【消耗品軍団】に育てられたものは日本に帰って喫茶店に努める。   作:ライダーGX

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第13話

地下鉄のホームで謎の集団と戦った俺はあいつ等が日本の理不尽な扱いで犯罪者に成り下がる他なかった事を知った。だがそれを俺が手を差し伸べるかのように助言をした後、俺はその場を脱出して戻ろうとした時だった。

俺のFCに乗ってやって来た千束達とマギーが迎えに来て、俺はそれに乗ってそのままリコリコに戻る事になった。

 

そしてリコリコに到着して、俺達が降りてきた際に常連客の【北村さん】と【米岡さん】と【後藤さん】が出て来て、俺達の方を見る。

 

「あれ?千束ちゃんたちじゃないか。今来たの?」

 

「もうボドゲー終わっちゃったよ?」

 

「ああ~ゴメンなさ~い! 今日はちょっと色々あっちゃって~♪」

 

「そうなのかい?それじゃあまた来るね」

 

米岡さん達はそう言って帰って行って、俺達はそれに代わって店に入る。それにミカ達が俺達の方を見る。

 

「おお…お帰り千束、たきな、浩平君も…。それに後ろの方は?」

 

「彼女はマギー。CIAだよ…この間話した」

 

「うっそぉ~!?」

 

俺の言葉を聞いて、ミズキは驚き、ミカは目を見開いたまま驚いていた。まさかこんな若い女性がCIAだなんて思わなかったろうな。

だがミカはすぐに気持ちを切り替えて、マギーに問いかける。

 

「ゴホン。それでそのCIAがどうして此処に? 浩平君とは話し合ったのではないのでは?」

 

「今回あの駅の事件を調査しろとのチャーチの命令が来たのよ、それも無茶な命令をね…それをサポートする為に私は来たのだけど。必要なさそうね」

 

「ああ、それと今回ばかり少しばかり考えさせる事もあったしな…」

 

「え?何かあったの?」

 

千束がその事を問いかけて来て、俺は今回の事を話した。俺と年が近い集団が元々テロで家族を亡くした者達で、日本の理不尽によって切り捨てられた者達。その反動で犯罪に手を染める他なかったらしい。

それを聞いた千束は少しばかり暗い表情になる。

 

「…そんな事が、どうして気付いてあげられなかったんだろう」

 

「おい千束、お前…」

 

千束よ、まさかお前自分が先にそのテロに気づいていれば防ぐ事が出来たって思ってないか?申し訳ないがそれは無い…。

 

「千束、残念だけどお前が気付いても手が届かなきゃ意味が無いぞ」

 

「でも!」

 

「千束…浩平君の言う通りだ」

 

「先生も!?」

 

ミカの言葉に千束は驚き、たきなもそれに少々驚きながら見る。

そしてミカはこう語り出す。

 

「どんなに強く手を差し伸べても、見えない所や聞こえない場所までは救う事は出来ない。千束…それはお前自身がよく知っている筈だ」

 

「それは…そうだけど」

 

「だからこそ、今聞こえる者達の為に手を差し伸べる…。それが今の我々リコリコだ、千束…そんなにあせらなくてもいい」

 

ミカの言葉に千束は少しばかり黙り込んだ後、ゆっくりと頷いた。こういう時のミカはやたら説得力あるな。

まあ…こういう感じはバーニーとよく似ているな。流石はバーニーの友人。

 

それを見たマギーは静かに微笑み、俺を見て言う。

 

「それじゃあ私はすぐに引き上げるわ。この後の事について少し調査する必要があるし、チャーチの様子も見ないとね」

 

「チャーチの?どうしてだ」

 

マギーの言葉に俺は少しばかり問う、上司であることに変わりはないが、マギーが気にする事か?

そう俺が思った時、マギーがこう言ったのだ。

 

「実はチャーチの同僚のドラマーに今回の事について少しばかり話したの。そしたらドラマーの表情は少し変わって私の前から去って行ったの、もしかしたらチャーチはちょっとばかり痛い目に遭ってるかも」

 

マジか!!あの野郎が痛い目に遭ってるのか!? ちょっとばかり見たかったぜ!

すると千束が俺の方を見てくる。

 

「ちょいちょいちょい…浩平君? 何か失礼な事考えてない?」

 

「いや、全く。失礼な事は考えてないよ~?」

 

「思いっきり考えてますね…」

 

たきなの言葉に俺は思わず言葉が止まる。うん…思いっきり考えてる、だってあいつが痛い目に遭ってるんだぜ?気になるじゃん!

