【消耗品軍団】に育てられたものは日本に帰って喫茶店に努める。   作:ライダーGX

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短めです。戦闘シーンは相変わらずの物です。


第4話

とある港の建物、その建物の中に密輸された銃があるとの事、そこに俺達が到着して、車から降りる。

 

車の方はミズキが運転して、俺達はそれに便乗させてもらう事にしたのだ。

 

そしてインカムで通信状態を確認する。

 

「こちら浩平、聞こえるか?」

 

『ああ、感度は良好、十分聞こえるぞ。目的地には付いたな、じゃあ再確認だ』

 

俺はインカムでクルミと通信をし、目の前の港を見る。

 

『DAからの情報では密輸された銃がそこにあるとの情報で、それを確保するとの事だ、だがお前はDAに見つかると厄介だ。とにかくDAの監視を避ける方法を探る、気を付けて入れよ』

 

「了解だ」

 

「クルミ、DAのリコリスは来てる?」

 

千束が万が一の事を考え、クルミにDAのリコリスの警戒しながら問う。

 

『いや、今の所リコリスは来ていないな。だがDAの事だ、ボクたちの動きを探るに違いない』

 

「常時状況報告してくれクルミ、もしかしたらCIAの連中も見ている可能性もある」

 

『なるほどな、了解だ、常に見ておく』

 

クルミとの連絡を終えて、俺は千束達の方を向く、千束とたきなの赤と蒼の制服、一般の奴等から見たら普通の女子高生の制服だ。まさかこんなJKが殺し屋とは思わないだろう。

そして俺は茶色の服装を着て、ブーツを履きながらホルスターバックのUSPを取って弾の確認をする。

 

弾は数は問題ない、もし無くなったら敵のを奪えばいい。そう思った俺はUSPにサプレッサーを装着して、千束とたきなも銃を持つ。

 

「それじゃあ、ミッションスタート♪」

 

「後方はたきなだ。先頭は俺、千束は中心だ」

 

俺の言葉に千束は思わず振り向く。

 

「え?駄目だよ! いきなり浩平君に任せるなんて…」

 

「平気だ、狙撃なら俺はたきなよりは上だ。昨日の射撃の腕前見たろう?」

 

「それはそうだけど…」

 

「でもいきなりあなたに任せるのも、ちょっと気が引けます」

 

たきながそう言うのも無理はない。何より俺の実力をまだ完全には知らないからだ、だからこそ俺の実力を2人に見せる必要がある。

危険だけども俺はあえて言うんだ。

 

「千束、たきな。信じてくれ、俺が俺を示す為に…」

 

「…ああ~!! 分かったよ!でも危険と判断したら私が止めるからね!」

 

「それでいい」

 

千束は納得してないようだが、それでも証明する為ならそれでいい。

 

そして俺達は慎重に進みながら中に入り、中では今まさに密輸された銃が置かれていて、そこに男達が数名いた。

 

「おい見ろよこれ。ベレッタがこんなにあるぞ!」

 

「しかもG3もあるぜ、これ程の銃は滅多にないぞ!」

 

ご丁寧に銃を見せびらかしてる様だ、銃を見ると【ベレッタ M92F】【H&K G36C】と【H&K G36K】【H&K G3A3】が大量にある。それだけの銃を一体何処で手に入れたんだ…?

 

「あれか…」

 

「よーし…それじゃあ「お前達動くな!」えっ!?ちょっと!」

 

千束が何か言おうとしたが、俺はすぐに動いてUSPを構える。それにより男達は驚いて銃を構える。

 

「な!何だお前!!?」

 

「一体何処から来た!!?」

 

「今すぐ銃を捨ててこっちに渡せ!!」

 

俺は奴等に銃を捨てて、武器の引き渡しを要求する。だがあいつ等は血が頭に上っているのか、逆に怒りが込み上がりながら言う。

 

「うるせぇ!!こいつは俺等のだ!!!」

 

「そっちもさっさと銃を捨てろ!!!」

 

チッ、こう言う場面は正直好きじゃない。そう思いながら俺は奴等に最後通告をする。

 

「黙って捨てて寄こせ!! ラストチャンスだ!」

 

「何がラストチャンスだ!! 殺せ!!!」

 

男達は俺に向けて銃を乱射し始めた。それを見た千束とたきなが思わず叫ぼうとした時、俺はその弾を目で追いかけ、そして僅かな動きで躱す。

それと同時にUSPを構え、素早い連射で相手の手足を撃つ。

 

 

バババババババン!!!!

 

 

45口径の弾が相手の手足に当たり、それにより男達は倒れる。

 

「ぐあああああああああ!!」

 

「いっでえええええええええ!!!!」

 

「手が!手がああああああああ!!!!」

 

「足を撃たれたああああああああああ!!」

 

男達は倒れながら手足を抑えながら叫び、俺は弾切れになったUSPのマガジンを交換する。

 

それを見た千束とたきなは思わず目を見開いた。

 

「今…躱した?」

 

「ええ、今の…千束と同じです…」

 

「ん? ああ~…さっきのは弾を追いかけた時の応用さ、射撃場で撃った際に的に当たる弾を追いかけ、それを逆の応用でしたのさ」

 

「い!いやいやいやいや!! それすっごくヤバいよそれ! 私と同じ事をするんだから!!?」

 

ん?千束も弾を避ける事が出来るのか? それは凄いな…これ出来るの俺だけだと思っていなのに、世の中広いな…。

 

すると背後に残っていた男が俺に向けて銃を撃っていた。それに気づいた俺はそれを難なく躱し、俺が撃とうしたが、それをたきなが銃で撃って、肩に直撃させる。

 

「ぐあああああああ!!」

 

「残っていましたね」

 

「…その様だな」

 

チッ…残っていた奴が居るとは…、俺もまだまだだな。まあバーニー達は協力し合いながらカバーリングしているから、当然だろうな。

 

そして俺達は武器を回収し、その場を離れる事にした。

 

 

 

───────────────────────────────────────────

 

 

 

リコリコへと戻って来た俺達、今回回収した銃をミカに見せると、ミカはそれを見て少し眉間を寄せていた。

 

それを見た俺と千束が言う。

 

「どうした?」

 

「先生、眉間を寄せてどうしたの?」

 

「…この銃、我々が探している銃とはまた別物だ。1000丁の銃の一部じゃない…」

 

「そうなんですか!?」

 

その事を聞いてたきなは驚きを隠せないでいた。1000丁の銃の一部じゃない…偽情報を掴まされたか? いや…クルミの情報に間違いはない筈、俺は思わずクルミの方を見ると、クルミは少しだけ困った様子で言う。

 

「おいおい、ボクを疑うなよ。ボクはちゃんと調べたんだ、恐らく別の銃だったんだろう」

 

「…まあクルミを責めても仕方ないか。だが銃を回収したんだ、これをDAに渡すのか?」

 

「いや、DAに渡したとしても間違いである事を責めるだろう。これは地下の保管室に置いておく、もし使う必要がある時は、浩平君…その時は君に任せる」

 

ミカの言葉に俺は少しばかり耳を疑った、おいおい…俺に任せるってのは場違いじゃないか…? まあ確かにこれを連中に使わせるのは勿体ないな。

この銃をどう使うか俺が見極めるか…。

 

「ええ~…お店の地下にこれを置いておくの? もう~…」

 

「仕方ありませんよ千束…」

 

っと千束はその事に愚痴っていた事に、言うまでもなかったな。

 

 

 

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