アイドルに捕まってしまった青年の幸運で不幸な話 作:rideru
2025/06/10
誤字修正しました。
見つけていただきありがとうございます。
あいつらからのめちゃ重なお願い事から2ヶ月程度が経った。度々連絡を取っていたマネージャーさんからいよいよ日程が決まったと言われ、その日に家にきたAZKiに調整やリハーサルのための宿泊日程等を組まれたのも懐かしい。
「おはよ!すいちゃんに起こされるなんて幸せ者だなぁ、コノコノ~」
「ふふっ、こんな近くで寝顔見れるなんて、AZKiもラッキーだなぁ」
その度に毎回どちらかと一緒に泊まって寝ることになっていたのは不思議だったが、手配したのがこいつらだったらしく、デートも兼ねていると言われたら、何も言い返せなかった。
起きるたびに、顔面偏差値バリ高な女性に覗き込まれてるのは、流石にもう慣れたというか……。
「毎度思うが、こんな男の寝顔なんざ何にも面白くないだろうに」
「そんなことないよ?なんだかんだ気がつくと時間経ってるし」
「君が安心して寝てるっていうのもいいよね。私達に気を許してる証拠だし」
本番当日に至っては二人と一緒だった。いつもより広い部屋になぜか1つしかないベッド。風呂こそ別だったが、風呂上がりの2人はなぜかバスローブ1つの超薄着、そこから両側挟まれての密着で寝るってのは、さすがに俺も色々と思うところあったぞ。
「ふふっ、そわそわしてたの可愛かったよ?」
「ねー、上向いて固まってるんだもん」
2人はニヤニヤと笑っているが、どちらを向いても満面の笑みと目が合ったのはどういうことなのかね。お陰さまで上を見るしかなかったんだが。
「さて、今日はいよいよ本番な訳ですけど!お気持ちは?」
「気持ちもなにも、変な動きしないかが心配だよ」
「大丈夫だって。スタッフさんも誉めてたでしょ?」
身体にセンサーとかつけて動くのは、素人には結構難しいらしい。俺の横にはそれに慣れた2人がいて、文字通り手取り足取り教えてくれてたから、慣れるのが早かっただけなんだよな。
「あのな、普通の人間は画面越しとはいえ、何千何万って視線の前に立つ機会なんてねえんだぞ?」
「ライブ会場だともっとすごいからへーきへーき」
「熱気とか尋常じゃないからね」
「それはもっと無縁だから」
こういうところは流石のアイドルだなって思うわ。我々一般人とは違う世界だなって。
「いや、だってお前達が告知した配信、やべー同接だったってマネージャーさんが言ってたぞ」
「本枠の待機人数も凄いよ?見る?」
すいせいがポチポチとスマホを弄って見せてくれた画面には、半日前にもかかわらず既に1万に届きかねない人数がいると示してあったぞ。
「ライブとかならこの人数もわかるけどね」
「人の恋路が気になるのかねー?」
「面白半分なんじゃねえのか」
今更ながらヤバいこと引き受けた実感が湧いてきてる。
「まあまあ、社長も知ってるしね。君は堂々としてれば良いのよ」
「回しは私達でやるからね。何か振られたら答えてくれたら良いよ」
「お、おう」
簡単そうに言うけど、頭真っ白になりそうだ。
「おっ、AS_tarの2人に……、挟まれてるって事は、噂の彼氏君かな?おーい!」
「あれ?ロボち?」
集合時間まで街をぶらぶらとしてから、いざ本陣と向かってみれば、受付のところに見覚えのある人がこちらに向けて手を振ってた。
「うわ、ロボ子さんだ……」
「あれ、ボクの事知ってるの~?」
「うちの面子、そらちゃんとロボ子さんだけ知ってたんだよ」
「へー?どうも、本人です。よろしくね?」
「よ、よろしくお願いします」
手をニギニギとして握手される。なんでこんなに距離近いんだ!?
