どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ   作:マリーを妹にし隊

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妹に頼られるとなんでもできる気がするのは俺だけっすかね?


特異点F・炎上都市冬木③

「これ…ただの石じゃない。それがどうしたっていうの?」

 

疑問に思われるのも仕方のないかもしれないものっすからねぇ…マリーにちゃんと伝わるようにしっかり説明しましょう。その前に、ちょっと別のところに場所を移しますかね。

 

「すいません、ちょっと兄妹水入らずで過ごしたいので移動します。…それに、ちょっと気になるものもあるんっすよね」

 

そう言って少しだけ…まあ、骸骨とかが来にくい地形に移動しました。

 

「これ、ギリシャのパルテノン神殿の石っす。曰く付き…つまり神話とかそういうものに関係が多いのがいいんすよね?だったらこちらの方がいいんじゃないって思ったすけど…」

 

少しまくしたてすぎましたかね。それとも、駄目だったんすかね?

 

「お兄ちゃん、ありがとう!これなら充分よ!」

 

マリーが抱きついて来ました。震えている…やっぱり怖かったんすね。やっぱり、ここはお兄ちゃんとしてマリーをなぐさめるしかないっすね。

 

「よかったっす、マリーの役に立てて。…マリー、無茶しなくていいっすからね?」

 

抱きしめてこっそりと囁く。無茶している時は無理にでもこうした方がいいっすからね。…また、失敗はしたくないんで。

 

「!…余計な御世話よ…でも、ありがとう……」

 

ポロッと泣き始めたマリー。こっちに来そうにしているマシュさん達に指を立てて止めるジェスチャーをしておく。流石に所長って呼ばれてるマリーがこんなとこ見られたら恥ずかしくなると思いますし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ありがとう、お兄ちゃん」

 

そんなこんなで10分経ち、やっと泣き止んだマリーがぎゅっと抱きしめてこっちに身を寄せてくる。

 

「別に構わないっす、これぐらいお兄ちゃんとして当然ですからね」

 

胸を張って言えることではないんすけどね。…俺は、お兄ちゃん失格ですから。ついでに、悩みも今のうちに聞いておきますか。

 

「そういえば、悩みとか変わったことはありましたか?マリーが相談できる範囲で大丈夫っすけど…」

 

そう聞くとマリーは少し周りを見てそっと相談してきました。

 

「実は…私、レイシフトの適性がなかったのよ。だから…こうやってお兄ちゃん達やマシュみたいにレイシフトで来れてることがおかしいのよね…」

 

思っている以上に大変そうなことがきましたっすね。基本、こういう時にはろくでもないっていうのはわかっています。

 

「そうっすね…もしかしたら適性を持つ者に共通する特徴を調べてみればわかるかも知れないっす。あくまで俺だけを対象にしますと…」

 

俺はお兄ちゃんとして妹達を全力で探してもいいと思っている。マリー以外も、しっかり見つけないと…

おっと、思考がズレましたね。となると、考えられるのは…

 

立花ちゃんは?

  • 妹にする
  • 妹にしない
  • そもそも男
  • 姉にする
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