【消耗品軍団】に育てられたものは日本に帰って喫茶店に努める。 作:ライダーGX
千束達と買い物に行くことになった俺、翌日…俺はFCを立体駐車場に止めて、千束達の待ち合わせの所に向かう。
そして駅の所に千束とたきなが居て、俺はそこに向かう。
「待たせたな」
「遅い浩平君。私達もう着いてるんだよ?」
「すまんすまん、…んでたきな、それ…マジ?」
「問題ありますか?」
俺は千束の服装には何の問題もない、寧ろ千束にはピッタリの服装だ。でも問題はたきなだ…、たきなはTシャツにジャージ姿だった。これは女の子の恰好じゃない、只のトレーニング姿だ。
もしかしてたきなの奴、あんまり服を持っていないのか?
そう思った俺は、一応たきなに問う。
「おいたきな、お前まさか服…持っていないのか?」
「はい、制服だけですね…リコリスならそうでしょう?」
「いやいや、それはそうだけどさ!」
千束はその事に慌てて否定的になる、う~ん…まさかここまで酷いとはな…。DAは必要以外の事はマジで教えないんだな、これは孤児のDA組は可哀そうだな…。
ただ相手を殺す為だけの戦闘マシンにするだけだなんて、正気の沙汰じゃないぞ。
こればかりは可哀そうだ。
そう俺が考えていると、千束が俺の顔を覗き込む。
「浩平君…?」
「え? あっ…すまない。少しだけ考え事していた」
「考え事…? もしかして私達の事考えてた? それなら問題ないよ…だって元々孤児で身寄りも無かったから、当時の様にしか方法が無かったもん。でもまあ今の私は違うけどね♪」
千束はそう言ってたきなを連れて先に行き、行きたい場所に向かってしまった。
…そうは言うが千束、やはり俺はちょっとばかり…いや、納得出来ないな。孤児は未だにこの日本にはたくさんいる…それは海外にもだ、虎児は孤児院か養護施設に入れられるかのどちらかなのにDAはそれを利用してまで何故引き取って殺し屋に仕立てようとするんだ。普通に調べれば身元も分かるのに、あえてそれを教えない…。
孤児である者に生きる資格はないって事か? ふざけんじゃねってんだ!
「…もしもの時は DAと対決する事も考えないとな…」
小言で俺はそう呟きながら千束達の後を追いかける。すると俺は目の前にいた誰かとぶつかってしまった。
「キャア!」
「おっと!すまない! 大丈夫か?」
俺はとっさに転びそうになったその人物を助ける、っが俺はその際その人物の服装を見て驚いた。
その服装はたきなの蒼の制服、リコリスの制服であり、その赤身が掛かったピンク髪の少女は俺の方を見ながら慌てる。
「ご!ごめんなさい! こちらこそぶつかっちゃって!」
「い、いや…良いんだ。こっちも前を見てなかったから」
「いえいえ!それでは!」
その少女は俺に謝った後、その場からすぐに立ち去って行った。…今のはリコリス。どうしてこんな所に? ここら辺に何かあるのか? まあいいか…今日は千束達との買い物、楽しむとしますか。
って俺はそんなに楽しめる要素ってないよな。
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とある上空、消耗品軍団【エクスペンダブルズ】が所有する航空機の中、バーニーが航空機を操縦して、目的地へと飛んでいた。
その副操縦士のクリスマスは、バーニーに話しかける。
「…おい、やっぱりトールやシーザーの他にも誰か向かった方が良かったんじゃないか?」
「そうするとチャーチに気づかれる。ガンナーは目立つし、ドクは浩平の事を知らない、ガルゴを送ったらそれはそれでうるさくてあいつに迷惑になる。それでスマイリー達は当然ながら知るよしもない、まあスマイリーのみは何故か浩平を嫌っている」
「理由は簡単だ、特別扱いが気に入らないんだろう?」
そうクリスマスは言う。しかしながらクリスマスの言う通り、スマイリーは浩平が特別扱いされている事がどうしても気に入らない様子、それにはバーニーは呆れる感じがする。
「それはそうだろうが仕方ないだろう。あいつは俺達とは違って元軍人でも何でもない、ただの民間人…素人同然の奴だった。それだけだ」
「たくぅ…。こんな事だったらヤンの奴に頼めば良かったぜ」
「仕方ない、あいつはもう消耗品から抜けた身だ」