「ところで、なんでロボちがいるのさ」
「んー?ボクさっきまで別スタジオで収録あったんだよー。そしたら使用予定に面白いこと書いてあるからさあ、ここにいたら本人見れるかなって」
「なるほど」
なんというか、アイドル3人が並んでいる姿が凄い。これ眺めたい人絶対多いって。なんで、話題の中心俺なんだ?
「まー、お邪魔しちゃ悪いから先に帰るねー。配信楽しみにしてるよー」
「ありがとねー」
「今度ご飯行こうね」
「うーん!彼氏君も頑張ってねー」
「あ、ありがとうございます……」
一通り満足したのか、ロボ子さんは手をプラプラと振って出ていった。
「なんというか、オーラ凄いな」
「まあ、ウチで2番目の古株だしねえ。本人の雰囲気はあんなんだけど」
「いや、十分あったろ」
見慣れてるってこえーよ、やっぱり。
「大丈夫ですか?」
「……あんまり、大丈夫じゃないです」
「でしょうねぇ……」
本番2時間前。ボディスーツみたいなのを着た上に機材を取り付けられ、モーションチェックを済ませてからは、終わるまで外せない。その姿でぼーっとしていたら、2人を見てくれているマネージャーさんが来てくれた。
「まあ、トークがメインなので、それほど激しい動きはしないはずですし。気楽に構えてくれれば良いんですけどね」
「それが出来たら苦労してないっス」
「まあですよね。私も気休めにならないのは知ってます」
対面に腰かけたマネージャーさんも、なぜか遠い目をしていた。
「出たことあるんですか?」
「いえ、私は配信に出たことないですけど。でも、企画が通ってからいざ本番ってなる時は、胃がキリキリしますから」
「……ああ、なるほど」
「彼女達のこれからを傷付けたらと思うとこれ程不味いことも無いですから……。なので、気持ちは分かるといいますか」
「ありがとうございます。……俺も、たぶん俺自身の事より、あいつらの事が心配なんだと思います。俺のせいで、あいつらが楽しく活動出来なくなったらどうしようって」
こんなのは俺の独りよがりだとは思うけど。でも、影響力考えたらヤバすぎるんだよな。
「改めて、あいつらって凄いんだなって感じたら、めちゃくちゃ怖いっすね」
「……だからこそ、だと思いますよ」
「というと?」
「彼女らが、普通に戻れる拠り所に貴方はなってるんだと思いますよ。実際、いつもの配信とかライブとはまた違った雰囲気で、スタッフも少し首を傾げていましたし」
俺には良くわからないが、現場の人間には分かるらしい。
「なので、そういった意味でも今日配信を観る方々に驚きをお届けできる。その一点においても貴方は重要ですし。お二人のこれからをしっかり支えてあげて下さいね」
「いやいや、そんな大袈裟な。……まあ、あいつらが離れようとしないなら、その辺はそのつもりですけど」
「なるほど、こういうところか……(小声)。まあ、その辺は本人達に聞いた方が分かると思いますので」
そう言うと、マネージャーさんは立ち上がった。
「頑張って下さい。応援してますよ」
「ありがとうございます。こちらこそ、あいつらの事よろしくお願いします」
「もちろんです」
握手をしてからマネージャーさんは立ち去っていった。
「あ、いた」
「そろそろ時間だよー」
そのあともスタッフさんと話したり、ぼーっとしていたら、私服に着替えた2人が来た。割と配信でも良く観るやつだな。
「あ、そうか。お前らはそのまま……」
「そうだよ。貴方は顔出せないからね」
「私達も3Dライブとかでステージ演出とかするときはそれつけるんだよ」
すんごいリラックスしてるな。
「実際に表情はでないけど。むちゃくちゃ硬い顔してるよ?」
「そりゃするだろ」
「ふふっ、まあそんなに難しく考えないで良いからさ。質問回答だけ考えてれば良いよ」
「あっ、放禁用語だけ気をつけてねー。あんまりヤバいとアーカイブ残らないし」
「それはさんざん言われたよ」
