どいてくれませんかね…?俺、お兄ちゃんなんですよ   作:マリーを妹にし隊

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この章、何話で終わるんすかねえ。


北米神話大戦イ・プルーリバス・ウナム⑤

さて、キャロさんの案内で連れてこられたのは無人の町。

 

「正確に言うならレジスタンスのサーヴァントが集まってきていますけどね。ここなら魔力も豊富ですし、中継点としては申し分ないでしょう」

「…よくそんなのわかるんだな」

「いえいえ、マスターが来られた以上レイシフトしてきたことは確定でしたから。それなら必要なことをやっておくのがサーヴァントのたしなみでしょう?」

 

にっこり笑っているようですけど、そもそもキャロさんが危険なんですよね。

キャロライン・ペンドラゴンなんて聞いたことない人名ですし、アルトリアさんのようにアーサー王伝説に出てきたとしたらモードレッドさん以外に同じ姓の人はいないんですけど…それにしてはアーサー王に協力的ですしね。しかもエクスカリバーを持つって…怪しいんすよね。

とはいえ、表面的に見ればこっちに利があるので今のところ無視っすかね。本当に単なるサーヴァントのことだと思いたいですし。

 

「ありがとうございます、キャロさん。一応レジスタンスの皆さんはこちらを助けてくれる…そう判断しても構いませんかね?」

「ええ、そうですわね。もし仲違いを起こしたとしても最低限顔合わせの場所で襲わないように言ってありますわ」

 

「うわっ、有能かよ…」

「本来ならばサキミヤ様もこちらに入っていただきたかったので勧誘をしに走っていたのですが…まさかマスターと遭遇するとは予想外でしたが」

「そこいらについては私に言われても知らねえよ。偶然そうなっただけだっての」

 

「そりゃまあ武器まで捨てて逃げてましたからね。それにしても、よくあんな危険な策を実行しましたね…」

「だって蘭太郎完全にサーヴァントみたいな魔力してんだよ!あんなんで人間だとしても違和感しかないじゃんか!」

「…何を言っているんでしょうか」

 

「はぁ…マスター、君のその指輪か何かの装飾品から溢れる魔力がやばいんだ。端的に言うなら全体を魔力で包む状態が起こっている」

「…多分それ、デフォルトの奴です。昔そういう経験をして以降循環してるんすよ」

 

今思えば懐かしいっすね。あの時もこういう砂漠で練習しましたっけ。

 

「本当にどんな経験してたんだよ…つーかそれ、高校の時はやってないよな?」

「………」

「うわっ、まじかよ…もしかして私、守り損…?」

 

わざとらしく聞こえる声量でフードの奥から漏れた声。…こういうところをみると、本当変わってないんすよね。

 

「お二人共、旧交を温めるのも構わないが後にしてくださいまし。皆様が揃われましたよ」

 

…もう集まったんですね。とんでもなく速いことで。

52とv3、救われないとしたら?

  • 52
  • v3
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