バーニーがこの場に居ないヤンの事を言う、彼はギャラが合わないとの理由で抜けているのだ。そして今はバーニーの戦友の所、トレンチの所にいる。
「まあ、そこは何とかあいつ等が何とかするしかない。そう祈ろう」
「そうだな「おい、聞いたぞ」ん?スマイリーか」
「どうしたスマイリー」
バーニーとクリスマスが話している所にスマイリーが来て、不機嫌な感じで言う。
「またそいつの事を話しているのかよ。いい加減にしろよ、そいつはもう俺達とは関係が無い奴だ。トールとシーザーを早く戻して仕事に戻るぞ」
「お前が決める事じゃない。それに妙にチャーチが俺達との関係を監視している様な感じもする、何かあると俺は感じるんだ」
「関係ないだろう。もう終わった事だ」
そう言ってスマイリーはその場を離れ、聞いていたクリスマスは呆れる感じになる。
「…全く、浩平を嫌ってる態度があふれてるな」
「ほっとけ。どの道浩平が日本で何をしているかを確かめる、ミカの奴…俺にも連絡してこねぇからな」
「ミカ?ああ~…アンタの古い友人ね。そいつは偽名なんだろう?」
「ああ、…一体日本で何をしてるんだ?」
バーニーはそう言って操縦桿を握り、目的地へと向かうのであった。
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ショッピングモールに到着して、俺達はたきなの下着ついでに服を買う事になった。
俺は外で一応待っているつもりだったが、千束が服ぐらいなら一緒に選んであげようと言ってきて、俺は渋々一緒に選ぶ事にした。
…と言っても選んでいるのは全部千束なんだけどな。
「良い!これも良い!! たきなめっちゃ可愛い!!」
「…どうも」
たきなはそれに少し照れながら、若干気に入っている様だ。まあ普段はこんな着る事なんてないからな、でもたきな…結構似合ってるぜ。
あっ、そうだ…。
「なあ、この際千束も新しい服着てみたらどうだ?」
「え?私?」
「ああ、千束も結構行ける方だからな、スタイルも良いしな。どうだ?たきなと一緒に着て見るってのも」
俺はそう千束に言うと、千束はその場で固まり、そしてみるみる顔が赤くなっていく。
「っ~~~~!! そ!そうだたきな!! 下着を見に行こう!浩平君は何処かで待ってて!!いい!?」
千束はそう言ってたきなを連れて、下着の方に向かっていった。
…あいつ、恥ずかしがったな? 別に恥ずかしがる事ないのに…。
俺はそう思う。
♦♢♦♢
「はぁ…」
「どうしたんですか千束? そんなに慌てて」
千束の様子にたきなは問いかけるも、千束はまだ顔が赤いままで言う。
「べ!別に大したことじゃないよ!(もう~浩平君ったら! 恥ずかしい事を平然と言わないの! こっちが言いずらいじゃない!?)」
「千束?」
それを見たたきなが千束に問いかけ、それに千束は振り払うかのように顔を振って、たきなの方を向く。
「ううん!何でもない!! さあ!たきな、早く下着を見に行こう?」
「浩平さんはこっちにこな「だああ~!!!男が女性の下着類に入れる訳無いでしょう!? さあ!行こう!」
千束はそう言ってたきなを連れて、下着コーナーへと連れて行くのであった。
♦♢♦♢
数分後、千束達を待っている間、俺はスマホで動画を見ていると、千束とたきなが下着コーナーから戻って来て、俺は千束達の方を見る。
「よう、遅かったな。どうした?」
「…何でもないよ」
その事に俺は少し頭を傾げつつ、千束は満足そうな表情で言う。
「まあ~これでもうトランクスとはおさらば、男物のパンツは全部処分するからね」
「はい」
千束は腕を組みながらたきなにそう言って、たきなもそれを静かに承知する。
…千束よ、何故お前がそんな風に自慢そうに言うんだ?
そう俺が思っていると、千束が俺達に言う。
「さてと! 次は千束さんお待ちかねのおやつタイムだ!」
「おやつタイム?」
「目的は完遂しましたよ?」
「完遂って仕事じゃないんだから!今日は付き合ってよ~!」
その様子に俺とたきなは互いに見て、それに頷くのだった。
まあ千束が行きたい場所、俺もちょっと興味があるから行ってみようかな。
そう思う俺だった。
取り合えず、格闘シーンとオリキャラはありと言う事で感じで行きます。
そしてまたアンケートを書いてますので見てください。