「その辺はむしろ、貴方の方が丁寧だから問題ないって言ってたけどね」
待機中に来てくれた人達からオススメされた配信のアーカイブを観たが、案外ラインを飛び越えている人がいてビックリした。『あまりにも酷いと配信後に話し合いしてますけど』と言われたから、それはそうと頷くしかなかったが。
「……まあ、なんとかなるといいが」
「だーいじょうぶ。あたしらもう何年やってると思ってるの?」
「何かあっても守れるからさ。いつも通りに、ね?」
両手を握られてニッコリ笑ってくれる2人。
「……おう」
「よし、じゃあいこっか!」
「おー!」
2人に引っ張られる形で立ち上がる。
「あ、今日終わったらご飯どこ行く?」
「んー、個室居酒屋でも行こっか?」
「ならマネちゃんに探してほしいって伝えておくよ」
「はーい」
……もう終わった後の事考えてるよ、すげーな。
「はーい、彗星のごとく現れたスターの原石!バーチャルアイドルの星街すいせいでーす!」
「こんあずき~右手にマイク、左手に地図、あなたのハートをゼロゲッサー!AZKiです!」
袖で待機しつつ、挨拶をする2人を観る。その間も立ち位置や入り方の最終確認をしながら、タイミングを図る。
「今日は、皆さんに事前告知をしていた通り、特別ゲストがいらっしゃいます!」
「まあ、質問募集にぼやかして書いてたから、誰が来るかはなんとなく想像してると思いますけども」
OPトークも軽快だ。
「一応、皆さんにお願いがあります!」
「今から来る方は、私達にとってとても大切な人でありますが、あくまで一般の方です。今回結構無理言って来てもらってるお客様でもあります」
「すでに私達も見たことない位にめちゃくちゃ緊張もしてますが、皆様もいつもより温かく見守ってくださいね?」
「指示コメとかしちゃだめだよー?」
俺のためにいれてくれた事前の釘刺し。ただ、2人のオーラが一瞬冷えた気がするのは、たぶん気のせいじゃない。だってカメラマンが何でもないのに手ぶれしてたし。
「……それでは、お待たせしてもあれですし、来てもらいますか!」
「どうぞー!」
2人の呼ぶ声と共に、撮影に関わる全ての方が拍手してくれている中、いよいよ俺も画面に入る。打ち合わせ通り、そのままとりあえず喋らずに二人の間へ入ってお辞儀。
「はーい!というわけで、黒子さんでーす!」
「誰よ!ってなると思いますねー」
そのまま誘導にしたがって3人で椅子に座る。
「では、自己紹介をお願いします!」
「……えと、この2人の幼馴染みです」
とりあえず声は裏返らなかったからセーフ。
「お、第一声裏返ってない!素晴らしい!」
「最初の練習で自分でもビックリしてたもんね」
「……い、言わないでくれ。声出なさすぎてホントにビックリしたんだから」
2人が自然にツッコんでくれたから、とりあえずカメラを意識しないように。
「はーい、という訳でまあ皆さんはご存じですね?」
「私達の幼馴染み君に来ていただきました!」
……なんとなく、ホントに喜んでくれてるのはわかった。
「さてさてー?まあ皆さんから質問を多く頂いたので、事前にマネちゃんがいくつか選んでくれました!」
「答えられる範囲で答えて下さい。私達もフォローするんで気楽に考えてね?」
「わ、分かりました」
「敬語w」
「普段使われないからビックリするよ」
ニコニコしてる2人に少しだけ力が抜けた。
「じゃあ行くよー!」
1.何してる人?自己紹介もかねて。
「えーと、これ言えばいいのか?」
「そうそう、用意したやつ」
「地元の大学生で今3回生です。21歳、身長176cm、体重72kg、運動は毎朝のウォーキングぐらいしかしてないです。単位の方は順調なので、主にバイトして過ごしてます」
「私達の1つ上だよ。というか、この人めちゃめちゃ食べるのにこの体型はわりと女の敵だと思うんだけど」
「学食たまに食べに行ってるけど美味しいんだよ」
2.2人との馴れ初めは?
