どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ   作:マリーを妹にし隊

33 / 74
北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナム①

弱い奴は死ぬ。狼を混ぜたとしたら狼が勝つ。至極当然の摂理として。

だが、そこに餓狼がいたら?

騎士足り得る幻想の存在がいたら?

もしそんなことがあったとしたら、それは─

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

─きっと、素敵な悪夢になるだろう。

 

 

 

 

 


 

「…っと。大分安定した足場でしたね」

「大丈夫かい…と言いたいところだったのだがね。君にはどうやら地形を使うことに慣れているらしい」

 

「そこまでなんすけどねぇ…」

 

とりあえず、結構近くから戦争の音が聞こえますね。ここから大体…まあ、50メートルちょっとっすかね?

一応危険なので近づきつつ後ろから確認します。

 

「槍、か。よく使えるものだな」

「一体多数なら尚更きついんですけどねえ」

 

見つけたのは防戦中の一人とそれを囲んで戦う小隊。

周りを見ながら戦ってますけど、よく一人で戦えてますね。普通なら死んでると思いますし。

 

「野良のサーヴァントの可能性が高そうだな。マスター、どうする?助けるか?」

 

多分、助けるのはサーヴァントの方でしょう。どうみても理性のない小隊に手助けはしたくないっすから。

 

「…助けましょう。幸いこちらには奇襲が出来ます」

「私は突っ込んだ方がいいだろうか?」

「もうそこらへんは任せます。俺は相手方にどうするか聞いておくんで」

 

グングニルの槍を後ろから臨戦の構えに持ち直します。本来ならしっかり動きを確認しておかなきゃいけないんすけど…余裕はなさそうですね。

 

間髪入れずにつっこみ、一人を突き殺します。すぐに死体から槍を引き抜いて臨戦に戻ります。

 

「ん?…救援か。しかし逃げなければ駄目じゃ…っ!」

 

刹那、持ってた槍を取られて周囲の小隊が片付けられました。その槍さばきには、見覚えしかなくて。

マリー達と同じぐらい懐かしくて。

 

「…おいこら、てめえか。久しぶりに会うじゃねーか」

「…久しぶりどころじゃないっすよ。ねぼすけさんっすねえ」

 

この変な会話も久しぶりっす。

多分、俺とこいつだと間隔が違うんでしょうけど。

 

「で、どんな用だ?前回みたいな依頼は断るぜ?自分の命が大切だからな」

「あんたが勝手に死んだだけじゃないっすか。あんなん槍で腹縫い留めときゃよかったんすから」

「お?やんのか?」

 

槍を突きつけられながら意外と会話は成立するもんなんすね。

からからと笑って槍を返してきました。こういうところはしっかりしてるんすよね。

 

「…やめだやめ!私に対してこのあたりの話題禁止な!そこの兄貴も攻撃はやめてくれよ?」

 

もともと攻撃の機会がなくなったエミヤさんは、呆けていました。中々しなさそうな顔っすね。

 

「…君は、誰だい?」

 

「サーヴァントの兄貴ともあろうものが気づかないとは残念だな!…あんたよか普通の死に方をしたからかね?だからなんか他人事には思えんのよ!

 

 

名乗り忘れて申し訳ねえ。…サーヴァント、ランサー。真名はエミヤ。そこにいる蘭太郎のあー…悪友、か?

ともかくよろしくな、エミヤの兄貴!」




エミヤ参戦させたかった感はある。正直槍についても詳しくしらないままやってる感はある。
…誰がリストラされたんでしょうね?

『第三の選択肢、ど〜れだ?』

52とv3、救われないとしたら?

  • 52
  • v3
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。