どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ 作:マリーを妹にし隊
ランサーの方のエミヤ…まあ、衛宮さんは普通に迷い込んだサーヴァントとの一派とのこと。
「私だって蘭太郎と遭遇するとは思ってなかったんだよ!そもそもサーヴァントだって理解したのもそちらから聞かされたお陰だしさ〜…私だって一応サーヴァント新米になるからよ、知らない奴から殴られかけてビビったんだぜ?」
「要領よくまとめろ、簡潔にな」
俺がそう吐き捨てるとケッと嫌そうな顔をしてから真面目な顔で報告してきました。
「よくわかんねー奴に殺されかけたから逃げてきた。その後に
「う〜ん…異常だな、マスター。そいつと会うことの方が良いと思うが」
「でしょうね。正直俺を知っているの程度によりますが…」
仮に俺を知ってる程度によっては信用してもいいですからね。狂信的なファンなんて…いないと思いますし。
「なんつーんだろ…まあ、お前に甘えたいとか言ってたし妹とかそこらだろうな。まぁ、藤丸とか俺がみた奴じゃあない」
「そうっすか…じゃあまずは会うことを目的に行動しましょうか。その人って何か言ってましたか?」
肩をすくめてやれやれと言わんばかりの表情のエミヤさん。
「マスター…多分そいつは危険だ。私が思うに君が誰かと接触しようとすると碌でもないことが起きる。…聞いておくがそいつは女性か?」
「う〜ん…男性だったぞ?そいつ、剣フルで浮かして殴ってんだぜ?」
「…ならまあ、いいのか?それは…」
「最終決定権はマスターだろ?私等はただのサポーターだ。そんなに口出しするもんじゃねぇよ」
「…よくこんな喋るようになりましたね」
なまじ衛宮さんはほぼ喋らないで無口のままやったり皮肉しか言えなかったりしたので…ここまでなるとは予想外でした。
「ちげぇよ…お前そもそもあそこでまともに生活が成り立つなんて思ってなかったからよ…ほれ、生き残り重視で私と喋る奴を印象付けさせたかった。ほら、殺されたらすぐわかるしこっちに行動しかけてきたら後の先をとりやすいだろ?」
なるほど、結構よく考えてたんですね。
「その割には結構俺の部屋の前来てましたけど」
「そりゃ、まぁな。なんつーかお前が人殺そうとするビジョンは無いし、会う時毎回部屋の中に天海から誘われた時の紙置いてたし」
「そのせいで…っと!こっちは話しちゃいけないっすからね。とりあえず…会う方向でいきましょうか。なんか言ってましたか?」
「…あの辺りで蹴散らしてくるとかなんとか言ってた」
「じゃあそっちに行きましょうか」
行動の指針も決まりましたしね。
こうして俺達は、西の方に向かいました。
52とv3、救われないとしたら?
-
52
-
v3