「馴れ初めっていうのかな……?親の都合で2人が家にきたのが最初だったと思います。小学生より前の話なのでちょっと曖昧ですけど」
「うちの都合だね。あずちゃんはその時一緒に遊んでたんだよ」
「その後は、小中高ってホントに一緒でした。学年違うのに放課後とか遊んでましたね」
「親が割と預けてたのもあるかもねー」
3.2人がアイドルになるって聞いた時はどんな気持ちでしたか?
「高校の時だったんですけど……。んー、2人とも元々歌うのが好きで、合唱のソロパートとか、文化祭とかでもステージで歌いまくってたので、良いんじゃないかなって思ってました」
「歌はいいよー?」
「楽しかったよね」
4.どちらが先に好意を抱いた、そして告白したんですか?
「これ聞かれるのか……?俺の方は、えーと、皆さんも覚えてると思いますが、あのライブの発言で知りました」
「実は長いこと一緒にいたけど、告白してなかったんだ。気づかれてないとは思わなかったけど」
「好意はたぶん私達からだねー。自覚したのは中学生の頃。その頃から結構露骨にアピールしてたんだけど、この人めちゃくちゃ鈍感だったから、たぶん周りの方が気づいてたんじゃないかなあ」
5.実際、現状についてどう思ってますか?
「……いやまあ、幸せだと思ってます。時々怖くなるときもありますけど」
「何が怖いのさー」
「普通の人はアイドルと付き合うことなんてない。ましてや2人ってどういうことってなるだろ……」
「そうかなー?案外あるかもよ?」
「あってたまるか」
6.普段なんて呼んでるの?
「すいせい、AZKiです」
「名前だよね」
「すいすい、あずあずでもいいよ?」
「いやいや……」
7.ずばり、それぞれの好きなところ!
「え……、恥ずかしくないか?」
「ほらほらー、聞かれてるぞー?」
「何て答えるのかなー?」
「……すいせいの方は、皆さんも知っての通り、凄く前向きでパワーがあるので、俺をよく引っ張ってくれる所ですかね。あ、滅多に見れませんが、何かやらかしたりパニクるとアワアワしてるのはかわいいと思います」
「ちょ、あんまりオフ姿言わないでよ!」
「AZKiの方は、俺より冷静に物事をみて判断してくれるし、普段から落ち着いてるので、頼りやすいところですね。でも、たまーに暴走してこっちも巻き込まれたりしてます」
「そういう時は彼が止めてくれるからいいんだもん」
「……はい、とりあえずこんなものかな」
「お疲れ様だよ」
「……ありがとうございます」
怒涛の質問ラッシュだった……。正直、頭真っ白。
「いやー、こっ恥ずかしいこともいくつかバラされましたがね!」
「ねー、コメントも笑ってたよ?」
2人は全然疲れた様子もない。凄いな。
「んー、『幼馴染み君めちゃめちゃ疲れてそう』『2人の押せ押せに完全に押されてるのいいな』『たまの反撃が刺さってたのワロタ』等々、大体いつもの感じだね」
「そ、そうだな」
「私達は全然違和感なかったね」
「いい時間なんで、次行ってみますか!」
「えーと、告知配信の時に私達、特にすいちゃんのゲームの師匠ですって話したの覚えてるかな?」
「そこで、実際にどれ程のものなのかを観てもらいましょう!ということで、すでに運営さんによって準備が整えられております!」
手早い準備と共に、ゲーム機が目の前におかれた。
「すいちゃんは普段から配信でもやってるから、皆も大体知ってるよね?」
「私は全然やってないからなあ。後ろで眺めてるの楽しかったし」
あまり気にしてなかったが、ここから見えてるコメントが早く流れてるのは量が増えたってことなのか?