 

まあそれはいいとして、俺はマギーの方を向いて言う。

 

「マギー、今回はありがとう。必要な時は言うよ」

 

「ええ、それじゃあ」

 

そう言ってマギーは帰っていき、俺はミカ達に一声かけた後、クルミの所に行く。

 

「おいクルミ、これを調べてくれ」

 

「ん?なんだこれは?」

 

「作戦現場にあった銃弾だ、それを調べれば消えた銃の行方に繋がるかも知れない」

 

「成程な。よし分かった、調べて置く」

 

そう言ってクルミは銃弾を調べはじめ、俺は千束とたきなをFCで送り、俺は自宅に戻った後、筋トレと柔軟をする。

 

日課は欠かせないな…。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

翌日、浩平がいつも通りにリコリコで仕事をしていると…。

 

「キャアアアアアアアアアア!!ハレンチイイイイイイイイイイイイ!!!」

 

「ん?何だ?」

 

突然ミズキの凄い声が聞こえて来て、俺は作業を止めてそっちの方を見る、すると千束がミズキにヘッドロックをされている様子が見える。

 

「アンタ!!昨日浩平君の部屋に泊まったな!? 部屋が隣同士だからって調子に乗って!!未だに男が出来ない私へと当てつけか~!!!」

 

「違う違う違う!!! 聞けってミズキ~!!」

 

「何が違うのよ!その履いているパンツが何よりの証拠だあああ!!」

 

ミズキの言葉を聞いた俺はそれに少しばかり呆れる感じになる。どうやら千束の奴、たきなのパンツを履いて気心地を確かめた様だな。全く…そう言うのは家でやってくれよ、こんな所でやったらミズキに見られるのは100%ばれるって。

 

そして今だにミズキにヘッドロックされている千束。

 

「聞けってもう~~~~!! っ!たきな!たきなのだから!!」

 

っと千束がある方に指を指す、それに俺は思わず振り向くと、横に何とたきなが居たのだ。それにミズキが目を光らせ、もの凄い勢いでやって来て、たきなのスカートを上げて見た。

当然俺は顔を横にする。おいおいミズキ…。お前何してる?

 

そしてたきなのあれを見たミズキは言う。

 

「可愛いじゃねぇか」

 

「いやだからそれを昨日買いに行って、え、あ、ちょい何処へ」

 

千束が何処かに行くミズキに言うと、ミズキはホールで大声で叫ぶ。

 

「皆さーん!この店に裏切り者と嘘つき野郎が居ますわよーーー!」

 

「うわあああああ!!!やめろやめろやめろおおおおおお!!!」

 

「はいお披露目~!」

 

千束がミズキを止めようとしたが、逆に掴まってミズキにトランクスを見せびらかせてしまった。ぷはははは!!これは傑作!まじおもろ!!

 

まあこればかりは千束の自業自得としかないな…。そして俺は横にいるたきなを見る、顔を真っ赤にして固まっているたきなは余程恥ずかしかったのかも知れない。

…一応声かけて見るか。

 

「…平気か?」

 

「…は、はい…。…み、見ました…か?」

 

「大丈夫だ。その前に顔を横にして見ない様にしたよ。(本当は見たかったけどな)」

 

俺はそうたきなに言い、千束達の所に行くと。千束はミズキに拘束されながらクルミに扇風機でスカートを煽られていた。

完全にオモチャにされてるな…。

 

「す、すいませーん…。お勘定を…」

 

「あ、はいただいま」

 

俺は帰るお客様の対応をし、レジ打ちをして金を渡し、外に出て見送りをする。

 

「またのご来店を」

 

そう言って頭を下げて、お客はそのまま帰り、俺は店の中に戻ろうとした。

 

するとその時だった。

 

「おうおう。なかなかの恰好だな?」

 

「それが日本の服って奴か?」

 

俺に声を掛けて来た人物、その人物の声は俺の聞き覚えのある声だった。それに俺は思わず笑みを浮かばせて、声を掛けて来た方を見る。

 

「よう。もしかして寂しくなったから俺に会いに来たか? それとも耳のカリフラワーが潰れたのか?」

 

「言っておくが…、俺の耳は潰れはしない」

 

「硬くなるの間違いじゃねえのか?」

 

っとつまらない愚痴を言う俺とその者達、俺は此処にやって来たトール・ロードとヘイル・シーザーにハグをしながら出迎えるのであった。

当然シーザーの言葉にトールが思わず睨んだことは言うまでもない。

 

 

 




ようやくトールとシーザーの合流…、話しはどうなる事やら。
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