どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
次に魔力を流して出てきたのは…これまた人には見せられないやつっすね。
「これは…?」
「…青の指輪っす。一応色んな場所を回ってきたもんですから、色々と渡されることが多くて。これはテイムする時に使うタイプの指輪らしい…っす。詳しいことは譲り受けたものなんで知らないんすけど」
これについては説明だけで大丈夫でしょう。そんな疑われるようなものでもありませんし。
「…そういえば、お兄ちゃんの指輪と変えるの?」
「まあ、折角だし付け替えますよ」
「じゃあ、私に付け替えた指輪貰えない…かな?」
別にマリーに渡す分には構わないんすけど…それだとケルが怒りそうなんすよね。
「もう一つ指輪が引けたら、っすね」
「ってことは…」
マリーはちらっとケルを見ます。まあ、そりゃそう考えるのが自然ですしね。気づかれなかったらマリーに後で渡すだけでいいんすけど…
「ん?ケルもお兄ちゃんからもらえるの?やったやった!」
…はぁ。これで失敗できなくなっちゃったじゃないですか。
「…そういうことなら祈ってみますか」
出てきたのは…
…指輪。
「…よく引けるね、天海くん。そんな都合のいいことっておこらないと思ってたけど」
「まあ、妹に恥ずかしい姿は見せられないっすから。にしても…よくこんなもん引きましたね」
俺が引いたのは通称『祈りの指輪』。貰った人曰く、根源に限りなく近い場所に接続され、無限大の魔力を引き出せるとのことでした。…そう考えると、この召喚ってイカれてるんすね。
「それじゃ、指輪を渡しますよ」
一応すぐに付け替えて渡した方がいいと思い、すぐにマリーとケルに渡そうとしますが…
「やーだ!お兄ちゃん、つけてつけて!」
「そうね…私もお願いしていいかしら、お兄ちゃん?」
なんでここまで俺に指輪を付けさせたいんでしょうかねえ。拒む理由もないっすし妹とのコミュニュケーションがとれるから寧ろありがたいんすけど。
「はい、じゃあつけるんで指動かさないでください。変に動くと怪我しちゃいますから」
とりあえず怪我させないように頑張らないとっすね。
「あ、あの…お兄ちゃん…お願い……
私の…薬指に、つけて…?」
上目使いの、しかもほんのり上気した肌での言葉。…普通に、色々と不味いことをマリーは自覚してもらいたいっすね。
とはいえお兄ちゃんたる俺は動揺せず、慎重に薬指に入れました。
「…はい、終わりましたよ」
停止したマリーを置いて、俺はケルの方に向き直りました。
「お兄ちゃん、ケルにも同じことして…?」
「…もちろんっすよ」
とはいえ、なんかこのままやるのもちょっとどうかと思いますし。
う〜ん…どうしましょうかねえ。
召喚したのは
-
セイバー(円卓関連)
-
アサシン(v3)
-
その他(感想で教えてほしいっす)