「わ、コメント爆速だ」
「期待されてるみたいだね」
「……お手柔らかにな」
促されたのでコントローラーを手に取る。
「よーし、じゃあ2本先取で、いきます!」
並々ならぬすいせいのやる気。怖いんだが。
「あ、ちなみにこれ私達が勝ったら運営からご褒美があるんだよ」
「え、俺なにも聞いてない……」
「リハーサルで試した運営さんが言い出したんだ。もちろん、君が勝ってもあるから、頑張ってね?」
後ろでAZKiがとんでもないこと言い出したが、すいせいのやる気の原因はこれか。コメント欄もなんか笑ってるのは分かるぞ。
「かっこいいところ、見てみたいな?」
すすすっと放送に流れないように、耳元に寄せて囁いてきた。
「……まあ、頑張るよ」
「それでは、始めますよー!」
……まあ、すいせいとやるのも久しぶりだし、ね。
「だぁー!!負けたー!!」
「はい、ストレートで幼馴染み君の勝ちー!」
……やりすぎたかも。
「ねえ、なんか強くなってない?」
「そんなことない。ちょっと負けられん事を言われたから頑張ったが」
「なにそれー!あー!くやしー!」
すいせいが地団駄踏んでる……。
「次はぜーったい勝つから!」
「お、おう。頑張ってくれ」
「キィー!!」
「えーと、『いい勝負に見えてたけどなあ』『このゲームですいちゃんボコボコなの珍しい』『というか2人とも動き早すぎ』『飄々と流してるのウケる』『負けて叫ぶすいちゃんかわいい』、好評みたいだね!」
そうなのか……?
「ふふふ、世間に強さがバレちゃったね」
「いやまあ、スタッフAって名前だし問題ないんじゃないか?」
「これは、またすいちゃんからリベンジくるんじゃない?」
「……いつでも受けるけど、その度に叫ぶのは勘弁な」
悔しがるすいせいを尻目にささっと回すAZKi。
「さてさて、すいちゃんに勝利したご褒美ですが!」
「……ああ、そうだったな。何を貰えるんだ?」
スタッフさんが大きな板?を持ってきた。
「せーの、じゃじゃーん!」
AZKiの合図と共に持ち上げたそれには、
「3名様でいく、豪華国内旅行券でーす!」
……と書かれていた。
「……なあ、1ついいか?」
「質問は受け付けませーん。お好きに使ってくださいね?あ、お誘いはお早めにお願いしまーす!」
これ、どっちが勝っても同じものだったんじゃ。
「……ありがとうございます。後でちゃんと説明うけます」
「はーい。おめでとうございます」
満面の笑みのAZKiから渡された。意外に重いな。
「さてさて!そろそろお時間ですかね?」
「皆、どうだったかな?楽しかった?」
……あっという間だった。緊張もあってか時間感覚なかった。
「おー、好評みたいで何よりだ!」
「今後とも、私達AS_tarをよろしくね!」
2人とも楽しかったみたいだし、大きなヘマやらかさなくて良かった。
「それじゃあ皆、またねー!」
「バイバーイ!」
2人に促されたので、一緒に小さく手を振った。
「はい、配信終了でーす!お疲れ様でしたー!」
「「お疲れ様でしたー!」」
拍手と共に、終了を告げられた。
「……無事終わって良かった」
「ね、だから大丈夫って言ったでしょ?」
「貴方は本番強いタイプだと思ってたしね」
2人に微笑まれた。凄いキラキラして見える。
「ありがとな」
「こちらこそ、お願い叶えてくれてありがとね!」
「楽しかった!」
凄い嬉しそうにしてくれて、ホッとした。
「よーし、今日はお祝いだね!」
「お願いしておいたマネちゃんがいいお店見つけてくれたよ?」
「さすが!あ、お値段は気にしないでね?ちゃんと2人で出すからさ!」
「……まあ、この辺の相場わからんし、よろしく頼む」
「ふふっ、楽しみだね!」
……ほんと、乗りきれて良かった。
次回は、この放送を見ていた視聴者視点を練習がてら書いてみたいなとか思いつつ、無理だったら別話になります。
語彙力と文才が欲しい……。
登場人物紹介を今話までの情報に少し更新しました。よろしければご覧下さい。