どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ   作:マリーを妹にし隊

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なんで指輪なんか引き当てたんすかねえ?


カルデア⑧

次に魔力を流して出てきたのは…これまた人には見せられないやつっすね。

 

「これは…?」

 

「…青の指輪っす。一応色んな場所を回ってきたもんですから、色々と渡されることが多くて。これはテイムする時に使うタイプの指輪らしい…っす。詳しいことは譲り受けたものなんで知らないんすけど」

 

これについては説明だけで大丈夫でしょう。そんな疑われるようなものでもありませんし。

 

「…そういえば、お兄ちゃんの指輪と変えるの?」

 

「まあ、折角だし付け替えますよ」

 

「じゃあ、私に付け替えた指輪貰えない…かな?」

 

別にマリーに渡す分には構わないんすけど…それだとケルが怒りそうなんすよね。

 

「もう一つ指輪が引けたら、っすね」

 

「ってことは…」

 

マリーはちらっとケルを見ます。まあ、そりゃそう考えるのが自然ですしね。気づかれなかったらマリーに後で渡すだけでいいんすけど…

 

「ん?ケルもお兄ちゃんからもらえるの?やったやった!」

 

…はぁ。これで失敗できなくなっちゃったじゃないですか。

 

「…そういうことなら祈ってみますか」

 

出てきたのは…

 

 

 

 

 

 

 

 

…指輪。

 

「…よく引けるね、天海くん。そんな都合のいいことっておこらないと思ってたけど」

 

「まあ、妹に恥ずかしい姿は見せられないっすから。にしても…よくこんなもん引きましたね」

 

俺が引いたのは通称『祈りの指輪』。貰った人曰く、根源に限りなく近い場所に接続され、無限大の魔力を引き出せるとのことでした。…そう考えると、この召喚ってイカれてるんすね。

 

「それじゃ、指輪を渡しますよ」

 

一応すぐに付け替えて渡した方がいいと思い、すぐにマリーとケルに渡そうとしますが…

 

「やーだ!お兄ちゃん、つけてつけて!」

「そうね…私もお願いしていいかしら、お兄ちゃん?」

 

なんでここまで俺に指輪を付けさせたいんでしょうかねえ。拒む理由もないっすし妹とのコミュニュケーションがとれるから寧ろありがたいんすけど。

 

「はい、じゃあつけるんで指動かさないでください。変に動くと怪我しちゃいますから」

 

とりあえず怪我させないように頑張らないとっすね。

 

「あ、あの…お兄ちゃん…お願い……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の…薬指に、つけて…?

 

上目使いの、しかもほんのり上気した肌での言葉。…普通に、色々と不味いことをマリーは自覚してもらいたいっすね。

とはいえお兄ちゃんたる俺は動揺せず、慎重に薬指に入れました。

 

「…はい、終わりましたよ」

 

停止したマリーを置いて、俺はケルの方に向き直りました。

 

「お兄ちゃん、ケルにも同じことして…?」

「…もちろんっすよ」

 

とはいえ、なんかこのままやるのもちょっとどうかと思いますし。

う〜ん…どうしましょうかねえ。

召喚したのは

  • セイバー(円卓関連)
  • アサシン(v3)
  • その他(感想で教えてほしいっす)
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