どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
…本当にどうしたものなんすかね?
「はぁ…マスター、ここは少し戦略的撤退をおすすめするが」
「じゃあお願いします。一回エミヤさんの能力を見てみたいですからね」
アーサーさんとケルは前回の冬木の時点でわかってますし、ランサーのクーさんはキャスターの時よりも強そうですから。
となると、エミヤさんの2人だけ力がわからないんすよねえ。エミヤ、って言っても衛宮さん*1と関係ある訳じゃないでしょうし。
「…了解」
さらっと担ぎ上げることができるのは凄いっすね。
そのままさらっと扉を開けて、エミヤさんは走り出しました。
「…ここまで来れば大丈夫だろう」
「ありがとうっす。にしても、サーヴァントの力って大体これくらいなんですか?」
「…いや、違うな。私の出力は大分低いから…そうだな、倍位は持っていると考えておいたほうがいい」
ふむふむ、それならまず逃げることは不可能そうっすね。強いてできるとしてもすり抜けることぐらいっすかね?
「あと、それと…」
「…どうした、マスター?」
「クーさんと仲悪いんすかね?」
「…なんでわかられるんだか」
「ため息ついてますけど…召喚された時の反応が若干クーさんに驚かれてたようなので」
「どうやらマスターは観察が上手なようだな」
フッと笑ってますけど少し殺気を放ち始めました。
「ああいや、そういう訳じゃないんすよ?単にエミヤさんが最初どうするのかわからなかったのでそう見えたんすよ。ほら、あの中だと唯一凶器を持っていましたからね」
「…まあ、そういうことにしておこう。私だってマスターを信じる方が楽だ」
すると殺気が抑えられます。
「…そうだな、折角だから今の現状を教えてほしい。聖杯戦争として呼び出された、という訳ではあるまい?」
そのまま2人で沈黙していると、エミヤさんから話題を提供してくれました。やっぱりこの人、優しい人っすね。
常識的ともいえますが。
「そうっすね、いわゆる正義のヒーローとして歴史の特異点を解決?」
とりあえず結構はしょって伝えることにしました。本当はもう少し詳しく伝えないといけないんでしょうけど、前提があった方が理解しやすくなりますから。
「…ふむ、正義の味方?特異点の解決?…この世界はライトノベルにでもなったのかい?」
「よくライトノベルなんか知ってるっすね」
「そうか?…まあ、それよりも詳しい話を聞かせてもらおうじゃないか。その前に…」
ちらりとキッチンの方を見るエミヤさん。ウズウズしてるのでなにかやりたそうです。
「手伝いますよ」
「いや、待っててくれ。客人がやってくるだろうしね」
エミヤさんの言い切りと同時に、誰かやってきました。
誤字報告ありがとうございます。
召喚したのは
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セイバー(円卓関連)
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アサシン(v3)
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その他(感想で教えてほしいっす)