【消耗品軍団】に育てられたものは日本に帰って喫茶店に努める。   作:ライダーGX

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第20話

護衛の途中でクルミがある集団を発見したのを聞いた俺達はその話しを聞いて驚く、それは以前斗真達が一緒にいたアポロの夜明けの連中だったんだ。

 

何故そいつ等がこの街中にいるのか分からない。それに戦闘服で街中を動き回るのは目立つだろうに…。

 

しかし奴等が居る以上あいつ等が松下さんの下に向かったら大変だ、早急に対処しないとな…。

取り合えずあいつ等の1人か2人を捉える必要がある。

 

俺達は近くの所に車を止めて、ホルスターバックを持って出る。

 

因みに斗真達もミカからホルスターバックを受け取っている、その方が目立たないからな。

 

「おい、あっちに入ったぞ」

 

信三が指さす方を見ると、アポロの夜明けの連中が雑居ビルの裏口で中へ入っていく様子が見える。

 

俺達はその後を追いかけ、その雑居ビルの裏口に入る。

 

アポロの夜明けの姿は無く、警戒しながら周囲を捜索する。

こんな場所に一体何があるって言うんだ?

 

「おい、例の扉は見つかったか?」

 

「っ!」

 

突如近くで声がして、それに俺達は思わず息を殺しながら聞く。そしてその声がした方に行き、その様子を見ると、アポロの夜明けの数名が居た。

 

「はい、どうやらこの先の突き当りの壁の下にある様です」

 

「よし、そこに向かって降りるぞ」

 

そう言ってアポロの夜明けの連中は無線で仲間を呼ぶ。むっ…不味い、ここは見つかる場所が多い、直ぐに隠れないと。

俺達はそれに頷き、すぐに隠れる。

 

そして残りのアポロの夜明けの連中がやって来て、何とかやり過ごした。

 

アポロの夜明けの連中は廊下の突き当りに行き、そして横の壁を調べると、そこから端末らしきのが現れ、それに端末を入力すると床が開いて、階段が現れたのだ。

 

おいおい…普通の雑居ビルの床にこんな仕掛けがあるなんて。

 

俺達がそれに唖然としていると、アポロの夜明けの連中が下に降りていく。

 

あいつ等が下りて行ったのを見て俺達はその後を着いて行き、その階段を下りていく。

 

その階段は結構長い階段だった、その階段を下りて行き、10階あたりか、ようやく終わりが見えて、廊下の方に出て横を見ると、アポロの夜明けの連中が警備している様子が見えた。

俺はそれを見て、斗真達にサプレッサーを装備させる合図を送り、それに頷きサプレッサーを装備する。

 

準備を終えて、俺達は構える体制を取る。

 

そして俺が前に出て…。

 

「フッ!!!」

 

あいつ等の膝に45口径の弾を撃ちこみ、それに倒れこむアポロの夜明け。

 

「がああああ!!!」

 

「ひ!膝があああ…!!!」

 

俺達は瞬時にあいつ等の顎を蹴り、あいつ等を気絶させた。だが…。

 

「おいどうした!?」

 

「総員警戒!!!調べて来い!!」

 

どうやらさっきので注意をひいてしまったようだ、これはあいつ等を無力化する必要がある様だ。

 

俺は斗真達の方を見て、斗真達も俺を見ながら頷く。

よし…行くぞ!!

 

俺達は一斉に走り出し、あいつ等が居た部屋へと突入していく。

 

突然の事にアポロの夜明けは一瞬止まってしまい、俺は近くの敵に2人の下に走り、相手の首に回し蹴りを放つ。

それに相手はまともに受けてしまい、吹き飛ばされる。

 

斗真もナイフを取り出し、相手を切り付けた後にバックスピンキックを放つ。

相手はそれに飛ばされる。

 

力也はお得意のボクシングで相手の身体を高速ラッシュで追い込み、更にアッパーカットで相手を倒す。

 

熊朗は相撲の張り手の連打で相手を粉砕、そしてプロレス技のパワーボムも繰り出した。

 

最後に信三が拳を使て、相手を殴り、迫ってくる相手を背負い投げで床へと叩きつける。

それにより全員が倒され、俺達は辺りを警戒する。

 

…よし、もういないな?

 

「おい浩平」

 

斗真が俺に声を掛けて来て、それにより俺は斗真の方を見る。

 

斗真はある箱を見ていて、俺はその場所に行くと、それは武器庫の箱だった。おいおい…あいつ等こんな所に武器を隠しているのかよ?

いや、そう言えばあいつ等もこの場所を探していた…それは一体どう言う事だ?

 

俺は近くに倒れている1人の奴を起こして、胸ぐらを掴んで問う。

 

「おい、あの中に入っているのは何だ?」

 

「ぐぅ…」

 

「答えろ!」

 

「…お、俺達も分からない。ボスがそれを手に入れろとの指示で…」

 

そう答える奴、チッ…どうやらこいつは命令に従っているだけに過ぎないようだな。

俺は奴を離して、一度無線でクルミに連絡する。

 

「クルミ、奴等を無力化したからミカにクリーナーを手配する様頼んでくれ。俺達は奴等が見つけた武器を見てみる」

 

『分かった、それにしてもまた武器か?いい加減こりないな…』

 

「それには同感だ」

 

っと斗真もそれに頷きながら言い、俺は箱を開ける。

 

中に入っていたのは【デザートイーグル 50口径】と【H&K HK416】に【AA-12】だった。

これ等をあいつ等は手に入れようとしたのか…?

 

全く懲りない奴等…。

 

すると俺の目にあるものが映った。

 

それは1丁の古いリボルバー…【シングル・アクション・アーミー】だった。

 

しかもご丁寧にカスタムパーツもある。それを見た俺は一瞬笑みが浮かぶ。

これ…俺が貰おっと。

 

そう言ってそのSAAを取り、カスタムパーツも箱に詰めて、俺が持つ。それを見た斗真が言う。

 

「おいおい、お前が使うのか?」

 

「悪いか? 1丁ぐらい貰っても構わないだろう」

 

そう言って俺達はその場を後にし、クリーナーに伝える事にした。

 

そして俺はクルミに通信で状況を問う。

 

「クルミ、今の状況どうなってるんだ?」

 

『今たきながサイレントにまかれてしまった、一輝が辿り着く前にミズキの方がやられてしまって、今は一輝と一緒に向かっている。千束の所にサイレントが行くぞ』

 

その報告を聞いた俺は思わず舌打ちをする。

 

サイレント・ジン…思ってた以上に行動が早い!

 

「依頼人が危ない!行くぞ!」

 

俺の言葉に斗真達は頷き、FCとランドクルーザーの所に行って、千束の場所へと行く。

 

 

 

間に合うと良いが…。

 

 

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