。

 そして強烈にトゲトゲしい。ギラリと輝く鋭いトゲが、ずらっと牙を剥いておる。

 赤猿は思い出した。「そういえば、私の妻。センスがごっついのだった!」

 

 赤猿。ばっと六腕を広げて、力士のかまえをしてみた。

 どこも突っ張らぬ。それでいて、腰回りはきゅっと締まっており、ばたつかぬ。

 腕を伸ばし、曲げ、クロスし、チョップし、パンチしても、どこも突っ張らん。余ったりもせん。

 動きの邪魔にならん。どころか、裸よりも動きやすい!

「すごい! まさに、神わざだ!」

「まあ」目がひとつしかない妻、赤くなってよろこぶ。「そんなに」

 赤猿には、服はわからぬ。

 だが、この評価はまったく的確であったと、私は自信を持ってみなさんに申し上げるものです。これはですね、誓ってもいいが、このとき赤猿が着たような服は、いまの世に至るまで、他に一着たりとも存在しないのですよ。本当に、神わざの服だったのだ。

 赤猿、かまえたり動いたりしておるうちに、少し落ち着いてきた。

 鏡をじっくり眺めた。

「うーむ! まるで、赤いドラゴンか、赤い岩山のようだ!」

「うふふ」

 赤猿はふと、鏡のとなりに立つ妻を見た。目がひとつしかない妻、ニコニコしておる。

 彼女と鏡の中の自分が、並んで立っておるように見える。

「おお・・・! それに、なんか、おまえの立ち姿と、私の姿が、とても似合っておる」

「そうでしょう。じつは、今日のこの服は、あなたの服に合わせたのですわ」

「なんと・・・」

 2人が並んだ見た目は、さしずめ夫婦岩(めおといわ)といったところである。

 赤猿のほうがトゲトゲしく鮮やかで、しかもごっつくて強そうで、うかつに手を出してはいかんという雰囲気が、ビシバシと伝わってくる。妻になんかしようもんなら、死なすぞ。と、服が言うておる。

「服というものは、すごいな!」赤猿は感心した。「見ただけで、いろんなことがわかるぞ」

「それは、あなたがかしこい人だからですわ」

「なんと? いやあ、私はかしこくないぞ。文字だって読めんし・・・」

「いいえ。あなたはかしこい御方です。なんでといって、」

「ははうえー。おなかすいたー」

 三男がわがままを言い出した。

「坊や、お待ちなさい。いまは父上が服を楽しんでおられるのですから」

「いやじゃー。はらへったぁー!」

「人が楽しんでいるときには、静かに見守ることをしなくてはいけません。

 それがちゃんとできたら、おいしいごはんを出してあげます」

「わしゃ、スープがいい」

「わかりました。父上が楽しんでいるあいだ、静かに見守ることが条件です」

「はーい・・・」

 赤猿は息子を観察。少し待たせたほうが教育になるなと判断した。

「ところで、この生地、とても固いな。叩くと、カンコン言いおる」

 カン、コン。赤猿が胸のところを叩くと、いい音がした。服の立てる音ではない。

「特別な薬品で固めたのですわ。あなたに似合うように」

「そうか。がしゃーんがしゃーんと音がするのは、薬品で固めたためか」

 赤猿はいっちにいさんしいと運動してみた。がしゃーんがしゃーん。やはり、服の立てる音ではない。

「いい音でしょう」

「うむ。いさましい音だ。それに、糸も頑丈そうだ。まるで、太い針金」

「太い針金ですわ」

「そうか。そしてこの、ドラゴンのごとき、するどいトゲ。まるで研いだナイフのよう」

「研いだのですわ」

「といだのか」

「はい。1本1本」

 肩にトゲトゲ。背中にトゲトゲ。腰にもひざにも、トゲトゲ・・・。

 これ、息子を抱いたら、死ぬんじゃないか? 赤猿は心配した。

 誰かを抱くようなポーズをしてみる。

 すると、なんとしたことか!

 抱き締めた空間の内側、1本のトゲもなし!

 トゲ、すべて、身体の外に向いてギラリとおっ立ちおった! まるで、ハリネズミのごとし!

 ちなみに他人から見れば、6本腕のくまが、えものを抱き絞め噛み殺しとるような感じのポーズである。

「なんとまあ。よく考えられた服よ!」

「とてもお似合いですわ、あなた」

 妻がニコニコとしてあまりに可愛いので、赤猿、とてもじゃないが「トゲはいらんのじゃないか?」なんて言えんかった。

 赤猿もにっこりした。そして、慎重に、妻を抱き締めてみた。

 大丈夫。トゲトゲの服の内側に、妻はすっぽりと安全に守られておる。

「ありがとう。素晴らしい服だ。大切にする」

「はい」

「・・・ははうえぇ、スープ!」

 

 赤猿親子、食堂へ。一緒に丼でスープを呑む。

 そこに相撲を終えた長男と次男が戻ってきた。2人とも上半身は素っ裸。髪は濡れておる。「相撲のあとは水浴びをしなさい」と、母に言われておるのである。

「なんだ、父上!」次男がびっくりした。「なんだ、それ!」

「トゲトゲしき服」長男もびっくりした。「母上が造られたのか?」

「そうですよ。おまえたちも、スープを呑みますか?」

「呑む!」「呑む」

 そこに、巨人の王の弟子がぎゃあぎゃあ泣く赤子を抱いてきた。手に負えんらしい。しょうがないので母が子守にもどった。

「眠い・・・」次男がブツブツ言うた。「暴れて、食うたら、ねむうなった」

「俺もだ。ふわあ」長男があくびをする。

「寝るがよい。よく寝てよく暴れるのが、強くなる秘訣だ」赤猿、いばる。

「わしはじじ上のところへ行くのじゃ!」

 三男、お皿を放ったらかして工房へ行こうとする。

「こら待てい!」赤猿怒る。「皿を片づけよ」

「ばれた!」

「甘いわ。・・・さて、それでは私はと」

 

 赤猿、出る前に妻の様子を見に行った。目がひとつしかない妻、赤子をあやしておる。

「これは、外に出てもいいもんかのう?」

「なにがです?」

「服を着たまま外に行ってもええもんかと思うてのう」赤猿、へんてこなことを抜かす。

「大丈夫ですわ。汚れはやすりで落とせますし、剣で斬られるぐらいなら、びくともしませんわ」

 赤猿は疑問に思うた。「それは、服なのか? よろいでは?」

 しかし口に出してはちがうことを言うた。

「それは頼もしいことだ。

 なあ、おまえ」

「なんです? あなた」

「こう立派にしてもらったからには、私だって、国王らしいことをするぞ!

 もはや、けんか旅なんぞしとる場合じゃないのだ」

「立派ですわ、あなた。

 それで、何をなさるのです?」

「うん? それはだな、」

 赤猿、妻を見る。

 妻、ひとつしかない目で赤猿を見る。

「・・・ちょっと、さんぽにいってくる」

「いってらっしゃいませ」

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